みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.いいと思いますよ。飽きそうで飽きないテンポいいです。喘息の演技うまい 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-05 17:17:24) 9.最初はただのロードムービーなのかと思っていたのだが、途中から話に引き込まれる。 【miso】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-24 11:14:23) 8.バカやってる若者が何かを見て、何かを感じ、何かを掴まえる。誰にでも訪れるであろうそんな人生のある時期を描いている。タイトル通りある人間の日記の1ページでしかない映画。「これは偉業ではない」というのは本当にそうだと思う。大事件でもないし、ドラマチックでもない。でもこれを観てやっぱり同じように何かを感じて何かを掴まえたりする人もいるんじゃないだろうか。映画でそこまで…という気もするが人生なんてそんな劇的なものじゃないのだ。いつどの時点の経験が後の人生を左右するかなんてわからない。だからこそくだらない日々の一瞬を大切にしなければならない。暑いからって家でゴロゴロ寝転んで映画観てる場合じゃないな。 【まこと】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-26 19:17:11) 7.チェ・ゲバラがどのような人物かはよく知らないが、この映画でみるチェ・ゲバラって不器用でバカ正直な好青年である。私小説の感想を求められ酷評するなんて前代未聞ですよ(笑)しかし、正直ゲバラのどこがこの旅で変わったのか良く分からない。革命家として有名な彼だけど、この旅では革命思想は確たるものになっていないんじゃないのかな?と思った。漠然とした思想の芽生えっぽい感じ。だからこそ、妙に小難しく感じないで済む原因なのかもしれないなぁと思う。 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-06-06 08:46:01) 6.これは本当にあの愚作(と個人的に思っている)『セントラル・ステーション』の監督の作品なのか?という疑問を抱かずにはいられなかった。ドキュメンタリータッチで、『セントラル~』とは全然演出が違うじゃないか。これは素晴らしいぞ! と思ったら川を泳いで渡るシーンでやはりベタな感動に走っていた。あそこを除けば出来のいい青春ロードムービーだったのにな。それでも今年度ロードショーされた外国映画の中では一番良かった。ゲバラのトートバッグと原作買っちゃったし。 【藤村】さん 7点(2005-01-25 18:48:33) 5.いい映画でした。ロードムーヴィーとしても青春映画としても。ただ自分は映画を観て感動したというより、「世界ウルルン滞在記」を見てて、不覚にも泣いてしまった時の気持ちと似てるんですよね。これはどういう事なのか、まだ自分の中で咀嚼しきれずにいます。 【放浪紳士チャーリー】さん 7点(2004-12-10 19:17:03) 4.旅をするために旅に出発した二人、詳細なプランは特別にはない、目的地はハンセン病施設。 そんなあてどもない旅を通して、ゲバラが何を見つけ、何を学んだのかという視点が上手く描かれていた。 学んだものは、ぶつける事が出来ないどうしようもない怒り、やりきれない想い、人々の貧しさと、人のために役に立ちたいという漠然とした気持ちが強い想いに変わったこと。 旅を通して自分が何をなすべきかを探し得たのではないだろうか。 嘘をつくことが出来ない、わけ隔てなく人に対して向き合い、人に対しての愚直なまでの率直さが、ガエルガルシアの真っ直ぐな眼差しとあいまって、人々を惹きつける魅力となっている。 旅をしているうちに様々な人々と触れ合い、大きく変わっていく自分。 そしてもう戻ることが出来ない自分もいた。 旅もそうであろうが、自分に対しても郷愁と興奮があるように感じる。 もう戻ることが出来ないなつかしい思いのする自分と、どういう人生を歩んでいくか興奮を感じさせる自分。 そのような目的を見つけ、皆にスピーチするゲバラを見つめるアルベルトはどことなく羨ましそうだった。 【六本木ソルジャー】さん 7点(2004-11-20 22:40:12) 3.題名のみで観に行きました。私も旅が好きなので前半はワクワクしましたね。途中で少し眠たくなるかもと思ったのですが、テーマが骨太になってきてガラッと変わったのでまた引き込まれました。実話で、しかもゲバラの話だったとは最後になってわかったので、もし先にゲバラと知っていたら先入観を持っただろうから、知識ゼロで観ることができて良かったです。わかりやすく深い作品だったので観て良かったですね。それとエンドクレジットの歌が切ないような爽やかさで凄く良かったです。 【じふぶき】さん 7点(2004-11-11 09:59:24) 2.《ネタバレ》 ゲバラが革命に生きた切欠を知るアルベルト・グラナード本人が最後に出てきて、一気に胸が熱くなった。 【mimi】さん 7点(2004-11-01 01:48:45) 1.「アメリカ」と聞けば、ぼくたちは、すぐに「アメリカ合衆国」のことだと思ってしまう。しかし「アメリカ」とは、南北にまたがる広大な大陸(=土地)に与えられた名前でもあるのだった。そしてまだアルゼンチンの若い医大生だったエルネスト・ゲバラが、友人とともに敢行した冒険旅行のなかで見出したもの。それは、常に虐げられ“搾取”される「(南)アメリカ」という土地と人々という現実に他ならない…。 この映画は、50年前にゲバラたちが見た風景を、あらためて映し出す。それらは、ゲバラが眼にした時とほとんど変わらないのだろう。同じく、差別と貧困にあえぐ先住民や、工事現場での苛酷な労働を余儀なくされる人々の姿もまた、きっと当時のままだ。ウォルター・サレス監督は、まるでドキュメンタリ-作品であるかのようにナマの土地を、人間たちをフィルムにおさめていくことで、そういった「現実」を静かに告発する。そうしてぼくたちは、ゲバラが見た・感じた・考えたままの「現実」、今も変わることのない南アメリカの「現実」と直面することになるのだ。 …ただ、このハンサムで喘息持ちの理想主義者に過ぎなかったひとりの青年エルネストが、後に真の「革命家」チェ・ゲバラになっていったことを、本作は描くものでなかったこと。そのことだけは、やはり少し残念に思う。ゲバラがこの旅を通じて見出したもの、それは“ふたつの「アメリカ」”だったのではないか。ひとつは土地としての「アメリカ」であり、もうひとつはそんな土地を搾取し続ける国家としての「アメリカ」。その構図と直面したことが、彼を“アクティヴィスト(実践的革命家)”へと成長させたはずだ。その“ふたつの「アメリカ」”の関係を、本作は巧妙に避けている。確かに後半のハンセン病患者たちとの交流を描くシーンは、美しく感動的だろう。が、あれだけでは、ゲバラとは単なる「理想主義者」のままにしか見えない。そして「理想主義者」とは、決して偉大な「革命家」たり得ないのだ…。 それでも、映画のなかのナレーションにもある通り、これは「偉業の物語ではない」のかもしれないが、「偉大な“魂”の物語」であることは間違いないだろう。本当に、こんなにも“美しい人”を、ぼくは映画のなかで久しぶりに見た気がする。そのことだけでも、この作品に出会えたことを心から喜びたいと思う。 【やましんの巻】さん 7点(2004-10-27 17:23:14)(良:2票)
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