みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
144.《ネタバレ》 観る前からすごく期待していた映画だったが色々な意味で裏切られた。単なるスポ魂映画ではなかったという事。ラスト30分は観ているのが辛かった。つまらないというのではなく急にストーリー展開が重くなってしまったから。そして観ている方も考えさせられる。マギーの肉親である家族らはゴクツブシだし、アクシンデント後のマギーにとってどの手段が一番最善だったのか?そしてイーストウッドことフランキーの苦渋の選択。あー難しい!少なからずハッピーエンドではないにしろ、バッドエンド…なのかなぁ…?それは観る側である貴方の受け取り方に任せます的なメッセージが伝わってきた。非常に点数のつけ方が難しい作品。そしてもう一度じっくり観てみようかなと思わせられた。そういう意味では不思議な魅力を持った映画。また、観た回数によって評価点が変わるかもしれない。 【湘爆特攻隊長】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-02-09 22:51:41) 143.《ネタバレ》 イーストウッドを前作「ミスティック・リバー」で見限ったので、もう見ることはないだろうと思ってた映画だったけど、予想外にヨカッタ☆最後、結局ジムとかマギーの後始末とか押し付けて消えてしまって、ちょっとズルイ。イーストウッドの映画はいつも画面が暗いよぉ。敢てそうしてるんだろうけど、見づらいのは確かです。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-07 09:41:40) 142.静かな演出ながら、貧困、成功と挫折、そして死・・・と盛りだくさんの内容。個人的には、ジェットコースター・ムービー的な波乱万丈の人生を、しぶ~いモーガン・フリーマンのなぜかやたら饒舌なナレーションとともに描いた「高級な再現ドラマ」という感じで、ちょっと感情移入し損なっちゃったかな。ただ、ボクシングジムを舞台に描かれる吹き溜まりのような世界と、本当にろくでもないマギーの家族を通した「ホワイトトラッシュ」の描写は見事だった。類型的だけど、イーストウッドは、こういうの描かせたらうまいなあ。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-07 09:21:38) 141.《ネタバレ》 ボクシングの部分をもっと短くして、イーストウッドが葛藤する部分を長くした方が良かったような気がする。見終わった後になんの印象も残らなかった。 【ucs】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-02 21:28:52) 140.《ネタバレ》 10分で語りつくせる映画。貧しいウェイトレスがボクサーとして老トレーナーに師事し、名声を得ていくが試合中の事故で首から下が動かなくなってしまう。「もうやりたいことはやった。安楽死させてくれ。」と言われ、老トレーナーがそれを実行しておしまい。わざわざ映画にして2時間以上かけて伝える話か?●実の娘が怪我をしているのにディズニーランドへ遊びに行ってからお見舞いに来る家族なんてほんとにいるのだろうか?●反則ありのダーティファイターを戦うのであれば一瞬の警戒も怠らないようにするべきだと思う。トレーナーもトロくさく椅子をリング内においてボーっとしていたのだから自業自得だと思う。●ボクシング漫画のはじめの一歩ではダーティファイターとの試合で相手が足をかけようとした瞬間に、一歩が難なくかわし、「な、なんという集中力!!」と周囲が驚くシーンがある。この映画ではダーティファイターとの試合なのにあまりにのほほんとしすぎ。●徹底的に備えて試合には勝ったのに、交通事故で怪我をしたとかいう話だったらよかったと思う。そのほうが、緻密に努力を積み重ねたのに、一瞬でその人の人生をぶち壊してしまう世の理不尽を表現できたと思う。●「自殺なんかしたらかわいそう」「なにが?」「命がさ。」自殺をしたら命がかわいそうという会話です。●「怪我をする前は1万もできる事があったのに、今はそれが9千になってしまった。失った1千のことにこだわるより残りの9千に目を向けよう」大怪我をしても前向きに生きようとしている人の言葉です。●この映画の最大の欠点だが、どんな状況でも死ぬという選択は間違っていると思う。私の想像を超えた過酷な状況があり、そのときマギーと同様に「死にたい」と考えるかもしれない。でも今は死ぬことを選択したこの映画は全く評価する気がしない。●唯一、過酷な女子ボクシングの世界で成功をめざすマギーの境遇は心にしみるものがあった。なので2点!! 【承太郎】さん [DVD(字幕)] 2点(2006-01-24 23:50:27) 139.《ネタバレ》 なるほど、尊厳死ですか。 まさに「アカデミー賞」向けの映画ですねぇ。 「死んじゃダメ」「殺しちゃダメ」なんて、そんな軽々し過ぎる言葉、言えるわけがない。 そんなんじゃクリント=イーストウッドがわざわざ映画にしたりしないよね。 俺自身、「死ぬのは逃げ」だとは常々思っているけど、でも、人なんて、その状況に置かれないと分からないよ。 例えば、「全身麻痺」で、「自分の身体が少しずつ壊死して切り取られていくだけの状況」で、「誰からも惜しまれることもなく」。。。そして、「自分がそれまでの人生に満足している」のだとしたら。 本人に「生死の選択を与える」ことは許されてもいいんじゃないかと。 そういう問題提起なわけだ。 鴎外の「高瀬舟」を思いながら観ていた。 ずしんときました。 【とっすぃ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-22 17:24:25) 138.あのラストはちょっとずるい気がしますね、良い点数つけるしかないみたいな。 とりあえずテンションは下がります。 【名探偵コナン・ザ・グレート】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-20 19:08:41) 137.《ネタバレ》 観ててかなりつらい・・・。特にフランキーとマギーの会話がかなりつらかった。最後やっぱりああするしかなかったんだな・・・。 【BEAT】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-01-20 18:17:04) 136.《ネタバレ》 最後に殺しちゃいかんでしょ。殺しちゃ。ハッピーエンドで終わってくれないと。で、この点数。 【ビアンキ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-01-15 17:33:37) 135.《ネタバレ》 まずみなさん高得点なのがビックリです。 これは改めて言う事も有りませんが聖書の啓示などから物語を組み立てています。 ただ私はそれで作品の良し悪しを言う訳では有りません。 まずこの作品について最大の疑問はチャンピオンが倒れてレフリーがストッピングサイン つまりロープダウンしたチャンピオンに向かい両腕を大きく振って TKO(テクニカルノックアウト)を示してる。 つまりタイトル戦はマギーが勝ったはずです。それでこの試合の勝敗はついたはずですよね? 不意に殴られてマギーの首が折れたのはその後です。 それがなぜか後でマギーが「私は頑張ったのよ」と母につぶやき「でも負けたんでしょ」 と母が言う。誰もそれを訂正しない。つまり劇中マギーは負けていた。なぜか? まったく、この点でもう話しに成りません。その後のストーリーはどうでも良く成りました。 ボクシングもうちょっと調べてから映画作れ!と言いたいです。 フランキーのする事はまず試合が終わったにも関わらず後ろから殴りマギーを不具にした元チャンピオンを始末する事です。 チャンピオンも試合後の暴行ですから傷害罪に問われますよ。 その他マギーの母親やその他家族の描き方。酷いです。極端過ぎるでしょう。 この作品を高尚と言うならこの世は闇です。物事はそう簡単に割り切れません。 ボクシングの神様に教授されあれよあれよと言う間にチャンピオン寸前にまで昇りつめ 一転地獄に叩き落される主人公。 白痴の様な青年を諭す神(フランキー)のしもべエディ まったく高慢ちきで話に成りません。 この作品がアカデミー賞4部門独占したって所が怖すぎですよ。 自分としては3点を付けざろ得ませんでした。 役者さんとしては私は非常に好きで才能と個性のある人なのに。。。残念で成りません。 【一般人】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-01-15 03:23:53)(良:2票) 134.《ネタバレ》 「太く短く生きる事にも価値がある」?それは表のストーリーだ。裏のストーリーとは、おおざっぱに言うと、クリント演じるフランキーが「神様の真似事」をしている話だ。「えせ神様」フランキーに対し、「人間」マギー。神様フランキーは、「マギーが頑固で思い通りにならない」などとぼやいてみせるが、それどころかマギーはいたって忠実で彼を崇め、ほかのマネージャーに見向きもしない。全くフランキーの思い通りではないか。そんな何も落ち度のない彼女に作品の創造主は唐突に罰を与える。「これ以上は進ませない。」という意思を示す。これは何か。私には、「女の役割を引き受けなかった罰」、「男の世界に踏み込んできた罰」に思える。なぜ男性ボクサーを育てる話ではいけなかったのか?なぜ「ボクシング」でなければいけなかったのか?水泳とか陸上ではダメなのか?これは、「殴り合う」という「自分の娘にはやってほしくない」ような世界でなければならなかったのだ。ミリオンダラーを稼ぎまくって、喜ぶボクサーとその家族、というのは、「ロッキー」では可能だが、女がそれをやるとコメディとしてでないと成立しない、ということだ。だから、マギーがタイトルを取ってフランキーと共に喜ぶラストなどはあり得ないのだ。それだと「神様フランキー」は単なる「応援者」に成り下がってしまう。クリントの言いたいことはこうだ。「俺の考え方は確かに古いけど、闘う男に応援する女、結局これが一番いい形だと思ってるんだ。みんなもそう思わないか。」終盤でフランキーをはさんで「神父」と「怖がらない人間エディー」両方のアドバイスが示される。ここで例の「太く短く」理論が出てくるわけだが、これはもちろんフランキーが「えせ神様」として彼女に死を与える言い訳にしか聞こえぬ。べつに「一生床掃除」をしていても、不幸だったかどうかは本人にしか分からないじゃん。これは「神様の真似」をするための言い訳としては苦しすぎるな。全編通して見終わって、「どうもメッセージがはっきりしない」「太く短く生きられてよかったねと言いたかっただけなの?」というもやもや感が残るのは、このような裏のストーリー、裏メッセージと同時進行させているからである。「女でもボクサーになったっていいじゃないか」という賛歌では全然なく、その反対である。 このあたりの事は、いずれ小倉千加子か橋本治あたりが論破するに違いない。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-14 23:23:47)(良:1票) 133.意外と評価が高くて少々驚いています。私の5点は決して高い点ではありません。まぁ人それぞれですが。ヒラリー・スワンクはたしかにうまい。鬼気迫るものがあることは認めます。彼女に限って言えば点数も8点クラスだと思う。とはいえ、あまりに鬼気迫りすぎて、その後の展開が見えるというのが悲しい。つらすぎるけれど、生きていて欲しかったし、生かしてほしかった、と。 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-12 19:38:39) 132.なんかあっという間に強くなってたような… 『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』で急に上手になる周りの人たちには、すんなり入り込んでいけたのですが、この作品では?と思いました。ストーリー的にはとてもおもしろく、爽快感あり、感動ありで好きだったのですが、この作品ってメインテーマは何になるのでしょう?愛?尊厳死?ボクシング?何か前半4分の3はボクシングで、後半4分の1は感動ものって、なんかスッキリしませんでした。うーん、私には難しかったのかも… 【mako】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-12 12:42:37) 131.レイザーラモンHGは「モーガン・フリーマン」がタイプだと言ってましたが、モーガンめっちゃ腹出てましたよ。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-08 23:49:18) 130.《ネタバレ》 私の意見は「勝手」かも知れないが。彼女は、まだ戦えると思う。 ベッドの上から出る事は出来なくても、次の人生を戦う事は出来る。 車椅子で大学に通うまでしなくても、人生というリングから降りなくて良い。 そして、片足を失った彼女に「それでも、生きてくれ」と伝える事にこそ、 彼には、本当の意味での「トレーナー」としての役割が、神から課せられていたのではなかろうか。 遠くの誰かに向けた「送り返される封書」ではなく、目の前の愛する者に向けて、 なぜ「生きていて欲しい。一緒に居てくれ。諦めないでくれ」と伝えられない?。 かつて、親友の試合にタオルを投げ入れ損ねた彼は、 彼女の人生に、誤って、タオルを投げ入れてしまったんだ。 犬を埋めた父親の愚行を繰り返さなければ、「本当の父親」になれたはず。 「グローブを着けて、賞金を稼がなくても良い。今、目の前に居る君を愛する者が、 ここに居る」と、なぜ伝えない?。「死生観を揺さぶる映画」かも知れない。 しかし、私には「悔し涙」の為の映画だった。 【じょるる】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-06 21:42:57)(良:1票) 129.う~ん終始何かスッキリしないんだよねぇ。 未だに男性主導であるスポーツ界の象徴ともいうべきプロボクシングの サクセスストーリーに女性を据えて観客を惹き付ける。 マギーの一方的なラブコールがやがてフランキーの心の氷を溶かし、 互いの信頼関係が紡がれていく。 そして物語の中盤からあざといほどの純愛ドラマへと緩やかに昇華する。 まぁここまではボクサーに女性を起用するなど多少奇をてらってはいるが、 スポ魂ものとしては常道な展開で中々見応えがある。 そして物語後半、最強の敵に挑戦し辛くも勝ちを拾ったかと思った瞬間、 思わぬ反則技を喰らい首から下は全身麻痺の障害を負ってしまった。 エディの危惧していた事が図らずも現実のものとなってしまった。 過去に自分が無理をして片目を失明してしまったが為に引退を余儀なくされ フランキーは一生後悔しているというのに・・・。 この辺も前半の伏線が活きてきて因果応報とまではいかないまでも 仏教でいう輪廻転生のような因縁臭ささが絡み付いてくる。 そのうち体の自由が利かないマギーの右足が床擦れによって壊死し 片足切断を余儀なくされてしまった。 もはや在りし日の栄光はマギーにとって苦痛でしかない。 やがて家族にも愛想が尽きたマギーは自殺を図るが、更に最悪の形で失敗する。 生きながらの植物人間状態と化したマギーは人生のトレーナーとも言うべき 愛する生涯唯一の人フランキーに全てを委ねる・・・。 う~んここら辺から本当に何かしっくりこない。 在りし日の栄光のみが人間の生きる糧と言わんばかりで 自分が原因で障害を負った事実に何一つ反省も無く 寧ろ死という滅びの美学で以って現実逃避しようとする姿には正直辟易する。 そしてついに唯一頼れる人間に尊厳死と言う名の殺人を強要するのだ。 穿った見方をすれば障害者に対する冒涜とも取られかねない行為だ。 (多田富雄を見習えと言いたい) それが愛という名の隠れ蓑によって美化されている姿には正直納得できない。 とある本にイーストウッドはアメリカ社会の典型的な保守系代表格であり 彼の一連の作品(許されざる者然り、ミスティックリバー然り)は 如実にその傾向を物語っているという。 そういったアメリカ社会の根底に流れる本質を理解しなければ 彼の作品を読み解く事は不可能なのであろう。 少なくとも私の少ない脳みそでは到底理解の外である。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 23:27:38)(良:1票) 128.《ネタバレ》 ある女性の人生に参加したために突然負わなければならなくなった責任と義務と愛情と、それに伴う介護の大変さ、辛さが圧倒的にのしかかって来る何とも重い映画でした。このテの重暗い映画は嫌いじゃないんですが、途中からこんな展開になるなんて思ってなかった。幸せならあまり気がつかない世界。彼女の家族があんまりや。しかし、なぜボクシング? 【★ピカリン★】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-02 00:24:14) 127.《ネタバレ》 尊厳死の是非だとか問責だとか断罪だとか、そんなのは私の中では全く論点じゃない。そんなものはあくまでも、副次的なものなんじゃないだろうか。そんなものは本来の主題に従属する付随的なものでしかないんじゃないだろうか。物語の終章はいつだって、それまでの章に全て隠されている。終焉なんて、過程に追従する従属物でしかない。大切なのはいつだって過程じゃないか。これは、苛烈で凄絶で凛然たる、そして純然たる、至高のラブストーリーじゃないか。正直なところ、私は愕然としてしまった。記憶を総動員しても無理だった。私は多分、ここまで高みに達してしまったラブストーリーを他に知らない。 【ひのと】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-12-28 22:10:09)(良:2票) 126.怪我中に見たのでブルーになった。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-12-28 20:36:57) 125.《ネタバレ》 予備知識なく鑑賞。前半物語に引き込まれ、中盤切なくなり、終盤落ち込む・・・。 主人公が成功して終わったら、ただのロッキー女版だしそれじゃこの手の映画作る意味ないんだろうけど・・・。 しかし、役に立たない神父(牧師?)だな~。 【楽人】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-26 17:08:11)(良:1票)
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