みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
4.《ネタバレ》 「リーグ・オブ・レジェンド」や「シュレック2」みたいに、童話の登場人物がシュールに一堂に会して、という欲張りすぎなB級っぽさを楽しみにしていったが、正直ちょっとガッカリだ。グリム兄弟が実はインチキ詐欺師だったという設定は面白いが、第一女王様のお城がショボイし、物語のクライマックスもイマイチ盛り上がりに欠ける。敵役の女王様もアッと言う間にやられちゃったし、可も無く不可も無く、中途半端な危なげないストーリー。お城は眠りの森の美女みたく難攻不落の牙城にするとか、敵役に悪い魔法使いが出てくるとか、グリム兄弟の馬車が機関銃付きのハイテクカボチャの馬車とか、もっとミーハーな演出が欲しかった。モニカ・ベルッチは相変わらずキレイだったけど。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-10 00:01:36) 3.普通の謎解き冒険活劇。普通にファンタジックでちょっと気持ち悪く、女王もスタンダードな美しさ、ユーモアとお伽噺をスパイスになかなか楽しい映画だと思う。でも、ギリアムが普通の映画を創ってどうする?まさか、誰が監督だか忘れてしまいそうな平凡な映画を観ることになるとは思ってもみなかった。オープニングとエンディング、監督想いのJ・プライスの存在意外は本当に普通。自身のテーマである死神(今回は冒頭の魔女)の皮を剥ぎ中身の人間を見せてみたり、現実派の兄と夢世界住人の弟を対立させてみたり、いやに「現実」を持ちだしている印象があった。ギリアム自身の葛藤の現れかもしれないが、やはりギリアムには「ドン・キホーテ」のあだ名に恥じぬよう、周りから嘲笑され蔑まれても誇りを失わず、果敢に夢の悪魔たちに立ち向かっていくいかれた騎士であって欲しい。まだあの独特のイマジネーションの泉は枯れていないと信じたい。ギリアム、戦え! 【のはら】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-07 23:45:44) 2.ギリアム監督作品はあまり見たことないのでよくは分からないが、素直にストーリーを追っても面白くはない作品を撮る特殊なタイプの監督なんでしょうか。 ストーリー自体は極めて平凡。どこにも驚くような仕掛けや展開もなければ、兄弟愛を謳った感動するようなストーリーでもない。 また、ファンタジー作品とみても、昨今同種のあまたある作品群の中からあえて特筆すべき点はどこにも見当たらない。 しかし、面白い点を探せば、この映画はどうやらコメディとみるのが妥当ではないかというところ。ファンタジーの名を借りたコメディというのは恐らく彼のような特殊なタイプの監督でしか撮れない映画なのかもしれない。 そうはいっても、この監督の笑いは恐らく理解できる人は限られていると思われる。映画館で観るよりも、家で一人で細かい笑いを楽しむような部類の映画なのかもしれない。ツボに嵌まる人は少なからずいるだろうが、このような一般受けしない映画にそこそこの大金を注ぎ込むアメリカの製作会社の気持ちが全く分からないな。観客を呼べそうな面白そうな題材で、観客を呼べる俳優を使っているのに、この調理方法はどうなんだろうか。 たぶんギリアム監督とは感性が違うと思われるので、よほど前評判が高くない限り、彼の監督作品を観ることはないでしょう。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-07 01:04:57)(良:1票) 1.《ネタバレ》 もっと「おとぎ話の寄せ鍋」みたいなのかと思っていました。 グリム兄弟の話であるのを忘れて、単なるファンタジー作品と思えば楽しめます。 グロい・怖いシーンはあまりないんですが、拷問シーンがちょっとリアルで痛そうかな? それにしても、500年生きている=500年美しい ではないというのには 思い込みを逆手に取られた気がして、ヤラレタと思いました。 【まちゃ!】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-11-03 23:12:50)
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