みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(7点検索)】
14.役者陣・衣装・ロケーションのどれもが美しく、目の保養になりました。チャン・ツイィは化粧映えする顔だし、金城武の濃い顔は時代がかった芝居向きで衣装がよく似合っていました。金城武のセリフ回しの難も中国語ならば気にならず、話に集中できて良かったです。乗馬シーンも特訓のかいあってカッコイイ。ただ、話の展開は???と思う場面も多く、ラストはありえねー!!と笑いをこらえて見ていました。なんだこりゃと思って後日メイキングのDVDを観てみたらウクライナのロケ地が呪われていたらしい(^^;) それはともかく監督自身が「撮影中あまりにも多くのトラブルに見舞われて・・完璧な作品なんてものはありえないのだ」とか作ったばかりなのに負け惜しみめいたことを言っていたのにはちょっとがっかり。ストーリーの真相や撮影秘話などの諸々を知った上でもう一度見てみたいと思わせる映像美ではあります。 【lady wolf】さん 7点(2004-10-09 14:42:27) 13.《ネタバレ》 「十面埋伏」なる原題から、コテコテの武侠モノを想像していたら、あれ??完全な恋愛モノではありませぬか。しかも、三角関係でその三人ともが悲恋に終わってしまうという何ともやるせない物語。 チャン・ツィイー、ちょっと前までは中国の農村地帯にいる小姐で等身大の女の子といった風情が魅力的でしたが、もうすっかり貫禄まででてきましたね。彼女のファンなら必見でしょう。 物語は、クライマックスにあたるはずの飛刀門VS朝廷征伐軍との決戦が描かれなかったために、尻切れとんぼになってしまいましたが、人間の情のせつなさを感じさせるラストが深く印象に残ります。もし、故梅艶芳が予定通り出演していたなら全く違うラストになっていたでしょうね。 LOVERSという邦題もそうですが、何かとHなシーンが満載です。金城武も劉徳華もイチャイチャしまくり!この映画を見て「ああ、チャン・ツィイーが乱れていく!!!」とか「ぬ!私のアンディと抱き合うとはチャン・ツィイーめ!!!」と、私情丸出しにもがき苦しんだファンは相当多いだろうと推察します。もっとも、金城さんは相変わらず演技に華がないなっていう感じはしましたが、後半の真剣になった「愛のまなざし」はかなり良かったです。 ラストはウクライナで撮影したのでしょうか、猛烈に寒そうでしたね。あれだけの寒さを感じさせる映画ってあまりないかも。 というわけで、悲恋物語としては良い作品だなって感じました。観客がそれぞれのキャラクターに感情移入できるという点でも興味深いです。個人的には長年想い続けた恋人を失い、心中を選んだにもかかわらず生かされてしまった劉徳華の役柄が印象深いです。 余談ですが、この映画を見て往年のファミコンゲーム「銀河の三人」を思い出した人は相当なマニアです。 【トト】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-10-02 08:31:59) 12.中国人と金城の個人戦よりも朝廷VS緑の中国人の最後が気になる。。それにしても竹やぶの中国人めちゃめちゃ気合い入ってた。雑魚キャラやのにめっちゃ強い!! 【゜。☆゜゜。愛す・ラテ。゜゜。★゜】さん 7点(2004-09-21 01:12:51) 11.映画冒頭に一応、設定らしきものがト書きのような簡略さで説明されるのだが、「唐の時代だから服装や髪型はこういう感じですよ、建物もデコラティブなんでヨロシクね☆」という、要はこれからこの映画の美しさを楽しむ上で必要な予備知識の補足説明に過ぎない。HERO-英雄-を見た時のあまりの肩透かし感が尾を引いていたので、今回はハナからストーリーに期待せず、純粋に『過度な美』を求めて劇場に足を運んだ。それがかえって良かったのかも。HEROよりも私は面白いと思った(相も変わらず話はペラッペラだけど!)。7点は全て金城武のかっこよさに献上します。この人ってここまで素敵だったっけ? 【凛】さん 7点(2004-09-15 00:01:32) 10.ひゅるひゅるひゅる…どこからともなく飛んでくる飛刀。私にとってこの映画で一番心に残ったのはチャンツィーの可愛さでも、時代に翻弄される男女の哀しい姿でもなく、あの飛刀の飛ぶ姿でした。続編作ってくんないかな~。この飛刀門対朝廷軍の設定はこれで終わらせちゃ勿体無いとおもう。決戦のシーン省略で続編つくる余地はあるし。何よりももっとひゅるひゅるが見たいっす。 【馬飼庄蔵】さん 7点(2004-09-06 16:36:18) 9.《ネタバレ》 女優チャン・ツィーの美貌に加えて、何と言っても映像が素晴らしく美しい。白樺の林や金色の草原、クライマックスの雪景色、中国ならではのロケーションを使ったシーンの数々は流石である。観てみれば「謀」と「LOVERS」のタイトルデザインも納得、ストーリーも騙し騙され、良い意味で見事に裏切られた。HEROの様に過度なワイヤーアクションも思ったほど多く目立たず、さほど違和感なく楽しめたので良し。中国ならではの人海戦術で、朝廷と反乱軍との大戦闘シーンがあるのではと期待したが、それが無いことでより哀しさが引き立ち、そして尾を引き余韻として残る。この場合は戦闘の結末が無くて正解だと思う(小屋を取り囲む朝廷軍が、反乱軍の全滅を予感させる)。予告編からして大嫌いな二股映画か不倫映画の類かと心配であったが、杞憂に終わった。片想いの中、命懸けの密偵となった男と、それを知らずに朝廷を裏切り、反乱軍の女を愛した男。哀しくも全ての事実を知った時、かつての友である二人は斬りあわねばならない。それでも男は愛した女の為に飛刀を投げず、また女も命を顧みず飛刀で愛する男を救おうとした。3人の想いと心の哀しいすれ違いが、実に見事に表現されている。故にこの映画には、尻軽な安っぽさが感じられない。ここが浮気や不倫を安直に美しいと表現しただけの薄っぺらい映画とは一線を画している部分だと思う。 【six-coin】さん 7点(2004-09-05 03:19:05) 8.《ネタバレ》 チャンツィイーの魅力に引き込まれ、金城武がすっごくかっこよくて、舞も戦いも迫力満点で、色彩も鮮やかで、とにかく絵的にはよかった☆ただ、ストーリーが全然だめ。特に深みもないし、3年想い続けた男がストーカーそのものでおぞましかった。そう、ストーカー殺人話であり、ストーリーはどうしようなく悪いのだけど、ただ映像と演技とアクションと衣装と色彩と、、、ストーリー以外の要素は最高によかった。それだけに、もっといい脚本がないものかと、とても惜しく思える作品。 チャンツィイー、彼女は素晴らしい女優ですね。正真正銘、筋金入りの演技、お見事でした。初恋のきた道以来、観たのは2作目ですが、ファンになりました。 【凛々】さん 7点(2004-09-03 23:51:12) 7.金城武がこんなにかっこいいとは!!今までそうは思わなかったのに、この映画でかなりはまってしまいました。 【るいるい】さん 7点(2004-09-02 23:27:30) 6.《ネタバレ》 演出にしろアクションにしろ、やりすぎて笑ってしまう事もしばしばあったが これはこれで良し。「HIRO」の正当な後継作品らしい仕上がりっぷりです。 誘導ミサイルのような飛剣、巡航ミサイルのような矢にゃ惚れたね~。 あと雪降り過ぎ!チャン・ツィーが埋まるのを心配したのは俺だけか?竹槍も降り過ぎ!(笑) 【ふくちゃん】さん 7点(2004-09-02 11:51:26) 5.《ネタバレ》 あーチャン・ツィーになりたい!観終わった後思わず口にして友人に笑われた言葉です。皆さんも言うように、本当にチャン・ツィーの魅力満点の映画です。映像美は言うまでもなく、色の美しさ、衣装の素晴しさは本当に素敵です。牡丹楼、竹林のシーンは特に美しかったなぁ。3年間想い続けた男、3日で恋に落ちた女。そう、だから恋って不思議で素晴しいのです。そう言う意味でも女性向けの映画かもしれませんね。それから、中国語のイントネーションって美しいんだなぁって改めて感じました。ストーリーの壮大さに少し不満なので8点と行きたいところを-1点です。 【らふらんす】さん 7点(2004-09-01 23:51:55) 4.《ネタバレ》 前半は面白いかなあと思っていたが、後半の展開はいまいち。最後、気づいたら雪山になってるし、劉はかなりの傷を負ってるのに動き回るし、小妹が復活するし。でも、常人離れしたあの戦闘シーンは個人的には好きなのでプラス1点。 【yoshiaki】さん 7点(2004-08-30 02:25:38) 3.《ネタバレ》 「hero」好きだから結構期待してたけど、多少だが期待ハズレだった気もする。 恋愛をテーマにしているから「hero」ほどの衝撃やスケールの大きさはやはり無理かもしれない、恋愛モノでしかも一人の女性に対して二人の男が争うという展開から、この映画は男性よりも女性受けする映画かもしれない。 恋愛モノは別に嫌いではないけど、イーモウの描くラブストーリーはかなり青臭くて、しかも気持ちの悪くなるラブシーンには抵抗がある。 はっきり言って、オープニングの「踊り」のシーンとラストの決闘シーン以外に気に入ったシーンはなかったけど、ラストシーンには男の情念が溢れていた。 好きな人の気持ちを奪われた男と好きな人の命を奪われそうになった男のまさに死闘と言っても過言ではない戦いに二人の小妹に対するそれぞれの想いが伝わるし、何よりもボロボロになった刀と肉体が物語っていた。 ラウの最期の賭けにも、あきらめきれない男の気持ちが良く伝わってくる。自分の命を賭けてもその男が本当に好きなのかどうかという無言の問いかけと小妹が出したその答え。 あの答えを出されてはもう何も争う理由なんてない。惨めで肉体的にも精神的にもずたぼろになって歩いていくラウの姿にはいい意味で男を感じる。 金城は違和感は感じたが、そこそこには頑張っていたとは思う。 冒頭のちょっと嫌みのある余裕のある男から、徐々に本気になっていく真剣な表情への変化、結婚とか言われた時の照れくさそうな表情や、小妹と交わした笑顔とかいい表情もあったけど出来れば別の役者が良かったかな。 アクションは「hero」にはその必要性や色々な想い、意味が隠れていたが、今回は逃げ回るだけのアクションなのでちょっと飽きる上にそれほど目を奪われるほどのものでもなかった。 ストーリーとしてもちょっと弱いとは思う。小妹が風のような自由できままな生き方に憧れるという流れならば自分らしく生きれない束縛された人生を金城に語って欲しかった。 お互いがお互いをかばい合い、惹かれていき、必要としていくことを描いていかなければ感情移入は出来にくい。 【六本木ソルジャー】さん 7点(2004-08-29 23:32:10)(良:2票) 2.《ネタバレ》 今までのチャン・ツィイーやチャン・イーモウの作品の魅力が凝縮されたものとなっていました。CGを用いたど派手なアクションは健在で、『グリーン・デスティニー』を髣髴とさせる竹やぶのシーン、そして『初恋のきた道』から変わることのないチャン・ツィイーの笑顔、もうたまりません。 チャン・ツィイーという女性はすごく魅力的です。かわいらしさ・美しさ・りりしさが同居していますね。アンディの前で笠を取ったときの笑顔、踊りを舞う表情、剣を構える姿、一人の女性がこれだけ違った姿を出せるとは、素晴らしい。 この作品中では、「対比する構図」がなかなか面白いですね。金城とアンディのキスを同じように止める小妹、前半は金城に手を引かれていた盲目の小妹に対し、後半には小妹に手を引かれる目隠しされた金城と。 衣装や色使いの美しさについてはよく言われていますが、音響も素晴らしいと思います。打ち合う竹の響く音、俳優陣の息遣いの音なども臨場感が素晴らしく、是非映画館で見るべき映画だと思います。 【暇人】さん 7点(2004-08-29 01:02:23) 1.《ネタバレ》 映画とは”画”を”映す”と書き「映画」と読む。 まさに絵画のよう、一つ一つの場面が息を呑むほど美しい。 一年のたそがれ、秋。 大空の下、草原で抱き合う二人の場面のなんと美しいことか。 風も、雲も、草木も、花も、すべてが二人のためだけに存在するよう。 降り積もる雪は愛を冷ますどころか、むしろその熱さと紅さを際立たせるだけ。 黄金色の大陸を舞台に繰り広げられる複雑な物語、しかしその本質は意外にも真っ直ぐなラブストーリー。 刀を投げつけ敵を討ち、命を投げ捨て愛に散る。 数多の危機も華麗な剣さばきで切り抜ける剣士たち、だが恋の’しがらみ’だけはどんな剣でも断ち切れぬのだ。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-08-28 16:53:23)
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