みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
19.《ネタバレ》 最初はこの手の邦画によくある、ひとりよがりの暗いグダグダ・ウジウジ映画かと思っていたら・・・ 中盤から急展開。素晴らしいです。 皆さんが書いてるように脚本と演出の勝利。 もう一つ付け加えるとすると、登場人物がみんな憎めないやつばかり。 私は特にヤクザの組長のキャラにはまりました。 組長役の山下規介さん。おそろしいくらいの演技力です。 もっともっと注目されてもいい人だと思います。 人に見ろ~~!と薦めたくなる映画!邦画もまだまだ捨てたもんじゃない。 【うさぎ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-06-13 10:56:27)(良:2票) 18.サスペンスでもないのに、鑑賞中に「あれっ?」と思ったところや違和感が少しずつ明らかにされていく構成、それを誰かが説明するのではなく、登場人物の様々な視点から描くことで表現するという手法に唸り、脱帽しました。 まさに、パズル感覚の作品です。 せっかくだから、ラストも更にもう一捻り欲しかったなぁというのは欲張りでしょうか? 【なおてぃー】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-04-13 01:50:51) 17.何にしても短いのがいい。時間軸のずらし方もタランティーノより数段上手い。引き込まれます。映画はやっぱり脚本。文句をつけるとしたらラストで、あそこでもっと唸らされたら、10点以外付けようがなかった。むしろそれを期待してたんだけど、案外あっさりでした。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-03-27 22:56:20) 16.《ネタバレ》 多人数主役のストーリーが巧みに絡みまくるオムニバス的なラブクライムコメディムービー。特に有名なキャストもいない新鋭の監督作品ですが、すべてのキャストに文句のつけようもない味があり、テンポやたら良くて、脚本も良い。あっという間に終わりすぎて、しかも完結してないので、終わってしまうのが惜しいと感じました。いいセリフ、場面もあるし、笑えるところも多いのでまた見たくなる、心に残る一本。『電話番号をなめんなよ』、これにつきます。 追記(09/02/10):しょうがないのかもしれないんだけど、2回目見たら、案外興奮できませんでした。10点つけるのは何度見ても夢中になってしまう映画だけとしてるので、断腸の思いで-1点。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-01-23 14:58:53)(良:1票) 15.時間の使い方の上手さという点ではパルプ・フィクション以上だと思う。最初の宮田君の話は個人的にあまり面白くなかったが、それは前ふりで探偵の話から急激に面白くなる。この監督さんには今後が期待できる。 【松生】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-09-17 00:33:30) 14.《ネタバレ》 日本映画はこういう方向性で行くのが正しいんではないかと勝手に思ってます。 ワンシチュエーション系であんまり壮大でない方が無難に面白いし、 そもそも日本で壮大な映画なんて撮れないんだから、 ハリウッドが忘れた良質の脚本で勝負していってくれないかしら。 で、この映画なんですが、かなり面白いです。 そこで実はそうしていたのかって言うのが、 思いのほかコミカルに描かれていて、先を見るのが楽しみでしょうがなかったです。 この監督はなかなか将来楽しみですね。 【ご乱心 jet city】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-16 13:10:25) 13.1度見た後もう1度見ちゃいました。 【アスモデウス】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-08-10 20:32:54) 12.携帯電話では相手がどこから掛けているのかわからない、というのがこの話の原点となる発想だったらしい。アイデアを最大限に活用した傑作ですね。 前作も面白かったですし、こういった才能ある人がうかばれないと悲しくて仕方ありません。くだらない商業映画に取り込まれて潰されてしまうパターンもよくあるので用心してもらいたいです。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-02-26 13:09:31)(良:1票) 11.そんなに期待しないで見たらこれが大当たり。こんな邦画が増えれば、凄いことになるのだが、と思う。やはりシナリオが大事だ。 【nextto500】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-12-31 20:10:25) 10.何というか、パズルが解けた時のような快感を伴う作品でしたね。ストーリーの流れは1つでも視点を変えれば、これだけいろんなものが絡んでいるんだなと思いましたね。 まあ、この作品は内容を知ると面白みが半減してしまうので、予備知識無しで見てください。 たぶん、見終わった後もう一度見たくなると思います。 しかし、30過ぎの独身にとっては結構身にしみる部分の多い作品でした。 【TM】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-10-08 21:48:48) 9.《ネタバレ》 とことん不器用で呑気でいいやつなサラリーマン宮田くんの周囲で、“実は”巻き起こっていたある一夜の騒動を巧みな構成で描く“タイム・スパイラル・コメディ”。 むむむ、巧い!ずばり、見事! と、絡み合ったストーリーのパズルが次々に解かれていく様を目の当たりにして、自らの感情を口走ってしまった。こういう「巧い映画」を観ると、よくそういう風になる。 時間軸を巧みにずらして、効果的にストーリーの全貌を見せていくというアイデアを礎にした映画は、「パルプ・フィクション」以降各国で作られているが、ついに日本でも本家に勝るとも劣らない(とは言い過ぎかもしれないが)傑作が誕生した。と、思う。 ストーリーの軸に「大金」が存在するというのは、このタイプの映画の“定石”とも言える要素で、今作においてもその要素は存在するのだが、この映画が素晴らしいのは、最終的に登場人物たちが得るものが「金」ではないということだ。 そして、主人公は、端から終わりまで「大金」の存在すら知らないままであるということ。 それはすなわち、この映画の描く主題が、他国の娯楽映画のように“一獲千金”的なことではなく、呑気な主人公を軸とする“人と人との繋がり”であり、詰まるところ“人の感情”ということを意味する。 そのことが、この手のアイデアによる他の映画とは一線を画すような、今作ならではの“なんだか温かい”余韻を生み出していると思う。 娯楽性と同時に、人の感情を“さりげなく”描き出す素晴らしい映画だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-09-15 16:22:11)(良:4票) 8.こんな脚本書いてみたい。 【ビアンキ】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-09-03 12:51:01) 7.もうほんとに痛快でした。日本映画も捨てたもんじゃないぞ!こういう脚本・監督がでてくるんだからまだまだやれるんじゃないでしょうか? 最近ではむしろメジャーな映画にがっかりさせられることの方が多いような気がする。。。端役のキャラクターなど隅々まで気持ちが行き届いた作品。ラストがよくって久々に観てよかった~と心から思いました。監督・スタッフ・出演者の方々、すべてに感謝! 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-08-28 16:28:04)(良:1票) 6.日本版『パルプ・フィクション』+『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と言ったら大袈裟です。でも、そんな感じです。時間軸を行ったり来たりしながら、四人の登場人物に視点を置いて物語が語られて行きます。ストーリー自体は複雑ではないのに脚本がとても巧妙に作られていて、お馬鹿なぼくにもとても簡単に理解し楽しむ事ができました。登場人物たちがみんな揃いも揃って不器用で冴えない奴らばかりで、みんなすごくちっぽけな人間に見えます。でもそれがなんとも言えない爽快感だとか小さな感動を与えてくれます。また、登場人物たちにはそれぞれの目的があり、その目的を果たすためみんな必至になって悪戦苦闘しますが、やはりみなさん不器用なのでことごとく空回りします。おバカさんの為の上質おバカムービー。 【ボビー】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-08-25 19:54:52) 5.《ネタバレ》 登場人物それぞれの視点でひとつの事象(及びそれに付随する事柄)を描くスタイルは、目新しいものではありません。しかしそれでも唸らされます。それほどにつくりが巧妙です。芋づる式に明らかになっていく真相。ごく普通のラブストーリーと思われた本作が、いつの間にかサスペンス、気付くとコメディに化けています。いくつもの顔を見せる作品に、どんどん引き込まれていきます。BGMの使い方も秀逸で、作品づくりの技術の高さを感じさせます。また、登場人物たちも皆いい味を出しています。人を疑うことを知らない男、友人思いの探偵、女詐欺師、組長さん、そしてひとりぼっちの女。それぞれに暑苦しくない、いい雰囲気がでていたと思います。そして主軸となる2人の恋物語。ラストがいいじゃないですか。物語の構成といい、偽りのエンドクレジットといい、観客をいい意味で欺き続けてきた本作。「運命じゃない人」というタイトルも、もちろんフェイクですよね。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2006-08-08 18:42:49) 4.《ネタバレ》 これはスゴイ。筋書きにちゃんと整合性がある。これが脚本に力があるということなのだろう。最初、なんだ2時間テレビドラマじゃん、タイトルからしてラブストーリーものだろう、とタカをくくっていましたので、目からウロコです。よくハリウッド映画では、売れっ子俳優が自分の見せ場を作ってもらうため、監督や脚本家にワガママを言うので、原作から大きく外れた映画になってしまうというのは定説です。しかしこの映画、無名の俳優を使っているのもありますが、『まず脚本ありき』を徹底しているので、みんなが一致団結している。失恋した女といえば…。ヤクザの組長といえば…。それぞれのキャラクターのイメージに自分なりに固定観念がありましたので、あれよあれよと脚本の素晴らしさに惹きこまれました。この映画を観て感嘆したのは2つ。①電話番号をうかつに人に教えないほうがいい ②自分の知らないところで色んな事情が動いているという点。素晴らしい。エンディングを迎え、スタッフロールが流れたのでDVDのリモコンの停止ボタンを押そうとしたら…、いや、焦りました。あとは観てのお楽しみ!! 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-06-05 18:10:51) 3.《ネタバレ》 面白い!脚本の勝利ですね。主人公の2度目のガッツポーズシーンは笑わせてもらいました。 【wins1980】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-04-16 23:35:41) 2.面白い!「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」や「パルプフィクション」のように入り組んだ内容で、まとめるのに結構苦労するタイプの映画を良くぞここまでのエンターテイメントに昇華してくました!はっきり言ってロックストックやパルプフィクションほど面白いかと言うとちょっと無理があるかも。でも日本人の新人監督でこのような人が出てきてくれたうれしさに思わず9点つけてしまいましたw。恋愛の話が含まれてるのもいいしね! 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-06 02:38:44) 1.上手いね、おもろいわ~。脚本勝負の映画が好きだからハマちゃいます。男って人には神田のようにズバッと言えるんだろうけど、実は宮田くんのように引きずっちゃうんだよね。マキちゃんの事何も知らないくせに好きになっちゃう、でもってマキちゃんが宮田くんにいうセリフも効くんだよなあ。この映画の肝となる宮田くんのマクラの振り方が抜群なので、ラストのサゲが決まってますね。本当は巻き戻しが無い方がバシッと決まって好きだけど、それじゃ宮田くんがあんまりだしなあ。マキちゃんはホントは運命の人なのか?やっぱり運命の人じゃないのか?それを知りたいような知りたくないような実に尾を引きます。さあ、今から2回目観ようっと! 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-01-29 21:08:49)(良:1票)
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