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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

THE LORD OF THE RINGS:THE RETURN OF THE KING
2003年【ニュージーランド・米】 上映時間:203分
アクションドラマアドベンチャーファンタジーシリーズもの小説の映画化
[ロードオブザリングオウノキカン]
新規登録(2004-01-11)【すぺるま】さん
タイトル情報更新(2019-08-12)【Olias】さん
公開開始日(2004-02-14)


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監督ピーター・ジャクソン
助監督ジム・ライジール(ノン・クレジット)
キャストイライジャ・ウッド(男優)フロド・バギンズ
イアン・マッケラン(男優)ガンダルフ
リヴ・タイラー(女優)アルウェン
ヴィゴ・モーテンセン(男優)アラゴルン
ショーン・アスティン(男優)サム
ケイト・ブランシェット(女優)ガラドリエル
ジョン・リス=デイヴィス(男優)ギムリ
バーナード・ヒル(男優)セオデン王
ビリー・ボイド(男優)ピピン
ドミニク・モナハン(男優)メリー
オーランド・ブルーム(男優)レゴラス
ヒューゴ・ウィービング(男優)エルロンド
ミランダ・オットー(女優)エオウィン
デヴィッド・ウェナム(男優)ファラミア
カール・アーバン(男優)エオメル
ジョン・ノーブル(男優)デネソール
アンディ・サーキス(男優)ゴラム(スメアゴル)
イアン・ホルム(男優)ビルボ・バギンズ
ショーン・ビーン(男優)ボロミア
ジョン・リス=デイヴィス木の鬚
浪川大輔フロド・バギンズ(日本語吹き替え版)
有川博ガンダルフ(日本語吹き替え版)
大塚芳忠アラゴルン(日本語吹き替え版)
内海賢二ギムリ(日本語吹き替え版)
小山力也ボロミア(日本語吹き替え版)
菅生隆之エルロンド(日本語吹き替え版)
長島雄一ゴラム(日本語吹き替え版)
宮本充ファラミア(日本語吹き替え版)
本田貴子エオウィン(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦セオデン(日本語吹き替え版)
山寺宏一エオメル(日本語吹き替え版)
立木文彦ギャムリング(日本語吹き替え版)
石田太郎木の鬚(日本語吹き替え版)
岩崎ひろしデアゴル(日本語吹き替え版)
宝亀克寿ゴスモグ(日本語吹き替え版)
小林清志アングマールの魔王(日本語吹き替え版)
納谷六朗死者の王(日本語吹き替え版)
塩田朋子ガラドリエル(日本語吹き替え版)
平川大輔レゴラス(日本語吹き替え版)
勝部演之デネソール(日本語吹き替え版)
山野史人ビルボ・バギンズ(日本語吹き替え版)
村治学メリー(日本語吹き替え版)
坪井木の実アルウェン(日本語吹き替え版)
廣田行生マドリル(日本語吹き替え版)
原作J・R・R・トールキン「指輪物語」
脚本フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
ピーター・ジャクソン
音楽ハワード・ショア
主題歌アニー・レノックス"Into the West"
撮影アンドリュー・レスニー
製作ニュー・ライン・シネマ(プロダクション・カンパニー)
バリー・M・オズボーン
フラン・ウォルシュ
ピーター・ジャクソン
ジェイミー・セルカーク(共同製作)
製作総指揮ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
配給日本ヘラルド
松竹
特殊メイクリチャード・テイラー〔特撮〕(特殊メイクスーパーバイザー)
特撮リチャード・テイラー〔特撮〕(クリーチャー/アーマー/ミニチュア)
ウェタ・デジタル社(視覚効果)
ジム・ライジール(視覚効果監督)
美術グラント・メイジャー(プロダクション・デザイン)
アラン・リー〔美術〕(コンセプチュアル・デザイン&セット装飾)
ジョン・ハウ[美術](コンセプチュアル・デザイン)
ダン・ヘナ(美術監督スーパーバイザー&セット装飾)
衣装ナイラ・ディクソン
リチャード・テイラー〔特撮〕
編集ジェイミー・セルカーク
録音クリストファー・ボーイズ
マイク・ホプキンス[録音]
イーサン・バン・ダーリン
ゲイリー・サマーズ
スタントケイシー・オニール(ノンクレジット)
その他松竹(提供)
日本ヘラルド(提供)
角川書店(提供)
ポニーキャニオン(提供)
フジテレビ(提供)
あらすじ
太陽の第3紀、3019年。冥王サウロンが創り出した「ひとつの指輪」を捨てる使命を負ったフロドとその親友サムは、ゴラムの案内のもと滅びの山へと近づいていく。一方ヘルム渓谷の戦いで勝利を収めたアラゴルン一行は、崩壊したアイゼンガルドでメリー、ピピンと再会する。しかしその間にも、サウロンの軍勢は着々と巨大化していた・・・。 ファンタジーの原点といわれる「指輪物語」を史上空前のスケールで映画化、その完結編。アカデミー賞史上最多タイの11部門受賞。中つ国と全生命の未来をかけた指輪戦争がいま遂に幕を閉じる。

紅蓮天国】さん(2004-02-07)
全てのをあらすじ参照する

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【クチコミ・感想】

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40.三部作で一番いいです!CGだけのの映画ではなく個々のキャラクターの関係が描かれてて涙も誘います。 まつけんさん 10点(2004-02-17 19:25:05)

39.《ネタバレ》 うわぁぁぁ、感動した!!!何度か泣いてしまいました。。。サムの一途なところ、アラゴルンとアルウェン、エオウィンがセオドンの最期を見とどけるところなどなど。個人的に大好きなガラドリエルも相変わらずキレイでよかったです(^-^)vv 今考えると、3作がとても短く感じました。ほんと、すばらしかったです♪♪ まーこさん 10点(2004-02-17 19:05:02)

38.確かにこれほどまでに大規模なプロジェクトってのは数えるくらいしかない。が、しかし、正直な事を言わせて貰えば、1作目、2作目、3作目と見てきた中でこれが一番微妙だった。確かに見せ場はちゃんとあるし、長さを感じさせない展開ではあるが、映画史に名を連ねる史劇超大作を見てきた自分にとってはどうも人間対CGのクリーチャーに臨場感を求める事が出来ない。この映画を製作するにあたりCGその他それに類する技術が不可欠であった事は認めるが、生身の人間たちが繰り広げる血沸き肉踊る戦闘シーンの気迫等には到底及ばない。それにストーリーも、原作のように名作と謳われるまでには至っていない、というかやたらに長い戦闘シーンのせいで人物の描写、物語の根幹にあるものが蔑ろにされてされて全く深みが感じられない。そもそも小説が名作になる条件ってのはストーリーもそうだが、やはり読み手が、そこに書かれている世界観を想像したくなったり、「次は一体どうなるんだ?」といったような意欲をそそる言葉づかいや言い回し、表現方法をしてこそ「名作」というものになるんだと思うし、それをそのまま映画にしたところで、根本的に表現の方法が違う映画が傑作に仕上がるわけがない。これによって「バッド・テイスト」や「ブレインデッド」等のカルト・ムービーを撮っていたジャクソン監督がアカデミー賞を取るような大物監督になってのはファンとしては嬉しいとも思うが、その反面で彼の映画愛溢れるB級作品を見られないと思うと、また悲しいものがある。 クリムゾン・キングさん 6点(2004-02-17 17:17:30)

37.前作で盛り上がった男同士の絡みが弱いところが、残念であった。 みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 4点(2004-02-17 10:17:15)

36.《ネタバレ》 すごく面白かった!もういちど、三部作を一日がかりでみたい!! でも、指輪の最後の捨て方に、ちょっとがっかり。 せっかく、ゴラムが二つの塔で見せたスメアゴルの心を、最後に発揮してほしかった。例えば、最後の最後、指輪の魔力に取り付かれたフロドを見て、「旦那!いけません!」とかいってフロドを救うため指輪を奪い落ちてしまうとか。。。 でも、これだとゴラムがいい人すぎるけど。。。サムを引き立たせるためにゴラムは悪役に徹したのか。。。悩む。 原作に書いてあるのかなぁ? 杏と蛍さん 9点(2004-02-16 17:12:36)

35.中々に迫力のある映画でしたが、原作の映像化という意味では見るべきものが多かったとは思いますが、古典と言う事もありストーリーとしてはやや単調であったかなぁと言う気がします。 壮大な3部作の最終章と言う事で最後の演出を引っ張ったのもわかりますが、ちょっと助長だったかなぁと言う部分もあったように感じます。 何度でも見たいというような映画とは言えませんが、一見の価値はあると思います。・・・サムが一番カッコよかったね。 ちょびさん 7点(2004-02-16 15:14:56)

34.原作にかなり思い入れがあるので評価が難しい。なんと言っても原作は「20世紀で最も重要な文学」なのだから相手が悪い。それでもよくもこれだけのモノを作ったものよと感心した。その根性に7点。特に映像の素晴らしさには目を見張った。ただ、個人的に(「二つの塔」のレビューにも書いたが)私はこの物語を「人が自分のやるべきことをやる。その大切さと難しさ」がテーマだと思っているのでアラゴルンの描き方は少し不満だった。彼には最初(「旅の仲間」)からもっと王としての誇りと自覚、並々ならぬ決意を持っていて欲しかった。王としての証である折れたる剣「アンデュリル」を手にとることを彼が躊躇うなど考えられん(だいたい鍛え直されるのが遅い!)。彼にリーダーシップが足りない為にガンダルフが出しゃばり過ぎて、何から何まで魔法使いに指示される始末。挙げ句あの杖でボカスカ殴って戦うという変なツッコミ所を提供するに至った。<以降原作のネタバレ>因みに「サルーマンはどうした?」と色んな人に聞かれたので一言。フロド達一行が故郷に帰るとゴロツキを集めたサルーマンに乗っ取られホビット庄はめちゃめちゃにされていた。そこで今や立派な戦士であるメリーとピピンを中心に住民が蜂起して故郷を奪回、サルーマンは家来だった「蛇の舌」に殺されるという哀れな最期を迎えるのだった。  <追記>やっぱ時間たってみて自分の中に何も残ってないから点数下げます。フロドに対する世間の評価を低くさせてしまったピーター・ジャクソンとは考え方の相違を強く感じる。 黒猫クロマティさん 6点(2004-02-16 11:29:50)

33.《ネタバレ》 小説も読まず、かつ海外で字幕無しで見ました。従ってなぜフロドが最後に旅立つのか等よく分らない点もあったが、それでもめっちゃ楽しめた。壮大。 tommymarandaさん 9点(2004-02-16 08:36:39)

32.レイトで見たので鑑賞後は朝の4時近くでした。クタクタでしたが自分にとって最高の映画の一つになりました。小さい頃にドラゴンクエストなどのRPGゲームの世界を夢見た自分がいました。この映画はそんな想像の世界を映像に完璧に再現してくれています。配役、映像、物語の構成...アドベンチャーの最高傑作だと思います。特に三作目はホビットに焦点が当てられ、戦場などで身体的にハンデがあるホビットが活躍するシーンなどには、勇気付けられました。(欲を言えば主人公のフロドをもう少し印象強くしてほしかったですが…) 3部作目の王の帰還は見事に物語を完結してくれたと思います。ただ私は、この映画は3部作全体で評価するべきだと思うので、映画全体に満点をつけます。 まさきちさん 10点(2004-02-16 02:58:29)

31.《ネタバレ》 物語の終わる時に船でフロトが旅立ったのは 戦いの終わった後に、他の人たちは普通の生活に 戻れたのに、フロトだけは刀や指輪で受けた 体や心の傷の重さに苦しみ元には戻れなかった からです。 サムがフロトから指輪を預かった時に フロトに指輪を渡すのを躊躇います。 それは短い間だったのにサムが指輪に誘惑 されていたからです。そのサムにフロトは 「君が破滅するから指輪をかえしてくれ」といいます。 それは裏返してみると、その時にフロトは 自分が指輪の魔力におかされ、 破滅していると悟っているからです。 そんな絶望の時でさえ、フロトは自分が破滅しても 君には(サム)破滅してほしくないと言ったのです。 フロトがいなかったらこの映画(物語り)には 終わりは訪れることはなかったと思います。でもフロトだけでも 滅びの山にはたどりつけてなかったでしょう、 この物語はそれぞれの人がそれぞれの役割を持って 生きて戦っています。旅の仲間や、白の勢力、そして すべての兵士たちの協力や勇気が指輪を捨てさせ 世界を守ったんだと思いました。 rikaさん 9点(2004-02-16 00:47:52)

30.《ネタバレ》 長いようで短かったロードオブザリングの第三部。是非劇場で楽しんで下さい。自分は仲間達が再開するラストシーンには涙なしでは見れませんでした。んが、気になる所が二点あるので一点減点。一つ、ピピンが拾った指輪と同等らしき力を持つ黒い玉の行方。二つ、二部での最大の敵の魔法使いがいきなり幽閉されていている為、逆にその後の出番が気になってしまう所。後者はつまらない事ですが、前者は結構重要といえると思います。原作ではきちんとした顛末があるのかな?後、個人的に幽霊達をもっと活躍させてほしかった。ま、そんな訳でDVD特典の未公開シーンを含めた完全版に今から期待ですね。 流月さん 9点(2004-02-16 00:09:08)

29.勇気、勇気だ。これが私の感じたこの作品のテーマです。 ああ、勇気が、、、欲しい。 私は、あの火達磨になった、愚かな城主だ、、、。 ひでぼんさん 10点(2004-02-15 22:44:52)

28.ストーリー的には満足したし面白かった。ドラゴンクエストやFFなどのゲームにが大好きだから(?)どっぷりとハマることは予想できた。でも期待して公開を待った割りには長すぎて3時間半が辛かったのがマイナス。途中何度も時計を見ている人が多かったのではないだろうか?また、この映画はゲーム世代とそうじゃない人とで感想が違うような気がする。3部まとめてでこの点数。いきなり王の帰還だけ見ると辛いかも。今から見る予定の人は予習しておくことを勧めたい。実写版で身長差を克服したすばらしい撮影技術にも敬服した。 広瀬真由美さん 9点(2004-02-15 21:35:40)

27.《ネタバレ》 映画を見はじめて30年今までで一番期待して見に行って、 今までで一番感動した素晴らしい作品でした。 サムの台詞「指輪の重荷は・・・」のところでは、 いいオヤジが涙をながしてしまいました。 それぞれのキャラクターがすべて魅力的に描かれ、 感動する場面が沢山あり、本当に最高でした。 これで終わりかと思うとなぜか切なくなりますが、 DVDのSEEに少し期待しています。 MARTANさん 10点(2004-02-15 17:56:24)

26.《ネタバレ》 公開日の初回に前売り買って見に行ってしまいました…w出来映えとしては、かなり完成度が高かったし、さすが3部作の集大成だな…と思いました。この作品を見てると、頑張ってる人間の姿っていうのがすごく感じられたんですよね。すごく、バーナード・ヒルさんの演技でジワーっとくるものがありました。死を当たり前のものにして戦う人間の姿、人間ってすごいなぁ…と思うシーンでした。サルマン役の人が試写会に呼ばれなくてご立腹だったとか、ガラドリエル役のケイトがあんまり今回注目されてない…という裏情報の意味が分かりました。これだけ色んなキャラがいるから、全員をうまい具合に出演させるのは難しいのかしらねぇ。それにしても、サルマン映像を全然出さなかったのは…監督もなかなかすごい方ですねw最後の火の中に指輪を投げ込もうとするシーンなんですけど、すんなり投げないだろうなぁとは思ったけど、フロドの悪足掻きは、ちと残念。サムは後々、あんなフロドを見てどう思ったんだろうかとか、なんか後味悪くないかなぁ…とか思いました。フロドに最後はしめて欲しかったんですけどね。でも、指輪の魔力はそれほどすごいって事が言いたかったのかな…。それから、CGも良かったけど何より、歳を感じさせない出演者の頑張りに拍手☆ガンダルフ役の人だって相当の歳だろうし、なんだんだでヴィゴも40歳超えてますからね。それなのに、ガンダルフ役の人はめっちゃ走ってた!おじいちゃんなんてあの演技からは言えないですね。是非、アカデミー賞の作品賞取って欲しいです。3部作通して、予想以上に面白かったです。そして、あたし的に大好きキャラはギムリでした♪あのおもしろトークが好きです…(*´ェ`*) SAsa5539さん 8点(2004-02-15 10:14:55)

25.文句なしに面白かったです!このスケールの大きさは、往年のハリウッド映画の大作に引けを取らないと思います。この映画も心に残りますね。 Φ’sさん 10点(2004-02-14 21:51:14)

24.《ネタバレ》 最高すぎ…。息もつかせないとはこのことか…。最初から最後まで全部山場でした。確かになぜフロドは旅立たねばならなかったのかがよくわからなかったり、サルマンを完全にシカトしてたりありましたがそれでも満点。なんといってもサムがかっこよすぎます。今作は彼が主人公といってもいいほど。彼には何度も胸を熱くさせられました。とりあえず戦闘シーンは今まで見てきた中で最高のものでした。今日は興奮で寝られそうもないなあ ZUNのYASUさん 10点(2004-02-14 20:22:09)

23.《ネタバレ》 総製作費340億円、撮影日数15ヶ月、スタッフ2000人、キャスト・エキストラ26000人、上映時間3時間22分。これだけの規模の映画が1800円で観られる。しかも800円を追加すれば背表紙まで付いた50ページを超えるパンフレットが手に入る!こんなコスト・パフォーマンスの高い映画は観ないと損です!映画の内容で一つだけコメントすると、“指揮官”アラゴルンが最後に戦士を鼓舞する言葉が非常に良かった。「負け戦だが、死ぬな!今は生きて戻れ!」という内容をああいう言葉で伝えることができるんだと感動した。 さとし@快投乱打さん 9点(2004-02-14 18:51:09)

22.《ネタバレ》 楽しみにしていた最後の章、3時間半はクタクタになった。長さと映像だけに気を取られないように変に客観的に観ようとしていたが、あまりの緻密さに映画の世界に引き込まれてしまい、正直もう「降参」である。どんな小手先の批評を並べ連ねても、やはりこれだけの異世界を徹底的に再現したことは賞賛に値する。‥‥‥時間の長さと映像美に思考が奪われてしまうが、物語としても決して悪くないと思う。ファンタジーの結末は、決まってハッピーエンドであって、それでいて少しの未練、寂しさ、心残りがなければならない。この映画の終わりはその王道をいっており、ありきたりではあっても見事な結末を迎えた。ファンタジーたるこの映画の「壮大な異世界観の表現」は、単に映像だけに頼っていない。長い長い物語の中、それぞれの登場人物たちのドラマによって、この異世界観は成り立っているのだ。圧倒的な敵軍めがけて、ちいさな脇役のメリーとピピンが真っ先に雄叫びをあげて突撃する。アラゴルンやサムの苦悩、単なる一人の主人公の独り舞台ではなく、壮大な物語を描いた3部作の要所で、それぞれの役割を担った登場人物達がそれぞれに活躍を遂げている。これがこの映画の長さや美しい映像を中身のあるものにしている。ここまでの時間と熱意をかけて、壮大で緻密なファンタジーを描ききったこの映画の制作者全ての人に、心から拍手を送りたいと思う。 six-coinさん 6点(2004-02-14 00:59:24)

21.原作の映像化のためには努力を惜しまない。 そんなスタッフ達の情熱が感じられる映画です。 数々の作り込まれた小道具、思わず見とれてしまう風景など、 映画とは芸術だといものを改めて認識させられました。 TAKEさん 9点(2004-02-13 16:01:09)

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【点数情報】

Review人数 400人
平均点数 7.55点
041.00% line
141.00% line
230.75% line
3153.75% line
4143.50% line
5287.00% line
64411.00% line
75112.75% line
86917.25% line
98320.75% line
108521.25% line

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.90点 Review32人
2 ストーリー評価 7.40点 Review64人
3 鑑賞後の後味 8.09点 Review75人
4 音楽評価 8.12点 Review70人
5 感泣評価 6.82点 Review40人

【アカデミー賞 情報】

2003年 76回
作品賞 受賞 
監督賞ピーター・ジャクソン受賞 
オリジナル主題歌アニー・レノックス受賞"Into the West"
オリジナル主題歌ハワード・ショア受賞"Into the West"
オリジナル主題歌フラン・ウォルシュ受賞"Into the West"
作曲賞(ドラマ)ハワード・ショア受賞 
視覚効果賞ジム・ライジール受賞 
音響賞クリストファー・ボーイズ受賞 
美術賞ダン・ヘナ受賞 
美術賞グラント・メイジャー受賞 
美術賞アラン・リー〔美術〕受賞 
衣装デザイン賞ナイラ・ディクソン受賞 
衣装デザイン賞リチャード・テイラー〔特撮〕受賞 
脚色賞ピーター・ジャクソン受賞 
脚色賞フラン・ウォルシュ受賞 
脚色賞フィリッパ・ボウエン受賞 
編集賞ジェイミー・セルカーク受賞 
特殊メイクアップ賞リチャード・テイラー〔特撮〕受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2003年 61回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
監督賞ピーター・ジャクソン受賞 
作曲賞ハワード・ショア受賞 
主題歌賞アニー・レノックス受賞"Into the West"
主題歌賞ハワード・ショア受賞"Into the West"
主題歌賞フラン・ウォルシュ受賞"Into the West"

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