みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
4.おもしろ・・・くなかった・・・。OZだか何だか知らないけど、設定に無理があるように思います。納得が行かないまま話を進められて、もう他人事になっちゃった。OZ内の戦いも興味湧かないし・・・。時かけが良かっただけに、細田さんに求められてるのはこういうモノじゃないのでは?と感じた。 【リーム555】さん [地上波(邦画)] 5点(2010-08-06 23:34:30) 3.《ネタバレ》 絵作りが素晴らしい。縁側から眺める日本の原風景とweb内での仮想世界を、美しい自然色とコテコテの原色で、違和感なく描いている。各キャラクター(アバターも)の個性も精密に表現されている。細田+貞本コンビは現在の日本アニメ界を代表する映像クリエーターである事に疑いない。 しかし、肝心のストーリーはありきたり。「2001年宇宙の旅」を連想させる人工知能の叛乱は、SF系の映画では使い尽くされたパターン。イマイチ少年が周囲に激励され、オトコに変わり、憧れの女性と結ばれるというお涙ほろり攻撃は、あだち充の「タッチ」で十分かな。花札で世界を救うのは、少々強引だな。 「時かけ~」の成功は、天才・筒井康隆の原作あればこそと、再認識した次第。 このコンビでの再挑戦を望む。 【つむじ風】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-09-23 23:34:57) 2.《ネタバレ》 本当に素晴らしいアニメというのは実写以上に作り物という印象を受けない その映画の登場人物たちは映画内の世界で生きているからだ すべての場面において製作者はは登場人物の感情に従っていればいいのだ 「時かけ」はそれに気づかせてくれた素晴らしいアニメだった さて、サマーウォーズである やはり製作者たちの只ならぬ才能を感じることが出来た おばあちゃんのようなキャラを魅力的に見せることは困難極まりない なのに引き込まれていく 作為的な所がないのだ おばあちゃんは純粋な一人の人間であった おばあちゃんが死んだ後の、家族達が廊下に座り込んでいる場面に至っては鳥肌物であった 日本独自の「間」である 撮り方も斬新だなあと感じた 花札の場面も並の製作者だったらチープ極まりない場面であろう なぜあそこまで惹きこませることが出来るのだろう でも何故か私は納得いかなかった 「時かけ」のような感情を得ることが出来なかった ヒロインが棒読みとか主人公ならどう考えても数学オリンピックの代表になれるとかそういう要素はこの際どうでもいい 本当に、数学が出来る主人公やラブマシーンの製作者、おばあちゃん、キングカズマ等が一同に集うなんていう奇跡が起こりうるのだろうか そしてタイミングよくおばあちゃんが亡くなることなんてあり得るのだろうか そうだろう 確かにあの展開の中ではおばあちゃんが死ぬのが「映画的に」一番纏まりがよく面白い展開になる ラブマシーンの製作者が知り合いだったならば「映画的に」心情の変化、葛藤等が細かに描かれる しかし、私はもっと・・・ 純粋な世界が見たかった この映画の世界は製作者が作ったものだった 主人公たちは話を盛り上げる要素に過ぎなかった 私は「映画的に」面白い世界など望んではいなかった 多分、この映画の製作者が時かけの人たちでなかったら、私は7点・・・いや8点をつけていたかもしれない だが最初に述べたことに気づかせてくれた製作者たちだからこそ私はあえて5点などという中途半端な採点をする 映画が終わったとき、エンディングまで誰一人席を立たなかった そして映画館が明るくなるや否や、客たちは「面白かった」と言った 確かに楽しかった 貴方たちが正しいのだろうと思った この捻くれた精神をどうにか直したいものだ ただ私も、カズマの指はチュッパチュッパしたいかもしれない(男だけど) 【板橋島野&綿貫】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-08-30 06:14:08)(良:2票) 1.《ネタバレ》 「時をかける少女」が私的に素晴らし過ぎて、過度に(あくまで勝手な)期待をして観たのがいけなかったのでしょう。ご覧の点数で失礼したい。いや、映像美はやはり期待通り、デザインなど表現力も群を抜いていると思う。そう遠くない未来、現実にあんな馬鹿でかい仮想空間が生活の半分(?)を占める時代がきっとやってくるのでしょう。ちょっと前の時事にユビキタスって言葉があったけど、正にそれになり得る世界。そこで想定すべき危険に警鐘を鳴らす、根底にあるテーマはタイムリーかも。攻殻機動隊なんかと比べると、かわいいアバターとか、ショッピングモール、チャット、サイバーな世界観を上手に表現できておりとっても分かり易く入りやすい。ほんと細かいとこまでデザインが素敵。しかし誉めちぎって何だが、健二の存在感が主人公として足らない(事件のきっかけと、締めのみ?)。物語の導入も、なんだか歯の浮く夏希のお願いからで幻滅。好きになったかも?みたいな幕引きも無理矢理。結局描きたかったのはかっこいいアクションシーン?田舎でサイバー劇、仮想空間で花札、ミスマッチ、これがまたいいでしょ?みたいな感じがありありと見えてがっかり。ゲートキーパーなクジラって一体何してたの?無意味に萌えるレアアイテムくれただけ。最後のアバターの変身シーンって必要でしょうか…。アルマゲドンばりの、山や谷やの連続に辟易ともした。一般ウケしそうな要素を散りばめ、そして埋め尽くされてしまっていた。夏、夏休み、田舎、友達、恋、観衆が自らを振り返って懐かしむことができる、そんな感覚を期待して、私は前作の様な作品を描いた細田監督にしか表現できないと思えたあの感覚を、勝手に期待していただけなんですけど。バランスって大事です。 【乳時雨】さん [映画館(邦画)] 5点(2009-08-02 16:34:42)(良:3票)
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