みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
6.《ネタバレ》 昔、ジャンプで毎週読んでいました。昔なので、細かいところどころか大まかなところまでもよく覚えてないですが、イメージが崩れてガッカリというほどのこともなく、十分に楽しめる内容でした。ジャンプの漫画なのでどうしてもバトルがメインとなってしまうのが仕方がないところですが。興行的に成功するのかどうかは分かりませんが、成功したとしても続編は作るべきではないだろうと思います。おそらく今作との差別化がはかれず、同じような作品になってしまうでしょうから。 【いっちぃ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-23 01:01:25) 5.《ネタバレ》 原作は全くの未読。予告編に惹かれて見ました。殺陣、アクションの映像がすばらしく、冒頭より「懸念」は払拭されました。難点と言っていいのか、コミックの再現で避けられない部分なのかわかりませんが、検診の言葉使い「ござる」はなんとかならないのか、と感じました。 【プライベートTT】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-09 19:15:42) 4.《ネタバレ》 佐藤健が良かった。殺陣のキレに加え、飄々と頼りなさげな風情の剣心とスイッチが入った時に無情な人斬りと化す抜刀斎、声音をも変化させる演じ分けはお見事。 左之助役の青木宗高は伸び伸び演技をしていて爽快。吉川晃司もなかなか。武井咲は可もなく不可もなく。蒼井優は好きな女優ですがこの映画ではミスキャストに感じました。子供が無理して背伸びしているようで…化粧が板についてない。香川照之の奇抜な演技は悪くはないが、悪役としては紋切り型というかやや毒気不足だったかな。元格闘家の須藤元気、特技生かせず(背中のコンドルタトゥーが見たかった)。 内容的には突っ込みところ多々あり・・・、そもそも2時間の枠では無理があるのか、どのエピソードも掘り下げかたが浅い。予定調和。中ボス戦→ラスボス戦へのお膳立てぶりなど先読み出来る展開や、人物が描き切れていないため唐突感が否めないところにやや興醒めした。私個人は佐藤健の剣心をもっとみたかったので、続編も念頭に入れた作りにして一つ一つのエピソード(左之助と剣心が心を通わせ絆を深める場面や薫が剣心に心を開き惹かれる過程等)を丁寧に描けば名作になりえたかとも思う。これだけの濃いキャストを集めておいてもったいない!・・・と辛口気味に評しましたが、エンタメとして十分に鑑賞に堪え、(佐藤らの)疾走感ある殺陣シーンをもう一度フルスクリーンで観たいと思わせる出来であることは評価したい。人気漫画の実写化としては十分及第点でしょう◎ 【LORETTO】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-07 23:45:31)(良:2票) 3.《ネタバレ》 原作コミックは学生時代に結構見ていた。それを今更実写映画化とは?不安要素の方が強かったが、実際にはかなり満足度の高い内容になっている。まず、主役の佐藤健クンがまさにこれ以上ないほどのハマリ役で、見事に緋村剣心になりきっている。普段ののほほんとした「るろうに」の剣心と、刀を抜いた時の「人斬り抜刀斎」の剣心の使い分けが見事。また、ドニー・イェンと組んできた谷垣健治アクション監督による、本物志向の殺陣が凄すぎて、もう一度スクリーンでこの興奮を体験したいくらいだ。続編を作るなら、役者が旬のうちに、是非「志々雄真実」篇を作って欲しい。 【フライボーイ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-07 06:53:30) 2.エンドロールが終わり暗転、“一抹の期待”を覚えた次の瞬間に“何も起こらず”、「ワーナー・ブラザーズ」のロゴマークが映し出されて、少し落胆した。 もし、この映画にアメコミ映画定番の「続編あるぜ!」的なカットが付加されていたなら、僕の満足感と高揚感はもう一段階上回っていただろうと思う。 多少の批判など意に介さないような“剛胆さ”。惜しむらくもこの映画に欠けていたものは、まさにそれだったように思う。 原作漫画のファンで、単行本は全巻持っている。 愛読していた頃からつくづく思っていたことだが、この漫画の世界観は日本で一番“アメリカン・コミック”に近いと思う。 主人公であるヒーローの隠された姿と悲哀、ベタに真っすぐなヒロイン像、そして時代考証やその他常識なんて完全無視の大胆な悪役のキャラクター性。 この原作漫画が、国民的少年誌の王道的なストーリー展開をベースに敷きつつも、その他の漫画とは一線を画す世界観を醸し出していたのは、「時代劇」であるにも関わらず、そういった「異国情緒」溢れる味わいに満ちていたからだと思う。 その特異な漫画世界を映像化することは、日本では非常に困難なことだったろう。 故に製作にワーナー・ブラザーズが加わったことは非常に意味があったし、多くの原作ファンにとっても心強いことだったと思う。 そして、佐藤健という俳優と大友啓史という監督が「龍馬伝」で出会ったことで、この作品の映画化は決して避けられないものとなった。 ハードルは非常に高かったと思うが、総じて見れば出来映えは「良い」と言える。 最大の課題であったろうアクションシーンの完成度は高く、それだけで国産アクション映画としての意味と価値は大きい。 ただ、あともう一歩の“物足りなさ”。その要因のすべてが、前述の“剛胆さ”の欠如に詰まっていると思う。 カット割りや台詞の言い回しをある部分においてはもっと“漫画的”に攻めてよかった。 原作の作者がそうしたように、もっと偏った趣味趣向に突っ走ってみるべきだったと思えてならない。 とはいえ、原作ファンとしても満足できるレベルの映画であることは間違いなく、もっとパワーアップした続編も期待したい。 なんてことを考えながら、すぐにでも原作漫画を全巻読み返したいと思わせた時点で、この映画化は“勝っている”。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-01 21:47:16)(良:1票) 1.《ネタバレ》 面白かったです。まぁ、原作のイメージを壊していないかと聞かれると少し困る部分もありますが、及第点じゃないでしょうか。「龍馬伝」で人斬り以蔵を演じた佐藤健が主演に抜擢された時は頷きましたし、それ以外のキャラも若手・ベテラン共にそれらしかったと思います。元々がマンガなので演技がマンガっぽいのはご愛嬌でしょう。難を云うなら斉藤一が喋り過ぎで物言いが軽い。山形有朋が悪者に見える。 「神速の抜刀術」と云われる主人公の剣捌きの表現に興味がありましたが、これは良く頑張っていたと思います。近年の時代劇の殺陣シーンの50%増しくらいのスピード感と、そのスピードを活かした体の使い方が出来ていました。特筆したい出演者は吉川晃司サン。心地良いキレっぷりです。武井咲ちゃんを蹴り飛ばします。ちなみに香川照之サンは蒼井優ちゃんを蹴り飛ばします。 幕末と日清戦争の中間あたりの年代はほとんど設定として魅力を覚えない期間ですが、そこに意義を見い出しキャラクターと上手く絡ませたことが原作の白眉なところです。世間に「幕府・会津・新撰組」系と「薩摩・長州」系が入り乱れていて、主人公が剣を振るうときには必ずその対立関係を引きずっている描写がありました。でも、本作からはそんな色彩がごっそりと削られています。左之助が剣心に喧嘩を売るのは別に喧嘩好きというだけでは無く、薩長に対する恨みが根底にあったからだと記憶しています。これは物語から理屈を削りエンタテイメントを強調するためだったのでしょうが、自分にとっての「るろうに剣心」の魅力は「人斬り」と「殺さず」の間で揺れる主人公よりも、そんな「幕末引きずり感」にあったので少し残念でした。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(邦画)] 7点(2012-08-31 23:44:36)(良:1票)
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