みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
4.《ネタバレ》 アリスと聞いてぱっと浮かぶイメージといったら金髪、黒カチューシャ、白エプロン&ブルーのワンピース、ウサギ、時計、お茶会。女子が好んで飛びつくモチーフが揚げられる。でもって映像化、二次作品化されるとなると大抵作者(監督)は男性でほぼジャバウォックと結びつけようとするところが興味深い。思えば不思議の国ではより夢&空想感の強い世界観だったのが、鏡の国になると話の組み立てが理路整然としてきて『闘い』がメインになっていく。原作アリスは鏡の国でチェスの手駒のひとつとしてゲームを進行していくが、ティム・バートン版のアリスはワンダーランドを救う英雄として、キーパーソン的役割を押し付けられる。別世界からの客人アリス(傍観者)を視点にして妙ちくりんな住人達を主軸に動く原作と異なり、アリスを主軸に世界を動かすとこうも真面目な物語になってしまうのかと思った。いかれ帽子屋とマトモに意思疎通が図れてしまう辺りがなんかもう真面目すぎるもんね。ティム・バートンはアリス・リデルという少女そのものを描きたかったのだろうね。実物のアリスは凡庸で慎ましい平均女子的人生を送ったようだけど、バートンの描くアリスは革新的で現代風な女性へと変貌をとげる。ただこのアリスのその後の生き様というのが多くの今時の女子の共感を得られるかどうかというとちょっと首をかしげてしまうのだ。いや、悪くないけどなんというかものすごく典型的というか類型的な「憧れの女性像」みたいなアリスでねえ…。こういう女性キャラクター像というのは、正直もう食傷気味なのです。 ただキャラクターのデザインや再現性はすごかったですね。女子はこういうデザインやモチーフに飛びつきますから、ええまあもう私もそのひとりなんですけどね。 映像や世界観としての魅せ方は毎度ながら上手な監督さんだな、としみじみ感じました。 【どぶん子】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-05-01 01:32:01) 3.《ネタバレ》 うーん・・まず初めに言っておかにゃならんことは、この映画を楽しく観るには私は大人すぎたようです(涙)なので、自分が楽しく観れたかどうかというと点数低くなってしまいます。でも映画自体の出来は良いと思うし、お子さんがおられる方などには親子で楽しく観れるかもしれません。ただやはり、ここ数年にわたって「ロードオブザリング」やら「ハリーポッター」やら色々と壮大なスケールのファンタジーを観てきてしまうと、比べてるつもりはなくても、なぜかどーーしても物足りなさを感じてしまったり。それから、リス。綺麗だけどあまりにも無表情とゆうか淡々としすぎていて(話的にわざとでしょうけど)こっちの気持ちまでさめてしまった。最後ジョニーのダンス?は良かったです。笑 【civi】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-04-27 15:17:34) 2.《ネタバレ》 こういうファンタジー系はあまり好きではないのですが見る機会がありました。 3Dの良さもわからなく、この後どうなるのかなんて感情も持てないまま過ごしました。 色使いが折角きれいなのに、3Dの眼鏡を掛けると暗く見えるので、何度か取ったり掛けたりしてみました。 消える猫が、ジョニーデップの帽子を手でフミフミした可愛さにプラス1点。 【まさかど】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-04-22 20:24:47) 1.《ネタバレ》 3D版を鑑賞しました。 つくづく思ってしまうのは、奇想天外なキャラクター達が登場する“だけ”な映画には退屈してしまうようになってしまったこと。 ライラの冒険然り、ナルニアの一作目然り。 奇想天外なキャラクターと言うのが、あまりにも世の中に氾濫している。 重要なのは、そのキャラクター達がいかにストーリー上生きてくるかだと思うのだが。 残念ながら、今作のストーリーは稚拙に感じてしまったし、高揚感を覚えるような場面も見受けられなかった。 子供向けの善悪ストーリーに魅力的なキャラクターを置いただけに思えた。 主人公の少女は美しいのだが魅力に欠けるし、アン・ハサウェイの演技力には疑問符が付くし、 ジョニー・デップはジョニー・デップのままで、 とてもじゃないが楽しめなかった。 もし通常版で観たと考えると、ぞっとしてしまう。 それくらい見所が無かった。 【タックスマン4】さん [映画館(字幕)] 4点(2010-04-19 01:58:55)(良:1票)
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