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【クチコミ・感想(10点検索)】
4.パンフォーカス撮影、ローアングル撮影、長いカット割などこの映画で取り入れられた技法は後々の映画界にとって意義のあるものである。回想と現在が入り乱れてケーンの真実が段々浮き彫りになるという演出も見ごたえ十分。内容としてはトンプソンという記者がケーンの最後に残した言葉「薔薇の蕾」の謎を解くべくケーンを調べる、栄華を極めたケーンではあったが彼は孤独な人物であった、何故そうなったのか、と段々ケーンの真実が明らかになっていく。しかし記者は最後までその謎を解くことができない。しかし、観客はラストにその意味を知ることとなる。オーソンウェルズは物語の進行を記者では無く、観ている観客に訴えかける手法を取った、これもまた見所の一つ。そしてまた事実は小説より奇なり、とも良く言ったものだ。彼の作ったこの映画は当時新聞王だったハーストをモデルにしている。「薔薇の蕾」というのもハーストが飼っていた犬の名前からきている。この映画に反発を持ったハーストとオーソンウェルズの現実での争いというのも実は映画になるような凄いものであった。一説によるとその影響もあり、この映画はオスカーを逃したとも言われている。そしてここのレビューを見て私が思ったことは、どうして「薔薇の蕾」がケーンが幼少のころの母親との思い出の橇に付いてたマークだといういうことに気づかない人がいるのか、映画の内容を理解していない人が多いということ。彼は孤独を愛していた訳ではない、孤独になってしまったのだ。記者トンプソンが彼の何を探そうとしていたか、彼の実像を探していたのだ、それをトンプソンは最後まで知ることなく観客だけに知らせる。その演出が分からない人がいることが凄く私には残念に思う。 【恥部@研】さん 10点(2002-12-20 11:47:13)(良:1票)
3. 衛星で放送していたので数年ぶりに観ました。この映画の演出に感激する人は評価が高いでしょうし、さして映像に興味がない人は評価は低いでしょうね。 巧緻なシナリオですけど、孤独を想像できない人はわかり辛いでしょう。それはそれで幸せなんでしょうね。 【ハリー】さん 10点(2002-11-19 18:03:46)
2.もう少し年をとって、それからまた見たい 【きれぎれ】さん 10点(2002-06-14 03:41:10)
1.カメラアングル、シーンとシーンのつなぎ方、間の取り方のセンスの良さに感動した。映画というよりは長いCMを見ているような感じがしました。ただ、よく言われるパンフォーカス(対象物全てに焦点をあてる手法。前半の子供の雪遊びシーン)は、いったい何がすごいのかわからない。 【KS】さん 10点(2001-09-01 12:58:33)
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【点数情報】
Review人数 |
200人 |
平均点数 |
7.01点 |
0 | 0 | 0.00% |
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1 | 2 | 1.00% |
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2 | 2 | 1.00% |
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3 | 5 | 2.50% |
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4 | 14 | 7.00% |
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5 | 26 | 13.00% |
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6 | 26 | 13.00% |
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7 | 41 | 20.50% |
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8 | 28 | 14.00% |
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9 | 32 | 16.00% |
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10 | 24 | 12.00% |
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【その他点数情報】
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