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世界の中心で、愛をさけぶ

2004年【日】 上映時間:138分
ドラマラブストーリー青春ものロマンス小説の映画化
[セカイノチュウシンデアイヲサケブ]
新規登録(2004-03-06)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2024-07-05)【イニシャルK】さん
公開開始日(2004-05-08)
公開終了日(2004-12-23)


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監督行定勲
キャスト大沢たかお(男優)松本朔太郎
柴咲コウ(女優)律子
森山未來(男優)松本朔太郎(サク)(高校生時代)
長澤まさみ(女優)広瀬亜紀(アキ)
山崎努(男優)重蔵(重じい)
宮藤官九郎(男優)大木龍之介
高橋一生(男優)大木龍之介(高校生時代)
津田寛治(男優)ジョニー
杉本哲太(男優)亜紀の父
長野里美(女優)亜紀の母
宮崎将(男優)高校時代の同級生
松田一沙(女優)中川悠子
マギー(男優)(男優)カメラ屋の店員
大森南朋(男優)空港の係員
近藤芳正(男優)蜷川先生
尾野真千子(女優)松本千恵子(過去)
浅野麻衣子(女優)看護婦
森田芳光(男優)映画監督
天海祐希(女優)朔太郎の上司
木内みどり(女優)朔太郎の母
菅野莉央(女優)少女・律子
田中美里(女優)少女・律子の母
ダンディ坂野(男優)英語教師
谷津勲(男優)商店のおじさん
西原亜希(女優)学級委員長
内野謙太(男優)
市川しんぺー(男優)写真館の男
渡辺美里(女優)DJ
岡元夕紀子(女優)
出演草村礼子國村晴子校長(写真)
堀北真希國村晴子校長(20才)(写真)
原作片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」(小学館刊)
脚本行定勲
伊藤ちひろ
坂元裕二
音楽めいなCo.
北原京子(音楽プロデューサー)
作詞平井堅「瞳をとじて」
佐野元春「SOMEDAY」
作曲平井堅「瞳をとじて」
小室哲哉「君に会えて」
佐野元春「SOMEDAY」
編曲佐野元春「SOMEDAY」
主題歌平井堅「瞳をとじて」
挿入曲渡辺美里「君に会えて」
佐野元春「SOMEDAY」
撮影篠田昇
石坂拓郎(撮影助手)
製作細野義朗(製作総括)
近藤邦勝(製作総括)
亀井修(製作総括)
島谷能成(製作総括)
東宝(「世界の中心で、愛をさけぶ」製作委員会)
TBS(「世界の中心で、愛をさけぶ」製作委員会)
小学館(「世界の中心で、愛をさけぶ」製作委員会)
S・D・P(スターダストピクチャーズ)(「世界の中心で、愛をさけぶ」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(「世界の中心で、愛をさけぶ」製作委員会)
毎日放送(「世界の中心で、愛をさけぶ」製作委員会)
東宝映画
企画博報堂DYメディアパートナーズ(企画協力)
プロデューサー市川南〔製作〕
配給東宝
美術山口修
衣装宮本まさ江
編集今井剛
加藤ひとみ(編集助手)
録音伊藤裕規
照明中村裕樹
川辺隆之(照明助手)
その他東京現像所(現像)
あらすじ
日本列島に台風が近づきつつある日。東京で働く朔太郎は結婚を間近に控えている。同郷の婚約者律子は自分の荷物の中から見つけた古いカセットテープを聴くと突然、故郷である四国の海沿いの町へ帰ってしまう。彼女を追って帰郷した朔太郎にはしかし、高校時代に交際していた同級生亜紀との思い出が生き生きと蘇えるのだった。失われた過去の記憶が再生されるべき未来へと生まれ変わっていく。

】さん(2004-06-20)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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50.主人公と同じ年の僕は、学生の頃、世界の中心で愛がないことを叫んでいた。もちろん世界の中心は僕で、それは僕に向かって叫ばれていた。当時、100%の恋愛小説というキャッチフレーズで刊行された村上春樹の「ノルウェイの森」が流行っており、この物語に心奪われた僕は、彼の作品を旧作に遡って何度も読み返したものだ。恋愛小説というのは愛に溢れたお話ではなく、恋という自己の病に囚われるお話で、僕はそのやりきれなさと不確かさを現実に持ち込んでは、廻りの人達を傷つけていたように思う。未来すらも既に終わってしまった物語のように強烈なメランコリーに只々取付かれていた。何もかも納得できなかったし、納得したくなかっただけなのに。先日、話題の小説「世界の中心~」を読み、そして映画を観た。何故、今、この物語がこんなにも流行るのか、それはよく分かるような気がする。「君と世界の戦いでは世界を支援せよ」これはカフカの言葉であるが、加藤典洋がこの言葉を自著の表題とした80年代中頃、僕らは、毒虫<自己の喪失>の姿に犯され始めていたとはいえ、まだ内面の名残をもつ「君」<自己>としてキリキリと存在していた。だから加藤典洋は、カフカの言葉を引きながら、失われつつある「君」の存在、その敗北をもう誰も止められない時代に来たことを敢えて宣言しえたのである。今や世界は「君」や「僕」を呑み込んで、僕らは相対化した世界の差異の中にしか自身の存在感を得ることができない。世界の中心なんてないし、それは僕の中心でもない。そんな自明性すら既に失われて、ある種のノスタルジーに覆われた甘美な物語に、漠然とした世界で確かなものとしてあるべき「愛」を叫びたくなるのである。そういう時代を敢えて否定はしない。けど、物語は作り物であっても、本来それは自分の物語を喚起させるべきものだ。特に映画版は僕にとってまるで遠い国の神話のように自身との接点を確認することができなかった。そこから自分の物語にどうつながるんだ~? と叫びたくなる気持ちを僕は捨てがたい。 onomichiさん [映画館(字幕)] 6点(2004-06-26 01:26:40)

49.期待していただけ残念だった。でも長澤まさみはいい。学生の時のシーンはよかった。でも紫咲はいらなかったんじゃないの。 LYLYさん 6点(2004-06-25 18:28:34)

48.普通に結婚するぐらい付き合っているなら、「ラストのからくり」には気がつくはずでは? でも、高校生回想のシーンは良かったので、+2点しました。 ぱんこさん 7点(2004-06-24 13:00:28)

47.《ネタバレ》 原作は未読です。アキと朔太郎の高校時代の輝きは、最後に悲しい別れが待ち受けている事を差しい引いても美しい。ちょっと気になったのは、32,000円のウォークマンが買えない2人がどうやってオーストラリア行きの代金を捻出したのか?原作読めばわかるんでしょうが、映画ではなにも語られません。ほかにも気になるところがいくつかあって素直に楽しめなかった点があったことは否めません。でも、森山未来君と長澤まさみさんの演技が秀逸で、高校時代だけで終わっていたら悲劇でしたが、やはり今も現実を生きていかねばならない朔太郎の少しだけ明るい笑顔が最後に見れたのはよかった。律子の存在もご都合主義的な感じがしないわけではありませんが、アキの想いを共有できる存在として朔太郎には必要なのかも知れないと思いました。
heeさん 7点(2004-06-23 21:27:45)

46.普通。恋愛映画ならもっと感動できるのあると思うし、つまらなかったというほどじゃない。でも若手二人の演技はまだこれからって感じがするなあ、嫌いじゃないんですけど。もう一度見る気にはならない。 enantiomerさん 5点(2004-06-21 18:08:33)

45.《ネタバレ》 何かが足りない。
悲しい話だけでは泣きたくない。成長とか未来とかを感じて前向きに泣きたい。そういう点で僕はビッグ・フィッシュでは結構泣いたんだが。。。この映画は朔太郎と律子と亜紀の気持ちが開放されるところで話が終わっているので、その先の前向き感が伝わってこなかった。たぶん、あの後朔太郎と律子はうまくやっていくんだと思うけれど、それを少しでも具体的に感じさせてくれる何かがあったら、もう少しすっきりした気持ちで見終えられたかもしれない。
あと前の方で誰かも書いてますが、高校時代の亜紀とサクにもっと心温まるエピソードがあった方がよかった。恥ずかしくなるくらいみずみずしい感じで、もどかしくなるぐらいにすれ違ったりして(笑)。そういうのがあった方が切なさは増幅されたかもね。切ない感が白血病のみにもたらされており、見てるほうとしては現実はつらいよなぁ、という気持ちですでに整理してしまい、それで泣けなかったのかも。経験の差で泣ける泣けないというのはあるのかもしれないが。
オーストラリアに亜紀を連れ出すシーン、僕はサクは父親に了解を得ていたのだと思う。父ではどうにもならないから、君に託すと、サクに。それだけに、「助けてください」の空港シーンはみんなの思いが打ち砕かれた瞬間であり、ちと涙しそうになった(涙してないけど)。あの「助けて」は、倒れている亜紀のことだけではない、説明が付かないすべてのことに対しての懇願だったのだろう。だが現実はもう誰にも止めることができない。彼を救えるのは死にゆく亜紀、彼女ただ一人だったというわけだ。
映画の評価はいまいちにしてしまったが、逆に原作を読んでみたくなった。 こじ老さん 5点(2004-06-19 11:51:12)

44.《ネタバレ》 先に原作を読んでしまっていたので、素直に泣けませんでした。律子がなんで出てきてるのかが謎です。なんか無理やり話を作った感じでした。しげ爺もほんまのおじいちゃんでいて欲しかった。そして、サクとアキが高校からじゃなくもう少し前から顔見知りであったことも描いてほしかった。でも、サク役とアキ役の子達がとてもうまかった。それには圧巻です。 リノさん 5点(2004-06-17 00:16:07)

43.作品としての出来が良いか悪いかはわからない。でも、泣いた。とにかく泣いた。それだけの感動がこの作品にはある。それで充分じゃないかな。 kokayuさん 8点(2004-06-16 23:49:11)

42.この映画は、長澤まさみのそんなに美人ではないけど雰囲気のある演技と、広末涼子に似た、直接語りかけてくる感じの声が生命線ですね。この一点に尽きます。彼女の衣装も全体的に白を基調としていて、彼女の持つ雰囲気をより引き立てていました。映画の評価としては、女性が見て感動するためだけの映画なので、女性は「すごく感動したよ、いい映画だね」言って満足できると思います。この点ではきっとすばらしいのでしょう。しかし優れた映画を見たい、と見にきた人はガッカリする内容です。何ともこじんまりした世界で、後ろ向きすぎる話なので感動する以外に何も無いのは映画としては頂けないです。現在のシーンも全てマイナスにしかならないので過去のシーンだけで構成して欲しかったです。しかし、確かに感動はします、私も感動しました。ということで、点数は間をとって6点にします。 とむさん 5点(2004-06-15 22:25:59)

41.《ネタバレ》 う~ん。友達がすごい良かったと言っていたので期待して見たんだけどイマイチでした。私は先に原作を読んでいたので大体のストーリーはわかっていたのだけど、やっぱり現在の朔太郎と婚約者律子の話の部分が余計と言うか、無理矢理と言うか・・・。って、言うかなんで今まで律子はテープ届けていた相手がカレだって気づかなかったの?結婚するってのに、お互いの出身の話とかしないのかしら?と疑問に思ってしまいました。このイタイ部分を補ってくれるのが、高校生の頃のサクとアキ。特に、テープに吹き込まれているアキの声はとても良かった!切なさや死への恐怖等がよく表現されていたと思う。ま、ラストはやっぱり泣いたしまぁまぁと言うことで6点! きこりさん 6点(2004-06-15 19:16:06)

40.話題作なのでとりあえず見たが、まあまあだと思う。若手二人の熱演が印象的。ただサクが車を追っかけて走るシーンに映っている駐車場の車が現在の車に見えてしまったのは、わたしの錯覚だろうか? めんずさん 7点(2004-06-14 16:46:48)

39.《ネタバレ》 期待が高すぎたがゆえに厳し目の点数となった。残念。。原因は随所に織り込まれる現代の朔と律子の場面にある。
原作は未読なのだが、映画のテーマである大団円での感動を深めようとする余り設定が作為的になり過ぎたと思う。
ことに律子の絡ませ方というのにかなり無理があり、却ってリアリティーを欠いた恨みがある。
よって現代の二人の場面はとても効果的とは思えず、むしろこの二人が回想部の先の生にある人物とは、頭では
理解しても演技に見えてしまってしっくりこなかった。狂言回しとも主役ともつかないというような。
これは『GO』でも少し感じたことだけど、色々と詰め込み過ぎたのではないかと思う・・クレジットにも
脚本が坂元・伊藤・行定の3氏になっていたので、それもあるのかもしれない。
それでもこの映画を観て良かったと思えたのは、回想部を演じた森山未來・長澤まさみの稀有の存在感にある。
この映画が妙に余韻として残るのも、ストーリーとかより、実に大部分この二人の残像に拠るところが大きい
のではないかと思う。
それだけに回想部にも不満がない訳ではない。ここで描かれる高校時代というのが、プロモビデオのように
キラキラした画のつなぎに偏りがちで、悪く言えば表層的な感じがしてしまう。小道具とかディテールも確かに
大事だけど・・。欲を言えば、やや冗漫な前半と現代部分の一部を削ってでも、発病前の部分について、二人に
もっと演技させて欲しかった。というかあの頃の高校生の日常を含めもう少し細かく描いて欲しかった。
例えば馬鹿話をしたり、つまらない見栄をはってみたり、友人との微妙な距離感の変化だったり、気恥ずかしさ
とかかっこ悪さとか、他愛なくても人間的なエピソードがもっとあれば物語により厚みが増したと思うので
なんとも惜しい気がする。
逆に高校生の朔が焦がれている亜紀の名前(漢字)をよく知らないというのは、朔の大らかな?性格を現わしたい
のか、淡い恋を表象する意図なのか・・それにしてもあまりに幼稚だし不自然であり(思い返すと後に名前の由来を語らせたい事ありきの設定なのかな、拙いと思うけど)せっかくのいいシーンに
なるはずが気を削がれてしまった。
以上、自分なりに思った無いものねだりでした。気に障る方がいたらごめんなさい。 メルトダウンさん 5点(2004-06-13 07:24:14)(良:1票)

38.感動する波が、後半部分にいくつかあった。その度に私は泣いていたが、最後に平井堅の「瞳を閉じて」のサビを聞いて、また泣いてしまった。中盤まではどうってことないな~と思っていたんだが・・この映画の展開は「サトラレ」に近いものがある。 小説より好きです。 たまごくんさん 7点(2004-06-10 23:13:16)

37.柴咲コウ演じる、律子の設定が気になって仕方がありませんでした。それ以外の点ではとても良い映画に仕上がっていたと思うだけに非常に残念です。律子という存在は、この作品には必要がなかった。現在と過去が交錯する脚本にしたから登場するのは分かるんですが、背景や演出も含めて不自然な点が目立ってしまいました。ちょっと無理がありましたね。 岩井俊二監督が地味にみえるくらいの「ベタベタ」な演出がてんこもりなのに、なぜかそれが心地よかったです。それは長澤さん演じる亜紀の爽やかさや輝きがそう感じさせてくれるのかもしれない。この映画で亜紀は本当にジュリエットとして存在しているように思います。 二人が島から戻って亜紀ヶがかつがれていくシーン。必死に追いかける朔太郎の姿がとても衝撃的だった。生と死を見つめた作品だけに、少々心臓に悪いですね。「どうなってしまうのか、次になにが起こるのか」と・・・。ホラー映画じゃないのに少し精神的恐怖を感じました。 映像は屋島と八栗山に抱かれた庵治港の風景をここまで叙情的に演出した点を評価したいと思います。ここまで庵治にこだわったなら、香川県には無い路面電車は出さないでほしかったですね。それもちょっぴり残念です(笑)。
これが遺作となってしまった撮影の篠田昇氏の逝去、心よりご冥福をお祈りいたします。 トトさん 8点(2004-06-09 16:54:11)

36.《ネタバレ》 大人になった現在の映像を落ち着かせたカラートーンにし、過去の出来事を鮮明な映像にした事により、描くべきメッセージが強く前に出ていた。細部までこだわった演出は素晴らしく、多々私の目をひいた。例えば、サクが放心した状態で歩いている横を、明るい祭りの列が交差する場面。残酷なようだが「自然に時は流れている」と感じさせる。亜紀がピアノを弾く場面での雨の日の暗さが、より「切なさ」を伝えてくれたり、台風、ウオークマン、飛ばない飛行機など、過去と現在に設定した「同じキーワード」を盛り込ませることにより、いくどなく今昔を往復する物語を違和感なく見せてくれたりなど・・・。
だが、この作品の最も評価すべき所は、サクと亜紀の立ち居値にあると思う。常に、亜紀はサクより数歩先を歩んでいて、「死」という現実に恐怖しながらも「理解し予感」している。対してサクは、「ありえない事」を受け入れられず、ラジオに「元気になった」といった嘘の手紙を投稿したり、若さゆえの行動で飛行場へ亜紀を連れ出してしまう。お互い「愛情」の比率は同じであっても、亜紀とサクの「現実」の比率は違っていたのだ。サクが、等身大の高校生だからこそ、素直に共感できたんだと思う。
最後に、オーストラリアの地で、最後の亜紀のメッセージを聞くサク。「あなたは、今のあなたを生きて」。全ての答えがこのセリフに詰まっている。聞き終えたサクは、彼の中の「世界の中心」で、亜紀の思いを大地と風に舞わす。この映画が「哀しい物語」だけでなく、「再生の物語」でもあることに、改めて感動させられる・・・。私の映画鑑賞史上、最も泣いた作品。 sirou92さん 10点(2004-06-08 01:44:10)(良:3票)

35.《ネタバレ》 コメント見てから見に行ったのですが、泣けるところは泣けました。突っ込みどころもいくつかありましたが。。。。
ところで渡辺美里はどこに出演していたのでしょうか?
ラジオDJ役と一番最初のバーの客、というのを後で聞いたのですが・・・?見逃しました~。
点数は全て、長澤まさみと彼女の声の良さに。 ハクリキコさん 6点(2004-06-08 01:10:01)

34.いいな~…と思えるところもいくつかあって長澤まさみと森山未來の二人がとてもよかったです。でもやたら泣けるとか感動と言うことを耳にしていたせいかちょっと物足りない気がしました。泣けんかったし。グッとくるとこはあったんだけど。なぜだろうな…。エンディングもテレビやラジオで何回も耳にして余韻に浸れなかったし。柴崎コウも出す必要はなかったと思う。もう少し「いい」と言えそうなんだけどピン!とこなくて、心に響かなかった。中途半端な印象です。
Syuheiさん 5点(2004-06-05 15:44:25)

33.「世界の中心で愛を叫ぶ」を正確に言うなら、「世界の中心でしか愛は叫べない」となるはず。だから世界の中心はエアーズロックでもいいけど、別にどこだっていいのだ。さらに言えば場所じゃなくてもいい。誰かを愛している人、その人にとっての愛する人こそが世界の中心になるんだろう。それこそが愛の定義だろう。この映画の素晴らしい所は、あえて成長した朔太郎を描いたところ。自分の愛する人を世界の中心としていた生き方(世界)が、愛する人の死によって終わったとき、人はもう一度自分自身を世界の中心にして生きていかなくてはならない。この意味で、この映画は現実の愛についての映画でもあるけれど、それ以上に、どうやって死んだ愛を弔うのかについての映画でもある。そして、もっとも大事な点は「世界の中心」についての映画であること。 wunderlichさん 7点(2004-06-04 22:41:29)

32.偶然偶然、また偶然。皆、どこかでこんな恋愛を夢見てるのかな。渡辺美里の「きみにあえて」と主役の少年の「助けてください!」にはちょっとグッときたので、甘めの点数です。 マックロウさん 6点(2004-06-04 16:49:27)

31.《ネタバレ》 高校時代のシーンがとてもいい。深夜ラジオ・ウォークマン・カセットの交換日記・・・すべて私のツボ(経験者)でした。現在の設定は、どー考えてもそれはありえねーっ!てのが多すぎ。柴崎コウさんを出演させる意味はあるのだろうか?冒頭偶然昔のカセットを見つけて涙を流す律子。足が不自由になった理由とともに、後で明らかになるのでここで感動する人はきっともう一度最初からこの映画を観たくなるのだろう。でも私は“は?それはちょっと無理なのでは・・・”としか思えなかった。ラストのオーストラリアも、あれは“ウルル”じゃなくて“ただの丘”でしょーーっ。ごまかすなよ。それ以外はいい映画だと思いました。森山くん&長澤さんが光ってました。 ペリカンぽっとさん 7点(2004-06-03 22:05:07)

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【点数情報】

Review人数 230人
平均点数 5.28点
073.04% line
162.61% line
2114.78% line
3208.70% line
42711.74% line
54620.00% line
65323.04% line
72510.87% line
8219.13% line
9135.65% line
1010.43% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.20点 Review24人
2 ストーリー評価 5.21点 Review37人
3 鑑賞後の後味 5.31点 Review38人
4 音楽評価 6.88点 Review36人
5 感泣評価 5.66点 Review39人

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