みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
8.意外と評価が高くて少々驚いています。私の5点は決して高い点ではありません。まぁ人それぞれですが。ヒラリー・スワンクはたしかにうまい。鬼気迫るものがあることは認めます。彼女に限って言えば点数も8点クラスだと思う。とはいえ、あまりに鬼気迫りすぎて、その後の展開が見えるというのが悲しい。つらすぎるけれど、生きていて欲しかったし、生かしてほしかった、と。 【longsleeper21】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-12 19:38:39) 7.《ネタバレ》 私の意見は「勝手」かも知れないが。彼女は、まだ戦えると思う。 ベッドの上から出る事は出来なくても、次の人生を戦う事は出来る。 車椅子で大学に通うまでしなくても、人生というリングから降りなくて良い。 そして、片足を失った彼女に「それでも、生きてくれ」と伝える事にこそ、 彼には、本当の意味での「トレーナー」としての役割が、神から課せられていたのではなかろうか。 遠くの誰かに向けた「送り返される封書」ではなく、目の前の愛する者に向けて、 なぜ「生きていて欲しい。一緒に居てくれ。諦めないでくれ」と伝えられない?。 かつて、親友の試合にタオルを投げ入れ損ねた彼は、 彼女の人生に、誤って、タオルを投げ入れてしまったんだ。 犬を埋めた父親の愚行を繰り返さなければ、「本当の父親」になれたはず。 「グローブを着けて、賞金を稼がなくても良い。今、目の前に居る君を愛する者が、 ここに居る」と、なぜ伝えない?。「死生観を揺さぶる映画」かも知れない。 しかし、私には「悔し涙」の為の映画だった。 【じょるる】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-06 21:42:57)(良:1票) 6.《ネタバレ》 予備知識なく鑑賞。前半物語に引き込まれ、中盤切なくなり、終盤落ち込む・・・。 主人公が成功して終わったら、ただのロッキー女版だしそれじゃこの手の映画作る意味ないんだろうけど・・・。 しかし、役に立たない神父(牧師?)だな~。 【楽人】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-12-26 17:08:11)(良:1票) 5.率直に、おもしろくなかったし、泣けもしなかったし、考えさせられることもなかった。とにかく観終わったあとの後味がよくなかったことだけが、印象に残っている。ここにレビューするためにその理由を考えようとするのだが、どうしても答えがでてこない。他の方のレビューを読んでみても、いまいちピンとこない。これは言語化する以前の問題だ。おそらく自分が過去に経験した「祖父の死」が大きな要因だと思うのだが・・・。 というわけで、とりあえず現状は5点。DVDでもう一度観返して、その答えを見つけようと思う。 【708】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-12-09 07:10:01) 4.イーストウッドの前作「ミスティック・リバー」と同様に、本作も最終結論は観客に委ねられた。ことの是非を描かない映画は少なくないが、これまた前作と同様、そうそうたやすく結論が出せない代物に仕上がっている。女子ボクサーという設定こそ目新しいものの、前半、いや4分の3はまあありきたりなサクセスストーリーが進行し、ふーんこれがオスカーかー微妙ーと思っていると最後の30分でひっくり返る。あまりに濃すぎる超濃縮ドラマを突きつけ、そのまま唐突にエンドロール、直後は何も考えられず、しばらくたって解釈についてうだうだと頭を巡らす。後引くという点ではなかなか興味深い構成だが、それでもそうたやすく意見を述べさせてくれない負の重厚さが、私をイーストウッドから遠ざける。 【ドレミダーン】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-21 22:39:54) 3.《ネタバレ》 評価も高く感動された方が多いようで大変心苦しいが、私はこの映画に入り込むことが できなかった。余計な説明を省き主人公を浮き彫りにして感動を呼ぶ手法は良いとして 、あまりにも説明不足で作りが大雑把。マギーがあれほどボクシングに夢中になった背 景は、ただ貧乏だったから、他にもっと納得できる理由があってもよいのでは? いき なりエディの門を叩くが、それほどまでにエディを崇拝する心中は? ボクシングシー ンがお粗末、映画だから割引いて観ても、特にエディから離れチャンピオンになった男 のボクサー、ボクシングが下手で観てられない、だからカットを短くしているのだろう か? そして、相手選手の反則によりマギーが全身不随となる突飛な展開、なぜ突飛か というとボクシングはしっかりとした管理下で行われるスポーツ、もし仮にあんな事故 が起これば相手選手だけでなくレフリーも責任を問われ大問題になるはず、どういう処 分を受けたのだろうか? それと、マギーが全身不随になった医学的な説明が少しはあ ってもよいのでは? まるでフジTV『こたえてちょーだい』の再現VTRを観ている ような信じられないマギーの家族、重いテーマの映画とのバランスが如何にも悪いので は? マギーの父親が足の不自由な犬を安楽死(?)させた話と、フランキーがマギ ーの自殺幇助(?)をする結末をダブらせているのだろうが、これは不発。似た展開で 『二十日鼠と人間』(1992年)という映画があるが、私に重く圧し掛かり深く考えずには いられない傑作だった。しかし、この『ミリオンダラー・ベイビー』は役者の存在感と 感動させる為の単純な計算だけで成り立っている軽い映画にしか感じられなかった。 【Gang10】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-10-12 00:09:38)(良:1票) 2.「ミスティックリバー」、そして「半落ち」を見たあとではこの映画の印象は思っていたよりも高くはならなかった。が、本当の本当にクリントイーストウッド、モーガンフリーマンの演技を見れただけでも大満足でした。この2人の存在感というか、あまりにも熟練した演技には脱帽の一言。ある意味モンスターだと思ってしまった。物語があまり私好みではなく(先にあげた2作品もあまり好きではない部類に入る)、最後まで見るのに少々気力を要したので、やや厳しく評価で5点です。見終わった後は心底疲れを感じました。嫌いな映画とまではいかないのですが・・・。 【はむじん】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-07-01 02:35:40) 1.《ネタバレ》 最近「海を飛ぶ夢」という映画を見ていたので、「尊厳死」について多少は考えていたのと、その作品のレビューでこの映画の展開について書いていた人がいたので、あまり驚きも感じられませんでした。主人公は舌を噛んで自殺しようとしますよね。その点では「海を飛ぶ夢」よりはマシです。ただし、基本的には私は映画には夢や希望を求めますのでこういう救いのない作品の評価は下がります。実は私は最後までひょっとしてイーストウッドは彼女を励まし続け、なんとか助けるじゃないの?と思ってました。用意していた注射も魔法の液体で生きる意志が生まれるんじゃないの!?で、イーストウッドが本当に実行したんなら、その後モーガンが速攻病室に駆け込み彼女を助けて、「長生きも悪く無いよ」とかね(ノンキかなあ)。最後の行為を「タオルを投げた」とかいう見方があるようですが、逆だと思います。タオルはボクサーの意思(死の覚悟)に反して、命を救うために(ボクサーの尊厳を無視して)投げるのでは?イーストウッドは何度もタオルを投げようとしますが、結局、彼女の尊厳を重んじて、苦渋の決断で最後までタオルを投げなかったんじゃないのかと思います。モーガンに無理をさせて失明させてしまった事をずっと後悔し、以後選手達に無理の無い試合の組み方をしてきたイーストウッドですが、己の尊厳の為に生死を賭けて戦うボクサー達との付き合いの長さが、「尊厳死」(タオルを投げない)を認める思考回路を生んだんだと思いますが、障害者になっても懸命に生きている人はたくさんいるわけで(パラリンピックなんか見てると自分が恥ずかしくなります)、「拍手喝采を浴びてないと生きている気がしない」というのは、一度栄光を味わった人間の脆さであり、イーストウッド行為は単ににそれに同調しているだけのような気もします。 そもそも人間は脆いものだとは思いますが、だからこそせめて映画ではそれを克服する姿を見たいものです。 【東京50km圏道路地図】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-18 23:40:38)(良:3票)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS