みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 ○これだけの上映時間でも多少なりとも物足りないと感じるのは人物描写がもう少しほしいと感じるからだろうか。○井上真央も小池栄子も女優として、これから更なる成長をされるのだろうという期待感というかそんなものを感じた。特に小池栄子は今まで女優としての認識がなかったこともあり、異質なまでの存在感はすごかった。 【TOSHI】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-24 20:10:38)(良:1票) 3.これ観たら、小豆島に行きたいと思いたくなりますね。 【Yoshi】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-07-22 02:23:21)(良:1票) 2.《ネタバレ》 なかなか、時間がなくて行けなかったんですがやっと見ました。まあ、予想どうりでしたね。キャスト的には永作は、昔は可愛かったけど見る影もなく疲れきったイメージがあっていますね。薫役の井上真央は、さりげない物言いに、今までの軽い役柄ではない重さがありました。マロンさん千草役の小池栄子は暗い過去を引きずりながら何とかして自分を明るい自立した女と認めてもらおうとやってきたとこがいいですねー。 さて、この原作ですがテレビ、映画と映像化されたわけですが原作とは皆、ちがっていますね。 特にラストシーンですが、原作では岡山のフェリー乗り場で待合室のいすに座って、前に薫るがいても存在にきずくことなく別れてしまいます。 テレビでは薫であることに気付き追いかけて遠くから名前を呼ぶが逆光で薫るには誰が呼んでいるのかも解らず別れてしまう。 さあ、この次、映画ではいよいよ、名のり会うのかと思ったら。やはりそんなわけなかったですね。写真館の現像で浮き出てくる希和子と薫の写真を見せ、過去の記憶を呼び返すとこ。こまかいですね。そのあと号泣しながら、おなかの子が好きになった!!という場面いいですよ。不幸な事件から二人の母親を持った薫、しかし間違いなく自分を二人とも愛してくれた。今度は自分が間違いなく生まれる子に愛を与えていく番だと誓って終わりますね。エンドロールにかかる中島美嘉のDEARが心にしみました。 【としべい】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-06-13 18:26:59) 1.《ネタバレ》 原作未読。「大好きだったお母さんは私を誘拐した人でした」。この一言で、大体映画のアウトラインはほぼ説明されてしまっているのだが、この母子(ではないが)のたどる運命はなかなか興味深く、ぎっしりと二人の思いが詰まっており、2時間半という長尺にもかかわらず、まったく退屈することなく観られた。 野々宮希和子は秋山丈博との不倫の末にできた子を堕胎し、それがもとで子供を産めない体になってしまう。その後、丈博の妻江津子が子を授かるが、その子を希和子は誘拐して「薫」と名づけ、4年にわたって共に生活する。結局、警察は希和子を発見し、薫は本当の両親のもとに戻り「恵理菜」として育てられる。そして十数年が過ぎ、恵理菜は大学生になった。 この複雑な育ち方をした恵理菜を演じた井上真央、そして彼女をさらってしまった希和子を演じた永作博美の演技がこの映画の肝になるわけだが、それが素晴らしいのだからこの映画はその時点で成功している。加えて、脇を固める小池栄子もかなり重要かつあくの強い役どころだったが堂々の演技だった。一方、残念だったのは薫役の女の子だ。子役全般に言えることだが、なぜか海外のほうが圧倒的に自然に感じる。余貴美子、田中泯の演技も演出のせいかもしれないが、わざとらしすぎてちょっと抵抗があった。 一方、原作は読んでいないが、脚本では江津子がすこしヒステリックに過ぎ、悪役になってしまっているのが少し残念だった。分かりやすい悪役がいないほうがこういう映画は楽しめると思う。彼女は彼女で可哀想だが、わざわざ希和子に妊娠を誇示しに行くくだりは少しやりすぎではと感じざるを得ない。美しい小豆島の景色を背景に描かれる希和子と娘の交流シーンも良いが、幕切れのあたりが気に入った。ちょうどいいところで終わって深い余韻を残す。 総体的には良質な脚本(原作)に良質な演技。まっとうな映画を観たという満足感に浸れる作品だ。「おくりびと」以来だ。もっとこういう邦画が観たい。 【枕流】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-05-09 22:39:02)(良:2票)
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