みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
10.見て損はない映画です。ただ、これだけ小説よりも奇な実話なのだから、もっと上手く魅せることが出来たんじゃないかな。勢いで、押し切ってしまっている印象を受けました。 【IKEKO】さん 7点(2004-11-24 23:22:47) 9.金日成暗殺計画中止まではなかなか面白かったが、その後パワーダウン。でも最後の方でまた持ち直して結果なかなか良かった。 【アルテマ温泉】さん 7点(2004-11-21 00:00:17) 8.《ネタバレ》 確かに684部隊を作った大元の上層部の身勝手さは、見ていて気持ちのいいものじゃありませんでした。が、オレは彼らの行動は正しかったとも言えると思います。彼らにしてみれば684部隊のことは国民のためにも隠しておくべき事だったのでしょう。考えてもみてください。もしいきなり今この日本に「何年も前からブッシュ大統領を暗殺するために訓練してきた部隊があります」と言われたらどうなると思いますか?当然世間はうろたえるでしょう。さらに「その部隊が脱走し○○県に入ったと思われます」なんて報道が流れたらどうですか?もう混乱するどころでは済まないかもしれません。その存在を隠そうとした事についてはそれが最善の選択だったと思います。存在を抹殺という形で隠そうとした事はいけませんが、ある程度は国民のためを思っての行動だったのだと思います。もし684部隊の望むように金日成を殺しに行かせたら国家情勢が悪くなるのは当然だし、最悪再び南北戦争になる可能性もあります。そう言った点では、上層部の決断も仕方ないものだったのではないでしょうか。力のやり場が無いのならボクサーとしての道を紹介してあげるとかもよかったかもしれませんね。この映画は軍上層部に対しての批判的映画として描かれているように思いますが、少しは彼らの葛藤も考えたものにして欲しかった気もします。彼らの中には、国民のためを思って行動した人間もいたはずなのですから。どんな場合にしても、一方の側の考え方だけだと何でもかたよってしまいますから。 【TANTO】さん 7点(2004-11-18 22:51:21)(良:1票) 7.実話を下にしているということで期待していたのだが、前評判の割りにいまいちだったかなあ。囚人から訓練兵になった主人公たちより、三人の教官が訓練兵抹殺の命令を受領した後のそれぞれの対処の違いが面白かった。ものわかりがよく、訓練兵に同情的な教官が平然と抹殺命令に従い、きびしく鍛えた鬼教官が自分の部下として扱おうとしたり。けっこう、実社会もこんなものかもしれませんなあ。 【ジブラルタの星】さん 7点(2004-11-08 21:09:52) 6.ストーリー設定がスゴイ!実話だけに説得力があるし、歴史の非情さを感じざるを得ません..本作を一言で言うと “究極の選択!” ですね..映画としてもそこそこの出来ではないでしょうか..(ラストあたりはもう少し脚色を抑えた方が良かったかな..) しかし、いつの世も“政治”というのは、身勝手で理不尽だ!.. 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2004-10-25 18:56:51) 5.あつーい映画でした。「特攻大作戦」から「アルマゲドン」までならず者部隊の映画は数あれど、これほどに熱いのは他にはありません。ハリウッドクラスの技術を用いてド演歌をやるってのが韓国映画の特徴ですね(けなしてるわけじゃありませんよ)。前半は素晴らしかったです。地獄の訓練やその中で成長していく兵士の姿が熱くさせました。しかし中盤以降は一気にペースダウンし、さらに韓民族ならではの熱演がかなり胃に重くなってきました。とはいえ、この映画にはそれ自体に熱い闘志がみなぎっており、件のもたつきすら製作陣の息吹のように感じます。脚本上の計算や、演出的な効果を狙ったのではなく、製作側が心で作った映画なのだと思えるんです。これぞハリウッドが失ったものであり、代わって韓国映画がそれを復活させようとしているのかもしれません。香港も「インファナル・アフェア」を生み出すまでに成熟しているし、それにひきかえ日本映画ときたら・・・。 【ザ・チャンバラ】さん 7点(2004-07-02 01:17:36) 4.《ネタバレ》 冒頭から任務に向かうシーンまではとてもテンポも良くグイグイ引き込まれていきましたが、任務中止で島で待機してる所からテンポが悪くなり冗長に感じました。上からの部隊抹殺命令を知って684部隊が蜂起する所は何かあっけなく思えました。中盤のダラダラの部分は省いてもっと蜂起に至るまでの部隊員のそれぞれの葛藤、苦悩をもっと丁寧に描けば激しい銃撃戦やラストの自爆がより悲壮感が強まりもっと私の胸に迫っていたかもしれません。あと後半で特に見られた大仰な演出と音楽の連続で逆に一歩引いてしまいました。色々と惜しい一作ですが俳優さん達の迫真の熱演に+1点。 【まりん】さん 7点(2004-06-27 13:08:11) 3.熱い!熱すぎる男の血と汗と魂!三人の班長、ベンガル、パンチ佐藤、松中(ダイエーホークス)にマンセー! 【5454】さん 7点(2004-06-22 22:05:41)(笑:1票) 2.冒頭の掴みからあれよあれよという間にタイトル通りの島「実尾島(シルミド)」に連れて行かれ、地獄の特訓あたりまでは物凄いハイテンションだったのだが・・・。さすが兵役のある国だけあって、外見的にはほとんど日本人と違いはないんだけど軍隊シーンの迫力が違う。過去に邦画がなんでつまんないんだとさんざん問題にされた頃があって、製作者側の言い分としては主に「顔が違う(ハリウッドスターみたいなわけにはいかない)」「予算が違う」「ロケーションが違う」などいろんなことが言われて来たんだけど、最近の韓国映画と「ラスト・サムライ」で全てが単なる言い訳に過ぎないことが証明されましたね。まあ邦画も最近けっこう盛り返してますけど。で、「シルミド」ですが、例によってまったく事前に勉強して行かなかったために、金日成暗殺計画が打ち切りになったら、あとは皆殺しになるだけだから15分ぐらいだろう、なんて思っていたらそこから先が長かった。後でパンフを見たら実は後半のバスジャックの方がメインな話だったみたいなので、そりゃそうだろうけどまさか1時間以上あるとは(@@)というわけで自業自得なんですけど想像したよりちょっと長くなってしまいました。登場人物たちは魅力的だし、映像的にもキレがあって非常に良いです。しかし泣かせどころのツボが絞り切れずにエンエンと引っ張っていたのはやっぱり国民性かなあという感じがしました。よって微妙に減点。娯楽作品としても優れていますし、価値ある映画だと思います。総合点の高い作品でした。 【anemone】さん 7点(2004-06-20 02:53:46)(良:1票) 1.《ネタバレ》 酷い話ですよねぇ、いくら犯罪者だとはいえ国の都合で死ぬほど過酷な訓練をしておいて、方針が変わったからと殺して存在自体を闇に葬ろうなんて、、 たとえ彼らが犯罪者であろうとなかろうとこんな人権無視は許されない。 政治的にも微妙な話をこの時期映画化したというのもかなり大胆なことかもしれない。 映画はすさまじい訓練や反乱銃撃戦の殺戮と、最初から最後までハイテンションで息を詰めて見るような緊張感の連続。 アン・ソンギ、ソル・ギョングはじめ演じた俳優達はみな迫真の演技だったがさぞ過酷な撮影だったことだろう。 画面からは汚名を着せられたまま闇の中に埋もれていたこの人たちの真実を、多くの人に伝えたいという熱い思いが伝わってくる。 立場は違っても閉鎖された場所での3年の訓練でお互いに情を通じる間にもなっていたのに、殺さなければ殺されるという状況に追い込んだ国家の非情さが恐ろしい。 双方共に国策の犠牲者で悲劇というしかないが、国が人の命をかくも軽く扱うというのは昨今の日本とて人事ではない。 「立派な兵士」になる訓練というのは、人間性を全く否定し機械のような殺人マシーンにすることだというのがよく分かる。 これも含めてどれも恐ろしい話でとても重い。 消されていた歴史の暗部を掘り起こしたという意義は大きいし、犠牲者達への熱い思いもよくわかる。佳作以上の力作だとは思う。 しかし気になったのはバックミュージックが過多で必要以上にセンセーショナルに感じたこと。 悲劇的演出もやや過剰気味でこれもシュリに似て韓国らしいという感じがした。 悲劇は作る側は冷静に、むしろ控えめな演出にしたほうがもっと素直に感動できただろうと残念な気がする。 【キリコ】さん 7点(2004-06-15 18:09:35)(良:1票)
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