みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
40.映画の新しい時代が幕を開けた。映像を観た瞬間、そう思いました。 【珈琲時間】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-31 16:39:08) 39.《ネタバレ》 本日、何の事前情報も得ないで鑑賞しました。まさか3Dメガネのレンタル料(300円)を取られるとは思いませんでした。他の劇場もそうなんでしょうかねぇ…。 私が見た劇場では、一部の予告編から3Dメガネ対応画像でした。まさかファイナルファンタジー13のCMを3Dで見れるとは思いませんでした。そう考えると、これからの映像関連(映画・テレビ・ゲームなど)はこのスタイルが多く採用されるかもしれませんね。 映画本編ですが、初っぱなから3Dの凄さを堪能できます。ちょっとした日常風景からパンドラの大自然まで全てが3D。奥行きがあるだけでこんなに違うんだ、と感じるばかりでした。スクリーンは10m以上離れているのに、手を伸ばせば触れるのではないかと思う位飛び出すオブジェクトもあり、技術の進歩の凄さを感じざるを得ませんでした。3時間弱の長丁場でしたが、3Dメガネによる眼の疲労は全くありませんでした。最初は慣れが必要かもしれませんが、快適に鑑賞できると思います。 映像の凄さは素晴らしかったですが、ストーリー的には素晴らしいと声を大にして言えるほどのものでは無かったように感じました。環境映画としてとらえて見るのがいいのかも知れません。もちろん映画館で見るべき映画ですよ、これは。 評価も非常にいいようですが、2~3年後に3Dという技術が浸透してきて改めてこの映画を見た時に、初めて正しい評価ができる作品だと考えます。現段階での完成度は高いと思いますので、この評価です。この作品は年が経つにつれて評価は下がると推測してしまいます…。 余談ですが人類側の主力戦闘機、『帰ってきたウルトラマン』に出てくるマットジャイロに見えてしかたがありません(笑)。そしてシガニー・ウィーバーが『エイリアン』シリーズの時とほとんど変わっていないのにビックリしました。ある意味、美麗なCGよりもビジュアル的に衝撃的でしたね。 【さくぞう】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-31 15:39:02) 38.《ネタバレ》 この作品の世界観と映像は素晴らしかったです。初めて3Dで見ましたが特に違和感もなく映像体験を堪能出来ました。物語は「ダンス・ウィズ・ウルブズ」の舞台設定を宇宙に変えたような内容だったので特に目新しい部分はなかったです。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-31 11:05:39) 37.《ネタバレ》 ジェームズ・キャメロンが偉いのは、3Dという使いやすい宣伝文句を前面に押し出しながら、その中で一貫して「自分のやりたいこと」をやっているということである。勧善懲悪、強い女性キャラの登場、最後は一大決戦ですかっと決着。80年代から愚直なほど手法が変わってないのには感心する。それと、見ていて終始嬉しかったのは、特殊映像と効果音の洪水に紛れて、ジェームズ・ホーナーがここぞとばかりにやりたい放題コテコテスコアを炸裂させまくっていること。笑みが止まりませんでした。私にとっての見所はその2点。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-30 03:05:00) 36.CGが凄い作品は近年数多く作られてきましたが、このアバターは別格です。今後CG界では、アバター後、アバター前とで分けられる様になるでしょうね。 【Yoshi】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-12-30 01:07:03) 35.《ネタバレ》 3D(字幕版)で視聴。「無意味に何かが飛び出す」「こっちに向かって水をかける」というような3D映画にありがちな大げさな演出がほとんどなく、3Dを自然に使いこなしていることには好感が持てる。おそらく2Dコンテンツとして市販されるようになっても十分に楽しめるだろう。字幕の色や大きさもよく考えられており、以前の3D映画のような見づらさは軽減している。映画の3D化にとって大きなマイルストーンになることは間違いない。しかし、それゆえ「3D」の限界を感じざるを得ない。画面の明るさ、精細感はどうしても2Dにかなうものではないからだ。この映画に使われている映像技術は、3Dという要素“以外”にも多いが、そうした視覚効果は2Dの方が堪能できるのではないか。余談だが、今後、3Dとして制作される「スペクタクル映画」は、この映画と対比されることになるだろうが、2億ドルとも3億ドルとも言われる制作費をかけたり、新鮮味のあるような映像表現を生み出すのは容易ではなさそうだ。ストーリーは、奇をてらわずオーソドックスな展開。むしろ、善玉も悪玉も驚くほど“裏切り”がないという点では拍子抜けするほどだが、これは映像の凄さを際立たせるという意味でよいと思う。 【mohno】さん [試写会(字幕)] 8点(2009-12-30 00:42:26)(良:1票) 34.3D映画は初体験だったけど、いいとも悪いとも…。 それまでのものに遠近感という情報が加わることによって ライブ感が増すのは確からしい。 でも思ったより飛び出して見えなかったなあ、座った席が悪かったのだろうか? 3Dゴーグルで視界にスモークがかかり、画面がかなり暗く見えるのはつらい。 内容としては、ラストのスペクタクルはかつてない迫力だったと思う。 現代戦の残虐性を描き、被害者の側に感情移入させていることも 反戦的なテーマのようにも感じられた。 しかしそのぶん、後味は爽快なものとは言えなかった。 スターウォーズのような軽い後味の映画は正しいのだと思えてくる。 上映時間も長い。濃い味も過ぎればくどくなる。 【且】さん [映画館(吹替)] 8点(2009-12-29 21:01:10) 33.3Dで見てきました。 通常版は分かりませんが...。 すごい.................これはすごいっ!! 感想としては、この言葉が一番合うと思います。 ここのレビューで高点数だったので、 まさかとは期待しましたが...ここまでとは...。 最近のハリウッドは意外とCGとシナリオの質が高く、 TF/リベンジやターミネーター4(どちらも劇場で見ました)も素晴らしい出来栄えでしたが...。 全くのバックグランド無しの『オリジナル』でこの凄さは一体...。 ロマンス先行の「タイタニック」は一生見ないと決めている映画ですが、 ジェームズ・キャメロン作品...見てみたくなってしまいました...。 「アバター」もロマンス要素満載ですが...別格でした...。 【sirou92】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-12-29 20:53:40) 32.《ネタバレ》 またもや映像革命が起きてしまった。惑星パンドラに広がる密林、そこを駆け回るクリーチャー、人間が乗り込むバトルスーツ、そしてナヴィの住む大樹。どれをとっても現実に存在していると感じる程にリアルで造形が造り込まれているのが分ります。特に面白かったのは先住民ナヴィの生活様式をちゃんと描いている点でした。彼らの住居、彼らが信じている宗教、彼らの生死観などが分ってくると純粋にワクワクします。そしてヒロインのネイティリがどんどん可愛く思えてくるのが面白いです。あとはナヴィ達が翼竜に乗って滑空するシーンが素晴らしかったです。ホントに重力がかかっている様に見えるので、ちゃんと飛んでる様に見えるのです。簡単にいえばラピュタの飛行シーンの様なリアルさ。 終盤の人間とナヴィとの全面戦争はとんでもない映像のスケールで、これだけの驚きを与えてくれた映画はロード・オブ・ザ・リング以来でした。長年の沈黙を守ってきたジェームズ・キャメロンですが、あれだけ休んでこれを作っちゃうなら、もう何でも許せちゃう心境です。本当に夢の様な二時間半でした。 ただ苦言を呈したい点もあるわけで……。まず敵の指揮官にイマイチ魅力がないのがキツイです。あとは話が余りにもありきたりなので若干つまらないというのも辛い所でしょうか。ストーリーは二十数年前に宮崎駿が"風の谷のナウシカ"でやっていた事と同じだし、そこはどうにか今の世界に合った物にほしかったです。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-12-29 20:29:42) 31.《ネタバレ》 IMAX3Dにて鑑賞(名古屋109Cinemas)。料金2200円也。はっきり言って安い。映画ファンはこの歴史的な映画を観るために今すぐ都心へ向かい、お祭りに参加しよう! これは少なくとも、時代がスーファミからプレステに移行したのと同程度の革命である。具体的にはついこないだ見た『2012』のCG映像を速攻陳腐化するだけの威力はある。つまりこれからどんどこ3D映画が作られていき、かつ来年から3D対応映像機器がばんばん売られはじめるとして、5年後、いや3年後に『2012』見たらなんてちゃちな映画だと思うはずだ。人間とはそういうものだ。つーことは少なくとも、これまで作られた『2012』とかスター・ウォーズみたいな映画に限って言えばあと数年でその価値をなくすというか、古い次元のこととしか語られなくなるっつーことだ。こりゃえらいこっちゃ踊りを踊らずしてなんとする。 予告編でまずシンデレラみたいな映画の3D映像が流れ、その見事な飛び出し具合に思わず声が出るが、まるで飛び出す絵本みたいな階層を成した3Dでなんだこりゃとも思う。でも本編はぜんぜん違った。キャメロンがこの映画のどんな部分に腐心したか、この比較からちょっとわかった。 本編でまず気になったのは字幕。なんか手前にありすぎ。手元のメモを読むみたいな目の動きが必要で、当然映像に対する集中は削がれる。たまに字幕が横に出たが、今度は(おそらく片目の視野にしか入らないせいで)2重に見えたりする。ただ後半になるにつれ気にならなくなっていったので、ひょっとして慣れるものなのかもしれない。 映像については、自分で体験してほしいと思うのであえて文章にしない。ちなみに私はド近眼かつ初期老眼なので遠近感については心配したが、字幕以外ほぼ問題なかった。もっともキャメロン自身かなり老眼が進んでいるはずなので当然かもしれないが。 物語は巷間語られているとおりである。もっともこの映画の持つ意義を考えれば、物語についてはごく原初的かつエモーショナルなものでなければならなかったはずで、素直に感動しておくのが態度として正しいと感じる。 ああもっと書きたいのに書ききれない。つーか肝心なことを書いてない。とにかくわしはイクランの群れに分け入るという体験ができただけで満足じゃ。昔『地球の長い午後』や『宝石泥棒』を読んでわくわく想像した大地にまさかじかに立つことができるなんて、えれー時代になったもんだ。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-29 15:50:34) 30.ジェームズ・キャメロンがこだわりにこだわった、3Dは文句なしに素晴らしい。 これまでの、単に奥行きだけが強調されたものとは一線を画した、臨場感あふれる映像には度肝を抜かれた。 特に飛行シーンの迫力は凄まじい。 ストーリーは、もう手垢のついたというか、どのシークエンスも既視感を拭えないありきたりのものだが、パンドラという未知の星をわたしたちの(まさに眼前に)存在させたという映像の説得力はそんな理屈をねじ伏せるだけのパワーがあったように思う。 CG技術のひとつの到達点と、映画の可能性の広がりを考えると、革新的な作品ではあるでしょう。 ただ、色がね~。メガネのせいで明度が落ちるんですよね。仕方ないけど。 飛び出す字幕(笑)は読みにくいので、映像を堪能するためには吹き替えの方がよかったかもしれません。 【poppo】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-12-29 12:43:58) 29.文句なしに楽しめた。こういう映画がどんどん出てくればこの産業の未来も明るい。とにかく観てない人は映画館で行くことを強くお勧めしたい。「眼鏡をかけてる人は3Dメガネは疲れるので注意。」 【たろへいゴンゾーラ】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-29 08:15:52) 28.《ネタバレ》 初レビューがこの映画であることを光栄に思います。 3Dでの鑑賞です。3Dの映画世界へようこそ。 冒頭のコールドスリープより目覚めるシーンから早速ド肝を抜かれました。 ここまで違うものか!2Dでも十分綺麗だと思いますが、3Dにすることでもう その場にいるような感覚にさせられました。数日前に鑑賞した2012のCGの凄さが 今ではショボく感じてしまいます。 この映画は絶対3Dで、尚且つ映画館で鑑賞するべきです。 ストーリーや人物動機に疑問符が付く所も少しはありますが、そんなの些細なこと です。ストーリーが全てだ!と言ってこの映画の魅力が分からない人はかなり 不幸だと思います。 3Dには賛否両論あるかと思いますが、表現方法の1つとして大いに発展して欲しい 分野です。3Dテレビはいらんけど。。。 キャメロン監督も今後は3D以外は作らないとパンフで明言されちゃってますしね。 それにしてもいきなりこのレベルのものを出されたら後に続く人たち大変だなぁ。 ハードル上げすぎでしょう(笑) もう一度見に行こうと思います。再びパンドラに行ってきます。 【hanabuto】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-29 06:19:08) 27.私が一番大好きな映画監督の、初の3D。これほど公開を心待ちにした映画は初めてだった。アバターは映画の歴史を変えた1作!と言って間違いないだろう。「キャメロン監督は今後、これを超える映画をどう作るのか?」と、アメリカの評論家らが評したその意味が・・日本の映画監督が「完敗だ」と言った理由が分かった。監督が語った「物が飛んできたりするとそれをよけなきゃならなくなる。そうすると観客は映画館にいると気付いてしまう。飛び出す3D映画にはしない。」というセリフ。「観るのではない、そこにいるのだ」というキャッチコピー。観て、やっと分かったよ。私は今日アバターという映画を観たけど、観たのではなかった。パンドラという星に行ってきたんだ!そう感じさせてくれた映画。 この3Dは飛び出すのではなく、奥行きがすごいのである。ここでのレビューを見ても分かるように、普通の人は3Dと聞けば誰もが飛び出すことを想像する。私もそうだった。でも違うのだ。観客の思いつく想像などキャメロン監督はたやすく超えてしまう。そう、かつてターミネーター2で度肝を抜いた時のように・・ 構想14年。思い描いた世界が映像化できる技術が出来るまで、あえて映画化しなかったという。ナウシカとラピュタの実写版とも言える世界。「宮崎駿ファンなのでジブリに似てると言われると嬉しい」とキャメロン監督は言う。だがこれをアニメではなく実写にしてしまうとは・・出来た監督&スタッフらはとにかくすごい。技術を超えた、もはや執念の賜物だろう。映画で作れない映像は無い、という時代に来てしまったのではないだろうかとさえ感じた。空に浮かぶ島・ふわふわと漂う妖精たち・バタバタと倒れる木々・戦闘機から発射されるミサイル。その全てがスクリーンの何十メートル、何百メートル奥に実際に存在するかのようなのだ。今まで「映像革命」とうたってきた映画は何本もあったが、革命のレベルが・次元がはるかに違う。映画の新時代の幕を開けた、後世に語り継がれる伝説の1作!3D眼鏡が重くて耳が痛くなったけど、約3時間もあって酔わないか心配だったけど・・全然平気だった。エンディングロールの最後まで、満席の観客の誰も席を立たなかったのがいい映画の証拠だと思う。この映画はDVDで観たら意味がないと言っても過言ではない。ぜひ映画館で「体験」すべき映画。もといアトラクションだ! 【ましゅまろシナモン】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-29 03:07:03)(良:2票) 26.《ネタバレ》 間違いなく上映時間中に私は「パンドラ」にいた。そう感じたから10点なのは仕方がない。 【かのっさ】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-28 10:08:05)(良:1票) 25.映画を初めて目にした人々の衝撃はこのようなものだったのではないかと想起させる。些事はどうでもいい。あの世界に心を持っていかれそうになるくらい圧倒された。映像に慣れすぎて『映画』の意義を見失いかけていた我々に新たな映画の可能性を見せつけた作品だと思う。人間はすべて生身の俳優が演じているのもいい。CGの限界と意義をよくわかっている。 【J.K.】さん [試写会(字幕)] 10点(2009-12-28 02:15:30) 24.《ネタバレ》 秀作です! しかしキャメロンはもっとできるはずなのであえて厳しく7点。 昔と違い、ほぼCGなのが残念(しょうがないけど) あと、ナウシカやラピュタをキャメロンが絶対観ていると思われる所がありました..。 ミシェル・ロドリゲスは脇女戦士(エイリアン2とかに出てくる人)として大抜擢と思います。 【オヴリッジ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-12-27 23:49:39) 23.《ネタバレ》 とにかく美しいの一言。大作と言われるものは結構見たが、これだけの臨場感がある映画は始めてだ。3Dだから飛び出す、でなく平面には無い奥行があった。パンドラの星の美しさ、戦闘ヘリの迫力。これは家庭でなく、映画館に行って見るべき。パンドラの原住民の表情もとっててもリアルだった。これは映画館で是非見るべき映画。 最後にマイルズ大佐が、軍人として妥協せず軍人としてのあるべき姿を貫き通したのが、ストーリとしてすっきりさせたと思う。 【ダイバー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-12-27 22:43:58) 22.《ネタバレ》 うーん・・・ちょっと長い。 3Dに関しては冒頭のシーンで『おぉ!』と思わせるも、 後はたいして3Dらしさは感じられなかった。 ストーリーも最初から誰もが想像がつく内容。 まぁあくまで実験的な作品と私は位置づけています。 キャメロンならさらに驚かせる作品を作れるはず。。。 ただ、映像は慣れてしまうとそれで客を呼び込むのは厳しい世界。 あくまで映画は『脚本』です。 それをお忘れなく・・・・ 【ナラタージュ】さん [映画館(吹替)] 6点(2009-12-27 15:58:27)(良:1票) 21.《ネタバレ》 予告編を見て予想したのは『パンツァー・ドラグーン』ミーツ・スタン・ウィンストンな世界で繰り広げられる古典的な、敵こそが正義で寝返りパターン、民衆の力がテクノロジーを圧倒し、ホーナーお得意の民族音楽&アクションシーンで打楽器キンキン!って映画。実際に見て、まんまやないけー!って。つーか、『ジェダイの復讐』『攻殻』『パプリカ』『ナウシカ』『ラピュタ』『ヤマト完結編』『HALO』『聖剣伝説II』『PSO』『ロスト・プラネット』『モンスターハンター』等、怒涛の類似ネタの洪水にクラクラしつつも、心はちっとも映画に描かれていたコネクトシステムみたいには映画の深部へとシンクロしてゆかない、もどかしい状態が続きました。そもそも、この映画に深部なんてないのかな。まるでキャメロンが与えられたテクノロジーで嬉々としてオタク趣味を爆発させているようで。映像には胸躍る瞬間が何度も訪れます。でも、それは映画特有の感覚ではなくって、むしろゲームをプレイしている時に訪れる感じにそっくりで。3Dも含めて、映画と言うよりは見世物、今のテクノロジーをどうだとばかりに披露してビックリさせるイベント。それもまた映画の1つのあり様でしょう。でも、取り返しのつかないくらいにオタクをこじらせてる人間にとっちゃ、この映画の中の要素全てが、もう飽き飽き、お馴染みな感覚、これは革新ではなくて到達点。その先、テクノロジーが本当に生命を得た世界が見たいんだってば。おっさん、映画撮ってない間、ずーっとネトゲしてたでしょ?みたいな映画でした。これをキャメロン一人の手柄にしちゃう事は、ここまで積み上げてきた世界中のクリエイターに失礼だしね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-12-27 14:06:04)(良:3票)
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