みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(9点検索)】
75.《ネタバレ》 「ツァラトゥストラはかく語りき」と「美しく青きドナウ」を聴くとこの映画の場面が無条件に目に浮かびます…。 【幻覚@蛇プニョ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-31 17:11:59) 74.中学生の時に見たため、すごく難解だったイメージがあったが、改めてみると特別難しくもないと思った。人類の進化、ニーチェの表現を借りれば超人の出現を圧倒的な映像美で描いたオデッセイ。 【たっけ】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-12 22:56:07) 73.本作品は映像美及びそれに適した効果的な楽曲、そして観る者が観るたびに色々な解釈を得ることの出来る飽きのこない出来となっている。この映画を観る人はディスカバリー号自体であり、観るたびに新しい発見を得ることが出来るであろう。敷かれたレールに乗って映画を観る人にはこれ以上の苦痛はない。難解とされているが、製作者の意図どおりだけの解釈を求めてもそれはそれでツマラナイと思う。 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-04-19 21:19:14) 72.孤高のSF映画だと思う。娯楽作では・・・ないが。監督は完璧主義者だったというが、全編の映像はそれにふさわしいと感じさせる素晴らしさだった。特に宇宙船内部の白い、バイ菌のいなそうな空間に、不思議と徹底した美しさを感じた。アーサー・C・クラークの原作を読むと、より映画の内容を補強できるかも。クラークはキューブリックにさんざん苦労させられ、アイデアを絞りに絞り、削りに削ってこの物語を完成させたらしい。なるほど、この映画のつめたーい質感、人物描写のあまりないところは、そういうそぎ落としの洗練によるものなのかなあと思った。そのつめたさで、人の評価も分かれるのだと思うが。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-23 16:44:57) 71.初見は映画館でのリバイバル。その後もDVDで何度か見ましたが、大画面TVを購入したので再見。この映画ほど宇宙への「畏怖」を感じさせる映像は、これ以前も以後も存在しないと思う。エイリアンやら巨大宇宙船やらモンスターやらなくても、未知なるもの、未知なる場所、未知なる出来事への恐怖で満たされている。そして、未知なるものを飼い慣らすための科学までもが、人間を裏切っていくことの恐怖。とくかく恐ろしい映画でした。すでにハリウッド的エンタメ映画の手法にズブズブに浸かってしまった私は、ゆったりとしたテンポには苦戦しましたが、この凄い映画をリアルタイムで「体験」できなかったのは残念です。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-04-02 11:29:13) 70.《ネタバレ》 宇宙空間でのルールを徹底的に遵守したHAL9000との殺し合いは今観ても驚きました。ロボットが反乱を起こすなんて使い古されたネタ(当時は新鮮だったのかな?)なのにHAL9000が停止するまで画面に釘付けになってしまいました。 これだけでも一本の映画が出来そうなのに、それで終わらないのが流石のキューブリック。見終わって頭を整理する内に、最後の赤ん坊と地球のワンカットの意味が分かった時は鳥肌が立ちました。ホントに。 でもやや難解すぎる気がせんでも無いので、この点数にさせて頂きます。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-12-31 14:47:37) 69.《ネタバレ》 これはストーリーのあるSF映画ではなく、「人はどこから生まれ、どこへ行くのか」という人間にとっての永遠のテーマを描きだした哲学的映画なのだと思う。生命の源だから宇宙が舞台になっているのでしょう。通常のSF映画とは切り離して方が理解しやすいのではないでしょうか。 子供の頃に初観賞した時はとにかくHALが怖かったです。そしてラストの難解さが強烈に印象に残っておりました。赤ん坊が出てくるのに、ちっとも「希望」的じゃないのも; それもその筈で、監督の解釈だと最後の赤ん坊は、ボウマン船長がゲートを通って進化した「グレートサタン」だという事をちらりと聞きました。 猿が道具を持って殺しを(破壊)行う。人はどう進化しても破壊するしか出来ない生き物なのか?だが、破壊は「悪」なのか?破壊があるから創造があるのではないか?では、創造があるなら破壊は許されるのか? そもそも「生命」に「悪」と「善」の定義などないのではないか? そういった生命の謎を哲学的に問題定義して魅せてくれている映画なのだと私は解釈しています。観賞年齢によって、これほど印象の変わる映画もそうないと思います。 【果月】さん [地上波(吹替)] 9点(2008-12-20 15:20:00) 68.《ネタバレ》 モノリスの存在感は異常。 【njld】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-05-01 17:02:09) 67.初めて観たとき(小学生のとき)は、意味不明でなんでこんな映画が名作と言われているのだろう、と思いましたが、今観るとすごく楽しめました。 これはストーリーを追う映画ではなく、体験する映画です。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-02-10 23:38:30) 66.映画の最初に、画面は真っ暗なのに音楽(序曲)だけ流れ始めた時に「テレビかDVDデッキが壊れた!」と思ったのは、自分だけではないはず。てゆうかそうであって欲しいです。そんな事はおいといて、とにかくこの映画には色んな意味で衝撃を受けました。しかも作られたのが40年以上も前だということを知ってさらに衝撃。そして、今まで自分が持っていた映画や宇宙、地球外生命体に対する概念は見事に覆させられました。見終わった後に「宇宙やモノリス」について調べてみたくもなりました。たとえ映画自体の宇宙に対する見解が間違ったものだったとしても、そんな知的好奇心をくすぐってくれたというだけで、この映画の自分に対する影響は大きいものだし、久しぶりに、子供の頃に見たことのない物に出会ったときに感じていた、わくわく感を体験することも出来たし、十分満足です。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-28 04:21:39) 65.数年後ごとに見るようにしています。そうやって見るたびに、この映画のメッセージに対して違う解釈をするようになったていたりして、自分の価値観が少しづつ変化しているのだなぁと感じさせられます。答えは存在しない映画なのだろうけど、いつまでも考えていたくなる不思議な映画です。 【バムセ】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-01-14 01:10:05)(良:1票) 64.この映画は鑑賞するものではない、"体験"するものだ。 【norainu】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-12-08 18:21:23)(良:1票) 63.《ネタバレ》 この映画について、WIKIなどで解説がなされており、そこでは「ラストのシーンで船長がスターチャイルドに進化したのだ」云々と書いてありましたが、私はラストのシーンも含めて、むしろ神の意思の下での人間の輪廻転生を表現しているのではないかなと思いました。図らずも、この映画のテーマ曲は「ツァラストゥストラはかく語りき」、「神は死んだ」と言ったニーチェの著作が題名になっているクラシック音楽だったりします。いずれにせよ、意図について様々な解釈を呼び起こし、なおかつ秀逸な映像技術やハラハラするストーリーを純粋に楽しめるこの映画は、評価に値すると思います。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-09 01:11:12) 62.「動」より「静」の部分の方が圧倒的に多い作品なんだけど、不思議と最後まで飽きずに楽しめた。130分以上の長尺の作品なんだがねぇ。理由を考えてみたんだが、やはりこの長大なスケール感に圧倒されたのではないかと思う。そして素晴らしい映像美。1968年の作品で、なおかつ全てアナログで撮られているということに驚きは隠せない。後半の展開が難解なのは事実だが、このシーンに隠された意味を考えるのもまた、映画鑑賞の一つの楽しみといえるだろう。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 9点(2007-07-08 16:23:14) 61.スケールでけえ・・・世界が一回転したような気分になりました。(見たらわかります) それにしても当時の映画とは思えない映像と、内容。生きてるうちに一回は見といたほうがいいと思います。 【SAKURA】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-02-19 00:14:00) 60.…いやあすごかった!何というか、超感覚的な映画。圧倒されました。眠くなるって聞いていたけれど、最後まで目が釘付けでしたよ。脳に直接響くというか…私が今まで見た映画とは全く違う異質のもの…うまく表現できませんがとにかく強烈な体験でした。木星に着いたあたりから、なんだか映像と同時に自分も観念の世界に入り込んでしまって「人間はどこから来てどこへ行くのか」という言葉が頭の中を渦巻いていました。永久に答えの出ない問いかけですよね。不思議な体験でした。 【Tweety】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2007-02-07 19:50:22) 59.《ネタバレ》 原作を読んで、解説本を読んで、大体筋を理解してからの鑑賞だったので、難解とかは思わずに純粋に映像美と人間VSコンピューターの静かな戦いを楽しむことができました。私がキューブリックにハマったきっかけの作品でもあります。2回目は家族と一緒に見たのですが、一々質問されて疲れました・・・。解説するのが好きな方ならそういうのも悪くないかもしれませんね。 【mono】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-20 02:44:49) 58.内容は、すごおーく、人間の知的好奇心を満たすものですね。人間に生まれてよかった。(もっとも、動物や虫はすべてを知っているのかも?)空間、物質の極少(アトム?)と極大(宇宙外?)。時の過去(誕生)と未来(無)。人類の英知を持っても誰も知らない世界。そして映像。ジョーズのはりぼてのサメ。パーフェクトストーム、ツイスターを代表するCGの自然現象。タイタニックの実物の船。タワーリングの巨大な、スターウオーズの精密なミニチュア。ベンハーの実際の戦車シーン。ジャッキーチェンのアクション。そして、この映画の最高のセット、美術。どれもこれも、全てが完璧で最高の表現手段だ。取って代われるものでない。とわたしは思う。音楽は?これひとつもオリジナルはないんだよね。そういう意味で映画と全く関係ないが”クラッシク音楽作品”というジャンルは、現代にも引き継がれた、最高度に練られた、人智を尽くした、贅を尽くした、まあ2度と創られることのない、高貴な芸術品であることはいうまでもない。クラッシクにまったく興味のないヒトでも、例えば”ツアラストラ”のせめて冒頭だけでよいから、大ホールに行って、金を払い、実際の演奏を聴くことをおすすめする。それは或る意味、映画”2001年宇宙の旅”を観るよりもすばらしい世界を体験できるかもしれませんよ。(R・シュトラウスなんてたいした事ないが) 今から200年、100年ぐらい前、昔の時代の人類の英知には、もうとんでもない、驚くべきものがある。(おもうに、バッハ、モーツアルト、ベートーベン、ショパンの時代にはもちろん、映画なんかなかったんだよなあ!そう考えると、すべての映画製作者たちが、色褪せてしまうなあ)追加!これには”ヒト”が出てくるが、間違っても”ヒトという生物”は関係ないとおもう。だって、ヒトは”地球の生命の一部に過ぎない”から。犬猫など”動物”からの視点。”昆虫”など各生物のこの世の”視点、感覚ももちろん”存在”すると思う。”心”という機能が我々にあるように。人間が”宇宙”を造ったのでは”当然”ないのだから。地球に住む”ヒト”を含む、全生物が理解するとかしないとかの次元ではないと思う 【男ザンパノ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-08-16 21:49:00) 57.《ネタバレ》 あ、9点にしてしまった。正直に点数つけると9.4点でしょうか。 -0.6はこの映画を見てから後にいろいろネタバレやらキューブリックの話やらが頭に入ってきたので、少しマイナスになってしまった。 原作は先に(中学のとき)読み、高校時代に「公開以来の再上映!」っていうので5回見た。それほどインパクトのある映像でした。おりしも「SFブーム」とやらで、いろんな雑誌が出てきたり、ヤマト関連からアニメブームとか言われたりしていた時代。 この映画を見た、見ていないで、SFマニアかどうか別れた時代。 黒澤の「七人の侍」ではないけれど、「みるべし!」と人に勧められる映画で、見た人との共有性がその頃はなんとも言えないものがあった。 15年前、大阪梅田の旧OS劇場閉鎖の時、初めてシネラマで見た。 高校時代の5回も高かったビデオを捨ててしまいたいようなさらにすごい映像だった。 この映画こそ、映画館で見るべき映画だと思います。DVD買ってしまったけれどねぇ。 【亜輪蔵old】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-29 10:08:18)(良:1票) 56.映画史の中でSFが"スペースファンタジー"から"サイエンスフィクション"に変わった瞬間。10点じゃないのは映画版を鑑賞するはるか昔に読んだ小説版の感動が自分にとってははるかに衝撃的だったからです。映画版はキューブリックの作家性を強く感じるため純粋な科学体験をしたい方は小説版の方を強くお勧めします。クラークのヒューマニズムと正確な科学知識に天才キューブリックのひらめきが融合した傑作です。(映画の中で説明不足だった点もほぼ全て説明されています。まあ映画だけ見る人にも理解できるようにしろよっていう話ですが…。) 【MEL】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-05-24 14:51:51)
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