みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
4.《ネタバレ》 「踊る大走査線THEMOVIEのスタッフが贈る」という謳い文句だが、「踊る~」よりもこの「海猿」の方がずっとおもしろく感じた。「ストーリーがベタすぎ」などという声があるようだが、奇を衒いすぎて訳がわからなくなるよりはずっとよい。私などはよい意味で安心感を持って見られた。 よかった理由は他に、日本の海上保安庁が舞台であったため、しかも「海上保安庁が全面協力」という触れ込みもあったため、日本にもこのような仕事でがんばっている人もいるんだという親近感が感じられ、また身近感があるがために、心地のよい緊張感も持てたということだと思う。コミカルなシーンも程よく盛り込まれている。それと、藤竜也。若い俳優がああもたくさん出てきて大騒ぎしていると、どうしても軽々しさや覇気の空回りが出てしまいそうだが、その中で藤竜也の存在は重要だった。あの渋みのある声と重厚な演技は映画をぐっと引き締めたはずである。優秀助演男優賞だ。うちの妻は「あれ岡倉大吉じゃないの」と言っていた。それと加藤あい。あのキスシーンの後のはにかみ方はどうだ。あれは非常にいい。私はもうどうしようもなく、鼻の下の伸びるのを止めることができなかった。ついでにあの「香里奈」とかいうタレントの、あの片田舎のロケ地では光り輝いて見えてしまうほどの美人ぶりには、私は男性としてそれだけで評価を上げてしまいそうだ。 しかし、なぜこのスタッフは、いつも「上層部」という立場の人と「現場」という立場の人との対立を大げさに取り扱うのか。そしてなぜいつも「現場」側のスタンスなのか。「どうせお偉方は下っ端の気持ちなんざ理解してくれないのさ」という発想は、私に言わせれば大人が言うことを聞いてくれないと言ってすねる子供の気持ちに近い。共感できない。それと、このスタッフは、ビシッとした制服に身を包んだ人たちをずらっと並ばせて敬礼させるのが、見る人を感動させるには手っ取り早い方法だと思っているのではないか。またこれか、という印象を抱いた。あと、主題歌も、既存の名曲を安直に使うよりも、書き下ろしの曲でいいものが使えていたならモアベターだったか。 まあなんだかんだと書いたが、結論としては面白かった。見ごたえは熱くさわやか。知人にも勧める。邦画は全部ダメという思い込みの方がダメ。 【ishikawa】さん 7点(2004-06-27 09:57:37) 3.予告編で結構おもしろそうだったけど、日本映画だということであまり期待しないようにしながら映画館に足を運んだ映画。結果として海猿は良い意味で期待を裏切ってくれた中々の良作だったと思う。この映画に恋愛の部分はいらなかったのではと思うけど、それも許容範囲だった。男のケツがたくさん画面に出てたけど、これは女性視聴者向けなのではと思った。あと、「ぼくはやめません」って台詞が結構好きだった。 【珈琲時間】さん 7点(2004-06-25 12:33:26) 2.《ネタバレ》 いろんなパターンの映画化が考えられる原作から「潜水士学校編」を抜き出し、「愛と青春の旅立ち」風に仕立てたのはとりあえず正解。後味さわやかな青春映画に仕上がってました。 けど、工藤君の扱いはちょっと可哀想だったな~。原作ではかなり重要な役回りっだけだっただけに、「えっ、ここでこうなっちゃうの?」っていう感じ。原作未読なら、あそこはかなりの涙腺ポイントになったんでしょうが、ちょっと残念でしたね。 それと、他の方も言われてましたけど、エンドロールは最後まで見ましょうね。途中で帰るとかなりの損ですよ。 【東京サンダ】さん 7点(2004-06-17 09:03:16) 1.《ネタバレ》 海の男に憧れてた私としては、8点といいたいところですが、ヒロインの加藤あいがあかん。これやったら、加藤あいの友達のナースの方がいいで。それで7点。有料で見たレビュワーは私が最初ですが、私のように馬鹿正直に男の友情もんに涙する(夏の甲子園でサヨナラゲームとか、延長戦とかに涙する)人間には泣き所十分で、料金の価値は十分。ついでに駐車料金1500円も払ったが、さすがにそこまでの価値はない。(1時間100円て書いてあるのは平日の話で、日曜は1時間400円であると、ちいこい字で書いてあった。自分の愚かさにも腹が立ったが、タイムズに腹を立ててもしょうがないので、皆さん神戸北野の駐車場には気をつけましょうということで、気を静めよう) 【きつま】さん 7点(2004-06-14 00:11:30)
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