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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です!
【クチコミ・感想】
2.器と食材はとても豪勢なのに食してみるとファミレスの味がした――良きにつけ悪しきにつけ、いわゆるハリウッド大作としての面目を保った作品(笑)盛大に血しぶきが飛び、人と人が殺しあっているのに、「悲劇」に見えないのは、戦争のキッカケがあまりに馬鹿馬鹿しいからだろうか。いくら「愛のため」と言われても、戦争に駆り出された両軍兵士もトロイの民衆もいい迷惑、オーリは好きでもパリスとヘレンはただの阿呆にしか見えません。もっとも私の鑑賞目的は「ミニスカショーンを見る」だったので、その目的は当初予想を上回り満足。ブラピとバナの一騎打ちシーンもお見事!一見の価値ありです。 【HIDUKI】さん 7点(2004-05-15 23:35:37)
1.満を持して登場した、男たちの超大型スペクタクル英雄叙事詩。
乾いたギリシアの大地、地平線まで覆い尽くす黒い軍勢。大地を揺るがす足音、槍と盾のぶつかり合う金属音、馬の嘶き、男たちの叫び声。二つの津波がぶつかり合う時、そこに生じる史上最大の戦い。兵士と兵士が、剣と剣が、怒りと怒りが、魂と魂が衝突を繰り返す。そして残るのは死体と血と涙と嘆き。その全てが、全てが俺の”男ゴコロ”を揺さぶり狂わすんだ。
原作に登場するワガママな神の要素をほぼ消した事で、神話が史劇に生まれ変わった。圧倒的な映像のパワー、そしてパワー。女たちは華麗に咲き誇り、男たちはその美しい花を守るため、無惨にも愚かにただ散ってゆく。俺たちは格好良く生きるために闘うんじゃない。格好良く死ぬために闘うんだ。トロイア戦争で燃え尽きた英雄たちの魂が、燻ること無く三千年後のスクリーンで再び炎を上げる。その赤い残像が、俺の黒い瞳孔に宿り続けていく。 【紅蓮天国】さん 8点(2004-05-15 21:53:25)(良:2票)
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【点数情報】
Review人数 |
262人 |
平均点数 |
5.86点 |
0 | 3 | 1.15% |
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1 | 4 | 1.53% |
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2 | 7 | 2.67% |
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3 | 15 | 5.73% |
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4 | 23 | 8.78% |
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5 | 35 | 13.36% |
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6 | 68 | 25.95% |
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7 | 69 | 26.34% |
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8 | 30 | 11.45% |
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9 | 6 | 2.29% |
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10 | 2 | 0.76% |
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【その他点数情報】
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