みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(4点検索)】
6.《ネタバレ》 評判が悪いので、覚悟はしていきましたが、案の定、呆れました。殆ど何を言いたいのかまったく考えもなく・・と言う感じでした。 飢餓状態なっている筈の状況で、みんなデブデブ!!。むしろ4のほうが追い詰められた感じが出ていました。CGは確かに凄かったです。それに2点プラスです。 【亜酒藍】さん [映画館(吹替)] 4点(2015-07-14 00:19:05) 5.《ネタバレ》 もうこうなってしまっては時間軸の理論を言い出したら終わらないので、『ターミネーター』というアクション映画として楽しむ他はない。抵抗軍勝利目前とスカイネット最終兵器という、第1作目のビハインドを描いた序盤はファンの心を掴むのに十分な出来。しかしそれ以降、舞台を核戦争前へと移すとどうにも軽い、安っぽい雰囲気が漂い始める。これは監督の演出力の無さか、主要キャスト(個人的にはジェイソン・クラーク以外)の演技力(決して下手とか言うのではなく、上手い人と比べると足りない何か)と魅力の無さか?エミリア・クラークは肉付きが良くチャーミングではあるが、唯一無二のキャラ、サラ・コナーとして作品全体を底上げするだけの魅力は足りていなかったようで。結局は過去シリーズ同様(『4』除く)タイムトラベルによる未来の改変が大筋で、シリーズのオマージュ、過去ネタを挟み込んで「あぁ、それ懐かしいな。」なんて観客を沸かせる事は念頭にあっても、ストーリーとアクションには大した見所は無い。今回敢えて挑戦したのは誰がターミネーターか?2では生意気美少年ジョン、3ではヘタレブサメン ジョン、4では熱血丸刈り(少々無理やり)ジョン、そして今回はターミネーター ジョン、とシフトしてきたが、まぁ誰でもいいけど、と言うカンジ。1・2は言うまでもなく、これでは「審判の日」は回避不可と言い切った3の潔さの方が素晴らしいストーリーだと言える。CGが氾濫する今の時代、よほど作り手のオタク加減と語り口がないと目の肥えた観客を楽しませるのは難しいと思う。最後に、T-1000を演じたイ・ビョンホンの着弾演技は以前と比べると格段に巧いなぁ、と感じました。短い出演だったけど良く研究したな、イ・ビョンホン! 【miki】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-07-13 14:16:52) 4.《ネタバレ》 「3」「4」と経てハードルは下がっていたはずだった。もちろん「1」「2」ほどの傑作は初めから期待していないが、やはり子供の頃から観てきたシリーズだし思い入れもあるから映画館へと足が向く。オープニングは戦争に勝利した未来のジョンとカイルがタイムマシンを見つけカイルが過去へと飛ぶ場面。長いシリーズの中でたしかにここは映像化されてないなと思い「結構楽しませてくれるかも」という期待が膨らみそうになる。が、ここまでとっ散らかった話になってしまうとは…。 キャストではエミリア・クラークはふとした瞬間にリンダ・ハミルトンの面影があるような気がして中々悪くない。だがジョンとカイルは地味で絵的にあまり映えない。ジョン・コナーほど同じシリーズでありながらここまで顔に一貫性がないキャラクターも珍しいが、「4」でクリスチャン・ベイルが演じイケメンに回帰したと思ったら今回はおっさん顔のジェイソン・クラーク。うーん。カイルは見た目も行動もゴリラにしか見えずサラとのロマンスが生まれる気がしないがラストではキスしてた不思議。だがキャストの問題というより作り手の問題のような気がした。 序盤はまだ興味を持続させるが物語が進むにつれ正直どうでもよくなってくる。ジョンが敵になる?ならばそれなりの必要性やドラマがあっても良さそうだが見当たらない。サラ、カイル、ジョンが勢ぞろいしてもなんの感動もドラマも生み出せないこの物語は何だ?「2」では数日過ごしただけのジョンとT-800との間にはドラマも感動もあったのに、数年過ごしているはずのサラとT-800の間にはドラマも感動も希薄だ。安っぽいテレビドラマを見せられているような感覚。作り手が小手先だけで観客を驚かせようとしているようにしか見えない。 映像面でも最新技術を使っているはずだが特筆するような場面はあまり思いつかない。「1」の懐かしい場面を織り交ぜた序盤のアクションは興味を引くがなぜだかこの作品は全体的にノリが軽くアクション場面でも緊張感に欠ける。売れない芸人の一発芸的なT-800のぎこちない笑顔ネタをなぜ繰り返しやるのか。液体金属風呂に浸かったらバージョンアップとかジョークにも程がある。 思い入れのあるシリーズだけに辛辣な感想になってしまった。この作品を「4」みたいに新シリーズとして売り出したいようだがここまでとっ散らかった話を今後誰かがコントロールできるとは思えないし、そろそろ無理して作る必要もないのではないか。ここまで続編に失敗するのを見るとサラ、カイル、ジョンそしてシュワちゃん顔のT-800にこだわることさえ呪いのように思えてくる。 【⑨】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-07-13 02:03:29)(良:1票) 3.《ネタバレ》 シュワを担ぎ出し歴代シリーズのセルフオマージュだらけなので、ずっと見てきているシリーズのファンの人にはグッとくるかもしれません。でも、淡々と消化している体であまりテンションは上がらなかったですね。ストーリーはもはや何でもありな状態になっていて、タイムスリップするたびに歴史が上書きされ別の未来ってのは避けた方がよかったと思う。あの設定じゃじゃキリがないしカタルシスも生まれなそう。常に相手より前の時代に送ればいい話ですしね。T-800も30年待ってる間に壊せるんじゃ?的なものもあるし、タイムパラドックスの平行世界の中の一つじゃ物語が軽くなるだけだし制約があった方がいいのでは?と思う。 主要キャストは人類の救世主であるはずのジョンはイケてない下っ端みたいな太り気味の中年でカリスマ性ゼロだし、カイルも若目なだけで野暮ったく二人揃って華がない。老けっぷりに理由付けをして誤魔化してたシュワも凄味が無く鈍さも相まってサラがだいぶマシに見えた(まあ前任がゴツイ人でしたしね)。T-800のアップデート、あの終盤の破壊される局面まで描いたら仕方がないけど、壊れる旧型タイプT-800の悲哀が無くなってしまったのは嬉しいようだけど寂しいな。T-800(型番どうすんだろう?)が液体金属じゃねえ。次からは変化の術も見せまくりで、さらに何でもありになりそうだな。 まあ三部作らしいけどこのリブートでどうなるか見ものですね。俳優復帰してコケまくりのシュワは、この最後の砦がコケたらどうするんだろうな。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-07-11 14:07:04)(良:1票) 2.《ネタバレ》 追う、追われるという第一作のシンプルなシチュエーションが恋しくなる。 下手に状況を複雑化させることで、小賢しい理屈付けで戯れる羽目になって ますます映画から遠のいている。 ここでは逃走のサスペンスよりも、真贋不明のサスペンスが主となるのだが、 小状況が一旦終了するとひとまず収監のパターンで切迫感が途切れ、 作品を貫くべき大きなサスペンスが持続しない。 そしてジェイ・コートニーはクライマックスにおいても全くの奮闘不足であり、 それが為にエミリア・クラークとのラブストーリーも淡白すぎて中途半端だ。 彼らのエモーションを核としてこそヒューマンドラマが成立すると思うが、 擬似父娘のドラマの比重を高くせざるを得ないのは スター俳優を偏重するシステムの弊害か。 ともあれ、『マッドマックス』最新作にしても本作にしても、 女性の強さがよりアピールされている ところが時代性とマーケティングの反映ともいえそうだが。 それから、殺人マシン同士が激突する金属音の良さは特筆したい。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 4点(2015-07-10 23:56:54) 1.《ネタバレ》 「審判の日を回避するだとぅ? 『2』の愚行を再び犯すのか!」と予告編見て憤懣やるかたない状態だった『1』至上主義な私ですが(なので個人的には『2』よりも『3』や『4』の方がまだマシ)、本編見たらそれ以前の問題でした。どんどん別の時間軸が生じて、どんどん書き換え可能です、って設定にしたらさ、もうなんでもアリだっての。そんなもん、幾らでも作れちゃう。 映画は二次創作みたいな状態です。『1』と『2』の事が大好きなオタクが妄想爆発させました、みたいなシロモノで、その両作の設定をひたすら弄ぶばかり。物語は『4』以外の定型フォーマットに則って毎度おなじみの事してます、って状態。何か新しい事をしたか、と言えばその都合のいい設定をした事と、今回の敵が(既に予告編時点でネタバレしてるので書いちゃいますが)ジョンだって事くらい。それだって過去の設定を弄んだだけですけどね。 T-800が老けてる部分を始めとして「むしろファンとしてこのオマージュから来る面白味を共有してね」的な甘い作りが目立ちます。でも、そのワリにそこはおかしいんじゃない?って部分もあって。カイルがジョンから貰ったサラの写真は途中で燃えちゃうハズじゃなかった?みたいな、そもそも『1』と比較してズレてる部分があれこれあるんですけど?って点があって。 大体、シュワT-800の顔にはとことんこだわってるクセになんでサラとかジョンとかカイルとか似てなさ過ぎなん? でも今回最大の問題はキャラにちっとも魅力がない点ですね。T-800は単なる過去作のパロディキャラの域を出ませんし、サラはこれまでと別の第三の人格として登場しますが背景がややこしい事になっているので背負ってるものの重さが見えてきません。カイルに至っては一切の影が無くなってただの短気なおっさん。T-1000は単なる咬ませ犬で「これでもか」っぷりがとても希薄。 色々なシチュエーションを並べて「これって面白いでしょ?」って見せつけてくる感じですが、キャラに魅力がなくて、どうとでもなる設定では危機感も希薄になって、もう『ターミネーター』の世界で遊んでます、って感覚。 謎を残して更なる続きの予感を示して終わりますが、この物語に延長線を引っ張ったところで同じ事をダラダラ続けるばかりになる気がするんですが。 未来に向かうとか言いながらひたすら過去に囚われ続けてちっとも未来に進んでいかない皮肉なデキの映画ではありました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2015-07-10 22:06:49)(良:3票)
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