みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
7.《ネタバレ》 こんな完成度の高い映画は久しぶりに見ました。レビューは↓の方々が書かれている素晴らしいレビューと全くの同感です。普段アメコミ系はちょっと・・・と敬遠される方にも是非オススメしたいです。ビギンズと同じくリアリティー描写が徹底されており、思わず冒頭は“これは犯罪映画?バットマンで間違ってないよな?”と思ってしまいました。アメコミヒーローを扱った映画を、ヒーロー万歳という娯楽だけではなく、“バットマンとジョーカーという表裏一体のキャラクターを使い、正義と悪の存在意義を視聴者である観客にまで問いかけてくる”といったレベルにまで押し上げた名作だと思います。ヒース・レジャーのジョーカーは言うまでも無く素晴らしく、劇中でバットマンに揺さぶりを掛けるのと同様、観ているこっちも憎たらしさにイラっときてしまいました(笑)。それはデントとレイチェルの拉致シーンの結末で頂点に達します。結果、バットマンシリーズで有名な敵キャラであるトゥー・フェイスをジョーカーの究極の作品にした点も非常に上手いですね。絶望的でありながらそれでも正義を求めるバットマン、そして一般乗客と犯罪者をそれぞれ乗せた最後の2つのフェリーでの人々の行動が、最後に救いを見せてくれた気がします。ノーラン監督はこのダークナイトでやりたい事は全てやったという事で続編は考えてないようですが、“その後のバットマン”がどうなり、人々はゴッサムシティ―のバットマンにどういう答えを出すのか?、最後の1本是非お願いします! 【三毛たま】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-11 14:40:42) 6.《ネタバレ》 とても長く感じた映画だった。私としてはバットマンがダークなヒーローであることの設定にはとても共感できるが「悪人でも殺さない、すべての罪をかぶる」という落としどころには納得いかない。警察ではできない法を犯した偽善行為は悪を抹殺してこそだと思う。トラックひっくり返す判断は瞬時にできてもバイクで悪人ひき殺すことができないのは単に正義感ではなくチキンに思えてしまう。そんな葛藤も盛り込んだ作品といえば聞こえはいいが、納得いかなかったんだもん。 【かのっさ】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-08-11 10:15:05) 5.《ネタバレ》 <本日BSで二回目鑑賞>。前回見た時はデントの顔が綺麗に半分だけ焼けるのになんでやねんってツッコミを入れたんですけど、今回良く見たらデントが椅子から倒れた時に顔が半分油で浸かってる場面があったんですね。だから引火して半分だけ焼けたと・・・。そこは納得行きましたが、やっぱり二回目見ても面白くなかったです。みんな高評価なのになんで自分だけこんなに面白くないかと疑問に思ってたのですが、今回わかったのはバットマンというキャラに思い入れがある自分にとってはやっぱりバットマンがピンチにならないってのが一番の理由かと思いました。今回はバットマン以外の人達がターゲットにされるのでほとんどバットマンがピンチになる場面がないのでドキドキ感がないんですよね。それに加えジョーカーに終始振り回されて後手後手の行動なのでバットマンの魅力があまり感じられないのも自分的には良くなかったです。(だからタイトルがバットマンじゃないのかな?)多分ヒロインが前回と同じ女優さんだったらもう少し感情移入しやすくて評価もあがったと思います。 <前回感想。> なんかやたら評価が高いので期待して見たものの、自分的にはあんまり・・・って感じでした。デントとレイチェルの二人とも誘拐されてしまうってさすがにブルース・ウェインが無能にしか見えない。ブルース・ウェインが絶対の信頼をおいてゴッサムシティの未来を託そうとまで考えている人物なんだから、有り余る金やハイテク機器を使ってもっとちゃんと警護するべきでしょ~。ってか普通するでしょ~(警察内部に裏切り者がいるってのも序盤で判ってるわけだし) まあ、これはアメコミだから許せるとしても一番許せないのがジョーカーを殺さないと ころ。ジョーカーがしてきたことを考えるとさすがにこれは偽善としかいいようがないしダークヒーローらしくない。やっぱりジョーカーはティム・バートン版と同じように落ちて死なないといかんとです。 【映画大好きっ子】さん [映画館(邦画)] 4点(2008-08-10 13:50:56) 4.1800円のチケット代が安かったと思えた作品はこれが初めてです。 【ちょっき】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-10 12:28:03) 3.《ネタバレ》 デントとバットマンの違いとはなんだったのか。二人とも犯罪を憎み、街の為に命をかける男なのは間違いありません。しかし愛する女性が死んだ時、彼女を殺した者を憎みむか、彼女を死に追いやった犯罪自体を憎むかの違いだったと思いました。そこがデントとバットマンの心の強さの差だったのでしょう。"何故人間は闇に堕ちるのか"こんな暗いテーマのノーラン版バットマンですが、私は大満足でした。 演技の方では、ジョーカーを演じたヒース・レジャーが凄かったです。甲高い笑い声が只々不気味です。撮影終了後に亡くなったそうですが本当に惜しい人を亡くしたと思いました。 トゥー・フェイスを演じたアーロン・エッカートも中々の好演でした。 前半・後半に分けた方が良かったって声がチラホラありますが、トゥーフェイスだけの作品だと、どうしてもジョーカーのパートに目劣りしそうな気があると思うので、これはこれでアリだったと思います。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-10 10:33:08) 2.《ネタバレ》 最初から最後まで緊張感で息が抜けない。もはやアメコミの域を越えたシリアスな作りは圧巻。続編がありそうなエンディングだがジョーカーの代役は難しい。A・エッカートもいつものにやけたイメージを払拭した好演技。「ダーク」で重厚な「傑作」だ。あえて言えば、ピリピリした場面が続くだけに、2時間半の長さに肩がこった。「ナイト」は夜じゃないのね、とエンディングのクレジットで知りました。 【kaaaz】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-10 05:02:28) 1.ヒース・レジャーの凄まじいまでの怪演ぶりにバットマン役のクリスチャン・ベールが完全に喰われてしまっている感じでした。 ハリウッドは本当に惜しい役者を亡くしてしまいましたね。 物語自体がダークなので映像全体が暗いのは仕方ないのですが、暗闇での黒い衣装のバットマンのアクションシーンでは何が起こっているのか分かりづらかったのが唯一残念な部分でした。 【ライアー】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2008-07-30 04:18:33)
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