みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
10.《ネタバレ》 シーザーの生い立ちは丁寧に描かれていたが、主人公と別離してからシナリオが大雑把と言うか、駆け足になっていったかな。たった一晩であら不思議なお猿の進化や、お猿の総数の不明確さなど。だが、そんな疑問を勢いで乗りきったと良作だと思う。 【真尋】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2012-02-27 20:51:21) 9.《ネタバレ》 まさか、あそこで「NO!」っー、と来るとは思わなかった。 猿が人を無闇に殺さないところが監督やさしいなって思いました。 ラストは結構好きです。 まさに「猿の(惑星)創世記」だなって感じました。 【happy_pink】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-11-19 14:03:57) 8.ストーリーには特に驚きがないのですが、言葉を持たない猿に、意思と感情を持たせた演出は見事でした。これだけの映画を作ったら、この監督には次回作でビッグ・プロジェクトが来るんじゃないでしょうか。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-21 22:19:36) 7.《ネタバレ》 第1作の【謎】を、まさか40年以上経った今になってエクスキューズするとは思わなかった。 ▼邦画におけるリメイク作品でなにが一番不愉快かと言えば「旧作に対する敬愛」である。本作は、第一作への敬愛に満ちている。特に嬉しかったのは、政治などに聡いチンパン族・マッチョで好戦的なゴリラ族・賢く学者肌のウータン族の「人種(猿種?)の性格付け」がしっかりと描き分けられているところ。旧作ファンとしては、この丁寧さが嬉しい! ▼中盤からの成長したシーザーの表情が凄い。これ、CGはCGでも、人間の演技を基にしたものだから、人間の演技力がそのまま出ている。CG全盛の現代に、ハリウッドの俳優への敬意が感じられ、ここが個人的にとても嬉しい。(youtubeのメイキング動画を是非ともご覧いただきたい) ▼細かいところを言えば、問題点もある。「治療薬の効果、早すぎ! 絶対に副作用あるだろ」「ウィルス型の治療薬の新薬が、そんな簡単に開発されるの?」「チンパンジーの握力300kgって知らないの?」とかとか… そこで★2つ減点せざるを得ないが、それでも面白い作品として、友人に勧められます。 【伊達邦彦】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-21 20:26:12) 6.旧シリーズを全て見ている者にとっては「シーザー」という名前から感慨深いものがありますね。シリーズ第1作では、東西冷戦の時代背景を見事にとらえた人類への警鐘、メッセージを見る者に伝えるラストでした。 第1作から時は流れ、やはり本作も今を生きる人類への警鐘というシリアスさとエンターテイメント性を見事に両立させながら、旧シリーズとリンクしていくストーリーが非常によく考えられた作品となっています。躍動感あふれる猿をとらえるカメラワークも見事です。 対策がお粗末で人間側が弱すぎだったものの、橋の形状やサンフランシスコ名物の霧が巧く活かされた最後の橋の決戦も見応えがありました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-20 18:20:28) 5.《ネタバレ》 ホークスの『モンキー・ビジネス』(1952)で、チンパンジーが錠を外して檻を抜け出し、若返りの新薬を調合、味見し、それを人間の給水機に混入させてしまうまでを驚異の2ショットで本物に実演させてしまっていることを思えば、CGIの時代に人間の演技を模写・変換した合成キャラクター自体は、予想を超えた動揺や驚きといったものをもたらすべくもない。(本物のチンパンジーの、時に意表を衝く豊かな表情変化は「非心理的」で実に見事だ。) 人間の演技と表情を模した生物の人間的倫理に共感性がもたらされるのはある意味当然のことであり、眼による感情表情を中心としたそれも人間の理解と納得の範囲に納まるものでしかない。 ゆえに、ドラマとして彼我の優劣を決定づけ、かつ映画としての驚きとスペクタクルを呼び込むのはその身体能力の圧倒的差異である。 映画の後半部、金門橋の上部・下部構造を駆使した登攀、懸垂、跳躍、疾駆の「超人的」アクションと、それを捉える縦横無尽の流動的カメラワーク(横移動、縦移動、空撮俯瞰)が断然素晴らしい。 同時に、仲間の殺傷行為の暴走を制止しようする「手」による反アクションのアクションが情感と同時に批評性を伴って迫る。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-16 22:14:15) 4.《ネタバレ》 前半のシーザーが人間としての自我を持ってきたあたりの描写は非常に切ない。泣ける。人間の身勝手な描写含めてテーマを見せつけるのはいい。最新技術を駆使した猿の表情もいいしね。昔の特殊メイクだとこの表情は出せないよね。後半のアクションもいいんだけどラストに森に落ち着くのはどうなの?って思った。あそこまで騒ぎ起こして森かいったつっこみいれたもん。ただエンドクレジットの流れで人間滅亡を匂わせる部分はいい。 【とま】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-16 16:23:15) 3.《ネタバレ》 流れるようなカメラワークや猿達の表情を巧みに映し出したCGの素晴らしさという切り口だけでも十分に評価されるべき作品ではあるが、私はこの映画の「人間に対する徹底した幻滅感」が最も面白いと感じた。 この映画のヒーローはシーザーという猿であり、人類は脇役に過ぎない。どうやって猿が人間に対立する種に育つのかを追った作品であり、一種の建国伝説と言うこともできる。そのため、観客はシーザーの成長やその他の猿達の覚醒を見守り、それが達成されるはずのラストに向けて彼らを応援することになる。結果的に人間と猿の両種が相争うことになるのだから、その相手方を応援するというのは何とも不思議なことであり、一見、興行的にうまく行かなさそうな演出である。しかし、これがうまく行ったのだ。アメリカでは、この作品は製作費の倍近くを稼ぐスマッシュヒットとなった。 「キングコング」は人類が異種族に対する寛容さを持つべきと問題提起した。「アバター」は人類と異種族でお互いの理解が進むことが重要と説いた。しかし、この映画はそこからもう一歩先に進んでいる。異種族である猿の側を全面的に肯定し、人類の醜さや独善性を浮き彫りにしている。この映画の中では、猿のほうが人間よりも賢いし「人道的」なのである。 この映画がヒットした理由もそこにあるのではないだろうか。この作品はテロリズムの跋扈や環境破壊の進行など、人類に対する信頼感が揺らいでいる時代をうまく捉えた。人類が人類らしさを失っていると感じている人が増えているのではないか。そういう意味で、この作品は現在の人類世界(マクロからミクロまであらゆる意味で)に満足していない多くの人に受け入れられた。 自分も猿側に立って快哉を叫んだクチだ。まあ、元祖「猿の惑星」の猿のモデルは日本人であり、日本人の僕が猿の勝利を祝っているのはアメリカ人から見たら当然かもしれないが。 【枕流】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-09 22:15:41) 2.《ネタバレ》 ダークナイトのようだ。シリーズの根幹を壊さず、プラスαをもたせた。素晴らしい。最後のシーンを観るまでは続編のにおいがプンプンしていたが、それもなさそうなので一安心。 【あるまーぬ】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-09 01:05:44) 1.《ネタバレ》 ●面白い映画にはちょこちょこ出会いますが、ここまで勢いのある映画を見たのは久しぶりです。猿の表情、動き(しかも人間が同時に映って動いてる状態で!)どこまでがCGでどこまでが実写なんだろう?主人公の猿に感情移入しすぎて、動物園の檻のシーンは本当に悲しくなりました。●知能って、人類の長い進化のうえで築かれてきたものなのに、それをホイと薬物投与で持ってしまったアーサー(猿)の悲しさを感じました。●学生時代に先生が、TVの動物番組に出る芸の出来る猿はオムツをはいていると教えてくれました。排泄行為は人が調教しても変えられないと。なのでアーサーがトイレから出てきたときは『おおっ!』と思ったのですが、・・・。アーサーが見せる感情は「攻撃」「好奇」「悲しみ」が主で、「羞恥」「恋愛感情」「憐れみ」なんかを描くともっと映画として広がったたのではないかと思います。●後半の警察対猿の戦いは、勢いは素晴らしいけれど、知能が人間に近づくどころか人間を越えちゃってるんじゃない?という点にー1点と、サブキャラの飼い主がヘタレ過ぎてこれならいないほうがマシと思ってしまったことにー1点。 【キュウリと蜂蜜】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-10-07 21:49:53)
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