みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.リリー・フランキーの「ぐるりのこと」と、是枝監督の「歩いても歩いても」が恐らくお気に入り邦画ベスト2なので、福山雅治主演に多少の不安を感じつつも、封切りを待ちかねて見に行ってきました。結果は「素直に面白かった:8点」なのですが、グールドのゴールドベルク変奏曲の使い方がどうにも耐えられず、1点減の7点止まりになります。こんな感想を書くのは私だけかもしれませんが、あのアリアの冒頭部分だけを何度も(確か3回)繰り返し使う演出が私にはどうにも理解できません。あの特徴的な曲を使うのならば、ここぞという場面で一度だけでしょう。1回目は普通に聞けて良かったけれど、2回目、3回目にはもう気になって気になって、なぜ繰り返し使うのかと、そこだけが苦痛でした。 【杜の都の映画好き】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-10-15 17:30:22) 4.《ネタバレ》 答えのない問題から。。。「そして父となる」という事でしょうか、序盤から子供置いてけぼりの展開に違和感を覚えたが、最後に子供の気持ちを第一にした風な終わり方に救いがあるような気がしました。福山の親と兄弟のシーンだけど、どこかぎこちなく、家族っぽくなかった、ちょっと下衆く冷たく描かれているのは、多少なりとも環境のせいって事かな?とはいっても問題が問題なだけに、頭で理解しようとしていたのを最後は心で気が付いたのがなんともせつない。どちらにしてもやはり答えがみつからないお話しですね。にわかクラシックファンなので、バッハのピアノ曲が印象的でした、エンディングでも余韻に浸って聞いていたところ、メロディに合わせてハミングしている人が居て、良く知ってるな~と思っていたけど、調べてみたらグールドの演奏した音源を使用しているらしく、どうやらお客さんではなく演奏者本人のハミングだと判明し納得^^; 【ないとれいん】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-10-02 08:37:05) 3.《ネタバレ》 子供を取り違えるなんて本当にあってはならないことだ。答えのない難しい問題だ。 【ホットチョコレート】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-10-01 07:01:47) 2.《ネタバレ》 つまりは福山にしろリリーにしろ「一体子供とどこが違うのか?」という存在なのです。 子供と共に遊び、はしゃぎ、妻から他の子供と同様の存在として扱われるリリーは明らかに子供っぽい人間なわけですが、福山にしても物事を自分の思いのままにコントロールできなければならないと決めつけ、スタイルばかりに囚われて実を見ようとはしない未成熟な人間なわけで、正反対のように見えながら実のところ同類の二人なわけです。 そして、取り違えという難題を通して親としての(法的ではなく人間としての)責任を求められた時に、何が「親の条件」を満たすのかに苦悩し苦闘し、「そして父になる」と。 象徴的に頻繁に登場するのは乗り物とオモチャ。乗り物は家と家族の向かう世界を示し(福山不在の電車の中で子供に向かって「二人だけで遠くに行っちゃおうか」ってつぶやく母が印象的です)、オモチャは親と子の絆を示しているように思えます。 紆余曲折の末、自分の中での結論ではなく子供という名の他者の存在を認める事で父の役割を認識してゆく、それは親の成長の物語。盛り上がりに感動したり意外な展開に衝撃を受けたりとかいう感じではなくて、淡々とした語り口からその過程を共有して納得してゆくって感じの映画でした。 個人的にはその客観的で冷静に状況を見つめるようなタッチゆえ是枝監督作品としては『空気人形』や『奇跡』ほどに愛着を持てる映画ではありませんでしたが。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-09-27 21:06:59)(良:2票) 1.先行上映にて鑑賞、何度も予告編を見ていただけに良い映画ではあったが、私にとってはそれ以上の映画ではなくストーリーもほぼ予想通り。だが取り違えの真実には多少なりとも驚かざるをえなかった。この映画は自分だったらどうだろうかなど、どこまで感情移入するかによって見方評価も大きく変わってくるだろうと思う。バッハのゴルトベルク変奏曲などピアノの調べが雰囲気作りに効果的だった。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2013-09-24 15:37:51)(良:1票)
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