みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
12.一言で言うなら、予想以上に原作に忠実だった。それでいて監督をはじめとする制作陣の原作への深いリスペクトがバートン一流のこだわりとなって作品中に満ちていて、双方のファンである私は始めから終わりまで感激の思いが絶えなかった。特に、チャーリーとその家族のライフスタイルは完璧といってもいいぐらい原作に忠実に再現されていた。ただ、原作でのイノセントな奇人ウォンカ氏を演じるにはデップはやはり美しすぎた。その異質な存在感のせいでウォンカ氏が奇人変人どころか狂人に見えてしまい、結果的に作品のカラーはかなりブラックなものになっていた。ところがそこに原作にないウォンカ自身の生い立ちストーリーを絡めることで、最後にはこのブラックさが一転してハートウォーミングなエンディングにつながるというバートンファンのツボを突いた展開にうならされる。原作を大切にしつつしっかりバートン風味が効いているという監督の職人芸に拍手。マイナス1点は今回はコドモ同行につき吹き替えでしか観られなかったため。 【lady wolf】さん [映画館(吹替)] 9点(2005-10-11 23:42:00) 11. 相変わらず、バートンは世界の作り方が上手い。よくもまぁ、あんなにハマる役者を見つけられるもんだ。でもこれ、やっぱりうんぱるんぱの映画だね。 【マックロウ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-03 00:38:12) 10.《ネタバレ》 謎のモノリスにはやられました。体が半分欠けちゃうかも、なんて言うから、なんだ無事じゃないの、と思いきや。そりゃそーなりますよね。騙された!てか、忘れてただけだけど... 絵と脚本に騙された、と思いたいです。最後は、涙が出ました。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-02 22:19:12) 9.やはりジョニデのキャラはおいしいです。ツボですね。ラストにおける家族がキーワードもツボですしおとぎ話がピタリとはまっていい感じです。 【とま】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-10-01 22:51:32) 8.チャーリーとそのジジイがいい味出してました. 【くまさん】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-20 17:11:56) 7.非常に良かった。「オズの魔法使い」を彷彿とさせるような色の洪水と音楽,そしてストレートなメッセージが素敵。私は今までティム・バートンの世界観にはついていけないところがあって,正直言ってこの映画もどうかなと思っていたのだが,「チャーリー~」に関しては心の底から真っ当な映画だと感じた。たぶん,ウォンカワールドとバートンの感性がマッチしたことも良かったのだと思うが,それよりむしろバートンがCGになるたけ頼らず勝負したことによる部分が大きいような気がする。本来CGやら何やらは何かを表現するための技術であって,映画のつまらなさをごまかすためのモノではない。これは当たり前のことだが,様々な誘惑があるなかで当たり前であることは難しいのではないか。考えてみれば,主人公のチャーリーも,様々な誘惑があるこの世の中で,真っ当すぎるほど真っ当な少年だ(チャーリーが拾ったお金だけど,あれはウォンカあるいは神様からの贈り物だと私は信じたいw)。主題と手法の双方が真っ当である映画,単純かも知れないけれど,そんな映画を観るとやはり私は嬉しいのだ。 【veryautumn】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-14 00:49:04) 6.演出で映画館がチョコレートの香りで包まれていましたが、そんなことせずとも十分映画からチョコレートの香りが薫ってきました。昔ジョニーデップがショコラっていう映画出てましたが、チョコ好きですねえ。工場内の夢と魔法の世界と、寒々しい外界との対比。特にチャーリーの家ははやく生活保護を受けさせろって感じで、斜めってておもしろい。でも被害にあった子供たちかわいそうですよ。 【no_the_war】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-14 00:32:18) 5.うんぱるんぱ! 【たま】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-11 18:40:02) 4.《ネタバレ》 なんとまぁバートンワールド全開の作品だろう。前作『ビッグ・フィッシュ』に惜しみなく満点をつけた私であるが、正直なところ、バートンにしてはあまりにも真っ直ぐすぎる作品であることに戸惑いもあった。本作品は、前作での私の不完全燃焼の部分を十分に満足させてくれたといえる。子供たちへの容赦ない虐待、ディープ・ロイの多芸?ぶり、100匹のリスたちの迫力ある演技。そしてジョニー・デップの強烈なキャラクター。この悪ノリぶりこそバートンの真骨頂だ。他人にはお勧めできないが、マイフェイバリットな映画がまた1本増えてしまった。 【denny-jo】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-09-10 21:52:54) 3.《ネタバレ》 ダニー・エルフマンの音楽に乗って、奇妙かつ奇ッ怪な機械が、踊るように、歌うように、チョコレートの原料を溶かし・固め・包装していく。そのオープニングで、ぼくは確信した。“これだ、この感じだ。あのバートンが還ってきた!”と。…そう、ティム・バートンの映画は、常にこんな「ガジェット感覚」に満ち満ちていた。どこかグロテスクなまでに誇張された、オブジェのような機械が、精確無比に動き出すことの驚きと快感。その「荒唐無稽さ」が、もはや忘れていた(と言うか、「封印」していた)幼い子供時代の「熱狂」と「破壊衝動」を呼び覚ます(…そう、子供たちは「動くもの」が大好きで、しかもそれを「壊すこと」に夢中になるものだ)。それこそがバートン作品の“核心”でなり、そのアナーキーな魅力の中心だったはずなのだ。 それが『マーズ・アタック』以降、彼の映画は、そんな破壊的なパワーをあっさりと失ってしまう。一見するといかにもバートンらしい題材や物語であり、美術やセットでありながら、そこにはあの「熱狂」も「破壊衝動」もすっかり消え失せてしまっていたからだ…。 しかしこの最新作でバートンは、ふたたび彼独自の「ガジェット感覚」を、そのアナーキーな“毒(!)”に満ちた魅力を、画面いっぱいにブチまける。あの、子供たちをひとりひとりを見事に、そして最高にイヂワルく“始末”していく装置=機械の、何というブラック・チョコレートな味わい! そう、やはりバートンはこうでなくっちゃイカンのだ。 しかも、初期のバ-トン作品が「父親」を失った「孤児」の物語であったこと。彼らの“反社会的”な振る舞いが、結局のところ「孤独」に起因し、それがいびつな形で表出されてあったものであったことを、この映画はあらためて教えてくれるだろう。最後にジョニー・デップの主人公が父親と“和解”する。その父親を、クリストファー・リーが演じていることにも、ぼくたちはナミダするだろう。…そう、バートン作品で真に「父親」を演じられるのは、ヴィンセント・プライスとリーしかいない。ユアン・マクレガー=アルバート・フィニーでは駄目なのだ! とにかくバートンの<天才>は、この「クリスマス映画」において見事に復活した。そのことを、何より嬉しく思う。 【やましんの巻】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-09-07 13:35:42) 2.《ネタバレ》 ティムバートンが醸し出すファンタジー世界を堪能。だれもが心ぽかぽかになれますね。心優しい家族思いの少年には、きっといいことが訪れるのだ。ひとつだけ原作から気になっているのだけれど、お金を拾ったら届けるべきでは… 【ちくわ】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-09-06 10:14:04) 1.《ネタバレ》 事前に原作本を半分ほど英語で読んでて、内容はなんとなく知っていたのですが、もう本当に面白かった!!やっぱりティムバートンの世界は大好きです。ティム×ジョニーの作品ってやっぱり安心して見れますね。うん。私は安心しきっていました。色彩も鮮やかだったし、家族は大事っていう伝えようとしてることはありきたりなんだけど、あのファンタジーの世界が好きでした☆満足だったんだけど、ただ、「ピーウィー」や「シザーハンズ」で魅せてくれたおなじみのカラクリが現代っぽくCGになっていたことがショックでした(最初のチョコレートを作る機械のところ)。今までのカラクリはあの手作りさが好きだったのにな・・・ 【リノ】さん [試写会(字幕)] 9点(2005-08-30 23:21:36)
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