みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(6点検索)】
3.スペクタクル映画としては面白い出来に仕上がっているし、歴史考証にもあまり問題はない。メル・ギブソンの演技も申し分ない。しかし、舞台であるアメリカ独立戦争を描き、表題である「愛国者」について観客にメッセージを伝えることができたかというと、そうは感じなかった。というのも、ストーリー構成として残虐な英軍指揮官のダビントンに対する復讐心を観客に強く印象づける話となっているからである。つまり、観客は「愛国心」というテーマを通して主人公に感情移入するのではなく、家族愛と復讐心をとおして主人公に共感しているわけである。そこで辛めの評価をすることにした。「人権をうたいながら黒人奴隷問題を避けた造りである」という批判も聞かれるが、私見では歴史的事実としての「独立戦争」や「愛国者」というテーマについては直接かかわらないので、特別批判対象にあたらないと思う。 【李徴】さん 6点(2002-09-07 00:02:25)(良:1票) 2.なるほど、1700年代の戦争はああやって撃ち合うのか。嫌だね、あれは。 【向日葵】さん 6点(2001-06-22 11:23:51) 1.確かにM.ギブソンのはまり役。ゴチャゴチャ言わずにかっこええギブソンを見たい人には、大満足じゃろう。しかし「ゴチャゴチャ」を敢えて言うと、そもそも家族を守るため*だけ*に銃を取ったはずの男が、いつのまにか「この国の将来のために!うぉーっ!」などというパトリオットになってしまうのは、なんだか納得いかない。ぱちーのさんの言うとおり、アメリカの戦争映画は「アメリカはエライ!(のだから、祖国のために銃を取れ、男よ!)」という士気昂揚効果を狙ったもんが多いですよね。善玉と悪玉とはっきりしててね。(そういう意味では、「スリーキングス」ってやっぱり秀作だと思う。) 【ぶんばぐん】さん 6点(2000-10-12 12:16:50)
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