みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.自分は「39 刑法第三十九条」という映画が好きで、この映画の予告編に同じ匂いを感じて見に行った。 けど、ダメだった。 とにかく映像とセリフがバラバラの回想・独白シーンが延々と続いてウンサリしてしまう。 それでも飽きずに見れたのは、グロシーンに目が引かれるから。 でも、ウンザリだから次のシーンを想像してしまい、ほぼ想像通りになってまたしばらくするとウンザリの連続という感じ。 そして、終盤のCGシーンはハァ?なんじゃこりゃ?としか思えなかった。 期待して見に行った分、ちょいガッカリ。 【まかだ】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-06-12 18:09:47) 11.《ネタバレ》 すごい映画だ。原作が良いのか映画化が上手いのか。原作は未読だが賞も獲っているし、両方いいのだろう。いろんな意味で登場人物が皆こんなに残酷でエゴイスティックな映画は初めてだ。好き嫌いが分かれる映画かも。ただ、傑作であることは間違いない。最初は登場人物の行動が理解できないが、告白が進むにつれその理由が怖いくらいにクリアになっていく。その演出がうまい。一見モノクロといってもいいくらいの彩度の低さだが、これを通常の彩度にすると血の色が鮮烈過ぎて、登場人物の告白に対する集中がかけてしまうに違いない。だからこの色合いは正解だと思う。また、深刻な内容に一見合わなそうなBGMの選択が恐ろしくいい。あと個人的には木村佳乃の演技が良かった。 【MASS】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-06-12 17:58:38) 10.凄い映画でした。自分ごときには、うまく感想が書けそうにありません。点数のみで失礼します。 【KAZY】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-06-12 15:47:37) 9.相変わらずの中島監督節。個性ある作風は強烈に心に残る。 当たり前のように血しぶきをたて人が死に、人間の狂気を淡々と描いた構成。前半は衝撃展開の連続だが、後半は結局告白の繰り返しになるのでやはり飽きる。 ラストも正直いまひとつ。これは期待しすぎると肩すかしだね。 【テツコ】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-06-11 20:35:29) 8.映画館でコーヒーを買ったのに、一口も飲むことができず上映終了となったのは始めてだわ・・。決して気持ちのいい映画ではないけど「哲也は天才」。でも「下妻」が少し懐かしい。松たか子という役者はすごいですね。さすが舞台で鍛え上げてきた役者だと思った。 【グレース】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-06-10 20:41:17) 7.凄い映画だ。 下妻からパコまで、どれも大変気に入っていたが、全てを「どっか~ん」とぶっ飛ばすほど、この作品はいい! いままでが予行練習だったかのような、色、動き、話、演技。1シーンに入ってる情報量が多くて、途中、時計を見て1時間経ってないのにびっくり、これはつまらなくて長く感じたのではなく、これだけの時間でこれだけ表現してるのかという事に驚愕した。 教室で蠢く悪魔のようなガキ共、バカ熱血教師、子供を制御できないアホ親、そして教師森口。当然私の立ち位置は森口講師側に居る訳だし現代の子供達の現実をメディアでしか知らない私は少なからずこのような生き物であろうと思ってもいる。 R-15などと言わずに子供達に見てほしい、こんな風に思われていることを。実際高校生風の2,3人が数組観ていたが、皆、押し黙って映画館を後にしていた。 100分ちょっとでこの満足感、すばらしい! 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 9点(2010-06-09 11:53:48) 6.《ネタバレ》 公開前に本屋で流れていた予告編があまりに狂気に満ちていて、続けて3回見てしまったけど、気がついたら隣のおっさんも同じように見ていた。本編観賞後、予告編に偽り無しと思いました。オープニングからの緊張感、同時に感じる生徒役たちへの苛立ち、告白は怒濤の展開へ。でもこれで終わらない。メインキャラの存在感はもちろんですが、この映画の真の立役者は生徒役達だと思います。メインキャラ達の周りでドミノ倒しのように動き、あるいはマスゲームのように静止する彼らが、個のなさ、集団になると暴走する姿、狂気が加速していく様子に背筋が冷たくなりました。教室でのキスシーンなんて残酷すぎて直視できなかった。この映画はメインキャラたちの「告白」を繋ぎ合わせて成立していますが、映画本編自体をその他生徒役達からの「告白」だと思って鑑賞すると面白いかもしれません。最後になりましたが、やっぱりレディオヘッド最高。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-06-08 01:58:12) 5.《ネタバレ》 前回のパコにはがっかりしたが、今回復活。いや、復活どころか、 あらゆる賞を総なめにするんじゃないかというものすごい出来。 今後これ以上のものを監督は作れるのだろうか。 木村佳乃にはきわめて派手な演技をさせ、対して松たか子には抑えに抑えた演技をさせるという演出の妙。 その他大勢の生徒も含めて役者全員がうまい。監督の指導だろう。 カメラは、もう1シーン、1シーン、練りに練りまくった洗練された構図。音楽もいい。 登場人物の誰が一番の元凶なのか、まったくわからない。全員が悪魔であり、全員が天使であるような。 とにかくそこらのホラーの数倍は怖い。 そこはついちゃいけないだろという人の心のタブーに容赦なく切れ込んでいく。 自分は辛くて二度と見たくないが、他人には猛然と勧めたくなる作品です。 見ないと絶対後悔します。でも、見ても絶対後悔すると思う。 こっちの映画館は超満員、でも上映終了後、葬式のようにシーンと静まりかえってました。 【うさぎ】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-06-08 00:55:14) 4.《ネタバレ》 うーん。すごいと思う!”告白”という名の映画のすばらしい構造体。印象に残ったシーンは、レストランの”ふつうに”幸せそうな家族の風景。そんで、いきなり、ちいさい男の子が松たかこのに”ハイ”って飴をあげるところ。ここで非常に泣けてしまった!あとラストの松の”顔”は非常に”非常”に良かったです。教育。子育て。殺人。学校。家族。動物。いろんなことについて思います。ただ、これみた後に”ザチャイルド”という映画(ちいさな子供達が大人たちを殺す映画)をおもいだし、もう、ワケわかんなくなりました。しょっぱなの、騒がしい教室の学生達に虫唾が走る!ダイッキライ!!(もっとも、金八みたいのもイヤ!)なので8点。ああいうふうでない若者たちが、自分は好きです。”諸行無常のひびきあり”です。 【男ザンパノ】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-06-07 19:47:29) 3.《ネタバレ》 迷わず10点。人物の描き方、冷たい映像の色、テンポ、最後に向かうカタルシス、何をとっても一級品。中島監督最高作だとおもう。満席の映画館で最後のタイトルの時に席を立ったのはほんの数人だったほど。俳優陣のがんばりもすごい。特に松たか子の「抑えた演技」と「爆発する演技」、その落差に心をつかんで揺さぶられました。彼女の天才っぷりを楽しむだけでも1800円に値します。これを見ずして今年の日本映画はきっと語れないでしょう。 【ケルタ】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-06-07 18:11:40) 2.《ネタバレ》 一歩間違えるととんでもなくありえない展開にもなりかねない原作を、シリアスな描き方をするのではなく、あえてエキセントリックな演出でまとめたこの監督の選択は正しかったと思う。原作での怒涛の展開は、この監督の持ち味であるテンポの良い演出力にマッチしていた。中学生役の子達も演技力は問題無いと思う。ちょっとBGMがうるさいのと、ラストが長すぎる点が気にはなったが、母爆発の逆再生は迫力があったし、巧さがあった。しかし、松たか子のドカーンで終わればもっと不気味で捉えどころの無い怪作になったかもしれない。とは言っても、大変レベルの高い映画化作品であることは間違いない。。。。。。。。。。。。なんてね! 【HIRABAYASHI】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-06-06 19:26:10) 1.(中島監督への)期待は裏切られなかった しかし…暗い やっぱ…暗い どうしようもなく…暗かった 少しも笑えん…けど しっかり観た 順は少し違うが、原作に忠実だと思います 映画とか娯楽とかの縛りはできませんので人には勧められません …が、傑作だと思います 【栗頭豆蔵】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-06-05 13:46:11)
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