みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
22.《ネタバレ》 あまりあからさまに感動作とか言われているのはそれほどピンと来ないのですが、これは素直に感動しました。障害に苦しめられながらも必死に生きていこうとするヘレン・ケラーの姿も凄いですが、やはり何よりもそのヘレンを支えるアニー・サリヴァン先生こと、アン・バンクロフトの忍耐強さに驚かされました。特にサリヴァン先生がヘレンにスプーンでの食事の仕方を教える場面はひたすら壮絶、まず並の人には真似できない芸当でしょう。そして最後にヘレンが名前というものの意味を知った時の無上の喜び、何とも言えない感情がこみ上げてきます。自分も頑張って生きていこう!という気持ちにさせられる、久しぶりに心が洗われた気分です。 【かんたーた】さん 9点(2004-07-05 21:49:30) 21.音も映像もない世界で生きるヘレン・ケラーの気持ちをちょっと味わうことができたような気がしました。それほど、ヘレン・ケラー役の方の演技がすごかったということでしょう。あの食事のシーンは迫力がありました。サリバン先生と最後に分かり合えたときは、思わず涙が・・。 【稲葉】さん 9点(2004-06-02 20:26:07) 20.テーブルマナーをヘレンに調教する場面は壮絶ですね。気持ちが揺さぶられます。なんて強暴な子なんだと驚き、それに喫せず、諦めず、何度も何度も無理矢理にでもやらせるサリバンの忍耐と心強さ。そんな2人の関係が丁寧に描かれ、二人ともが変わって行ってゆくその姿は観ていてすごく嬉しい。そして最後は喜びと感動で溢れている。 【ボビー】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2004-04-25 21:37:47) 19.《ネタバレ》 モノクロの画面からほとばしるほどの「愛」。人が人を変えるという現場を目の当りにする映画。三重苦の人間を「病人」ではなく人間として再生させるために、これでもかというくらいの先生と生徒の心の格闘を描いています。光も音も感じられないヘレンが心動かされ、人間であることに目覚めるラストの水のシーンは 鳥肌が立つ程の感動。「ウォーター」と叫ぶ場面の迫力は言葉では到底言い表せません。「愛」でしか成し得ないこと。「愛」でしか起こせなかった奇跡。理屈じゃない素晴らしい「教え」がここにはあります。 【映画小僧】さん 9点(2004-03-22 10:05:14) 18.ヘレンケラーの話は誰でも知ってる有名な話。あえて映画で見ようとしないでしょう。ですが、本で読むのと全然違います! 凄い演技(あえてスゴイと表現させてください)。凄まじい演技でした。一見する価値があります。本を映画にして成功と言える作品です。 【もちもちば】さん 9点(2004-03-06 01:44:25) 17.モノクロの画面からリアリズムが伝わるような、2時間余りにぎゅっと力を凝縮したような映画ですね。見ていて、息苦しささえ感じるような場面が続きますが、知らずに画面に引き込まれてしまうのは、役者達の真摯な演技と、そこに真実の凄みがあるからなんですね。家族がヘレンケラーを愛しいゆえに過保護にしてしまう優しさと、自分も弱視な為、ヘレンの気持ちが痛いほど分かるからこそ、力強く彼女に生きていって欲しいと体当たりで厳しく接するアン・バンクロフト演じるサリバン先生との対比も実に良く描けていたと思います。サリバン先生の過去、生き様もそこにフラッュシュバックして見せる映像も独自の演出で引き込まれます。見終わった後、何か「信念や勇気」みたいなものがふつふつと心の底から沸き起こってくる力作映画です。 【popo】さん 9点(2004-02-28 17:55:12) 16.こういう実話ものって微妙なんですけど、これはいいです!先生の魂の演技には恐れ入った。気合が違いますなー。感動も全然いやらしくない素直なものだ。これだけの高い評価もうなずけますね。 【たましろ】さん 9点(2004-01-29 21:06:53) 15.ヘレンを演じた少女の演技がとにかく凄い!彼女から一瞬たりとも目が離せない!もう画面に釘付けでした。そして、サリバン先生を演じたアン・バンクロフトも凄かった。2人のやりとりは演技とは思えないほどの迫力で、真に迫ってくるものがあった。とにかく感動! 【きのすけ】さん 9点(2004-01-24 13:18:45) 14.文科省や教育委員会推薦映画ぽいけど、こりゃあ列記とした作家の映画だよね。62年という古さは全く無くて、一つ一つのシーンが斬新で、今ならさしずめD・リンチ風かな。特にサリヴァン先生が過去を回想するシーンはホラー映画を凌ぐ怪しさに満ちていたよ。もちろん最後は感動的だけどね。 【nizam】さん 9点(2003-12-20 13:01:25) 13.《ネタバレ》 偉人モノと思いきや、実はそうでないところが良い。 「言語概念の獲得」と言う描写が極めて難しそうなテーマを、見事なまでに描ききった作品。何はともあれ、ヘレンの演技が凄すぎる、神がかっている! 【もえたん】さん 9点(2003-12-17 01:20:44)(良:1票) 12.先に79年のメリッサ・ギルバート版を観ていたので「つまんなかったらどうしよ~」と要らぬ心配をしてしまいましたが、まったく比較の対象にするのもおこがましいほど素晴らしい出来でした。これまで数え切れないほどの「天才子役」を紹介されて来ましたが、天才というのは本当はパティ・デュークのような人にしか言ってはいけないことだったんですね。彼女のヘレン・ケラーがこれほどまでに語り継がれていることに心の底から納得できました。本当は目が見えるんですよ、って言われたらちょっと驚くぐらいの本物っぽさで。舞台出身のアーサー・ペンらしく、長回しも多く非常に演技力を問われる作品なんですが、有名な食事の特訓シーンなど、観ているこちらまでヘトヘトになってしまうすさまじさでした。アン・バンクロフトも女優然としてなくて良いですね。いかにも根性ありそうな、当たり役だったと思います。語り尽くされた感のある物語で、何を今さら、という感じはするかも知れませんが、百聞は一見にしかずと言いますので、まだご覧になってない方は是非観てみて戴きたいです。泣けますよ。 【anemone】さん 9点(2003-12-13 00:37:21)(良:1票) 11.ヘレン・ケラーが受けた三重苦と言うものは、一体どれだけの苦しみなのか―…。想像するだけでは語れない壮絶な人生。彼女の苦しみを少しでも知るべく、耳栓・目隠し・マスクをして疑似体験したのは随分前の話。…まず、音が聞こえなくなった時点で一気に押し寄せる不安感。自分の足音さえ聞こえず、行きたくても足が前に出ない。手を伸ばさないと恐くて歩けないのだ。方向を掴めても、安易にグルグル動くと、どこに立っていてどっちを向いているのか…方向感覚を奪われ虚脱感に陥る。トイレに行って帰って来るのでやっとで、5分と持ちませんでした。…だが、彼女はそんな世界を87年も生きて来た訳で…。三重苦は全てのコミュニケーションを奪われたも同じ事。きっと彼女は全てのモノから自分を否定され拒絶されたような…そんな孤独感や絶望を感じていたのではないでしょうか。しかし、肌で感じる“触覚”と言う感覚機能が、彼女の大きな原動力に変えたのだ。それを教えたアニー・サリヴァン。水を感受し、無感覚状態から脱した幼きヘレン・ケラー。そんな誰もが知っているヘレン・ケラーの伝記ですが、この映画の貢献度は圧倒的に強く、また作品のレーゾンデートルを高く評価したい。 【_】さん 9点(2003-11-23 20:59:44)(良:2票) 10.《ネタバレ》 私は感動よりも驚きの方が強かったです。物語はてっきりヘレンの一生もしくは大人になるまでを描いているのかなと見る前は思っていたのですが、まさかあそこで終わるとは・・・。個人的にはあの後のヘレンの成長振りを見たい気もしましたが、やはりあそこで終わっていた方が時間的には良かったのかもしれませんね。光と音のない世界にいるヘレンを新しい世界へ導こうと、ヘレンに厳しく接するサリバン先生とヘレンを愛しているがゆえにどこか甘く接してしまう家族の対立なども描かれていて、いろいろな愛の形もあるのだなと考えさせられました。 【はがっち】さん 9点(2003-06-21 01:10:38) 9.ヘレンの心の開き方の変化を、手と表情が、わかりすぎるほどわからせてくれる。ナプキンを左右に落とすところで、私はいつもハンカチを用意します、でもお涙頂戴作品じゃない。「甘やかせない愛」を忘れている私たちが、泣いて、甘ったれた自分を省みるための作品だと思うのです。 【かーすけ】さん 9点(2003-06-07 22:47:53)(良:1票) 8.学校で見たけど、よかった。ヘレンケラーの子供時代のよく分かります。 【M・R・サイケデリコン】さん 9点(2003-03-11 19:33:11) 7.お話自体が感動的なので舞台・映画と誰がやっても感動して泣けるのだが、「奇跡の人」というとやはりこの作品が一番印象的。アン・バン・クロフト、パティ・デュークの好演が大きい。壮絶な格闘の末の感動 「ウォー・・ウォー・・」と言葉を発するヘレンにいつ見ても泣かされる。 【キリコ】さん 9点(2003-02-22 16:45:47) 6.《ネタバレ》 約10年ぶりの再見。 改めてアン・バンクロフトとパティ・デュークの演技の凄さに衝撃を受けた。 アン・バンクロフトの“奇跡の人”ことサリヴァン先生も鬼気迫るものがあるがやはり、ヘレン役のパティ・デュークがマジで上手い。 ストーリーはもう、誰でも知っているようなものであるが、知識欲があるにもかかわらずその術が分からずに闇の中で生きるヘレンの苦悩、自身も障害を持つがゆえに下手な同情など何も生まないことを知り、だからこそ知りたいと思うもの、見せたいと思うものを懸命に教えようとするサリヴァン先生の姿に胸を打つ。 その経由もあって、ラストの井戸での場面は本当に感動する。 史実では、井戸でウォーワーとは言っていないというのが事実らしいがそんな事ここでは関係ない。 これは公式な論文等に引用されるような資料ではないのだ。あくまで映画、芸術あるいは娯楽としての作品だ。 だから、“ものの意味を理解した”ということを表す場面としては、映画的には適切な表現だったと思う(ちゃんと劇中で、「6か月にはウォーワーと言えた、意味を理解していたという伏線も張ってある)。 確かに、意味を理解する、ということはほんのターニング・ポイントであって、その後のヘレンとサリヴァン先生の受難と奇跡の道のりが描かれていないということで、伝記としては物足りなさを感じると言えばそうなのだが、物語として、いいところで終わっていると個人的に思う。 今見ても古さを感じさせることなく、ましてや色あせることのないパワーを持った本作は間違いなく名作。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 9点(2003-02-21 23:40:53) 5.人間が人間として生きていくって、どういうことなんだろう?サリバン先生がいなかったら、ヘレンはどうなっていたんだろう?人間の可能性って、環境や条件、偶然に左右されるものなんだろうか?と、いろいろ考えさせられましたが、名作です。役者の凄さを初めて感じさせられた映画でもあります。 【mic550】さん 9点(2002-10-20 21:48:13) 4.幼いヘレンは物心つく前に3重苦を背負ったが故に、「言語の概念」を得ることが出来なかった。そのへレンが、サリバン女史の厳しくも献身的な指導により、ヘレンに「言葉の概念」を獲得させるまでの物語。この映画は実に素晴らしい。伝記的映画ではなく、上記のようにエピソードを絞った事が成功をもたらした一要因だと思う。そして、それが実に巧みに描かれているのだ。また、みなさんも絶賛するように、子役のヘレンとサリバン女史の演技がこれ以上ないくらい迫真かつ絶品。さすが、アカデミー賞をダブル受賞(女性主演・助演)しただけはある。特に子役のパティ・ジュークが凄い!そして、モノクロ作品だが、けして古さを感じさせない。 【鏡に萌え萌え】さん 9点(2002-04-17 04:54:59) 3.なんか、びっくりした。すんげぇ迫力だよ。あ~また観たいなぁ・・・。 【びあ】さん 9点(2001-09-17 14:57:40)
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