みんなのシネマレビュー |
|
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(10点検索)】
10.《ネタバレ》 映画館で観た予告編の、昭和30年代の町並みの後ろに写り込む建築中の東京タワー。その映像が何故か強く心に残り、原作が床屋でよく読む「三丁目~」なんて事も知らずに、世代だって一回り以上違うのに、”あ、この映画良さそう。観たいな~”と。この直感、大当たり。キャストも内容も映像も、本当にすばらしい映画でした。ハチャメチャな鈴木オートやダメダメの小説家にクスリとさせられてるうちに、いつの間にか夕日町三丁目の暖かい空気に包まれ、気が付かないうちに心がいい具合にときほぐされてゆく快感。そこに飛び込んでくる淳之介君のまっすぐな瞳に一気に涙腺がゆるんじゃいました。その後はもう何をされてもなすがまま。泣かされ、涙ぐみながら笑わされ、また泣かされる。ヒロミだって、この世界だったらこの後必ず幸せになれるって確信できるから心残りも無く観終る事ができました。帰り道、幸せな気持ちにさせてもらいました、ありがとう。間違い無く、今年一番の映画です。 【光路郎】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-06 22:58:33)(良:1票) 9.《ネタバレ》 昭和33年の数年後に生まれた私。映画好きになったのは、幼少期から父によく映画に連れていってもらたから。今回、父の誕生日のプレゼントとして、大人になって初めて両親と3人で映画館に足を運びました。70歳をとうに越えた両親と見るならと、それだけで選んだこの作品。原作も読んでいないし、こちらでの高得点も、きっと単純な人情話しだからかな・・なんて思っていました。けれど、「泣けるらしいよ!」と母にもハンカチを用意させたのに、先にハンカチが必要になったのは私の方でした。特に押し付ける訳でもなく淡々と、当時いかにも起りそうな出来事を少しだけオーバーに話しが進んでいると言う風なのに、私は六ちゃんと社長のケンカあたりから、もうすでに泣いていました(笑)。最初、なんてヤなヤツなんだと思っていた茶川のそっけない優しさには、ひろみの後に気付かされた私だけど、子供だけで、高円寺(何ともちょうどいい遠さ加減!)に行くくだりなど、自分の冒険の思い出と、母としての心配な思いの双方からのダブルパンチ。結局観終わったら、最近一番泣けた映画、“消しゴム”以上に泣いていました。そして余談ばかりですが、実は若い頃、都電の運転手をしていた父が、都電の登場に身を乗り出した時、ああ、親孝行が出来た~と思ったのでした。本当にいい映画でした。 【らふらんす】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-04 23:08:54)(良:3票) 8.もともと原作が好きだったのである程度期待して観にいったが、これほどまでに素晴らしい作品に仕上がっているとは、全くの予想外だった。観てから2週間近くたっているがまだ感動は続いている。人が死ぬわけでも、戦場でもない。取り立てて大きな出来事でもない。ごく普通の日常を描いているのにどのシーンも感動の連続。数えてはいないが、何回涙したことか。満員の劇場なのにエンドロールが始まってから終わるまで誰一人として席を立つ人がいなかった。立てなかったのだ。「感動をありがとう」。これから何度足を運ぶことになるのだろうか。文句なしの10点。 【michelle】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-12-03 01:57:40) 7.いや~あよかったです。感動しました。そう遠くない昔の白黒の、セピア色の、写真の中の世界が鮮やかに再現されていて、心があったかくなって、癒されますね。最近、日本映画が元気ですが、こういった、良質の作品がもっと出されるといいですね。 【ダスト&スクラッチ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-24 10:09:37) 6.夕日のシーンを見ながら、久々に映画見に来てよかったなーと思った作品です。いままで映画見ながらちょっとうるうるってのはありましたが、初めて涙がこぼれてしまいました。じんわりと心に残ります。 【kiyokiyo】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-21 01:10:24) 5.《ネタバレ》 いや~実に良かったです~♪ よく作りこんであって、分かりやすいストーリーで、安心してお話しに浸れる。 こういう娯楽作品を日本映画で観られるのは、嬉しいことです。 前からCGは話題でしたが、それ以上にセットや小物や玩具に至るまでリアリティを追求した姿勢に好感が持てました。 当時を再現しようと頑張ってくださったスタッフに感謝です。 オープニングのオート三輪からレトロな匂いが散りばめられ、すぐにこの作品に入り込めました。 皆さんのレビューに私も同感です。 そして付け足せば、この作品で私のお気に入りは少年たちのリアルさと衣装の汚さ(笑) いきなりアッカンベーで逃げるとこなんぞ、実に悪ガキ! 我が家もこのぐらいの少年がガヤガヤ来る家なので、少年の世界、例えばいたずら好きでわんぱくなところとか、友情に厚いとか、きたなくても平気なところとか。 昭和のお話しなのでけれど、ウチにくる子供たちのお話のように思えて、感情移入して見入ってしまいました。 それから衣装ですが最近の映画、貧乏だとかいう設定でも新品の服を着ていてがっかり・・のものが多かったです。 この作品はセーターの毛玉が実に良い。 主人公茶川さんのうっとおしい髪型と毛玉だらけのセーターで、今までの衣装サンへの不満が解消しました。 子供のランニングの汚れぐあいも良かった。 原作がお好きな方はどうか分かりませんが、「リターナー」が気に入って観た私には実に満足する作品でした。 前向きで目がキラキラしていて、それでいて我慢のあるお話しは大好きです。 パンフレットについて一言。 小松崎茂さんのイラスト(CGよりこっちが良いわぁ)も載ってますし、東京タワーの出来た当時?の説明書も楽しい。 特撮の作り方の解説も興味ある分野なので、為になるパンフレットでありました。 「冒険少年ブック」欲しいです。 おまけ付きだし・・・ 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-18 22:12:18)(良:1票) 4.レビューを見た、あなた!! この映画はお勧めです。見てください。私はおすぎみたいにお金貰ってないので信じてください。 昭和50年代生まれの男でも、三回大泣きです、もちろん笑いもありです。 この時代がわからない方にもお勧めです。 どこが良かったかは、見てからのお楽しみです。 【シネマパラダイス】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-09 05:25:43) 3.《ネタバレ》 地方都市の電気屋のせがれとして昭和32年に生まれた僕としては、これはもはや映画として評価することはムリで、すでに他界した父や軽度の認知症に悩む母の昔の姿や自分の子供時代(さらに自分の子供たちの心)がスクリーンに二重写しになって仕方なく、どっぷりとノスタルジーに浸かって、他の映画ならふんっとあざ笑ってしまうだろう感傷エピソードにも、いとも容易く撃沈し、ダラダラ涙してしまいました。建造中の東京タワーの視覚イメージには圧倒されました。堀北真希は若い頃の吉永小百合に似ていましたね。このままずっとこの映画世界に浸っていたい(苦笑)。そのような甘えた気持ちを、クレヨンしんちゃんの「オトナ帝国」では、最後に打ち砕いてくれましたが、この映画ではどうなのだろう。でも10点つけてしまいたいのだ。 【解放軍2003】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-09 00:46:13)(良:1票) 2.《ネタバレ》 予告編で東京にやって来た六子が工事中の東京タワーを車の中から見上げるシーンがあり、それだけでこの映画は絶対見なくちゃだめなんだと、何かに憑かれるように劇場に足を運びました。邦画を初日に見るなんて行為はここ何十年の中でもなかったことでした。そして見終った後、予告編で決意したことは少しも間違っていませんでした。昭和という言葉自体に、既にノスタルジーを感じてしまいますが、それは物であったり、風景であったり、また世相を表す文化や風俗に対して抱いてきたこと。この映画を見る限り、それらはあくまでも視覚の手段に過ぎず、それらのものよりも人間自身、その時代を生きている人々全てに何か暖かい、優しい昭和を猛烈に感じます。緻密に再現されたセットとCGの中で、実に生き生きと役者さん達が演じている様が、演技を通り越して、まるで古いアルバムの中でしゃべっているようなそんな錯覚を覚えました。東京生まれではないし、33年に生きていた訳でもありません。しかし、懐かしい、ホントに懐かしい時間を、この映画はもたらしてくれます。日本人が日本人であった頃、面白い事や悲しいことがみんなの共有物であった頃、そして何よりも人が確かに見えない何かでつながっていたことが、よく描かれています。ラストに人々が見つめる夕日のなんと美しいこと。あの頃の人々と比べて、今の自分、今の人達はどう変わったんだろう。あの頃に思い描いていた未来とは少し違っているかも知れません。でも、この映画を作った人達、そしてこの映画に感動した人達には昭和の、あの夕日町三丁目の人々の思いはちゃんと伝わっているんだと思います。映画が終っても席を立てずに、ただただ、涙していました。また、愛すべき映画がひとつ増えました。なんだかありがとうと言いたくなる素晴らしい映画でした。 【映画小僧】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-07 10:32:46)(良:3票) 1.久々にエンドロールまで席に座っていた映画でした。柄にも無く涙で目と鼻が真っ赤のまま退席なんかとてもできませんでした。あの時代を再現している特殊処理も素晴らしかった。メイキングを観てみたい!!ここ何年かの邦画の中のマイベストワンでした。 【aloha3956】さん [映画館(吹替)] 10点(2005-11-06 16:43:00)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS