みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
9.《ネタバレ》 思い出補正ではないけれど、見た環境によってなんぼでも面白さが増大する環境補正があるとするならば、これはやっぱり家庭のテレビと音響設備無しでは見ずに、映画館で見るべき作品かな。 テレビで見てると、どうしても作品中の広大な砂漠の雰囲気も、呑み込まれるより、飲む感じで冷静に見てしまって、傑作とまでは感じられず。 個人的にはアクションシーンより、序盤から世界観、美術小道具の美しさや洗練されたデザイン感覚に興味が惹かれてしまって、わりとそういう部分を見逃すまいという見方をしまったのも、何となく冷静に見てしまった原因か。 その他、もう少し悪役を立たせるためにエピソードシーンとかあっても良かったと思う。 敵同士?の相関関係もあまりわからないまま、主要なキャラが意外とあっさりお亡くなりになったりと、敵キャラが立ってない気がした(見た目除く) それでも、やっぱりアクションシーンとか見応えあるし、一回は見といて損はない作品だと思う。 【Luckyo】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-03 19:34:19) 8.マッドマックス4の噂も現れては消え、忘れた頃に(?)ようやくこの、『怒りのデス・ロード』。しかし製作に時間がかかり過ぎ、企画を練り過ぎて、「怒り」を忘れてしまったのか。曲芸のようなアクションのアイデアを披露することに専念するあまり、シリーズ特有の“凶暴性”のようなものが、ちょっと影を潜めてしまったような気もしますが。多彩なキャラが登場する点では今まで以上ですが、必ずしもキャラ立ちできていない感じ。これまでの作品の登場人物たちはもっと、何らかの「怒り」を持っていて、それがあの凶暴なカット割りの映像とともに我々の感情に食い込んできたように思うのですが。 しかしまあ、これが新世紀のマッドマックス。欠けた要素もあれば、倍加した要素だってある訳で、何しろこのアクションの、物凄さ。カーアクションがこれでもかと盛り込まれ、さすがにこのペースでは食傷してしまうだろうと思いきや、凝らされたアイデアによって興奮はいや増す一方、ちゃんとクライマックスでは最高の盛り上がりを見せてくれる。よくぞ第4作作ってくれました、ありがとう。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-12-26 03:45:28) 7.やっぱり映画館いっときゃ良かった。 素直に反省してしまう映画でした。とにかく監督が若い。 実はもう耄碌されているのではと思い映画館まで行かなくてもいいかな。 とか思ってしまいました。映画ファンとして不明を恥じ入ります。 現代的なアクションシーンと第二作目のパワーを併せて見事に御しきられております。 マックスを含めた前キャラクターよりもじゃじゃ馬ならしがお得意なようで、 マッドマックス以降ブタとペンギンを経てここまでハードな物語を 作られるようになられてしまう事が事実ならば、 マイケル・ベイなんかも恋愛映画とか作ってみるといいのかも。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-10-31 19:14:04) 6.最後まで激走状態で面白かった。昔のシリーズも見直したくなりました。最初の30分が不満。マックスが情けなさ過ぎでしょう。全体的にもマックスにもっと頑張って欲しかった。主役なんだから。セロン姉さんに主役の座を持っていかれてます。3Dで観るともっと迫力あるのかなあ。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-10-31 18:43:33) 5.中学生の魂を高純度で凝縮した熱いB級映画。 いや、楽しめました。でも、疲れたよ^^ 【ぬーとん】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-08-14 23:16:14) 4.《ネタバレ》 個人的には「ツイッターのTLに溢れてる“映画史に残る大傑作”って程の映画じゃあねえよなあ」とは思いましたが、でも面白かったです。 映画のルール的にはどうなんだろ?って思う部分もありました。イマジナリーラインをガン無視していて、それはそれでスタイルとしてアリなんですけど、その無視し過ぎっぷりが爆走のベクトルを曖昧にしちゃってるんですね。みんなして迷走状態なの。どっち目指してるのか、逃げてるのか立ち向かってるのか、映像的に決まった方向性が無いので、もう乾いた大地をひたすらグルグルしてるだけです、って感じになって。 だからノンストップ猪突猛進映画を期待していたら、意外と足が鈍ってるところがあるぞ、みたいな。そこで今ひとつノリきれなかったかなぁ。 映画自体は西部劇の超最新作、あるいはヒャッハーの世界のチルチルとミチルみたいな、古典的な要素が礎にあって、それが独自性の強い世界観で語られるのが良かったと思います。暴力的ですが、抑制が効いていて激しい生理的嫌悪感を与えるような映像はありません。むしろそこには特有の美しさがあって。 ヒャッハーの祖がデジタルの時代の毒々しい色彩を用いてヒャッハーの美学、ヒャッハーの美を徹底的に描出してみせる、その映像と音響の陶酔感は他では得難いもの。大スクリーンに大音響という環境にこそ相応しい、イベントムービーでした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-30 21:06:02) 3.本家「マッドマックス」公開以降、80~90年代にパチもんがモコモコ作られて完全に廃れてしまったポスト・アポカリプス・ムービーというジャンル。それがまさか21世紀に本家本元の続編が見られることになろうとは本当に分からんモノですなぁ。それ系の映画が昔大好きだったのでB級全開の世界観を物凄く贅沢な映像で見せてくれて懐かしいやら嬉しいやら。突っ込みどころも満載だったけど、「マッド・マックス」が帰って来たんだし全部それだけでおっけーでしょう。 【J.J.フォーラム】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-27 00:30:53) 2.《ネタバレ》 なぜ『2』かといえば、それが最も『駅馬車』的、即ち最も西部劇的だからだろうか。 近未来ものでありながら、狼煙としての発煙弾、砂嵐や土埃、 塩湖や奇岩や峡谷のスペクタクル、投擲と銃砲による襲撃などなど、 原初的でアナログな西部劇の風情が新鮮な魅力となっている。 (ついでにブルーの『アメリカの夜』(day for night)の魅力も加えておこう。) 原初的というなら、一台のビークルの構造をとことん使いこなし車上を動き回るアクションや、 メカニックを自壊させていくアナーキーぶりは『キートンの大列車追跡』や『マルクスの二挺拳銃』に遡ってもいい。 竿の反動を使った良きアナクロアクションなどは特に楽しい。 序盤の残念なコマ落としアクションではこの先どうなるかと不安になったが。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2015-06-24 23:58:09) 1.《ネタバレ》 まずはじめに。どうしても旧作と比べてしまう。そうしちゃいけない。コレはコレ、アレはアレ。分かってはいても比べてしまう。たしかに技術の向上で映像は段違いになった!ただね、なんかキレイなんですよ。美しいんですよ。クオリティが良すぎて泥臭さがあまり感じられないんですよ。血も汗も傷も汚れも砂も母乳も、みんなキレイに映っちゃうんです。何ていうか、画面を通して臭いがしてこないんですよね。あとグロテスクさ。気持ち悪い~ってあまりしないんです。オープニングでマックスが2つ頭のトカゲを食うシーン。そんなにオエッ!てならなかった。ブニョブニョの身体もブツブツの身体も、みんなCG!?て思うほどキレイな画になっちゃってるんです。これは致命傷ですね。主役のマックスもパッとしない。悪の親玉もパッとしない。キャラが引き立たなきゃ、ただの凄い映像!凄いアクション!それだけの凄い映画止まり。まあ要は割り切って楽しめるかどうか。そこですね。でもね、散々ダメだしをしといてアレですが私、まあ楽しめましたw 映画館で観てよかったて思いました。確かにツッコミどころは満載です。そこの許容範囲の個人差で、この映画に何点付けるかが決まってくるんじゃないでしょうか。私は7点付けました。 【Dream kerokero】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-21 08:52:03)
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