みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
55.まず、相変わらずのストーリーテラーぶりと、映像の美しさに拍手です。私がバートン作品で一番素晴らしいと思うのは映像です。色彩感覚と光の使い方が絶妙です。こんなに良いお話なのに、オタク魂を失っていない、インチキ臭い登場人物の数々が最高。これほど上映時間を短く感じた映画は、近年久しぶりです。ただ、バートン作品がいままで持っていた「勢い」みたいなものが感じられなかったのがやや残念です。すべてが丸く収まり過ぎている感じがしました。最後、シャム双生児ではない双子や、巨人ではない大男が出て来る葬儀のシーンは蛇足かなと・・・・ 配役にも、ちょっと「ん?」と感じてしまいました。アリソン・ローマン→ジェシカ・ラングって、どうよ!? 魔女はやっぱりリサ・マリーに演じて欲しかった! ヘレナ・ボナム=カーターは大好きな女優さんだけど、雰囲気的にミス・キャストだった様に思う。ユアン・マクレガーとスティーブ・ブシェミは最高でしたが。佳作です。 【ともとも】さん 8点(2004-06-04 10:16:39) 54.平凡な日常も、ちょっとした飾り付けでこんなに素敵な人生になるのですね。お父さんの語るどのお話も「本当だったらいいのにな」と思うような魅力的なエピソードでした。 【イナセ】さん 8点(2004-06-03 21:30:52) 53.印象は「フォレスト・ガンプ/一期一会」と「バロン」を足して「シザーハンズ」で割った感じ、でしょうか。快く思っていない父の人生を辿る旅に出た息子は、嘘だと思っていた父の言葉が全て真実だったと知る。そして旅の終着地、父の今際で嘘と真の違い、そして事実と真実の違いを知る。その違いとは、唯「信ずるか否か」だけでしかない。もう、病床のアルバート・フィニーがビリー・クラダップに「私の死に方を聞かせてくれ」と言った瞬間、涙が溢れてしまいました。こりゃズルイヨ…、こんなのどうしたって感動するって。ま、もちろん原作自体が素晴らしいのだとは思うし、脚本の功績も大きいのだとは思いますが、やっぱりティム・バートンでなければこういう作品には完成しなかったでしょう。癒されるとはこういうことです、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2004-06-03 15:05:23) 52.ウソのない人生なんて何がおもしろいんだ 【ポジティブ】さん 8点(2004-06-03 14:14:04) 51.《ネタバレ》 何でだか分からないけど、見終わった後にさわやかな気分になった映画でした。 ファンタジー系が苦手な人も楽しめると思います。 【ブルックリン】さん 8点(2004-06-03 07:50:58) 50.《ネタバレ》 すいませんが低得点です。どうも画面が好きでなく、色使いも好きでない部類で。。。 水仙の場面で、なんのためらいも無く花々が踏み潰されていたのがどうしても最後まで気に為ってしまいました。(CGであって欲しいんですが。。。) そしてそんな事が切欠か??いろんな場面で、『デリカシーが無いなぁ~』と感じてしまったのは自分だけか。。。 ストーリーや展開も、どうも先読み出来てしまったし、この映画の主題、何を伝えたかったのかが、どうも自分には判らなかったです。皆さんの高得点に対して、自分は感情移入できなかったのが残念です。 『ショーシャンク。。。』でさえも心に響かなかった自分って、結構ひねくれ者か?? それとも無崇なリアリストだろうか?? もう少し大人になって観たら、また違った良さも感じれるのかな?? 残念残念です。 【Pizz】さん 5点(2004-06-03 02:53:19) 49.面白かったんだけど、どうも今一つ入りこめなかった、というより入りこみたくなかった。なんか見ていて辛かった。原因は不明。 【馬飼庄蔵】さん 8点(2004-06-02 19:59:28) 48.《ネタバレ》 なんか不思議でした。不思議だというのは結局どういったコトだったのだろう?と言うことです。また、私としては泣けるとかそういったコトはありませんでした(悪くもなく、嫌いでもないのですが・・)。元々ティム・バートンが好きだったことと、皆さんのレビューを拝見(高評価だったので)し、観に行きました。この監督の作品では、今までとは違うカンヂの映画だなぁと思いました。 【Urabe】さん 6点(2004-06-02 12:05:13) 47.童話のような作品。おとうさんが一から話してくれました。その話を疑いながらじっと聞き入りましょう。ひとつひとつじっくり聞きましょう。なんとなぁく見えなかったものが見えてきます。やさしいやさしい映画でした。 【杉下右京】さん 8点(2004-06-02 05:39:56) 46.言葉作りがいいですね。よもや哲学的でありそして噴出しそうな行動の数々。 どこか星の王子さまに似ています。 【とま】さん 7点(2004-06-02 02:37:38) 45.《ネタバレ》 ちぎれていた親子の心の繋がりが最後には戻る。それをファンタジックなサイドストーリーを交えて描いています。原作があるそうで、読んでみたくなりました。一面の水仙畑、木の枝に引っかかる車、不思議で楽しい画はいくつもありましたが、映画の中で一番良かったのは、やはり息子が父のために想像力を働かせてお話を創るところですね。川の中に立つお母さんを見た瞬間、泣くのを我慢するためにぎゅうぎゅう唇を噛みしめてしまいました。その後の本当のお葬式シーンも暖かさが溢れていてステキでした。音楽も優しい物語にぴったりで胸に浸みました。でも、ですね、私のバートン作品の好きなところって、ピンクとチャコールグレーのマーブル模様のような、メルヘンのなかにブラックな要素が含まれている、明暗両方が描かれている、そこなんです。本作は全編通してアイボリー一色、とでも言いましょうか…。今回ブシェミが私には普通の人に見えてしまい、正直ビックリしました。ニヤリとできるブラックな味付けがある方が、個人的にはバートンの本領発揮のような気がしています。別のレビュワーさんがリサ・マリーの不在を残念がられていましたが、私も彼女の持つ毒気がバートン作品のひとつのポイントになっていたと思うので、とても残念です。次回作はどんな味付けになるでしょう。 【のはら】さん 7点(2004-06-02 01:38:29) 44.真実の中に見てきたような大ウソを散りばめた心優しき御伽噺。息子が妻につぶやく「みんな父が好きなんだ」。こんなお父さんならそりゃうちにもひとり欲しいよ。 【mimi】さん 8点(2004-06-02 00:45:54) 43.エンディングの方ではとても涙があふれました。心が洗われた気がします。 【アンリ】さん 7点(2004-06-01 14:44:53) 42.《ネタバレ》 不思議な映画を見ました。何がウソで何が真実かわからない。でも、皆さんがおっしゃっているとおり、そんなことはもはやどうでもいいのです。葬式のシーン、泣けました。 父エドワードが見た自分の死に様、それは自分の話をまったく信じようとしない息子が周りを愉快にさせる話をしてくれることだったのかもしれませんね。 【T橋.COM】さん 8点(2004-06-01 00:08:36) 41.ありきたりな言葉でしか表現できない小生をお許しください。不思議なな御伽噺を思わせる極上のストーリー。ストーリーに見事に溶け込んだ幻想的な映像。その根底に流れる親子の絆と愛。心地よい暖かさに包まれ、自然に涙が溢れ出ていました。感動です。 【tantan】さん 10点(2004-05-30 08:48:30) 40.《ネタバレ》 好きです。 時計を一度も見なくて済みました。 父親とは、「良く知っている赤の他人」。 この言葉には痺れました。 変な詩人の住む、あの街、あの街に僕も帰りたいと思うのは、僕が歳を取ったせいでしょうか。 【ひでぼん】さん 8点(2004-05-30 00:02:02) 39.残念ながら、う~ん・・・という感じ。 【kasumi】さん 5点(2004-05-29 01:28:29) 38.《ネタバレ》 ハ~……タメイキ……。 何と言っていいか言葉がすぐには浮かばないくらい魅了されました。 ティム・バートンがこういう作家だということは私は知っていたゾ~、ほんとだゾ~、と思いつつ、でもそれでも、何でここまで素晴らしいんだ、と言わずにはいられません。 荒唐無稽なホラ話と美しい映像が、リアルな人生とからまりあい、真実のテイストを生み出していくマジックを、思い切り堪能しました。 息子の気持ちの奥深くにあった(に違いない)父に対する思いがヴワアとたかまっていく終盤は、ものすごいカタルシスですが、場面そのものはありえない世界そのもの。なのに、なぜか作り物の世界にいる感じがしない…… そんなことを思い出しながら書いていたら、また涙が出てきてしまいました。 (家にあまり帰ってこない夫、妄想癖のある夫とのあいだで、若かった日々の妻に何の葛藤もなかったはずはありません。だけど、この映画の中ではいいんです、これで。ねッ!(^_-)) 〈追記〉追記を書こうとして(良:1票)をいただいていたことに気づき、びっくり。ありがとうございました。 ところでどなたかも書いておられましたが、この映画の息子は一種の近親憎悪から父に反発をしていた、ある意味わかりやすい関係性ではありましたね。 私は自分が亡き父を常に受け入れにくかった長女だったので、この父子の関係に親近感を覚えます。 ですので、あれだけ反発していた息子が瞬時に父に思いを寄せ一気に和解に向かっていくその心理も、とても共感します。理屈じゃないんだよ、と。胸の内にグツグツとしていたものは常にあったわけだよ、と。 しかし一方、唐突に思い、あそこが理解できない、と思う人がいても不思議ではないとも思います。そんなに簡単に「それが親子ってものだよ」と言われても困る、といった感じでしょうか。 監督は、また脚本は、その「答え」に当たるものを何も明確に伝えてはいませんが、私はその謎を解くカギは、あの「息子の妻」のふるまい、言葉、そして彼(息子)が彼女に向ける「愛してやまない」という視線、ここにある!と思っています。 私が今回この映画の現実場面の描き方の中で最も秀逸だなあ・・と思う部分です。 分析しすぎると面白くなくなる気はしますけどね・・。 【おばちゃん】さん 10点(2004-05-29 00:57:48)(良:1票) 37.いい作品だったと思う。でもここのレビューを見てから映画館に行ったからか、皆さんが言うほどの感動はなかった。なんとなくおとぎ話にも感情移入できなかった。でもエンディングではさすがに目がウルッときた。 【珈琲時間】さん 7点(2004-05-28 17:18:51) 36.《ネタバレ》 お伽噺を語り、皆を喜ばせる父(エドワード)と、 真実を伝えるジャーナリストとして生きる子(ウィル)。 彼ら二人は、似たようなものではあるが決して相容れないところがあり、 その点を息子であるウィルは近いが故に、そして似ているが故に 憎んでしまうという一種の近親憎悪と、その和解が描かれていますが 「父から子への手紙」のような感じで観ることができる一作です。 父は常にありのままでそこに居続けていたにもかかわらず、 息子はその父を色眼鏡で見ようとし続け、ついには父を理解できずに 最期の時を迎えてしまうというエピソードは、何か現代社会への ティム・バートン流の皮肉が込められているのではないかと思いました。 現実世界でも、物事を複雑に考えすぎているがために、答えが 見つからなくなっている物事が増えてしまっている。そうした現状に対する 警鐘が込められているのではないかと感じてしまいます。 もちろん、全編を通じた映像は非常に美しく作り込まれていて、 映像を楽しむことも十二分に可能な作品になっています。 この映画をファンタジーだからといって敬遠している方は、 エドワードの法螺話の中にある人生訓を読み取るように映画を観るべきでしょう。 きっと、違った見方ができるはずです。 【もっちー】さん 9点(2004-05-28 03:32:59)
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