みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.《ネタバレ》 文句なしの満点です。なぜなら、この映画は決して悲しくて泣かせる映画ではないからです。結果的には涙する人も多いと思いますが、自分にとってこの映画は嬉し涙(幸せ涙)作品なのです。というのは、この映画は本当に幸せの時間の描写がうまい!!自分も、その世界にいるかのように、この時間がずっと続いたらいいなと思うほどでした。終始にやけてしまうほど。確かに別れのシーンは寂しいですが、それは幸せの時間がそれだけうまく描写されていたからだと思います。しかも、この映画は、その寂しい別れで終わらないところがいい!!そのあとのストーリーで見終わった後、やはり幸せな気持ちになれます。やはりこの映画は幸せ映画なのです。自分にとってこの映画は日本史上に残るラブストーリー、家族愛映画だと思います。 【シュシュ】さん 10点(2004-11-20 01:51:45) 15.《ネタバレ》 邦画にお金だして見に行くなんて何年振りでしょう?邦画なんて招待券でももらわなければ行くことは無かったのに!しかしこの映画には何かを感じました。梅雨が明けて澪が消えてしまうところまでは「まぁ、いい話だけど普通だな」という印象しか有りませんでしたが、その後の15分程のエピソードにはやられました。澪と巧が結ばれた理由。死んだ澪が現れた理由。祐司の絵本、日記、そして最高に良かったのが、一面ひまわりのなかで、澪が巧に言った言葉、単純だけど涙が溢れました。澪は自分が死んでしまうのを知っていたのに、あえて巧と結ばれるのを選んだ、その真っ直ぐな愛に感動せずには要られません。 【みんてん】さん 10点(2004-11-20 01:48:47)(良:1票) 14.《ネタバレ》 日本映画は失望する(というか呆れる)ことが多く、どうしても食わず嫌なのですが、久々に、それも映画館でみてきました。前評判どおり、かつストーリーをすべて知っていたのですが、なかなかでした。いや、むしろ数日経過した今でもシーンを思い出すくらいなので、低調な邦画のなかでは出色、名作といっていいかもしれません。さて、ストーリーは最近流行の純愛もので、個人的にはイマイチだと思う部分もあるのですが、映像、特に背景が美しくてまさに映画館で見てもらいたい作品ですね。信州松本周辺が舞台で、私もこの土地で2年間でしたが人生の多感な時期を失望と不安とあせりの気持ちで過ごした特別の思い出があり、なおさら感慨深いものがありました。ああ、そうか・・・主人公の二人は、信州と東京の遠距離恋愛だったんですね。うーん、自分の心の奥底に眠っている青春時代のキズが疼きはじめました。。。。(映画のコメントになっていませんね。悪しからず。DVDでたら買おうっと。) 【ぴよっち】さん 8点(2004-11-18 23:19:54) 13.必死に走れるお父さんは素敵。 【ヒロヒロ】さん 10点(2004-11-17 21:35:34) 12.《ネタバレ》 初めから予定されているラストへと突き進んでいく映画ではありますが、世界の中心で~よりもぜんぜん楽しめました。それはきっと気持ちがきっちりと解放へ向かう方向に映画が作られていたからでしょう。湿りがちな話なのに、なんとなく元気になるのは、いつもどこかで澪が見守ってくれているという安心感から来るのではないでしょうか。自分が知らないところで、いつの間にかいろいろな手段を尽くしてくれていたことを知ったときの喜びは大きいと思います。澪は居ないけれど、しかしなお、18歳までのバースデーケーキが届き続ける、というあたり、その守護霊(ちょっとひどい言い方か?)ぶりが如実に表れているよう。考えただけでも、わくわくするし、寂しいけれども、でも感謝の気持ちでいっぱいになる、とてもすばらしい映画でした。 【こじ老】さん 8点(2004-11-17 00:44:09) 11.コピー「落涙度100%」てか・・・よ~し、泣かしてもらおうじゃないのとハンカチを1枚余分に用意して見に行きましたが、<結論>持っていってよかった。試合前は舌戦に終始しながら試合後に抱き合う格闘家のような関係が、私とスクリーンの間で築かれました。亡くなった人間の再登場、「黄泉がえり」のような設定は、この映画ではあくまで純粋なラブストーリーをいかに語るか、の手段として用いられているだけで、再会と再別離に重きを置いていないところがいいですね。そして過去を振り返る形でのナレーションですが・・・この作品では、中村獅童の切々とした語り、竹内結子の清々とした語りが、説明台詞というよりも、リズムを刻むといった感じで音として心地よく響いてきます。小道具や伏線があまりにも決まりすぎる感はありますが、柴主さんの安定したカメラ、種田さんの丁寧な美術、そして土井監督の演出により力量感あふれる純愛映画となっているのではないでしょうか。といったあたりでペンを置かせていただきます。←このペンは大事なペンではないです。 【彦馬】さん 9点(2004-11-16 22:49:55)(良:1票) 10.私には息子がいます。中学生ですが最初の学生服の男の子を見たときか私は何故か泣いてしまいました。お父さんを起こす息子…。もう先は何度もいろいろなシーンで涙しました。で、中盤から母として息子を思う涙から夫婦、恋人の忘れかけていた思いやりや愛情を思い出した涙に変わっていったんです。いろいろな年代の人にみてほしい。あなたの(やかましいなぁ)と思っているかもしれないお母さんはこんなにあなたのことを思っているのですよ。私は母親として若い人にも見てほしい。そして年配の方は夫婦のあり方を再認識できそうですね。ひまわりがいつまでも心に残っています。 【ぼちぼちさん】さん 9点(2004-11-15 23:21:50)(良:2票) 9.《ネタバレ》 嗚咽が止まらない映画でした。ファンタジーのカテゴリには属さない、やや逸脱しているファンタジー作品と言いましょうか。上映時間は2時間位ですが、1時間半泣きっぱなしでした。なんて言うんですかね、「結末」が何となく想像できるじゃないですか。一面ひまわりが咲きほこる場所でキスをする二人。最初の回想シーンでは、雫の心境が掴めなかったのですが、種明かしの後、全てが氷解しました。ああ、久しぶりに感動した!現在の状態で「いま、会いにいきます」という言葉を聞くと、条件反射で泣ける自信があります。とにかく老若男女、必見です!! 【たまごくん】さん 10点(2004-11-13 19:54:28) 8.個人的に「泣ける映画=良い映画」という風潮は、あんまし好きじゃない。結果的に泣ける(泣けてくる)のはいいけど、最初から「泣ける(泣くことができる)」作品を期待するのってどーなのよ?と思ってしまう(蛇足だけど、だから僕は「愛は地球を何たらかんたら」のあざとい演出も大っ嫌いなのだ。募金活動の意義は認めないわけじゃないけど)。だから、他の観客が上映開始二十分くらいから鼻をクスンクスンさせてる中「竹内結子、またこんな役かよ!」とか「可愛い子役に『ママァ!』とか言わせて走らせるのって卑怯すぎ!世界条約で地雷と共に禁止すべき!」とか「なんか、世界狭すぎないか?何でこの親子だけで、世界が完結してんの?(後でパンフを読んだら、意図的なものだったらしい)」とか「子供はともかく、いい年こいた大人が死んだ人間が生き返ったことをすんなり認めちゃうってどうよ?」とか、挙句の果てには「まったく、○○くさい話だよなあ。運命の恋なんてねえっつうの!ンなモン幻想だよ、げ・ん・そ・う!」とか、心の中で暴言を吐いていた、のだが・・・ちくしょお、そーゆーオチかよ。そーゆー事だったのかよ。やられた。やられました。でも、悔しいなあ。昔誰かが「チャップリンの映画観ると、泣くんだけど、泣いた自分に腹が立っちゃう」と言ってたけど、正にそんな感じ。素直に「いい作品」と認めるのはちょっとためらわれるなあ・・。あーそうだ、「一面のひまわり」、これも卑怯すぎるぞ。 【ぐるぐる】さん 9点(2004-11-12 18:53:37) 7.《ネタバレ》 原作で涙したので、映画でも開始直後にうっすら涙をうかべてしまいました。 巧(中村獅童)の病気のことは、ちょっと説明不足で、分かりにくいかな。まぁ、この映画では重要な要素ではないでしょうけど。高校時代を演じた浅利洋介が獅童にかなり似てる・・ 佑二を演じた武井証も適役。よく見ると、前髪が不ぞろい。これは巧が切ってるから、という小ネタなんでしょうね。「アーカブイ?」「そうなの?」「ファッチアーモ・ポコポコ」なんてせりふも聞いてみたかったですが。 同級生の美山可恋があまり目立っていませんでしたね。YOU演じる先生はかなり変。「帰っていいよ」・・ってそんな(笑) 原作では「夏なのにスーツが冬物」と指摘できない永瀬さんを市川実日子が好演。 原作に出てくるノンブル先生やアレックス(ヒューウィック?)にも会いたかった気もしますが、小日向文世演じる医師はいい味出してましたね。「ゆっくりでいいんですよ」 親子3人で写真を撮るシーンは、韓国映画『ラスト・プレゼント』の1シーンに似ていました。『ラスト・プレゼント』のパンフレットに「こんな、泣ける話を書きたい」と寄稿していた岡田惠和なりのオマージュだったのでしょうか。ラブレターの詰まった宝箱は韓国映画『ラブストーリー』へのオマージュにも見えます。 一面のひまわりのシーンが印象的。ここは原作では作者の実際の経験に基づく「花火大会のシーン」なんですが、あのキスシーンは素敵すぎる。「大丈夫。」 原作のラストに出てくる「手紙」は別の小道具に変えられています。その為、ちょっと意味合いが違ってしまうのですが、映像的にうまくいっていたと思います。あの澪の「決断」。ズキュンとやられてしまいました・・ ORANGE RANGEの主題歌『花』の歌詞も素敵ですね。エンドロールに「澪が描いた絵本」もかぶさる為、スタッフロールは全然記憶に残りませんでした(まぁ、涙で曇ってもいたんですが・・)。しばらく席から立てない人も続出。 最後に「いま、会いにゆきます」という言葉の意味を知った時、涙が止まりませんでした。 夫から妻への愛、子供から母親への愛、妻から夫への愛、母から子への愛。いくつもの「愛」が作品を優しく包んでいます。 悲しいけれど、優しい涙。この映画を観ると、きっと大切な人に会いたくなるはず。 【ムレネコ】さん 10点(2004-11-11 23:12:25)(良:1票) 6.《ネタバレ》 開始20分で、最初の涙が流れました。 期待していなかったのもあったかもしれませんが、私の人生の中で最短記録で泣いた映画です。 記憶を失った妻・澪と、巧と佑司の期間限定の生活が始まるわけですが、3人が少しずつ「家族」になっていく過程や、澪と巧がもう一度最初から恋をして、結ばれていく過程がとても美しく神秘的に描かれていました。 夫婦が2人きりの時に描かれているのは「恋愛」で、そこに息子の佑司が加わると「家族愛」が描かれる。 ある意味理想の愛のかたち、と言えそうです。 「ぼくのせいでママは死んじゃったんでしょ?」と佑司がいうのに対し、澪が「佑司はね、ママに幸せを運んできてくれたの。望まれて望まれて生まれてきたんだよ」と返す。そのシーンの竹内結子の声は「母親」の愛情で満ち溢れていたと思います。 巧が「澪を幸せにしてやれなくてごめん」と言えば、澪はにっこり笑って「似たもの親子ね」と言ってから「あなたの隣にいられることが、私の幸せだから、私はあなたと出会ってからずっと幸せだったよ」と続ける。このシーンの竹内結子はちゃんと「女」であり「妻」であり、何より「恋人」の声だったと思います。 それと、高校時代の澪と巧が初々しくて、もどかしくて、でも切なくて、そのシーンも微笑ましかったです。 「きみの隣は、いごこちがよかったです」と巧が書けば、未来で澪が「あなたの隣にいられることが、私の幸せ」と返す。 夢か未来か現実かわからなくなるくらい、全てがきれいにリンクしていると思います。 最後、巧は澪の気持ちを知るわけですが、タイトルでもある「いま、会いにゆきます」の本当の意味を理解した時、これまでには感じたことのないさわやかな感動が生まれました。 ハッピーエンドではないです。しかし、そこには確かに「幸せ」があります。 大切な人と一緒にいられる時間は永遠ではない。 でも、だからこそ、その時間は輝きを増すのかもしれないと思いました。 また、森の緑や雨が、これほどまでに美しいとは知りませんでした。 雨の季節が、ちょっぴり好きになれそうです。 本当に、素敵な作品でした。 【みさえ】さん 10点(2004-11-11 16:40:12)(良:2票) 5.《ネタバレ》 胸を締め付けるこの切なさ。それとは反対に、自分でも信じられないほどスッキリとした喜び。この二つの正反対な感情が同時に存在し、それら二つが心の中でグルグルと回り続けています。こういう感情を余韻に浸ると言うのだろう、と今始めて知った気分です。そんな、相反する二つの感情を僕に抱かせた理由はいろいろとありますが、殆どはラストに込められていました。まず切なさの理由は、澪が約束通り雨の季節に現れ、そして約束通り去るまでの微笑ましいくも切ない秋穂家の生活をスクリーンを通して観てしまった僕は、澪のいない秋穂家の生活を想像するだけでとても辛くて、息が詰まるほど悲しかった。さらに澪という女性が抱く、数年後に訪れる死と別れを知りながらも、巧と佑司と一緒に居たいと強く願い、想う、その信じられないほどにたくましい信念と強い心があまりにも感動的で、言葉には表せないほど胸に突き刺さり、急激に訪れた切なさが大粒の涙として僕の目から零れ落ちました。男であるはずの僕が、女性である登場人物にこれほどまでに感情移入し涙を流したのは、僕の映画観賞人生で始めての経験です。そして、秋穂家に12年という長い年月が流れ、12年という年月は、佑司の身長を倍近く高くし、潰れる予定のなかったケーキ屋を潰れさせていった。そんな澪の居なくなった秋穂家に訪れる12回目の雨の季節。きっと秋穂家では毎年この季節が待ち遠しくて仕方なかったはず。アーカイブ星から届く澪からのバースデーケーキ…我が子を宝物のように大切に想う母の愛情が詰まったバースデーケーキ。これを観た瞬間、また涙が溢れてきました(こうやって思い出しながらキーボードを叩くとまた涙が溢れてくる)。そして、立派に成長した佑司の姿を観て、きっと巧は澪の分まで佑司にたくさんの愛情をそそぎ込み、そして片時も離れず平凡だけど一日一日を幸せに過ごしてきた事を窺い知る事が出来た。あのラストは、どんなに歯を食いしばって我慢しようとしても、僕は涙を止める事ができませんでした。これだけ書いても、まだ書きたらない想いが胸の中にまだまだ残っています。この映画は素晴らしさがはみ出してしまうほど本当に素晴らしい映画なのです。もう一度言います、『いま、会いにゆきます』は本当に素晴らしい映画なんです。ぼくは、この素晴らしい作品がたくさんの人の目に止まり、たくさんの人に感動してもらえる事を強く願っています。 【ボビー】さん 10点(2004-11-07 21:08:13)(良:2票) 4.いやあ、泣かせていただきました!素敵な映画だったなあ…。何ていうかいい映画って、始まったその瞬間からいい匂いがするんですよね。この映画はまさにそれで、始まった瞬間に、何ともいえない優しい匂いが漂ってきて、一気に私を物語の中へ引き込んでくれました。巧と澪の学生時代の恋愛なんて、本当もう可愛らしいというか、胸が締め付けられる感じでした。しかしまあ竹内結子が本当にいい演技してました。『黄泉がえり』の時に比べるとかなり成長しましたね、彼女。あと祐司がかわいくてなあ…vv子供キャラでは『ぼくんち』の二太に次ぐベストキャラですvvあ、【SHU】さんのおっしゃっているように、私も『ラブストーリー』に似ているなと思いました(雨が降ると何か起こる所とか)。特にあのタイムカプセルの中身がラブストーリーとめっちゃカブッてて(意識したのかなあ?)、もう竹内結子がジヘにしか見えませんでした(…)。 まああざといっちゃあざといかもしれませんが、でもそんなのどうでもよくなるくらいいい映画です。愛する人に、6週間だけ、また会うことが出来るなら。また恋をすることが出来るなら。また別れは訪れるけれど、大好きな人とまた同じ時を過ごせるなら、それはとても素晴らしいことなんじゃないかと思います。何かもう私の拙い文章力ではうまく伝えられませんが、つまりは人を愛するって素敵なことなんだよって事です。私も、是非多くの人にこの映画を見てもらいたいです。心が洗われますよvvv 【Ronny】さん 9点(2004-11-05 23:59:44)(良:1票) 3.面白かったです。 私としては「世界の中心・・・」よりも面白かった。 なんてったってこの私がちびーーーっとだけど「うるうる」ってきたもの。 ファンタジーなら多少のご都合主義なんて良いのさ。 中村獅童の自然な演技がとても良い。 奥さんのことを愛しているって言うのが ヒシヒシと感じられていい!! でも奥さん役は竹内結子じゃ無くてもいいかな?って 思ったけどタっくん役は獅童以外には出来ないね。 「セカチュー」よりも「冬ソナ」よりもこれが「純愛」って思いました。 ・・・って私、「冬ソナ」見てないけど。 【あずき】さん 7点(2004-11-05 20:26:54) 2.ゆうじ役の子がかわいくてかわいくて、彼が母を思い出すところでは文句なしで泣けてきました。中村獅童さんの演技が自然で切なくて、竹内結子さんの演技も同様にとてもよかったです。 邦画でこんなに泣いたのは、初めてって言うほど泣かせてくれました!!監督さんが、「ビューティフルライフ」や「オレンジデイズ」の監督で、泣かせるの得意そうなので少し負けた感がありましたが、とってもいい映画でした!!! 【リノ】さん 10点(2004-11-02 20:02:24) 1.人を愛するっていいなぁと再確認させられる映画です。とにかく空気感がいいですよね。2人の好きな気持ちがひしひしと伝わってきました。同時にとてもかわいい恋愛でいいなぁとおもいました。 【とま】さん 7点(2004-11-01 21:26:44)(良:1票)
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