みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 楽しかった。心温まる作品だったけどレミーがあまり魅力あるキャラではなかったかな。大量のドブネズミが厨房いっぱいに調理しているシーンは見ていて気持ちいいものではなかった。不潔だ。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-10 19:52:22) 5.《ネタバレ》 物語序盤の、レミーがリングイニ操縦を訓練するシーン。ボトルから手酌で注がれたワインがグラスを外れ、背景にピンボケで見えている白いテーブルクロスの上に落ちて跳ねる。その質感、水滴が跳ねながら、半ば布に染み込んでいく様子。その一瞬のリアルなことに思わず見とれた。‥‥‥キャラクターはユーモラスにデフォルメされ、完全に漫画キャラだが、背景のリアルさや料理のシズルはますます磨きがかかっている。さすがはピクサー、CGアニメ世界一を自負するだけのことはある。動きもCGならではの不自然さがなく重量感もあり、観ていて違和感を全く感じなかった。‥‥‥ヒロインがリングイニを好きになる行程が無く、筋書きはツッコミどころ満載だが、節々にボケとツッコミが効いていて大変面白い。散弾銃を打ちまくられシャンデリアと一緒に落ちたネズミたちとそれを凝視するオバアさん、保健所の調査員がキッチン一杯のネズミ軍団を見て立ちすくむ保健所の調査員。このあたりの「一瞬呆気にとられて固まる」様子がスピーディーでリズミカルに表現されていてユーモラスだ。‥‥‥またレミーが「味を感じる」様子や、イジワル評論家が田舎料理に衝撃を受けるシーンなど、CGの技術だけに頼るのではなく心象表現も大変工夫されている。主人公は結局ネズミの力を借っ放しで自立できないダメコックのままだけど、とても見応えのある一作だった。 【six-coin】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-08-08 01:16:02)(良:1票) 4.《ネタバレ》 ネズミが主役なのにライバルの猫が出てこないという画期的な映画。 あと、ショットガンでネズミを打ち抜く話は昔本当にあった記憶がある。さすが欧米。 ネズミたちが沢山出てくるのが非常に気持ち悪いという意見がありますが、 よく思い返してみましょう。あのネズミがミッキーマウスならハッピーな気分になるはず。 いや待てよ・・・ ミッキーは基本的に2本足で生活しているのでネズミとして認識するにはどうなんだ? しかし、そんな事を言ったら料理が出来、しかも人間でもなかなか作れない美味しいフレンチを作れるレミーの勝ちか? だが、歌って踊れるミッキーはブロードウェイのどんな役者にも引けをとらない筈だ。 いやいや、幽霊と話が出来るレミーは江原○之、美輪○宏のコンビと並べても遜色ないはず。というか美輪○宏のほうが気持ち悪い。 だが、犬やアヒルなどの生物と会話が出来るミッキーの能力は、既に地球上に存在するどんな生命体をも凌駕している。 でも、会話を理解し文字が読めるレミーはリアリティという意味では人に近い。 いや…違うな…忘れていたが決定的にミッキーにありレミーに足らないものがあった。そう、それはミニーの存在。 恋人との甘美な時間を経験していないレミーとミッキーとでは人として絶対的な経験値の差がある。 ん?待てよ…確かレミーと父親との会話から察するにまだ子供。これから思春期を迎えるはず。 てことは、次回作は「レミーのおいしいレストラン2 ~レミーの発情期~」か! 違う。こんなのファミリー向けじゃない。 映画は結構面白かったです。 【ひで太郎】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-03 18:27:04)(笑:1票) 3.《ネタバレ》 吹替え版での鑑賞です。 まず日本語タイトルが 原題の「ラタトゥーユ」から変更になったのかが 疑問に思えます。 物語中盤と終盤にタイトルにまつわる肝となる部分が ちゃんと用意されているのにと不思議に思いました。 CGは流石にピクサー製作だけあり、 本編前に上映された他のディズニーCG作品とは 一線を画す出来です、逆に凄すぎて 実写でいいじゃんと思えるくらい…。 まぁ物語終盤でCGでしか表現出来ないな画を まざまざと見せつけられる訳ですが(笑) 只、CGや個々の演出面では文句のつけ様が無いくらい よく出来てるのですが、脚本に多少の無理があるようで 登場人物の立ち居地が説明不足であり、 悪人が悪と表現されておらず、ヒロインに至っては もう一人の主人公リングイニに好意を寄せる過程が全然 描写されていないので(本当は一瞬だけあります) 唐突に恋愛関係になった印象が拭えません。 それと退場したまま最後まで出てこない人物達も 非常に気になりました。 料理で例えると美味しいのだけど 味に深みが足りないと言った処でしょうかね。 声優は本職の方ばかりで流石に安心して観れました。 【ままごと】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-07-29 19:00:48)(良:2票) 2.《ネタバレ》 途中まではわくわくする感じが持続してとてもよかった。しかし、リングイニの努力しない性格や、ただグストーの血を引き継いだというだけではっきりわかりやすい悪役をやっつけるという単純なストーリーはどうも受け入れられない。まあ、最後は店を取り返すという以外のところに幸せを持ってきたハッピーエンドだったのでそこはよいと思った。 【HK】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-07-28 12:25:07) 1.《ネタバレ》 冒頭のレミーの紹介から中盤のレミーがリングイニと一緒に料理を作るまではとても面白い発想ですごく引き込まれるものがありました。この世界にしかない世界としてしっかり完結していて、違和感なく見ることができました。ただ、気になったのレミーはリングイニの気持ちを知れるが、リングイニはレミーの気持ちがわかれていない設定に違和感を覚えました。観ている人間は、ネズミ語がわかるのでレミーの気持ちが分かりますが、リングイニはレミーのことを全然知らない。家族がいて、人間を恐れていて、料理が大好きなど、そういったレミーの感情をリングイニとは共有していないので、どうしてもこの二人の関係が薄く感じてしまいました。しかも、終盤ではほぼ全てがナレーション。説明でしかありません。結果としてそうなったのはわかるのですが、なぜそうなったのかこっちに伝わってこないので不完全燃焼な気分です。あと、あまりにも人間とネズミが近い存在になりすぎたのも納得ができません。非現実なのは全然問題ありません。でも、この作品のようにそれがあまりにも現実とくっ付きすぎると、違和感を抱いてしまいます。そして、無理に結論づけてハッピーエンドで終わらせようとしたラストは、多少強引すぎるのではないかと感じました。 【ボビー】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-07-28 00:54:28)
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