みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(5点検索)】
4.《ネタバレ》 本作の副題、とでも言うのでしょうか。『ビヨンド』。ご存じのとおりこれは「~を越えて、」「~を過ぎて、」という意味なのですが、私はこれを見て本作に対して、「一線を越えた映画」「度を過ぎた映画」というとても過激なものを観れるという期待を抱いていました。さてそんな期待を持って鑑賞してきましたが、肩すかしをくらったというのが正直なところでした。これならタイトルは『アウトレイジ イージー』でも良い。多くの客層を取り込もうとしたのか、前作を観てない人にも見れるようにしたかったのか、大変シンプルな流れで悪い意味で気づいたら映画が終わってしまっていた。 個人的な感想としては、ヤクザ映画というかなにか政治家の映画を観てるようでした。表向きは組同士協力体制にあるかのようにしながら、裏ではお互いけん制し合い、何なら相手をつぶしてそのシマを乗っ取ろうとしている。組とつながりのない第三者を巧妙に使って相手を追い込むところとかはまさに政治。前作はそういう現代のヤクザと、仁義を重んじる大友組との対比が美しい作品でしたが、本作はその点にやや欠けます。全体的にトーンダウンした感は否めません。これでどこが『ビヨンド』なのかと・・・。 前作からの名台詞、「バカヤロー!」より今回は「コノヤロー」が多かったのも違和感を覚えました。どこか迫力が少ない。あっちもこっちも「バカヤロー」で、しかし色んな意味の「バカヤロー」が出てくるその言葉の妙に感動した作品だったのに、今回はそれがない。結局大局的にはただのヤクザのシマ争いになってしまってるのが残念でしたね。名前負けの作品、と言わざるを得ません。 【TANTO】さん [試写会(邦画)] 5点(2012-10-15 11:22:07)(良:2票) 3.ヤクザ映画なので、人がどんどん死んでいくのは分かるのですが、どうもあっけなさ過ぎる。殺すんだろうな。はい殺した。その殺しのテンポの良さはある意味新鮮なのかもしれませんが、結局殺したもん勝ちじゃない?って事になる。山王会はでかくなったという事ですが、口で説明されても前回からどれだけ大きくなったのか分かりません。花菱会の連中に簡単にやられている所を見ると、むしろ弱体化したんじゃないかて思わせられます。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-10-13 02:13:45)(良:1票) 2.こんな映画、北野武があえて撮る必要が無い。そろそろ切り返してください、たけしさん! 誰に何を言われたのか知らないが、好きなものを好きなように撮って我々に観せ、こっちが勝手に尊敬する。それが北野武ではなかったのか? 役者は皆、良い演技をしていると思う、特に若者二人(新井、桐谷)への演出あたりはらしさが出ていた。この映画がとても普通な出来なのは監督北野武の映画に対する姿勢の問題だ、そこそこ当たるとは思うのでこの作品で得た資金で次はお願いしますよ。 次は純愛映画なんて言ってないで、思い切ってSF撮るぐらいじゃないとこの流れから脱せないかも知れませんよ。 【カーヴ】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-10-10 10:36:57)(良:1票) 1.《ネタバレ》 前作を超えることは出来なかった。そして、前作のインパクトが強かっただけに、本作が地味に感じられたし、やや淡々としている部分もあり、いまいちだった。この作品を見ていると、殺し合いはしないにしても、こういう権力争いや、交差する様々な思惑と言うのは企業や政治の世界なんかでもあるんだろうな~と思った。そういう所は面白かった。出演陣では神山、西田、塩見と言う花菱会の面々が良かった。特に西田さんの悪人ぶりが良かった。それと、高橋克典の使い方が贅沢だったなと。たけしは演技自体に衰えがあるように思えた。迫力に欠けていた。 【スワローマン】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-10-07 23:03:23)(良:1票)
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