みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
16.《ネタバレ》 1971年度版「夢のチョコレート工場」が未見、原作も読み終えないままでの鑑賞となりましたが、鑑賞後もそれらを早く観たい、読みたいと思うくらい楽しめました。4人の祖父母達の老人にはありがちな真っ直ぐなボケ、個性的な悪ガキとそのバカ親、貧しくも心優しいチャーリーーと父母、そして、奇妙キテレツなウォンカさんと沢山のせんだみつお・・・もとい、ウンパルンパ。それらをブラックなユーモアで練り上げてる(それも、絶妙なさじ加減で)って感じです。ツボにはまったのは、ウンパルンパの歌とダンス。厳密に言うと、歌とダンスに入る前にタッタッタッと走ってきて、それぞれが定位置につくところ!?軽やかな走りが良いのです(笑)ウォンカさんがガラスのエレベーターに何度も顔面ぶつけるシーンは、実際に自分がした事あるだけに、苦笑い。ウォンカさんはまだいい。私は鼻血が一杯出たっけ・・・ 脚本はもちろん、カラフルなセット、音楽なども良かったですが、何よりも全ての配役がはまっていたのがよかったのではと、個人的に思います。原作とはラストが違うらしいのですが、映画のラストは温かくて好きです。実は愛を求めていたウォンカさんとお父さんとの再会、そして和解。 バケット家の一員として食卓を囲むほのぼのシーン。 自然と口元がほころんでいました。 【プリシラ3103号】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-14 00:55:04) 15.演出で映画館がチョコレートの香りで包まれていましたが、そんなことせずとも十分映画からチョコレートの香りが薫ってきました。昔ジョニーデップがショコラっていう映画出てましたが、チョコ好きですねえ。工場内の夢と魔法の世界と、寒々しい外界との対比。特にチャーリーの家ははやく生活保護を受けさせろって感じで、斜めってておもしろい。でも被害にあった子供たちかわいそうですよ。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-14 00:32:18) 14.待ちに待って、見てきました。面白かったのですが、ティム大好きな私としては、もう一つ・・・・もうちょっとダークなつくりになってるかと思ってたので、ちょっぴり残念!!エルフマンの音楽も良かったのですが、うんぱるんぱの歌うシーンは、昔の方がインパクトある気がします。ジョニーは、相変わらず芸達者!!生意気な子供たちの配役はぴったりで最高ーでした。まあ、不満はありますが、久々にティム・ワールドを楽しませてもらい、楽しい時間を過ごせました。 【ぴっぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 16:03:33) 13.《ネタバレ》 期待して?行ったかな。まずまず面白かったです。ティムバートンの信仰者にとっては、最高の組み合わせになったと思います。ストーリーにはもっとひねりがあるかと思っていましたが、すんなりでした。しかし、冒頭からディズニー批判?かな。燃える人形のグロテスクな顔には、ドッキリさせられますね。さー、始まったぞと思ったら単なるイッツ.ア.スモールワールド嫌いだそうです。見ていくうちにチャーリー以外の少年、少女がごく普通でチャーリーは嘘っぽく見えてきたのは私も相当ひねくれものでしょうか。子供はこどもらしいもんですよね。チャーリーは人間できすぎ。分かってはいるけどなんか変。全体にミュージカル仕立てにしたり、配色を凝ってみたり、ビジュアル的にはここかしこに独自性が良く出ていて楽しみました。うちの奥さん(そうとうなディップフアン)いわく、ディップのメイクが気持ち悪いと、言ってましたが私は、なんか気に入りました。親に認めてもらえなかった過去を引きずる悲しみと孤独感が良く出てました。最後に!拾ったお金は警察に届けましょう!!(大笑い(^○^)) 【としべい】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 12:37:18) 12.《ネタバレ》 チョコレート工場に行ってからの、超強引な展開についていけずに脱落した人も結構いるんじゃ・・・。俺はあの縦横無尽に動くエレベーターから振り落とされないよう、必死にしがみついてたけど。プライベートで自身が父親になったという変化が、創る作品にこんなにも影響を及ぼす映画作家も珍しいと思う。従来のバートン調と、後半からの教訓臭さがそこかしこで垣間みえてしまい、魅力的だけど手放しで傑作!とは言えない作品になってしまってますね。今回はギリギリの所でそのバランスが均衡を保っていたような気がするけど、後者の方が頭をもたげてきて、これから単なる説教オヤジ的作風だけにはならないでくれ、バートン!! 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-09-12 10:56:07)(良:2票) 11.うんぱるんぱ! 【たま】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-11 18:40:02) 10.ファンの人に言わせれば「バートンが原点に帰ってくれた」などと評価されることだろうけど、個人的にはやはり監督は「ビッグ・フィッシュ」でいい意味で大人になったと思わされる映画だった。ジョニー・デップの存在感に加え、原色を使ったセットの数々はいつもながらセンスを感じさせるし、いざというときに歌うウンパルンパも楽しいが、それ以上に盛り込まれたブラック・ユーモアはファンタジーというよりも教訓的な寓話を作り上げていて、そこがバートンの父親の視点も強く感じさせる。余談だが、子役たちが性格に負けず劣らずアクの強い顔つきばかり、毎度ながらバートンの役者選びには感心させられる(バットマンシリーズは別)。クリストファー・リーは「スリーピー・ホロウ」にも出演していたが、オタク監督バートンの元ドラキュラ俳優への敬意の表れなのだろう。ラストの展開もたしかに「ビッグ・フィッシュ」だ。一歩間違えると陳腐になりがちだが、監督の演出によって、わざとらしすぎないメルヘンチックな温かみを持った終わり方になっていて、後味は非常にいい。バートンファンも「ビッグ・フィッシュ」似だからといって目くじらを立てずに、にラストを静かに見守って欲しい。 【マイカルシネマ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-09-11 14:37:56) 9.もうオープニングでめろめろになってしまいました。ティム・バートン最高! 私はもともと原作ファンなので、今回の映画化で前回の映画化で不満だった部分がどのくらい解消されるかなとか、逆に不満が出たりするかなといろいろ考えつつ見ましたが、後半のオリジナルな部分も含めて、もう満点献上です。 チョコの川の質感も今回は良かったし、お菓子の船もいい感じ。そしてウンパルンパのダンスと歌も良かった(笑)リスも見ごたえありましたね。 ジョニー・デップのMr.ウォンカも、当初の予想イメージとちょっと違いましたが、このティム・バートン版のMr.ウォンカとしては完璧にはまっていたと思います。 しかし、最後のシーン、暖かくしなくちゃいけない工場の中で雪降らせていいんでしょうか? もしかして偽物の雪だったり?(笑) 【ぽん】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-09-11 08:37:59) 8.《ネタバレ》 なんとまぁバートンワールド全開の作品だろう。前作『ビッグ・フィッシュ』に惜しみなく満点をつけた私であるが、正直なところ、バートンにしてはあまりにも真っ直ぐすぎる作品であることに戸惑いもあった。本作品は、前作での私の不完全燃焼の部分を十分に満足させてくれたといえる。子供たちへの容赦ない虐待、ディープ・ロイの多芸?ぶり、100匹のリスたちの迫力ある演技。そしてジョニー・デップの強烈なキャラクター。この悪ノリぶりこそバートンの真骨頂だ。他人にはお勧めできないが、マイフェイバリットな映画がまた1本増えてしまった。 【denny-jo】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-10 21:52:54) 7.《ネタバレ》 プレミアには欠かせない叶姉妹のボイン(死語)に圧倒されつつ、いっぱいの芸能人にミーハー心を湧き立てつつ、ジョニデよかティム!と舞台挨拶に燃えつつも、何より原作が小学生時代からのバイブルとなっている私にとっては映画本編こそが重要でした。これが、もう意外なほどに原作に忠実で、子供の頃のわくわくどきどきをきっちりなぞってゆくような感じで、懐かしさや子供の頃に抱いていた思いがバーッと引き出されて、とても冷静には見ていられませんでした。細かい部分の違いはあります。ワンカ氏(とあえて書きたい)のお父さんのエピソードが加えられた事で、ワンカ氏の年齢設定がぐんと若くなって、それってどうなんだろ?と見る前は思っていたのですが、ジョニー・デップの奇怪さと垣間見せるシリアスさの演じ分けは、ワンカ像に更なる深みを与えた感じがあります。ウンパ・ルンパも原作とイメージは違いながら、彼らが歌い踊るシーンでの歌詞が忠実なので物語から剥離している事はありませんでしたし。そして、原作と大きく異なる展開を見せるラストには「どうなっちゃうんだろ?」とハラハラ。ティムらしいラストシーンは、原作に感じる一抹の淋しさを補うものですらありました。全編、ティムの悪趣味一歩手前なセンスと原作の持つ毒のあるイメージとが見事にマッチしていましたし。と、ホメてるワリには点数が上がりきってないのは、やっぱり自分の中に確固たる自分だけの「チョコレート工場の秘密」があるからに他なりません。そして、それを超える事は誰にも不可能だと言う事。だから普段なら本当は9点か10点かもしれませんが、冷静になれないがゆえの8点、ですね。帰りの通路ですぐ後ろから叶姉妹のボイン(死語)に追い立てられて更に冷静になれなかったワケですが。【追記】あ、忘れてました。全国30館くらいで上映中にチョコの香りを漂わせるとの事ですが、犬っ鼻な私からするとプレミアの時のはチョコの香りと言うよりも『タバコチョコから剥がした薄い紙の匂い』でした。 【あにやん🌈】さん [試写会(字幕)] 8点(2005-09-09 23:38:25) 6.《ネタバレ》 ダニー・エルフマンの音楽に乗って、奇妙かつ奇ッ怪な機械が、踊るように、歌うように、チョコレートの原料を溶かし・固め・包装していく。そのオープニングで、ぼくは確信した。“これだ、この感じだ。あのバートンが還ってきた!”と。…そう、ティム・バートンの映画は、常にこんな「ガジェット感覚」に満ち満ちていた。どこかグロテスクなまでに誇張された、オブジェのような機械が、精確無比に動き出すことの驚きと快感。その「荒唐無稽さ」が、もはや忘れていた(と言うか、「封印」していた)幼い子供時代の「熱狂」と「破壊衝動」を呼び覚ます(…そう、子供たちは「動くもの」が大好きで、しかもそれを「壊すこと」に夢中になるものだ)。それこそがバートン作品の“核心”でなり、そのアナーキーな魅力の中心だったはずなのだ。 それが『マーズ・アタック』以降、彼の映画は、そんな破壊的なパワーをあっさりと失ってしまう。一見するといかにもバートンらしい題材や物語であり、美術やセットでありながら、そこにはあの「熱狂」も「破壊衝動」もすっかり消え失せてしまっていたからだ…。 しかしこの最新作でバートンは、ふたたび彼独自の「ガジェット感覚」を、そのアナーキーな“毒(!)”に満ちた魅力を、画面いっぱいにブチまける。あの、子供たちをひとりひとりを見事に、そして最高にイヂワルく“始末”していく装置=機械の、何というブラック・チョコレートな味わい! そう、やはりバートンはこうでなくっちゃイカンのだ。 しかも、初期のバ-トン作品が「父親」を失った「孤児」の物語であったこと。彼らの“反社会的”な振る舞いが、結局のところ「孤独」に起因し、それがいびつな形で表出されてあったものであったことを、この映画はあらためて教えてくれるだろう。最後にジョニー・デップの主人公が父親と“和解”する。その父親を、クリストファー・リーが演じていることにも、ぼくたちはナミダするだろう。…そう、バートン作品で真に「父親」を演じられるのは、ヴィンセント・プライスとリーしかいない。ユアン・マクレガー=アルバート・フィニーでは駄目なのだ! とにかくバートンの<天才>は、この「クリスマス映画」において見事に復活した。そのことを、何より嬉しく思う。 【やましんの巻】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-09-08 13:00:22) 5.《ネタバレ》 ティムバートンが醸し出すファンタジー世界を堪能。だれもが心ぽかぽかになれますね。心優しい家族思いの少年には、きっといいことが訪れるのだ。ひとつだけ原作から気になっているのだけれど、お金を拾ったら届けるべきでは… 【ちくわ】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-09-06 10:14:04) 4.オリジナル版は、大作でなかったせいかちょっとこぢんまりしていたけれど、子供の教育にぴったりのほんのりダークファンタジーでしたが、ティムとジョニーの本作、ブラックなところはちゃんと押さえつつ、ファンタスティックな工場はもちろん、ウンパルンパたちのミュージカルシーン(でもユーモアさが増した分ビザールさはオリジナルのほうが上手かも)なんかも思いっきりパワーアップしてましたね。終盤のオリジナルストーリーには思わずジーンと来て、泣くかも?と一瞬思ったくらいだし・・・でも、この部分は「ビッグ・フィッシュ」とほとんど同じ展開なんですよね。その辺が評価別れるかも。 【シェリー・ジェリー】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-09-02 21:24:46)(良:1票) 3.面白い!!私の中ではバートン作品のナンバ-1です。 今までは、あのキッチュで悪趣味で人工的な、大人向け香辛料入りロリポップ風画面作りが生理的に好きになれなかったんだけど、ここまで面白さがジャストミートしてくれるなら話は別。 凄いのは、これがブラックな面白さでひねたオトナの鑑賞に堪えるのと同時に、しっかり子供向け娯楽作品としても成立してるって事。わかりにくい、頭をひねらねばならない点が殆ど無いって事。そしてバートンが狙った悪趣味で大げさな笑いを、ジョニーが十二分に理解した上で、滑ることなくきちんと観客に表現していちいちつぼにはめてくれるって事。大画面でこそ、という映画の醍醐味をしっかり味わわせてくれる事。 ウンパルンパといいリスといい、いやなCGみたいなツラのガキといい、よくぞここまで見せ所をそろえ、そして堪能させてくれました。バートンとジョニーの黄金コンビを、ここに至って映画界の財宝として認知いたします。長くかかってスミマセンでした。 【あにさきすR】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-08-31 23:46:16)(良:1票) 2.《ネタバレ》 事前に原作本を半分ほど英語で読んでて、内容はなんとなく知っていたのですが、もう本当に面白かった!!やっぱりティムバートンの世界は大好きです。ティム×ジョニーの作品ってやっぱり安心して見れますね。うん。私は安心しきっていました。色彩も鮮やかだったし、家族は大事っていう伝えようとしてることはありきたりなんだけど、あのファンタジーの世界が好きでした☆満足だったんだけど、ただ、「ピーウィー」や「シザーハンズ」で魅せてくれたおなじみのカラクリが現代っぽくCGになっていたことがショックでした(最初のチョコレートを作る機械のところ)。今までのカラクリはあの手作りさが好きだったのにな・・・ 【リノ】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-08-30 23:21:36) 1.英国で観ました。今日(7/29)が公開日です。客入りは上場で、ジョニー・が出てきた時は歓声が起こった。映画が終わった時は拍手が起きた。で、何回もみんなが笑ってた。あたしと友達は英語力がまだないので、完全にはわかってないんだけど、相変わらずジョニーの存在感はすごかった。で、なんだか知らない小さい人が出てくるんだけど、あの人あたしの大好きなX-ファイルの8シーズンの「Badlaa」に出てくるんだけど、あれめっちゃ恐ろしい話なの。だからたまらなく怖かった。うん。 【ネフェルタリ】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-07-30 07:36:38)
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