みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
25.《ネタバレ》 何の予備知識もなしに見たので、見始めたときは、また触手系かぁ(苦笑)と思って見ていましたが、その後はどんどん世界観に引き込まれていきました。集団心理の描き方も秀逸でしたし、展開もドキドキしっぱなしで目が離せず、思わず息を潜めてしまいました(まるで自分までスーパー内にいるような気分で)。内包しているテーマも多岐に渡っているにも関わらず全てがうまく盛り込まれているので、作品の完成度が非常に高いです。そして、賛否両論あるかもしれませんがラストの描き方、私は好きです。ノーカントリーで少しガッカリしていた後に観たので、また映画の素晴らしさを再認識できました。久々に文句なし10点です。もう一度DVDで観たいです! 【ClocheRose】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-06-02 16:34:44) 24.《ネタバレ》 ひたすら絶望感がただよう。クローバーフィールド同様ひたすら意味がわからず ただ恐怖の中主人公たちとドキドキしっぱなし。 ただラストは期待してただけにちとものたりない。 まあ切なさを引き立たせるラストも悪くないけど 衝撃を期待しただけにこの点数。でも空気感はとてもうまい。 【とま】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-06-02 01:46:47) 23.スティーヴン・キング原作の映画だしR-15指定だし絶対それなりにエグいシーンがあるはずだ、と割り切ってみれば全然大丈夫でした。まぁラスト15分の衝撃はすごいエグかったですけど密室の中で狂った人間ほどエグいものはないもんですね。。。霧の正体がすっごいアッサリしてたのがちょっとショックでしたが、映画館のでかいスクリーンであんなクリーチャーを見るはもう嫌だっ!!(笑)「ペット・セメタリー」や「デッドゾーン」のように悲しいラストを迎えたときに残る絶望の果ては後悔だけなんですね、やっぱ。 【M・R・サイケデリコン】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-31 10:32:39) 22.《ネタバレ》 私の中では久々のキング映画の当たりで「ペットセメタリーやデッドゾーン」(古いけど他はあんまり・・)と同じ位好きかも。時間もあっという間に過ぎて画面に魅入りますが、逆に言えばちょっと贅沢でしょうがもう少しスピードを落として貰って、あとほんの数カットでも主人公の内面の弱さなどを写して頂ければ良かったかと。狂信おばさんは化物に殺されたほうが良かったのに撃った彼のことが気になって仕方なかった。 【すんくじら】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-28 03:36:35) 21.《ネタバレ》 スティーブンキングの作品はどう考えてもB級的なネタが多いのに、「一番怖いのはクリーチャーでも幽霊でもなくて、人間なんだよ?」てメッセージを強烈に埋め込んでいるのでやたら印象に残る。キングの作品の映画化はほぼ全て失敗しているように思うのだが、映画化されたものの中でもB級に分類されるであろうこの作品は「人間」の見せ方が比較的小説とマッチしていて(自分はそう見えました・・他のキングファンの方はどうでしょう?)見ごたえがあった。作り物めいた蟲、延々と続く宗教女の説教・・・、そしてあのすごすぎるオチ。一緒に見に行った友人は「何が言いたいのかわからない」と言ってたけど(笑) このパターンだと映画的には主人公サイドが全員でなくても数人は助かるとかそういう終わり方が多いだろうけど。。 弁護士の行動も、宗教女についていった非力な市民達も、もちろん主人公達も、誰も間違っているわけではない、ただどの選択が「正解」なのか。 あのオチで映画化してしまったとこに8点。 正解を見出すことなど不可能だと言いたかったのだろうか?と受け取りました。 【Shiori】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-26 21:45:12) 20.《ネタバレ》 ラストはひょっとしてこうなるのか?という 予想が当たってしまってちょっと残念。 あほなこと考えずに見てれば映画の世界に どっぷり浸れたのに・・・・ 何度も見直したい映画ではないので激しく後悔 してます。 【しろタマネギ】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-05-25 07:07:54) 19.《ネタバレ》 キングの小説は、脇役含めた登場人物の細部まで深く描きこむことで、キャラクターに生き生きとした命を吹き込む。それが映画になると時間的な制約が大きいため、人物描写が浅くなりがちなのが面白くない映画が多い原因か。だがこの映画は、淡々と起こることを叙事的に描くことでキャラクターをストーリーに埋没させて1つのピースとし、同じように観客も登場人物の一人に仕立て上げているように感じた。いつの間にか自分も彼らの一人になり、霧に囲まれたスーパーマーケットに一緒にいる気分になっていた。恐怖、絶望、悲しみ、彼らと一緒に感情を抱きつつ心のどこかで安全な場所にいるのを実感しながら。ラストは絶望とはこのこと、といわざるを得ない状況だ。あと15分早ければ。さらに冒頭で見捨てた母親と再会した際の冷たい視線が心に突き刺さった。痛い。エンドロールのヘリの音がさらに効果的に感じた。 【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-24 20:01:01) 18.《ネタバレ》 人間を絶望させ、醜い部分をいとも簡単に引き出した霧とその中で蠢く生物。 人が神の領域に踏み込んだ事で生まれたその異形の怪物たちも、最後には軍事力をもって簡単にねじ伏せられる。 なんというアメリカ。 エンドロールでのヘリ&戦車の音がなんともいえません。 【njld】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-23 19:01:40) 17.《ネタバレ》 内容的には所詮B級映画なんだから、ここまで人間ドラマとして楽しませてくれれば、もう十分! 子供のために店を出た母親のように最後まで希望を捨ててはいけなかったのに、息子との約束を果たすため最後の最後で「絶望」してしまった主人公が迎える、あの結末。アメリカじゃ無理でも日本なら受け入れられなくもないエンディング…かなぁ。 【チャップリ君】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-23 18:30:49) 16.《ネタバレ》 主人公達だけが救われないチョ~バッドエンディング、あの女の言ったとおりスーパーに残った人達が助かり(助かったんだよね)冒頭で見捨てた母親が止めを刺した。超悲惨な結果ですが、あそこでは行動に移すのも道理。数々の伏線が効いて見ごたえあるラストでした。人を救うのも殺すのも人間なんですね。 【ハチロク】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-22 17:12:14) 15.他の作品では味わえない何ともいえない物悲しさが後を引きます。 監督の次回作が楽しみです。 【ひろ】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-22 01:24:13) 14.《ネタバレ》 「キング原作の映画化」というと近年あまりいい思いをしていなかった。そういった意味で今回も大きな期待無しに鑑賞したのですが、これがまたオープニングからラストまで高い緊張感が維持されていて凄く楽しめました。 深い霧に覆われて視界が極端に悪いというシチュエーションから「何かが居る」という恐怖が増幅され、日常生活では考えられない行動を「人間」が起こします。 そこがこの監督の描きたかったことなのかなと思いました。 深い霧に覆われた怪物というのは実は人間の心そのものなんじゃないか。 ラストの絶望感は近年まれに見るもの。 幼い子供が父親に「あの怪物に僕を殺させないで」と訴えていたことがあのラストシーンになったのかと。 【ゆたさん】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-21 09:24:53) 13.《ネタバレ》 ちょっと想像と違った。しかし相当面白い映画だ。閉鎖空間での人間描写などはいろいろなものを風刺していて非常に興味深い。突っ込み所が多すぎるのが欠点だが、緊張感は最後まで続く。彼はヒーローではなく、彼女もヒロインではなかったということだ。そしてあの驚愕のラスト、いろんなことを考えながら観てたけど私の想像は超えていました。もーびっくり!それにしても、あの結末はあんまりじゃない?この映画ほど観た後に他人のレビューを読み直した映画は初めてです。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-21 08:39:14) 12.《ネタバレ》 久し振りにハリウッドの作品を映画館で観ましたが、やはりハリウッドの迫力は凄いですね。よかったです。この手の作品はどうしても超常現象などのCGを駆使した点に目が行きがちになってしまいますが、監督が描きたいのは、CGなどを使うことで極端化された人々の感情なのだと思います。「グリーンマイル」でもそうでしたが、ダラボン監督が描きたかったのは結局“人間の愚かさ”ではないかと思います。自らの想いばかりを優先してしまう、死と隣り合わせの状況下で、見えなくなってしまう他者の思い。それこそ一寸先は霧のようなものであり、人の愚かな心が霧を作るのだと思わされました。そして霧が晴れたときになってようやく気付き、後悔し、嘆き悲しむ。どの登場人物も自分、あるいは自分の身近な存在(大切な存在)だけのことしか考えられない。無関心であり、他人事だと割り切ってしまう。それがどれだけ愚かなことか思い知らされるラストになっています。この作品は、世界中が陥っている他者への無関心さに警鐘を鳴らしているのだと思いました。 【ボビー】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-20 04:40:05) 11.《ネタバレ》 ストーリー展開が最近観たクローバーフィールドと似ているが、こちらの方が衝撃的。霧に包まれる外界から避難しスーパーマーケットに閉じ込められる人々の人間模様がイタイ。最後は余りに救いがない結末。キング=ダラボンのこれまでの作品にないテイストだっただけにショックを受けた。 【kaaaz】さん [DVD(吹替)] 9点(2008-05-18 23:36:52) 10.《ネタバレ》 予告編から「霧たちこめるだけでどうやって2時間以上話をもたせる気なんだ?」と思ってたら虫やら糸やら触手やらが出てきてクローバーフィールド状態であせった。クローバーフィールドとまではいかないが序盤からカットが長く臨場感やシンクロ感を盛り上げる演出が巧く十分機能していた。しかしなんといっても突然極限の絶望感に放り込まれた人々のドラマがこの映画の面白いところだったと思う。狂信者を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンの存在が秀逸で、危ないのは異次元から来た奴等だけでなく人間の精神もそうであると感じた。仲間において行かれ、仲間となるはずの人間から殺された軍人がその結末である。色々な意見もあると思うが、ラストは凄まじいものとなっている。スーパーからの脱出に成功し希望を得た一団だが超巨大生物との遭遇やガス欠から死を余儀なくされる究極の絶望を味わい、一転し軍隊の攻撃によって霧は晴れる。知人だけでなく守ると約束した息子まで殺すしかなかった主人公にとって霧が晴れる事は死よりもつらい経験となり非常にやるせない気もする衝撃的な終焉だった。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-17 21:37:07) 9.《ネタバレ》 キングの原作『霧』を読んだのは、かなり昔な感じで、どんなストーリーだったかいな?と思い出しつつ見ておりました。最後だけは記憶していて、この映画は、原作とは違う最後を迎えるようだけど、キング作品の映画化でお馴染み、激甘なオチなんか持ってきたら、ボロクソに叩いてやるわ!って感じだったのですが・・・。元々、私はこの監督さんが大変苦手です。どれもこれも「クドくてクサくてワザとらしい」。なので全然期待できなかったものの、どうもその「クドくてクサくてワザとらしい」ノリが感動モノでは虫酸走り系になるけどホラーには有効であるのだな、と。いい意味でB級の悪趣味ワールドを彩っております。その上で、キングを読んでいるといつも感じるザラザラとした人間の感情のイヤな感触、エゴの不快感がきっちり表現されていて、今までのキング映画ではろ過されていた、だけど実はいちばん重要な部分が大変上手に出てるなぁ、と。キングって、人を不快にさせてナンボな人なので、その精神を忠実に守った上で、原作のモヤったラストに更なるキッツいオチを与えてみせたこの映画、大変お見事。なんだ、この監督、ベタベタ甘~いクサ~い系映画なんか撮ってないで、あっち側のザラザラ系キング作品を片っ端から撮ってればいいのに。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-17 18:29:32) 8.《ネタバレ》 映画をみて、これほど“絶望”という想いを感じられたことはなかったと思う。 この点において、本作は評価されるべきだろう。 最後に巨大生物を登場させることによって、微かな“希望”にも完全なピリオドを打ったところも上手い。 ラストの行動に繋げるだけの決め手や動機付けにもなっている。 彼らにはもはや抗う姿勢すら見せていないほどの“絶望”を与えている。 問題はラストのオチだろう。 自ら死を選び、全滅するくらいならば、誰でも予想はできるオチだ。 まさか“死”よりも過酷な責苦を主人公に負わせるとは思わなかった。 なぜ、主人公にこれほどの責苦を負わせたのかが、最大のポイントではないか。 キングやダラボンの宗教観など実際には分からないが、個人的には本作を見て、彼らは「神はいない」ということを描くよりも、逆に「神はいる」と描いたような気がする。 人類が神に逆らうようなことばかり行っていると、“死”よりも恐ろしい“地獄”を味わうことになるという警鐘を描いたように感じてしまった。 庭に木を植えるというような人間の業にすら、罰があるというのは行きすぎな話だが、自然を破壊し、自然の摂理に逆らっていれば・・・という想いがあるのではないか。 「神はいない」ということを描きたいのならば、全滅させればいい話だ。 ホラーとしても面白い作品だが、この点の仕上がりはそれほど良くはない。 制作費18百万ドル(このラストで大金を使えるはずはない)と超低予算映画なので、CGの出来が非常に悪く、蜘蛛の糸の勢いのなさには苦笑してしまうほどだ。 ただ、本作のメインテーマはホラーというよりも、パニック時における人間模様だったのではないか。 “恐怖”に襲われた際の集団心理や陥りやすいワナを上手く描いている。 人々の恐怖を利用し、神を悪用することによってマインドコントロールされ、狂信的・暴力的なカルト集団の誕生の過程までをも描いてしまっている。 また、人々は協力し合えば助かったかもしれないのに、最後まで争いやプライド、己の信念を捨て去ることはできないというのも面白い。 こういった点についても、ダラボンは描きたかったはずだ。 その意味では、影の主役は間違いなく、狂信的な宗教家ミセス・カーモディを演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンだろう。 彼女の怪演がなければ、この映画の魅力は激減してしまう。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-17 14:40:33) 7.グーローいーーーー!!!こんなエグいパニックホラーだなんて、予告編では一言もゆうとりませんでしたやんw●●の断片の気色悪い動きに始まり、全身あんなことになった彼とか、倒れたアレから噴出すナニとか。もう人間が生理的に受け付けない不快映像が次々と。まあ、楽しめたからゆるすけど、心の準備ってもんがある。今度はちゃんとCMでもそれらしく宣伝してください(笑)結構グロが好きな身としてはWow!(『スゴっ!』)な映像が満載でした。いや、この映画の場合はやはりオーマイゴッド、もしくはジーザス!かな。 【Mum,theSanChrys】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-05-16 23:52:21) 6.《ネタバレ》 少年時代のトラウマ小説「漂流教室」を思い出しました。 見事な密室パニックぷり。現実にありえそうで、面白かったです。 ラストはあまりにも救いようが無くて驚いた。これがあの「ショーシャンクの空に」とはまるで正反対。凄い監督さんですね。 【ふくちゃん】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-16 00:29:00)
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