みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
420.《ネタバレ》 昨日観ました。3回目になります。何度観ても綺麗な映像に圧倒されます。 まるで一つの場面が絵画から抜け出してきたかのような。 ストーリーも殺人事件を重ねるごとに徐々に核心に迫りそのテンポがまた秀逸だと思います。でも最後納得しない。ミルズが憤怒によって「七つの大罪」を犯してるにもかかわらず殺されてないんですよね。ボクの理解力がたりないのかもしれないんですけどこれでよかったんでしょうか? 【徒然】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-26 00:36:08) 419.《ネタバレ》 オチが読みやすいとか色々言われたけど、今観返してもやはり物凄い映画。ケビン・スペイシーも含めて主要登場人物は皆素晴らしい演技をしている。ハワード・ショアの音楽も陰湿な雰囲気を盛り上げている。全編ダークで粗い粒子の素晴らしい画面構成も見事だし、ジョン・ドウの家まで行き、あと一歩の所で逃して、挙句の果てには逆に銃を突きつけられる雨のシーンとかの雰囲気がたまらなく素晴らしい。ブラピがラストでジョン・ドウを殺すか殺さないか(七つの大罪を自らの手で犯人の思惑通り完成させてしまうか)というシーンは本当に緊張感があり、葛藤が全面に出て、モーガン・フリーマンのやるせない顔も全部が凄い。あのシーンの荒野の色も淡々と刻まれる音楽も絶妙。自分の価値観で人を殺していく犯人に対してはちっとも賛成できないけど(フォーンブースしかり、ソウもしかり)。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-18 11:15:54)(良:1票) 418.デビット・フィンチャー独特の銀シャリ映像。 序盤~犯人自首までをアオリの視点で描き、 ラストの現場に行く過程をドン引きの俯瞰映像を多用し客観的にみせて臨場感をあおる。 相変わらず他の監督と一線を画したカメラワークで存在感がある。 ブラット・ピットの出世作であるが彼の殺伐とした演技が モーガン・フリーマンの演技と対照的でメリハリがある。 キリストの7つの大罪を見立てた猟奇的連続殺人事件を新人刑事と 定年間近のベテラン刑事がお互いに協力(時に反目)しあいながら事件の謎を解いていく。 冒頭からドス暗く陰鬱とした映像を『陰』の要素として印象付けておき 唯一、ブラピ&パルトロウ夫妻の明るい平均的な家庭を『陽』と描いておいて 最後に観るものを絶望のドン底に突き落とし激しく拒絶するという容赦の無さが 何とも秀逸でありサイコサスペンス物としては最高の展開だと思う。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-08-30 22:07:01) 417.キリスト教に全く興味が無く七つの大罪自体知らんのだが、全体としての連続殺人の意味が見えてこない。前半6つは無意味でラストだけ。結局犯人の殺人動機は何だったのか。単なるサイコだというならそれでいいんだが、こんな猟奇殺人犯を何か意味があるように描いているのはPride(高慢)なキリスト教観心酔か?見所はブラッド・ピットとフリーマンコンビ。ブラピ映画は実は初めてなのだが思っていたより遥かにいい役者だった 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-28 07:36:15) 416.けっこうな感じのグロさがよかったっす 7つの大罪か・・・知らんかったから新鮮でした。二人とも演技はうまいしよかった 【ヴァッハ】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-07-26 13:13:08) 415.ラストが良かった。 【Sleepingビリ-】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-17 21:28:19) 414.「ショーシャンクの空に」と対極に位置する後味の悪さ。観てる側も頭がグルグルするラストシーンは秀逸。観る時を選ぶため、何度でも観たいとは思えないのがやや難。 【えいざっく】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-07-07 14:34:34) 413.無関心である事が美徳であるとする世の中に嫌悪しているのは、犯人と同じで、サマセットは犯人に共感していたのだろうと思う。とてもネガティブな内容ですが、これが良かった。ただ、ラストで「人生は戦う価値がある」としいたのが良く分からなかったのですが。この映画はストーリーの面白さだけではなく、映像の美しさ、演技の素晴らしさ、どれをとっても素晴らしい。これほど完璧で素晴らしい映画は、本当に滅多にないと思う。奇跡的な出来。 【カジ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-06-21 20:28:06) 412.終わり方が最高ですね。ザ・完結ってかんじで、ストーリーを締めくくってくれました。激情を押さえきれないブラピと何も出来ないという絶望のモーガンの表情がとても印象的。この二人のコンビは良かった。 雨と晴天の映像も印象的。 【ぱぴんぐ】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-04-12 14:57:12) 411.《ネタバレ》 この「セブン」はまるでニュース映像のようにリアルで、 じめじめしてて客観的で気持ち悪い。 脚本もよくできていて、カレンダーをめくるように事件がおき、 映画でありながら小説を読むような自己参加型の作品。 観客に想像させ気持ち悪がらせようとする努力は、 最後の方で出てくるサブリミナント?映像でもよくわかる。 私はどこか「羊たちの沈黙」にも似ていると思うんです。 犯人がわかっている。(途中からですがいきなり出てくる) 出てきてからがもっと恐ろしいことを思い出せば、こちらの方が上。 後味の悪い映画を作るのが好きなのですね。 私は「二十日鼠と人間」みたいなあのどんでん返しの場面より、 ブラピの去るときの表情が「狼たちの午後」のパチーノのようで、 もっともっといや~な後味になりました。 (これと対極なのが、L.A.コンフィンデンシャルのラスト) ちなみにまだ見ていない方(恐らく少ないでしょうが)のために。 この犯人役の俳優は、テロップに自分の名を出さないようにたのんだそう。 恐らく今までそんな役ばかりだったのですぐにわかると・・ そして、冒頭からいきなり出現する(手)は、犯人のものです。 古典的ですねぇ・・図書館のまばゆい照明の使い方も古典。 階段で出くわすブラピと新聞記者、この縦の映像もどこかで見たような・・ ヒッチコックやスピルバーグのホラーがかったサスペンス、 色は近未来SFの青黒い地下の色・・ それだけで終われば暗いだけなんですが、後半の抜けるような晴天、 上空からの映像に切り替わるところも素晴らしい。 最後にちょっと笑えるお話を・・・ アカデミー受賞おめでとう!モーガン・フリーマン、 あなたの怪しい目つきに私はこの作品で深読みして、 犯人!と思って見てしまった(ダーツのシーンが怖い) そしてこの作品を私が見終えたのが早朝。 なーんと(宅配)が来る予定の朝だったのだ・・ 箱を開けるのが怖かったのを今でも覚えており、 トラウマになってこの映画をそれ以来観ていない・・ 【アルメイダ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-04-03 01:43:00)(良:2票) 410.猟奇殺人という題材を武器にここまで犯罪を批判している映画はおそらくないでしょう。 殺人現場と6日間降りしきる雨、そして陰鬱な犯罪都市がダークな雰囲気をどれも邪魔することなく作り出すのに成功しています。なによりも、犯人役のケビン・スペイシーがレクター博士なみの怪演で魅せてくれますし、サマセット刑事が犯人の心理状況と重なってしまうという設定も絶妙でした。衝撃的なラストも犯罪が犯罪を生むというテーマを見事に表していました。事件が解決したところですべてが解決するわけではないとも言い表しているのです。「羊たち」のジョディー・フォスターが尊敬するのも納得の1本でした。 【マイカルシネマ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-03-31 17:07:32) 409.訳わかんない もう一度借りて観直します 【栗頭豆蔵】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-03-30 12:18:00) 408.フィンチャ-の映像美が相性の良いサイコスリラーというジャンルでさらに美しく輝いた逸品。日常風景がすべて伏線となり驚愕のラストへと向かう。驚愕といってもけして意外なオチというわけではなく、予想できても予想を裏切ってくれと願わずにはいられないオチ。さんざんエグイものを見せておきながら最後の最後で見せなかったことも評価できる。ミルズが見なかったように我々も見ないことでミルズと共に泣く。 【R&A】さん 9点(2005-03-23 15:40:21)(良:1票) 407.良く出来ている。脚本もしっかりしているし、本当完成度高い。このときグウィネス・パルトロウは20代前半だったんだ。若い! 【さら】さん 8点(2005-03-18 17:04:59) 406.《ネタバレ》 何かに見立てた殺人(童謡の通りに人が殺されるとか)は推理小説ではよくある手法。ただし本作は単に死体に細工するのでなしに、殺し方そのものが「見立て」になっているのがスゴイ。「大食」の罪で胃袋が破れるまでスパゲティを喰わされる男、「怠慢」の罪でベットに縛り付けられ数百日かけて衰弱死させられる男、「高慢」の罪で自らのプライドのため死を選ばざるを得ない女…等々、被害者が自らの罪を悔いながら死んでいく。 -そういう意味では最後の2つはどうも釈然としない。刑事は「怒り」を露にした事を後悔などしないだろうし、そもそもこの人が人一倍怒りっぽいわけでもない。彼の罪を問うとすればあえて「幸福」の罪だろうが、それをキリストは罪と認めていない。 あと犯人自身「嫉妬」により他の被害者と同格になってしまうのも変。他の被害者と同格という事ははつまり「犯人は神に代わって他人を裁く資格などない」という事になってしまう。(囚人が裁判官になり得ないのに同じ。) これがため「大衆に原罪を自覚させる」どころか、「あんたに言われたくない」とか「彼も寂しかったんだね」程度の印象しか与えられないと思う。それまでが凄かったのでなんとも残念なオチ。 【番茶】さん 7点(2005-02-15 00:28:55)(良:1票) 405.結局誰も救われない結末。究極の選択を迫られたミルズは犯人を撃っても撃たなくても地獄。 こんなのありかよ・・・と落ち込むのは必至。 登場人物を必要最低限に抑え、交わす台詞も無駄がない。すべてが結末に向かってつながっている。 よく練れた作品だと思います。 【kazu-chin】さん 9点(2005-02-04 20:30:20) 404.後味がな--。最後はちょっとツライ。 【東京ロッキー】さん 7点(2005-01-18 20:54:44) 403.初めて見たときに「これ超面白いじゃん」と、かなり興奮した記憶がある。あれからいろいろなサイコサスペンスの映画を見てきたけどやっぱこの映画は群を抜いていると思う。やっぱり面白いもんは面白いのだ。 【およこ】さん 10点(2004-12-31 15:49:25) 402.《ネタバレ》 キリスト教の7つの大罪をモチーフにしたサイコ・サスペンス。犯人が“予定を変更する”と電話をかけてきた段階で以後の展開は何となく読めてしまったし、他の5件の殺人に比べると、残りの2件は取って付けたような感じはする。だけど、そこから本能で動く主人公に観る者の感情を移入させ、あのラストへと繋げて行く演出の妙には脱帽。怒りや葛藤に打ち震えながら拳銃を構えるブラピの姿は脳裏に焼きついて離れなくなる。 【Minato】さん 8点(2004-12-23 20:54:42) 401.いい意味で後味の悪すぎる映画です。 【アルテマ温泉】さん 8点(2004-12-09 12:29:29)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS