みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
5.学生生活の普通の日常を全編ドキュメンタリー映画タッチで描いた映画。同じ時間軸のシーンでそこに登場するそれぞれの生徒の視野で何度も映し出されて、それぞれの生徒に対して感情移入ができる反面、妙に退屈なシーンの連続。歩いているシーンをずっと追い続け下手にカット割は一切なし。説明的な事もなし。そんな時にふと日常に溶け込んだ「中に入るな、地獄を見せてやる」という何気ない台詞。戦慄でしたよ。これで大体を察しました(噂は聞いてましたので)そっからはなんとも言えない緊張感がずっと続きました。とにかく淡々と映し続けるカメラに写るものが妙な緊迫感があるんです。とにかく色々考えさせられる映画でした。 【シネマレビュー管理人】さん 7点(2004-05-10 04:38:47) 4.何の変哲も無い、いつもと変わらない高校の一日。カメラは唯ひたすら生徒を追い続ける。前から後ろから、上から下から、廊下、食堂、教室、図書室、運動場等々、唯ひたすら追い続ける。そして起こる惨劇。それでもカメラは唯ひたすら生徒を追い続けるだけ。しかしガス・ヴァン・サントのカメラは、観客を生徒の一人や当事者には決してしない。そこにあるのは当事者ではなく、冷めた目撃者の視線。そして無力な傍観者の視線。この映画は観客に考えることさえ求めてこない。我々に出来るのは唯「見る」ことのみ、そして忘れないこと。事件と共にその事実に戦慄した、7点献上。追伸:何と本作、スタンダード・サイズじゃないですか。そしてHBOの文字。アメリカでは、有料チャンネルHBOのテレビ映画だったんじゃないでしょうか。 【sayzin】さん 7点(2004-05-05 00:07:08)(良:1票) 3.子ども達の繊細でもろくて壊れやすい様をじっくり描き、「エリーゼのために」が映画にいい影響を与えている。 「ボウリングフォーコロンバイン」では銃社会アメリカに原因を求めたが、本作では子どもたちの繊細な感情を描ききることで原因の一端が何かを示したような気がする。 この映画に答えはないかもしれない、しかし大人たち、社会に何かしらの問題があるのではないだろうか、自分はそう感じる。 このような事件が起きると、一面に焦点を当てて原因を探ろうとする、しかしそれでは物事の本質を見極めるのは難しい。そのような想いを本来の意味とは違うかもしれないが題名と映画から感じる。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-04-11 02:07:38) 2.「エレファント」の銃弾が、僕のココロを撃ち抜いていく。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-04-08 19:36:34) 1.何の変哲もない高校。部活、カフェテリア、図書館、誰もがいつも通りの時間を過ごす日常風景。この映画は、そういった一日の出来事を生徒の視点からリアルタイムのように淡々と映している。そういった中で起こる悲劇。二人の生徒による銃乱射事件。彼らもまた事件が起きるまではいつも通りの日常を送っていた。そんな彼らの心の奥に横たわる何か。澄み切った秋空の風景から映画は始まり、少し雲がかった秋空の風景で終わる。その秋空が空しく、悲しく、少し苦かった。 【c r a z yガール★】さん 7点(2004-03-31 20:21:05)(良:1票)
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