みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
53.《ネタバレ》 鬼教官のしごきは「上官に決して逆らってはいけない」という教えとなっていると思う。実際の戦場で上官の指示に部下の兵隊が反対を言い出しては、部隊の統率が出来ないという生易しい話ではなく、部隊メンバーの生死に関わる。逆に言えば戦場での上官はそれだけ相応しい人材を適用する必要があるということになるが。物語前半でしごきに耐え切れずに精神をきたした研修生は、確かに上官の行き過ぎといえるかもしれないしごきにも原因はあると思うが、この研修生はたぶん実際の戦場では自分の命を落すだけでなく、極限の緊迫状態の下、周りの仲間の足をも引っ張る結果に成りえる。そう考えると、この鬼教官のしごきはにより、研修生は事前に「兵隊としての資格がない」という事が証明され、戦場に送られることもなく、周りの味方の迷惑もかけないで済んでいる、という結果なのかもしれない。この映画を「鬼教官のしごきが尋常でなく、人の精神も破綻させてしまうのを演出した恐ろしい映画」と受け取ってしまうのはあまりにも短絡的だと思う。意見の個人差はあれど、教官の教育は、戦場に研修生を送れるかどうかを見極める重大な責任を持つ役割があり、それを見極めるためには決して命を落すことのない研修中に、いかに「戦争」という現実を研修生に疑似体験させ、絶えられないものは容赦をせずに切り捨てる、という責任があると思う。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-30 12:35:50) 52.《ネタバレ》 見よう見ようと思いつつもなかなか鑑賞する機会がなかった、と言うかタイミングが合わなかったのですが、昨年ようやく鑑賞する機会に恵まれました。ハートマン軍曹は評判に漏れず素晴らしかったです。前半の新人訓練キャンプはツボにはまりました。皆さん指摘しているように後半は全く別の映画になったようでややテンポが悪くなったのがマイナス点ですが、全体的にはなかなか良かったです。ただ字幕に平気で四文字の放送禁止用語が出てくるような映画はなかなか人に薦めるには勇気がいりますね。 【丸に梅鉢】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-28 22:28:47) 51.シャイニングよりもオレンジよりもこっちのほうがおもしろかった。 最後の狙撃者がデブだったらどうしようと心配でした。 戦争は意味がなくむなしいだけ、という以外の主張はないのでしょうか。 【Skycrawler】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-01 18:19:24) 50.むか~~し、友人と喧嘩した時、「るせー微笑みデブ!!!」と言われ、訳が分からなかったが、理解しました。チクショオオオオオ 【マミゴスチン】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-13 12:12:52) 49.《ネタバレ》 あの太った兵士が自殺するシーンが印象的でした。やっぱ戦争はクソ。 【腰痛パッチン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-26 11:47:54) 48.《ネタバレ》 訓練を取り扱った映画はあまりないので、もの凄く新鮮に感じる(トップガン以来?)。後半は普通の映画だったが、最後のミッキーマウスが、今も耳に焼き付いてます。ところで、某有名ゲームのCMは、これのパクリ? 【ぱんこ】さん [DVD(吹替)] 7点(2006-07-22 10:38:05) 47.途中で流れる映画から浮きまくった音楽になぜかセンスを感じる。日本のドラマでよくやってる、殺人シーンにクラシックを合わせるより、よっぽど異様な感じがする。後半の戦闘シーンには派手さは全くないが、引き付けられ飽きなかった 【サイレン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-03-11 17:02:05) 46.毎日あんな罵声と共に、人を殺すために鍛え上げられていくんじゃ自分の存在価値なんて判らなくなって発狂するのもわかる。後半は全然面白くなくて退屈。でもそれが本当の戦争ってもんじゃないかと思った。戦争って面白いわけないし、退屈なもの。その意味では本当にリアルな映画。 【ちーた】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-02-23 19:30:15) 45.客観的に戦争を描いているのが好感を持てる。見てから時間がたっているが、すごく印象の強い作品。後半だれるとの意見が多いが、あのラストだからこその作品だと思う。 【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-18 19:56:31) 44.前半はひたすら軍曹の質問の答えを予想しながら「サー○○サー」って一緒に言って笑ってた。 リビングで笑ってられるけど現実にあったら本当に恐ろしい。自然にフィクションと思い込んでしまっている自分は本当に平和民だ。 後半、ピースマークをつけて戦争に参加する主人公(ジョーカー)がどこまでメッセージ性をもってラストを迎えるのかと思ったが、意外とあっけなかった気がする。しかし、前半の同じことの繰り返しが、後半の話に大きく意味をつけているのだろう。 とにかくメロディーにのせて言いたいこと言いまくる場面はすごく印象に残った。他の戦争映画と一味ちがう、『キューブリックによる戦争映画』。 【ノス】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-17 14:15:03)(良:1票) 43.キューブリックの世界は独特でいい。 【Sleepingビリ-】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-07-26 18:49:34) 42.人間を怪物のような存在にしてしまう軍隊というシステムの異様さ、おぞましさにはやはり衝撃を受けた。 ただ、良くも悪くもわかりやすくて、個人的には引いてしまった。戦争映画にしては切り口が斬新なだけ救いだが。キューブリックの割には単純明快なテーマで、期待しているのとは違ったのかもしれない。 【no one】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-07 18:40:02) 41.友達とフルメタル・ジャケットの話をすると、きまって最後は「じじいのfxxk」と「微笑みデブ」になってしまう。キューブリックさん、すいません。 【あなたのはレビオSir.】さん 7点(2005-03-02 13:56:29) 40.《ネタバレ》 音楽選曲が、戦争映画にしては明るいです。そこから、他の戦争映画との違いを感じた。でも、内容はキューブリックの作品らしい家族と一緒に見たくなくなる言葉の連続。豚が死ぬまでのドラマが結構面白かったが、いざ戦争!というところから、ちょっと退屈になった。最後、女スナイパーを撃ち、ミッキーマウスマーチを歌いながら歩いている。あの流れは、忘れられない深い意味を持ったものだと思えた。 【Takuchi】さん 7点(2005-02-24 18:51:42) 39.絶対家族と一緒には見れない!いや本音は見せたいけど(苦笑) 【HIGEニズム】さん 7点(2004-12-02 20:52:41) 38.前半はフルメタルジャケット(完全鉄鋼被覆弾)の製造工程を描き、後半はその弾が放たれた様子を描いている。戦争あるいは国家=銃であり、兵士=弾丸ということなのだろう。この作品の特異な所は「銃」の部分を何も描いていない事だ。銃、あるいは銃爪を引く者とは何なのか的な部分には触れず、ただ放たれた弾丸の姿だけが描かれる。しかしそれこそが戦争というシステムなのだ。キューブリックの割りにえらく普通な作品かと思ったが(難解なイメージなので)その絶対的な客観性こそがまさにキューブリックたる所以なのだろう。 【ぽーち”GMN”ありしあ】さん 7点(2004-11-13 02:15:39)(良:1票) 37.冒頭から汚い言葉連発ですがリー・アーメイの迫力ある演技には圧倒されました。訓練終了までは飽きずに観れたのですが、後半は普通でした。映像は素晴らしいです。 【やっぱトラボルタでしょう】さん 7点(2004-10-31 15:00:11) 36.ベトナムの市街地での戦闘シーンにしびれました。プラトーンとよく比べられますが、娯楽性という点ではあっちの方が上ではないでしょうか。今度、ハンバーガーヒルも見直しておこう。 → ハンバーガーヒル、イマイチ 【センブリーヌ】さん 7点(2004-07-27 03:10:02) 35.観賞後の後味は最悪。特に二部構成の一部目は悲惨ですね。戦争の狂気は敵と戦うことだけじゃないってことですね。 【カフカ】さん 7点(2004-07-18 21:19:25) 34.戦闘シーンは全体の2割程度で緊張感も薄いが、全体的に隙が無く印象に残るイベントが多い。中学生の頃に見た時は序盤のハートマン軍曹で相当ウケて真似をした。でも年取って改めて見直してみると洗脳シーンに見えて笑えないんだ。ココで出てくるデブは異端に見える様に描かれているが、実際は付いて行けなかった普通の一般人。中盤からはシリアスになりカメラマンを通じドキュメンタリーっぽい見せ方をする。兵士数人へのインタビューにて会話と表情が合ってなかったりする所がかなり深い。 そして最後のシーン等、一般人が使いやすい駒になる様に洗脳されて戦争に狩り出され、理性が無い状態が日常になっていく様が良く描かれている。 【oO KIM Oo】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-07-18 21:07:13)
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