みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
67.ああ・・・なんとこわい160分だったことか・・・。びくっびくっと座席から飛び上がり、かつ、もぞもぞと背筋がなんとも不快な160分。目をそらせたいのに、画面に釘付けになりました。完璧にイカれたジョーカーが最悪で最高です。 今回は9点にしましたが、数年後もう一度観たあと10点になるかもしれない。観たいけどこわいなぁ。 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-29 10:55:44) 66.すごい迫力。思わず目をつぶって耳をふさいだシーンもありました。 【リブロース】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-28 19:24:48) 65.《ネタバレ》 まず、悪趣味でひとりよがりなところがあると思えた。好き嫌いで言うと、この見せ方は好きじゃない。でも、真実が描かれているとも思えた。この映画が伝えようとするところを、本当に理解するのはなかなか難しいと思うし、十分に理解しないで称賛するのは危険だと思う。見た後に大変疲れて、重い気持ちになったのは・・・多分、不十分なんだと思う。ジョーカー、ブルースやデント、ゴードン等々の‘闇’(欺瞞や狂気、恨み・憎しみ・過ち・迷い)をここまで描くんであれば、同じ人々の‘光’の部分をもっともっと前面に出さなければならないと思う(描いてないわけではないんだけど、見終わって思い出すのは闇の部分ばかり・・・)。だから不十分なんだと思う。それと、ここ大事だと思うんですが、バットマンは罪を‘被る’んではなくて‘償う’んだと思いますよ。 【ジマイマ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-28 01:32:42) 64.ほかのアメコミ映画とは比べ物にならないほど、クォリティーが高い内容でした。 シリアスで暗い話ですが、テンポのよいストーリ展開です。 やはり、今までのバッドマンシリーズに比べると深みがあり、続編が期待されます。 ヒースはロックユー!の時のさわやかさとは一転して、うまく狂気を演じていたと思います。いい才能を失ってしまいましたね。 【とけいだい】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-25 21:43:26) 63.《ネタバレ》 素晴らしい。何が正義で何が悪か観る者を揺さぶる混沌ぶり。 他のヒーロー物では、とても描けないであろう世界は、バットマンにぴったり。 船のシーン「実は、スイッチを引いた方が自爆する」と言う罠だと思っていた。 「罪人は、死んでも仕方ない。カチッ(一般市民)」自分達が爆破。 「キャハハハ!(ジョーカー)」...と思ってたけど、違った。 ダークなストーリーの中、あそこで「希望の光」を見せるのだが、ある意味で不思議。 「バットマン、顔出しやがれ」「暴露男、殺してしまえ」が市民の本性だったのに...。 直進しか出来なさそうな極太タイヤ・バイク最高!。どうやって、曲がるんだ?。 他の人も書いてるけど、題名「暗黒の闇」だと思ってた。 最後で「騎士」って、そっちか!。素直に驚いて楽しめた。むしろラッキー?。 【じょるる】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-25 00:50:01) 62.《ネタバレ》 ヒースレジャーの怪演が評価されているが、そのほとんどは脚本によるところであって、ビジュアル面やら純粋な演技力で言えば1作目のジャック・ニコルソンには及んでいないような気がする。にもかかわらず本作のジョーカーが見るものに強烈な印象を与えるのは「狂気」の種類がニコルソン版ジョーカーとは全く違うからである、ニコルソンはただ単に自らの欲望に忠実に暴れまわっており、そこにはピカレスク・ロマンとまでは言わないが、ある種の「美学」が感じられ、エンタテイメントとしての爽快感すら存在したのだが、今回のジョーカーは狂気にあまりにも誠実であり、理性的ですらある、そもそもヒース版ジョーカーはデントの一件を見てもわかるように自分(だけ)を「特別」な人間として見ていない、つまりは人間と言うものは全て自分と同じ「狂気」を持っていると考えている、だとすれば彼の行為は全ての人間の(狂気への)開放であり、彼にとっては自己犠牲を伴った奉仕的な行動といえるのかもしれない、そういった考えは理解できないことはない、(もちろん同意はしないが)しかしそれはエンターテイメントではない、だから彼はひたすら不快で怖いのだ、彼を殺さないバッドマンにイライラする観客はまんまとジョーカーの策略に陥っているわけであり、そのことを理解することもまた不快である。同じような狂気を扱っていてもレクター博士には美学があったし、「バトルロワイアル」にはモラルを突き抜けたユーモアがあったが、この作品には何も無い、言うなれば「無償の悪意」を観客に投げかけてくる、金やら愛やら命やらといった具体的な欲求ではなく心の奥底に潜む「純粋な悪」の部分を直接刺激してくるのだ、誰もレクター博士になることはできない、しかしジョーカーにならなる(なってしまう)ことができる、だからこの作品は怖いのだと思う。 【るね】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-25 00:05:50)(良:8票) 61.《ネタバレ》 評判をいぶかって観にいきましたが、なかなかのモンです。ヒース・レジャーの演技に尽きるが、善悪や、はっきりわからないが何かを風刺しているようなストーリに後々語り継がれるような奥深さを感じてしまう、何か事が起きるたびに観返してしまいそうな映画だ。ジョーカーはバットマンの暗黒面(ダークサイド)なのだろう、バットマン無くしてジョーカーの存在はありえない、バットマンがいたからこそ生み出してしまった悪。いくらお金持ちでも解決が困難になる、彼は普通の人間なのだから、完全無欠のヒーローではない。だから本当はただのサイコ野郎ジョーカーがこれほどの強敵になってしまう恐怖の矛盾。本当に良く出来ていました。それにしてもゴッサムシティがどんどん大都市になってる気が・・・ 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-24 23:03:50) 60.アメコミ作品でこんなに見応えのある作品は初めてです。二度目の鑑賞時の方が内容をより理解することが出来ておもしろかったです。善と悪について考えさせられました。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-24 19:35:46) 59.ヒースはこの映画に彼の限りない才能の全てを注ぎ込んでくれた気がします。ジョーカーとのラストシーンでジョーカーがバットマンに「自分がいるからお前がいれる」みたいなことを言っていましたが、善と悪はとても強く結びついていることに再度気付かされました。みんなそれぞれの正義の元、悪の元に生きていて、ある人の正義が時には誰かの悪になってしまう。トゥー・フェイスの言うことさえも共感できてしまい、身をつままれる思いでした。自分もゴッサムに居たらきっとこれからバットマンを非難し生きていくと思います。真実を知ることもなく。そしたらあのジョーカーの嬉しそうな笑い声が聞こえてくる気がします。 【よーじろー】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-24 19:24:50) 58.二度鑑賞しました。てんこもりの映画で、一度では満足できませんね。ジョーカーの繰り出すゲームに、バットマンも観客も踊らされます。ヒースのジョーカーは圧巻。ゴッサムシティの描き方は、前作『バットマン ビギンズ』とはだいぶ変わっていましたね。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-24 17:05:45) 57.《ネタバレ》 10点でないのは期待が大きすぎたから。最後のフェリーのエピソードの完成度がいまいちであったことと(時間との勝負のはずなのに投票したりして呑気なんだよね)、バットマンが犬にやられていたのが非常に不可解であったことなどもある(なんで?一撃でしょ)。また、どちらを助けるかのシーンでは逆の住所を教えるところまではいいが、どちらかしか助からないという必然性を見出せない(バットマンのほうが速いから?それを計算して?)。さらに、ジョーカーが警察署から脱走するところでも人質にされた警官があまりにも無防備なのと(尋問室に入るな!明らかに危険だから!)、逮捕が計画されたものだとするには(あの中国人実業家を連れ去るために)あまりにも偶然性に頼りすぎている。くらいかな、、不満、不明点は。後は確かに歴史に残るような完成度でしたね。 P.S. 彼はトゥーフェースというキャラクターになったんですね。あの変化に少し違和感を感じていたんですが知っていれば納得ということですね。 P.P.S. 中盤からバットマンがみせるKnight精神が新鮮でしたね。そして最後も罪をかぶり街を思う。このヒロイズムにアメリカは熱狂したんでしょうね。このような種類の映画が日本からも出てこないかな。。 【ハル】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-24 15:16:37)(良:1票) 56.《ネタバレ》 なかなかアメコミ映画にしては重たいテーマを抱えていると感じました。スパイダーマン3に通じるところがあるでしょうか。最後もすっきりと勧善懲悪で終わるわけではありません。大人向けのアメコミ映画です。惜しむらくは無駄な時間があるわけではないけども少し時間が長いのとバットマンの世界観が現実の世界と融合されてしまっていることですね。もう一度観てみたい作品です。 【いっちぃ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-23 23:27:07) 55.時間の長さを感じさせない作品でした。 逆に2時間30分もありながら内容を詰めすぎたのでは?と思います。 思い切ってあと1時間伸ばしてもよかったかも。それか2作にわけるとか。 ビギンズを再度観たくなりましたね。 【カマデラコーントッピング】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-23 23:25:49) 54.《ネタバレ》 今回バットマンの前に立ちはだかるのは純度100%の「悪」であるジョーカー。自分の過去さえも覚えてなく、まるで呼吸をするかのように人を殺す。しかも彼は狂っているだけでなく非常に計算高い。バットマンを内から外から追い詰めていきます。そしてバットマンの理解者であるデントが「悪」に染まり「トゥーフェイス」となるあたりから物語は加速度的に進んでいきます。 トゥーフェイスは自分を騙した者達への復讐を始めます。 そして、バットマンは常にジョーカーの後手後手に回ります。 ここまでのシナリオは間違いなくジョーカーが描いていたとおりの物でした。しかし、最後の最後、ジョーカーがゴッサム市民に提示したゲームがバットマンの、そしてデントの信念であり正義は無駄ではなかったと示す結果になります。 しかし、市民に根付いていたデントの「正義」はデント自身の中にはもう既になく、「悪」に染まっているという皮肉・・・。そして死ぬまでに結局デントは5人を殺害してしまいます。バットマンは市民の間に根付き始めた正義を摘み取る結果を恐れます。 バットマン自身も一歩間違えばデントと同じ。悪の道へ染まっていたかもしれない。 「だけれどもレイチェルが自分を選んだ!」という幻想だけで何とかバットマンをやっていけてるぎりぎりの状況。それにもかかわらずバットマンはデントの殺人の罪を被ります。 そしてバットマンはゴッサムシティを影から支えるまさに「ダークナイト(闇の騎士)」となるわけです。 次回作でバットマンは新たな闇に、そして自分自身に内包する闇に打ち勝つことが出来るのか。次回作に期待せずにはいられません! (追記) 2回目観賞しました。 ストーリーの隙の無さが際立ちますね。やっぱりジョーカーは素晴らしいのですが、1回目は正直ジョーカーに圧倒されてしまい他の役者たちの演技やストーリーラインをじっくりと観賞することが出来なかったので。脇を固める名優達が最高でした。そして、主人公役のクリスチャン・ベール。 彼のカッコよさが2回目は際立ってましたね。ラストのゴードンの「ダークナイトだ。」のくだりからドン!と「THE DARK KNIGHT」のタイトル。たまりませんね… 【bolody】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-23 01:43:36)(良:3票) 53.《ネタバレ》 内容がギッシリの2時間半。ヒース・レジャーの演技が怖い。 ジョーカーがとことんワルすぎる。すぐ人を殺しちゃう。 最後はモヤモヤ感が残ったけど、なんか心地いい。 【eureka】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-23 00:11:28) 52.《ネタバレ》 一言で言って、すんごい重厚な作品。 アクション映画なのに、アクション性を自重した抑制ある演出は凄い決断。 ドラマも冗長な感じはまったく無く、いやはや良くぞここまでと言う完成度。 ギター侍似のヘッポコマフィアを中国から拉致るブルース様の圧倒的な資本力と行動力は出来る男の鏡。まるでこち亀の中川みたいな破天荒な金使いの荒さは観ていて気持ちがいい。 ぜひお友達になりたいです。 【シロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-22 13:26:34)(良:1票) 51.《ネタバレ》 ひとりでレイトの時間帯に見に行ったのが正解でした。めっちゃ怖い。ジョーカーめっちゃ怖い。指の動かし方まで怖かった。クリスチャンベイルは相変わらずセクシーで、ゲイリーオールドマンやモーガンフリーマンに関しては言うことなしです。ビギンズと同じくアルフレッドには萌えました。私はレイチェルは可愛いと思う。私がレイチェルだったらデントを選ぶはないけれど、デントもいい仕事してたと思います。役者さんが豪華で爆破シーンも派手なのですが、『ハリウッド映画ですか』党の私は別に食傷を起こすこともなく、むしろ毎秒感心して鑑賞していました。引き込まれてました。(上映時間が長くて、途中でトイレに立ったのが後悔ですが・・・。)自宅に帰ってwikipediaで初めてヒースレジャーの顔写真を見たら、普通の優しそうな男性で驚きました。28歳での夭折。ご冥福をお祈りします。2回目行こうと思ってます。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-21 23:47:17) 50.《ネタバレ》 2度見てしまいました。 一度目は、文句無く10点。凄まじい傑作だと思いました。 そしてストーリーに翻弄されること無く鑑賞できた二度目に感じたことが、 「この映画は、エンターテインメント性に富んだ『ゲーム理論』の教科書だ」 ということです。また厚生経済学の実験のようにも感じました。 登場人物が抱えるそれぞれのジレンマ。そして選択の意味。 それら一つ一つが非常に興味深く感じられ、丁寧に検証してみたいと感じています。 特に2隻のフェリーで仕掛けられた将に「囚人のジレンマ」ゲーム。両者の行動の結果は同じであれ、「できなかった」と「やらない」という選択の意味の差は非常に大きいと思えます。 また最後のウェインの選択は、正義(ジャスティス)というよりも義侠心(コミットメント)。ヒロイズムというよりも騎士道(武士道?)精神。だから「Knight」なのかなと勝手に納得しております。 そしてこの映画の隠れた魅力は、マイケルケイン・モーガンフリーマン・ゲーリーオールドマンの名優3人。 アルフレッドの卓越しながらも優しい眼差し。 フォックスのウィットに富んだ会話。 正義を貫く姿がどんどん板についてくるゴードン 彼らの振る舞いは秀逸です。中でも、真っ当な役という新境地を開いたゲーリー・オールドマンには拍手です。 ということで、様々な新たな魅力に気付いた二度目の鑑賞も、10点満点でした。 【八幡浜ちゃんぽん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-20 16:51:44) 49.おしっこに行くタイミングがないくらいのめりこんだ 【くまさん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-20 02:21:44)(笑:1票) 48.正義と悪、光と影、健全と狂気~すべてコインの表裏。人間、どちらに転ぶか運しだい。圧倒的な映像と鬼気迫る演技で見事にそれを描ききっています。偉大なるジョーカーに黙祷。 【つむじ風】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-20 01:08:42)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS