みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
59.凄い映画だ。これだけ過激な内容なのに、娯楽作としてきっちり作られているところが凄い。ストーリーテリングの巧さだろう。絶対にブラジルには行きたくないが、映画はとんでもない傑作。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-21 15:34:01) 58.これまで観てきたどんなギャングものよりリアルで怖かった。 子供が銃をもって笑っている姿は本当にゾッとする。残酷なことをしているのにそれを否定できないものがある。環境が生き方や倫理観を支配している。 そして余談だが、サッカーブラジル代表が強いのもなんとなく分かった気がする。 「ハングリーになれ、チャンスは二度と巡ってこない」今の日本人には無理だなぁ。 【MIUMAX】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-08-02 23:35:31) 57.この映画大好き! 【STEVE-O】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-10 09:13:02) 56.リアルすぎて、ひたすらショックを受けます。 大勢の子供が当たり前のように銃を持ち、殺人、強盗などの犯罪を平気でします。 悪党が悪党に殺され、時には味方に殺され・・・悪事をしたものは死に、平凡な未来を思ったものだけが生き残り、将来を手にするというメッセージがありました。 シナリオや、アクションもすごく練りこんであっていい作品だと思います。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-03-21 00:35:26) 55.スラム・抗争・ギャング・ピストルオペラ・値下がり続ける命の価値…って嫌いな要素テンコ盛りなのに、こりゃやられた。面白過ぎ。実話なんだったらなおの事、正しく事実は小説よりナントカという奴か。展開の巧さもサル事ながら、呑気なボサノバミュージックや汗臭いソウルが何とも南米南米としたカンジで特にイイ。問題作なんだろうけど、重さや説教臭さがなく淡々としてて、そのくせ嫌味なクールさもナルシズムもない。何なんだこりゃ?ラスト10分のテンションなんて筆舌に尽くし難い。 後、この作品、映画史上で最も子役が頑張っている作品と、思いました。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-13 08:51:35) 54.《ネタバレ》 平均点の高い映画をここのレビューから掘り起こして観ていないものをピックアップしてDVDを借りたのがきっかけですが、はーっ、これを見ていなかったのかと思えるほど良い映画で見る価値のある作品だと思いました。 そこがみんなのシネマレビューの良い所ですね。感謝。感謝。 ギャング・マフィアものは数々あれど、実話から作られたこの映画の指し示すメッセージには、僕は今の時点では一番ですね。 実に愚かしくて、実に幼い。全てが。それでいて残酷で明るい。 本来、ギャング・マフィアものはその体裁はかっこをつけていても愚かしいのと、考えが幼いのが本当の姿だと僕は思っていましたが、この映画はそこをストレートに描いている。都合で決められる掟といわれる不条理な概念をいかにくだらない物かが良く判っていい。人間はその恐怖心で支配され、体裁をとりつくろった論理にのりやすい。 サッカーのワールドカップドイツ大会の前にブラジル代表のアドリアーノの特集をTVでやっていて、その生い立ちを元住んでいた地区で取材するときに、アドリアーノの親戚のおじさんにインタビューしているときにだんだん町が騒がしくなり危険な状態になりかけていて取材を途中で止めたシーンが放映されていたのを見ました。 この話はブラジルの昔の事ではなく、現実に今もある話なんだとこの映画を見てそのインタービューを思い出しました。 貧乏なんだけどドラッグと銃はあり、子供が大人を銃で平気で殺す。 映画の中で街が煉獄から地獄に変わったとありましたがまさに神様この愚かな者達をお許し下さいという気持ちにさせられます。 でも、そういう環境にさせたのは、その人達の責任だけでは無いと思います。 好きにはなれないシーンばかりですが、誰かのレビューにもあったようにこの映画を観る価値はあると思いますよ。 【森のpoohさん】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-01-07 02:03:19) 53.実話かよ。すごいねー。こんな街があるなんて。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-11-10 15:51:11) 52.この映画のファベーラも、”ナイロビ”のアフリカのスラムもそうなのだが、わたしはこの監督の撮る映像のスラムが非常にまぶしい!最高だ!わたしは危ない国、危険な場所、スラムフリークで、はじめての体験が、”マニラ”のスラム。映画で、映像で絶対表現できないのは、その想像を絶するとんでもない”悪臭”である!世界中の巨大スラムと、アリの巣の超貧民街、そういった街のすべての光景、そのものが、”映画を鑑賞する能力のある人類たち”にとっては、驚異の映像だ。その映像に追い討ちをかけるような、真実とほぼ同義語とも思える、なすばらしい演出、演技、ショック、ハナシ! なんじゃこりゃ!副題を付けるならまさに、”野生動物の楽園リオ”。今一度、みなさんに確認します。”これは現実ではない!映画なんですよおおおおおおーーーだ!!!”追加!あっつ、そうだ。これを観て”ゴッドファーザー”のマフィア達が遠く霞んだ。 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-09-02 00:28:34) 51.《ネタバレ》 忘れられない映画の一つとなる事は間違いない。ただし、私にとってはあまりにも現実から離れた世界である。だが、映像からはそんな非現実感はほとんど見えてこない。そのギャップを頭の中で埋め合わせるのに必死であった。この映画はだれでも見ていいという映画では無い。人が死ぬのをこれほど軽く、そして当たりまえのように、日常的に描いた映画としての印象が残る。 【蝉丸】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-06-11 01:37:03) 50.《ネタバレ》 凄い。 日本人の平和慣れした感覚で説教じみたこと言っても、全く通用しない世界。 我々のもつ常識の範疇を大きくこえた退廃度は凄まじい。 最後にブスカペがスクープ写真を撮って「こんな世界で俺はこういう風に生きて、こんな奇跡的な出来事で運良く社会的地位を得たんだ」って形式のエンディングを迎えるのかと思ったら。。。それさえも許さない程の退廃。 ブスカペのスクープ写真は彼の環境を大きく変えるだけの力を持っているのに、それすら躊躇ってしまうほど腐り切った世界なんだと(社会的賞賛を浴びる前に警察によって抹殺される恐怖だもんなぁ)。 実話なんでしょ? 世界にはこういう国々がまだまだあるんだなぁと頭では分かってはいても、こうやって突き付けられると物凄く複雑な気持ちになりますね。 映画としては、色んな登場人物のそれぞれのエピソードを交錯させながら見せていく手法(モンタージュって意味だけじゃなくて)が非常に面白かった。 こんなに救いのないストーリー(自分的に「受け付けない環境」)なのに、ぐぐーっと引き込まれていく。 これは監督(脚本家や演出家かな?)のセンスですよねー。 うまい。 ただね、この「粗っぽいカメラワーク」はどうしてもイヤだなー。 こういうのって抑揚とか緩急の使い分けでしょ? 抗争シーンなんかに使うのはいいけど、スピード感も臨場感も必要ないようなシーンにまで無駄に多用しないで欲しい。 グラグラグラグラ落ち着きのない映像をずっと見せられると気分が悪くなる。 そこが減点。 この映画を観る価値は非常に高いと思う。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2006-05-15 01:41:27)(良:1票) 49.コレは凄い衝撃的な作品でした。映画としての作り込みも上手いのですが、何よりこの映画で語られている話が非日常を扱うフィクションなのではなく、日常を映し出したノン・フィクション(勿論映画自体は作りものですが)なのだという事実に驚愕します。日本でも近年は凶悪犯罪が多発しているとメディアは報じていますが、この連中の世界に比べたら何たる平和・楽園なのだろうと感じずにはいられません。それにしても、いくら貧しさが生んだ社会だとは言え、あそこまで暴力的・感情的な社会が構築されるのは、我々日本人の感覚では理解し得ない持って生まれた国民性(パーソナリティ)の違いってものがあるんでしょうか?とにかく、子供相手にも容赦なく発砲する辺りなんか、先進国では到底作りえない、如何にもブラジル的な生々しい映画だったと思います。 【(^o^)y-~~~】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-03-22 01:20:18) 48.群像劇、犯罪物、エンターテイメントと、どのジャンルにおいてもかなりの傑作。実話を、エンターテイメントとして作ることにより、作品としての面白さ、実話としての衝撃度ともに最高のものに仕上がっていて、見やすい映画になっている。それゆえ、世界の現状を多くの人に知らしめることに成功している。カメラワーク、脚本、音楽それぞれが秀逸なできで、犯罪群像エンターテイメントとして、「ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ」以上の作品。 【ジャザガダ~ン】さん [地上波(字幕)] 9点(2005-11-03 19:02:30) 47.《ネタバレ》 おもろいわー。どれだけ実話なんだろう。。 最後に本名を明らかにするのもイイ! 【おれおれ41】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-07 01:43:44) 46.これは傑作というかむしろ衝撃作でしょう。あんな町、怖すぎます。でもあぁいう世界があるということも私たちは知らなくちゃいけませんよね。様々なキャラクターというか人物がでてきて、その各々についてのストーリーがリアルに語られて・・・と思ってたらむしろこれが実話だと最後に知り、最後にまた衝撃が。ぜひぜひ、特に日常を能天気に暮らす私たちは、こういう毎日がピリピリである彼らの事情を見なくてはいけないと思います。1番の勉強になると思います。 【アンリ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-28 18:24:07) 45.《ネタバレ》 衝撃を受けた。これ以外言いようがありません。鶏を追いかけるシーンから引き込まれ、手持ちカメラでのシーンはよりリアルに伝わった。リトルダイスが人を殺した後の笑顔、恐ろしすぎる。コレが実話だと考えるととても悲しくなります。リトル・ゼが撃ち殺された本当の理由・・若者から若者へ時代は繰り返される、それもありますが、リトルダイスがリトルゼに変わった日占い師みたいな老人から「女性と繋がったらお前は死ぬ」と言われていた。それまで彼女を作らなかったリトルゼはレイプをし女性と結ばれる。だから最後は老人の言ったようにああいう形で亡くなったんじゃないかと。そこは映画らしくなっていました。 【アンナ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-06-11 23:54:58) 44.凄い!目覆いたくなるような緊張感溢れる惨劇が続く「ノンフィクション」と、細部まで凝った演出・編集と物語を彩る音楽・映像の「フィクション」が上手く合わさって仕上がった大傑作!リアリティがあって背筋が凍るほど怖いんだけど、バイオレンスな描写を絶妙に抑えて表現しているから拒絶反応しないで観れる。また登場人物全てに見事な「脚色」がしてあるから普通のドキュメンタリーではなく一つのドラマとしてのめり込める。単なる抗争劇ではなく、友情・恋愛・欲望・そして葛藤、全てが詰まったこれがブラジル産のドギツイ青春映画!様々な教訓を物語から決しておしつけがましい事なく教えてもらった。でもこの映画を楽しめるのは僕達が銃社会の国に住んでいないからなんだよね。例えガキが拳銃持とうが飛行機がビルに突っ込もうが津波が襲おうが、何かみんな他人事みたいに思ってる。俺もそう思う。だから何だってワケじゃないけど日本は平和ボケしすぎだな。 【カワサキロック】さん 9点(2005-01-31 06:16:28) 43.これはやられた。彼らは何故殺人を犯すのか?「太陽がまぶしいから」だな。 リトル・ダイスが殺人を犯して恍惚に浸るときの表情には心底ゾッとした。そしてふと思った。10年前のえなりかずきならあれを超える「映画史上最も恐ろしいシーン」が実現できたはずだと。 【藤村】さん 9点(2005-01-25 18:40:47) 42.オープニングの鶏を追うシーンから釘付けになってしまいました。すごいカメラワークですね。スラム街での地位と富を得るためにはひたすら犯罪と殺人を繰り返すしかないなんて・・・これが実話なんて考えられません。ブスカペの様な人物が成功した例は数少ないんでしょうね。あまり何度も観たいとは思いませんが、素晴らしい作品だったと思います。 【MINI1000】さん 9点(2004-11-25 23:20:53) 41.大変に重要なテーマを扱った映画だと思います。、、、、、「仁義なき~」も思い出しましたが、ちょっと違うような気もしましたし、、、音楽やカメラがテーマと整合的なのかということも少々気になりましたが、大したことではないように思いますし、、、殺されている人の数自体は戦争映画やパニック映画の方が大量かもしれないのに、どうしてショッキングなのだろうかとも思いましたし、、、、、で、最後に連想されたのは「北斗の拳」的世界でした。、、、、どういうことかというと、、、描かれているのは、暴力が支配し、言葉による秩序形成が全く成立していない世界。そこでは、私たちの社会が前提とするような、約束、信頼、勤勉などの価値は成立しておらず、限られた文化、文明しか存在する余地はありません。、、、、どうやってこうした暴力的社会が生まれるのか?、、、、貧困、差別、文盲によって。、、、、どこにこうした社会は生まれるのか?、、、、、かつてのリオの裏町で、、、今、イラクで、パレスチナで、アフリカの紛争諸地域で、歌舞伎町の雑居ビルの一室で、渋谷の夜の街路で、池袋西の公園で、、、。貧困、貧富の格差、情報アクセスのデバイドetcを放置すれば、こうした暴力的社会は、世界の各地域でその領域を拡大し、気づいたときには、真っ当な秩序はどこにもなく、経済秩序も破壊され、数百年、歴史の針を戻したような状態に至るかもしれません。、、、遠い、地球の裏側の話しとしてではなく、近い将来、身近にあり得る話しとして受け止めることができるのではないか、というのが私の今の感想です。、、、、、(蛇足)この映画を見て、反グーロバリズムの立場に一歩ほど傾斜。 【王の七つの森】さん 9点(2004-11-09 11:41:00)(良:2票) 40.2004年アテネオリンピックの男子マラソン競技にて銅メダリストとなったバンデルレイ・デリマ選手を途中で妨害したアイルランド人コーネリアス・ニール・ホーランなる人物はこのような暴挙に及ぶ前に何故この作品を観なかったのかと悔やまれる・・・。なんと表現してよいのか分かりませんが観終わった後「ああブラジル人を敵に回しちゃいかんな」とまず思いました。まあありえないとは思うが彼がデリマ選手を謝罪するためにブラジルに渡ったとしたらまず生きて帰れないと思う。最低でも100発以上の銃弾を喰らうか100以上に細切れにされるか・・・あまり想像はしたくないが現実に思えてくるぐらい恐ろしい描き方してるしこれ観たあとはブラジル旅行には行く気がなくなります。”ブラジル”という国のイメージがちょっと崩れるけど現実にあったことだしこういう作品も観る分には楽しめます。それに日本によく来るシュートボクセの面々。シウバ、ニンジャ、ショーグン・・・こんな奴らに日本人が勝つ日が来るだろうか。ブラジル人と日本人では生まれ持った”気質”が違うのかもしれないと言わざるを得ない。 【tetsu78】さん 9点(2004-09-06 01:28:57)
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