みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
45.《ネタバレ》 2008年公開の最高傑作、ダークナイトさえなければ、間違いなく1位をさらっていた。ここまで引き込まれるサスペンス/ホラーがあるだろうか。「異次元の怪物」という一見してチープなモチーフとは裏腹に、この人間がもちうる狂気は何だ!集団心理、極限の状態に追い込まれた者が理性から狂った宗教へ転落する様、すべてがリアルすぎる!まるで自分があのスーパーに閉じ込められたような気になる、まるごと劇場ごと。そんな空気さえ形成させるほどの撮り方、これはうますぎる。キング作品のもつ雰囲気・特徴を見事、撮影に実現させしめた。DVDでは半減、劇場で見なければ意味がない。何よりもこのラストよ、驚愕、衝撃、唖然、言語を絶するとはこのことよ。鳥肌がたって劇場を去ることができなかった。とにかく何よりもまず観てほしい、部屋を暗くして、液晶テレビで、大型32型以上で、5.1CHサラウンドで! 【JUKE】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-11 08:42:11)(良:1票) 44.原作は、15年以上前にはじめて読んで以来、3度読んだ。よくできた映画だと思うが、あのラストはやり過ぎだ。あれがすべてをぶち壊してしまった。違うバージョンのラストも撮影済みだったりするのかな。DVDに特典にはいってたりするのかな、わくわく。 【センブリーヌ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-08-04 22:10:24) 43.《ネタバレ》 クチ開けながら見入ってた人間が言うことではないと思うけど、ちょっとこれは、面白いとは言いたくないなあ。最後が残酷すぎると言うか、オリーが死んだあたりからオチは読めてましたけど、なんかいかにも背伸びしたがりな高校生が残酷とかグロとかアンチヒーローにハマちゃって、途中までご都合主義の連続なのに最後でちゃぶ台返しして全部台無しにしちゃって俺大満足!みたいな子供っぽさを感じて呆然と苦笑い。リアリズムって意味なら、新バットマンシリーズのがよっぽどリアル。ただし、意図的なカメラの手ブレ演出やクリチャーのデザインには感心。クモ怪物の糸のCGがダメすぎて興ざめしたけど、それ以外はグラフィックも充分及第点。密室系サスペンスの心理描写なんかも上手いし、時間分の元は充分取れたと断言できます。 【DeVante】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-07-31 00:01:09) 42.《ネタバレ》 ラストはいくらなんでも悲劇的過ぎるでしょう・・・。ただ、密室劇として、人々の心理を丁寧に描いてて面白かった。オカルト的思想に走りすぎた感はあるけれど。怪物については・・・ノーコメントです。 【kaneko】さん [映画館(字幕)] 4点(2008-07-22 18:54:36) 41.モンスターパニックですが、中心は集団内での人間心理。上手いなぁ~~って思いました。疑心暗鬼って言うか、恐怖のあまりイっちゃってる感。死ななそうな人が死んじゃったり。何が正しい選択肢なのかってのが結局結果論だったり。驚愕のラスト15分の歌い文句。観ながら「あれがあれって事はきっとあぁなるな・・」って感じにあたしオチ一歩手前は読めてたんだけど、そこは流石の脚本。その先にあったのは絶望、またはある意味で希望なのかな。う~~ん。とりあえずあたしが主人公でも絶叫するしかないです。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-10 21:06:41) 40.《ネタバレ》 深い霧でスーパーマーケットに閉じ込められた人々が心理的に追い込まれていく物語です。霧の中には得体の知らない怪物がいるが、その正体が何かは関係ありません。追い込まれた人々がどんな行動をするかが焦点となっています。 人々は団結しようとするが徐々に仲間割れが起こり、この場所には居れないと判断した人たちは脱出を試みる。 父親は子供に怪物には襲わせないと約束をする。 脱出した人たちは周辺の状況が絶望的であることを悟り最終的な決断に迫られ、父親は子供との約束を思い出し決断する。 事の後、ひとり残された父親に不気味な音が近ずいていき、その正体見たとき思った。 やっちまったなー・・・ 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-21 08:21:06) 39.《ネタバレ》 人間はああいったパニックの事態にどのように反応し、どういった行動を起こすのか・・・。映画では日本人には絶対ありえない行動の数々。でも欧米人はこうなりうるんだろうなぁ・・・なんて感じで観ていた。(序盤で三流ホラー&コメディかと錯覚)なのでこれは観に来たのは失敗だったかなと思っていたのだが、そこはスティーブン・キング。しっかりとまとめ、観客を惹き付けてくれるじゃないですか。だが、もう30分ぐらい延ばしてストーリーに肉付けしたらもっと素晴らしい作品になりえたのではないかと思うと少し残念でもある。(特にスーパーを脱出してから) 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-19 16:01:57) 38.《ネタバレ》 怪物の襲い方に? なぜ触手が溶けたかに? 軍の関与という定石に飽き飽き。異次元だと?・・・ 主人公の車が襲われないのは何故? あのシーンはまんまパクリでは? まだまだありますが、そういった一つ一つに疲れてしまうのです。それらがテーマとは関係なくても、結局は様々な粗や陳腐さのお陰で社会を皮肉るストーリーやラストもシラケてしまうのです。重い音楽にも食傷です。B級パニックのお約束に沿っている作りなのですから、R15にならないようなものでいいんじゃないの?と思いました。 【じふぶき】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-06-18 16:33:18) 37.《ネタバレ》 アメリカの片田舎は、どうしてこうも色んな奴らに侵略されてしまうのでしょうか? ミもフタもないエンディングだなぁ… 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-14 03:30:35) 36.《ネタバレ》 恐怖の対象が正体不明の霧から具体的なモンスターに変わった時点で怖さ半減だよなとか、あのタコ足モンスターは、いくらなんでもB級すぎるだろとか(ちなみに、キングの小説は読んだことないです。すいません)、本当に怖いのは人間だというテーマは他の映画で見たよとか、途中までそんなことを思いながら見ていましたが、最後のあの展開はやられました。 「こんな展開を考えたのは、きっとスゲェ性格の悪い奴に違いない」とか思っていたら、そういえば「ショーシャンクの空に」の人じゃんか!!確かに人間不信になりそうだ。 【FJ.】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-09 02:16:12) 35.《ネタバレ》 何の予備知識もなしに見たので、見始めたときは、また触手系かぁ(苦笑)と思って見ていましたが、その後はどんどん世界観に引き込まれていきました。集団心理の描き方も秀逸でしたし、展開もドキドキしっぱなしで目が離せず、思わず息を潜めてしまいました(まるで自分までスーパー内にいるような気分で)。内包しているテーマも多岐に渡っているにも関わらず全てがうまく盛り込まれているので、作品の完成度が非常に高いです。そして、賛否両論あるかもしれませんがラストの描き方、私は好きです。ノーカントリーで少しガッカリしていた後に観たので、また映画の素晴らしさを再認識できました。久々に文句なし10点です。もう一度DVDで観たいです! 【ClocheRose】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-06-02 16:40:04) 34.《ネタバレ》 監督は一般にドラマ路線のイメージの強い人ですが、「エルム街の悪夢3」でデビューした、元はこっち方面の人。その時代の「ブロブ/宇宙からの不明物体」は出色の出来で、観客の先読みを読んでその裏をかいてきたり、静かなテンポからスペクタクルへの大転換をやってみせたりと、B級モンスター作品でありながらかなりの技量を見せた人物です。また「ザ・フライ2」や「フランケンシュタイン」では異形の者の悲しみを描いており、ホラーとドラマをこなす人物なのですが、その2つの才能が本作では見事に発揮されています。丁寧かつ周到な人間描写と、タイミングを心得たモンスター描写の巧さ。何も見えない霧という設定が非常に秀逸なのですが、外部の状況が読めない、解決策が見えない分、人々は答えをスーパー内部に求めようとします。最初は「変な人ね」とバカにされてたあのウザイおばちゃんが、人々の不安の中で多数派の指導者となっていきます。主人公のような具体的な行動は何ひとつしていないのですが、「悔い改めて神の意志に従うことで救われる」という解決策を唯一持っている人物なので、答えを求める人々が彼女の元に集まってくるのです。そして宗教的な熱狂と集団心理から、何の責任もない下っ端の軍人をリンチし、子どもを生贄として差し出そうとまで言い始めるあたりの怖さとリアルさ。主人公もまた、この事態から脱するための答えを求めています。彼の信じた答えはより現実的で、駐車場の車まではなんとか辿り着けるだろうから、車に乗ってともかく行けるところまで逃げようというものでした。観客にとってもマトモに思える答えでしたが、これを正解としなかったのがこの映画のニクいところ。エンドクレジットで響くヘリの音は軍による大規模な救援を意味し、スーパーに留まっていればじきに助けが来ていたことの暗示でしょう。「主人公のやることは最終的に正しい」という映画の定石を逆手にとり、とんでもなく絶望的な印象で映画を締めくくってしまいます。またモンスター描写も圧巻で、モンスターが登場するシーンはそれほど多くないのですが、圧倒的な恐怖演出と描写の不快感、タイミングのうまさで、終始とんでもないモンスターに取り囲まれているという緊張感が全編を貫いています。ここまで全身に力を入れながら見入った映画はここ数年なかったと言えるほどで、久しぶりに10点を献上できる作品に出会いました。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-06-02 02:46:37)(良:8票) 33.《ネタバレ》 ひたすら絶望感がただよう。クローバーフィールド同様ひたすら意味がわからず ただ恐怖の中主人公たちとドキドキしっぱなし。 ただラストは期待してただけにちとものたりない。 まあ切なさを引き立たせるラストも悪くないけど 衝撃を期待しただけにこの点数。でも空気感はとてもうまい。 【とま】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-02 01:46:47) 32.予備知識ゼロで鑑賞。ラストは賛否両論あるでしょうが撮り方がとても上手い。 人にこの映画は薦めないけど、映画としてとても良くできた作品だと思う。 【虎王】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-06-01 00:00:41)(良:1票) 31.スティーヴン・キング原作の映画だしR-15指定だし絶対それなりにエグいシーンがあるはずだ、と割り切ってみれば全然大丈夫でした。まぁラスト15分の衝撃はすごいエグかったですけど密室の中で狂った人間ほどエグいものはないもんですね。。。霧の正体がすっごいアッサリしてたのがちょっとショックでしたが、映画館のでかいスクリーンであんなクリーチャーを見るはもう嫌だっ!!(笑)「ペット・セメタリー」や「デッドゾーン」のように悲しいラストを迎えたときに残る絶望の果ては後悔だけなんですね、やっぱ。 【M・R・サイケデリコン】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-31 10:32:39) 30.《ネタバレ》 まず。 「パニッシャー」に引き続き、愛する家族を守れなかったトーマスジェーン(主役)に 合掌―――。次は良いことあるさ(次回作はなんだ??) 「ミスト」面白かった笑えた。リアルさは極力音楽を流さなかった演出ぐらいで、 何故かマジメに見れなかった。その中で印象に残ったシーンは―――。 まず、無邪気に光で虫みたいのを呼び寄せ観察してる君達。 好奇心旺盛なのはいいが、サイズを見ようねサイズを。 これじゃあゴムボートでカジキマグロを釣ろうと餌まいてるのと一緒だよ。 あと、少しは見た目で判断しようね。とても獰猛そうだよコイツら。 ほれ言わんこっちゃない。前線で「ライト消せー!」後方で「ライト点けろー!」 結局は映画スタッフが「クリチャーの撮影には照明必要だから、そのまま点けてていいよん♪」てな声が聞こえてきそうな展開で、最悪の事態に突入。 敵が来たゾ!さーモップに勇ましく火をつけて→宣戦布告「俺も男だ!いざ!勝負!!うぉぉぉぉ」で、バナナの皮を踏みつけたかのように、見事にスッテンっ炎上→戦線離脱・・・まさに勇み足(笑)店内は滑りますから。 メガ陰鬱~あのカルト教祖オバサン嫌だよ~演技と分かっててもやだよ~。 最後はおぞましいクリチャーに変態するんじゃないかと、 ビクビクしてたら、ずどんっ!!ずどんっ!!って、ありがとうピストルさん。 何故か銃を手放せない国の人達の気持ちが分かったような気がする。 だってあの危機的状況を打破するには、ピストルさんの力が無ければ子供は危険だったよ。 最後。トーマスジェーンがクルマから降りて、ボンネットを叩き 「ばっちこーーい!!ばっちこーーい!!」(かかってこいの意) で覚悟を決めて、全身に闘魂を注入してたのに、タンクがキャラキャラ来てぷしゅぅ~・・ 彼のぽかーん顔に大爆笑中に、フェードアウトして 「え!?あれがオチ?」て気が付かなかった私・・・ 『映画史上かつて無い衝撃のラスト』は「望みは捨てるな」ってことかよ。イジワルゥゥゥ 【シロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-05-31 10:31:34)(良:1票) 29.《ネタバレ》 『リーピング』と『es』を思い出します。 蟲もおっかないですが、神に救いを求めるために、人間が豹変していく様がやはりおっかない。自分もあのスーパーにいたら、おそらく主人公と一緒に行動するだろう。 教祖が撃たれ、撃った連中が店を離れたあと、スーパーではどうなっていたのだろう。そこが見てみたい。カトリックとプロテスタントみたく2つに分かれて、殺戮が始まるのかもしれない。とても恐怖であるが、映画としてははなはだ滑稽で楽しめそうだ。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-31 00:58:41)(良:1票) 28.《ネタバレ》 私の中では久々のキング映画の当たりで「ペットセメタリーやデッドゾーン」(古いけど他はあんまり・・)と同じ位好きかも。時間もあっという間に過ぎて画面に魅入りますが、逆に言えばちょっと贅沢でしょうがもう少しスピードを落として貰って、あとほんの数カットでも主人公の内面の弱さなどを写して頂ければ良かったかと。狂信おばさんは化物に殺されたほうが良かったのに撃った彼のことが気になって仕方なかった。 【すんくじら】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-28 03:36:35) 27.《ネタバレ》 スティーブンキングの作品はどう考えてもB級的なネタが多いのに、「一番怖いのはクリーチャーでも幽霊でもなくて、人間なんだよ?」てメッセージを強烈に埋め込んでいるのでやたら印象に残る。キングの作品の映画化はほぼ全て失敗しているように思うのだが、映画化されたものの中でもB級に分類されるであろうこの作品は「人間」の見せ方が比較的小説とマッチしていて(自分はそう見えました・・他のキングファンの方はどうでしょう?)見ごたえがあった。作り物めいた蟲、延々と続く宗教女の説教・・・、そしてあのすごすぎるオチ。一緒に見に行った友人は「何が言いたいのかわからない」と言ってたけど(笑) このパターンだと映画的には主人公サイドが全員でなくても数人は助かるとかそういう終わり方が多いだろうけど。。 弁護士の行動も、宗教女についていった非力な市民達も、もちろん主人公達も、誰も間違っているわけではない、ただどの選択が「正解」なのか。 あのオチで映画化してしまったとこに8点。 正解を見出すことなど不可能だと言いたかったのだろうか?と受け取りました。 【Shiori】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-26 21:45:12) 26.《ネタバレ》 見ることに何の意義も見出せない糞映画。身も蓋もないとはまさにこの映画の事。字幕を見るのすら苦痛を感じ、久しぶりに字幕が流れた瞬間で席を立ちました。日常生活には何の不満もなく偶にストレスを溜め込みたいという方、イライラしたい方、気分を悪くさせたい方などに最適な映画です。 オチについては途中で創造しうる最悪のケースを見事になぞり最終的には何の救いもなく、全ての事象に意義を見出す術もありません。 この最悪の映画の中で唯一見るべきシーンは宗教狂いのファンダメンタリストババァのラストシーンだけ。 あのシーンは爽快そのもので思わず拍手したくなりましたね。 【ちょび】さん [映画館(字幕)] 1点(2008-05-25 14:37:31)(良:3票)
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