みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
5.《ネタバレ》 冒頭の狂気じみた百鬼丸は良かったが、途中の妖怪退治あたりから、一気にB級アクションに突入。登場した妖怪の中で迫力のあったのは最初のベリーダンサー転じた蜘蛛の化け物だけ。以後は違和感ありありのCGや、かぶりものバレバレの安い妖怪ばかりで、ちょっと拍子抜けだ。ホラー映画並みにオドロオドロしい化け物がいないので、相手の妖怪がショッカーの怪人レベルを脱していない気がする。手塚治虫の純和風冒険活劇(読破してないけど)に、一昔前の特撮ヒーローものの怪獣みたいなトカゲを出すのはやめてほしかった。……柴崎コウの体当たり演技は良く分かるし好感が持てるが、甲高い声ではちょっと男キャラには無理があるし、女性に目覚めていく微妙な心の動きも、そもそも省かれているせいか、映画の中では十分に表現されていない。……妻夫木の演技は冒頭部分は狂気じみて迫力があったし、アクションも思ったよりサマになっていたけど、このテの筋書きは大好きなのだが、なかなかB級イメージを打破できる映画は登場しないものだな、と思う。 【six-coin】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-02-11 03:29:44) 4.見てはいけないものを見てしまった。平山秀幸『魔界転生』、樋口真嗣『日本沈没』に続く破綻大作。塩田監督、慣れないジャンルに手を出しちゃいけません。 【トト】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-09 22:49:58) 3.《ネタバレ》 世間での妻夫木君の評判は自然体が良いとか、どこにでもいそうな感じが良いとか言われています。たしかに変にお芝居していし普通ぽさが受けているのかも・・・ でも逆を言えば、何を演じても一緒ともいえる。今回の百鬼丸は世間から化け物扱いされ、自分の出生は酷すぎ、最後には母親が目の前で殺されて・・・ しかしです、そんな彼の苦渋とか苦しみ悲しみなどいまいち伝わって来なかった。殺陣にしてもチン・シウトンというビックネームを起用しているのに、妻夫木君の運動能力を遥かに凌駕するものでついていけていけてない感じ。柴崎コウは無理のある男言葉うまく使って好感がもてた。進行役的存在の中村嘉津雄はおいしい役だねー 終わり方が続編ありきな感じではあるが、次回はDVDで十分だと思う。 あと自分は原作は未読なのだが、お城がハウルに見えた。原作はどうなんだろうか。しかし40年も前にこの発想を思いついた手塚治虫は、やはり天才だ。 【キャラハン】さん [映画館(字幕)] 4点(2007-02-03 14:26:03) 2.《ネタバレ》 大好きなこの名作が実写化、更に主演がこの2人だと知った時点でろくでもない映画なのは覚悟していましたが、観ないことには批判もできない。そういう目で観ていたので、率直な感想としては「原作とは別の話として観ればそこそこの娯楽映画」でした。時代考証無茶苦茶のごった煮状態が世界観を表しているといえなくもない。『RED SHADOW赤影』なんかよりずっとマシ。しっくりこないながらも役者さんもがんばってました。 さてここからはあくまで一原作ファンの戯言です。そもそも「主人公」の「実は女の子のやんちゃ坊主」どろろがいきなり年頃の娘に化けてたことが、原作以外の知識が無い者にはもう意味不明で。まずはハコとヒトありきで内容はどうでも良かったのかな。あわよくば続編ができたなら、きっと2人の恋愛ドラマになるんでしょう。たとえ人物設定が少し変わっても、百鬼丸は権力者の親と最期まで和解できない哀れな捨て子で、どろろは可哀相な生い立ちのマスコットキャラクターではなく、虐げられた民衆の怒りの象徴であって欲しかった。 原作を大胆にアレンジするのが一方的に悪だとは思わないけど、原作者が故人である以上そのメッセージくらいは正確に汲み取ってよ、監督さん。命の大切さを訴えるだけなら題材は星の数ほどあるだろうに。大作を掲げた割に志の低い子供映画という印象でした。 【denny-jo】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-01-28 00:31:02) 1.脚本がひどい。こんな薄っぺらなお話にしちゃったら、天国の手塚先生泣いちゃうでー。でも、役者さんたちは与えられた役柄を存分に表現しようとみんな健闘していたと思う。本当は3点以下なんだけど、妻夫木&柴咲その他すべての役者さんの熱演に +1点。 【Keicy】さん [試写会(邦画)] 4点(2007-01-26 00:26:51)
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