みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
10.《ネタバレ》 ネズミ君達の活躍に涙腺崩壊。パリの夜景、夕刻の街角、セーヌ川、石畳・・・背景のキレイなことといったら! 【ponsuke】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-09-02 07:28:34) 9.《ネタバレ》 人間と動物の友情関係がとても気持ちよく 描かれていて面白かったです。 ただ、人間がねずみの住む世界を無くしたと 言っていたのは心が痛いですね。 【カマデラコーントッピング】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-08-26 20:43:04) 8.《ネタバレ》 ピクサー作品はCG臭さを感じさせない努力なんてものはもはや当り前の事で、ポイントはそこからもっと先、どれだけ独自の世界を組み上げてゆくか、というところにあるような感じがします(世のCGは実写との合成まで含めてCG臭いモノが殆どだったりするのですが)。今回の『レミー』に感じたのは、昔のファミリー向け実写映画の匂い。もちろん、ディズニーも含めて。そう言えば、最近こういう味わいの映画ってなかったなぁ、と懐かしさに浸りました。もしかするとディズニーの正統な流れを汲んでいるのはピクサーなのかもしれません。映画はネズミ達が大挙して作った料理を果たして食べたいと思えるのか?という大きなひっかかりを感じて(そこに今日の誰が作ったかも判らない食品に対する疑念や、偏見や差別に対して試されていたりとかの意図があったにしても)、ラストにしても共存ではなく棲み分けという形に落ち着いている点で、問題を投げかけた、でも回収はしていないという感じがしないでもありませんでした。また、物語上、実は頭数揃えるためだけに必要だったキャラ達に対して、意味ありげに多くの設定と描写をし過ぎているために、「クライマックス前であっさり退場」に違和感を抱いてしまったり。でも、そんな部分をマイナスしても、ピクサーの安定した水準で提供される娯楽は存分に楽しめました。ピクサーはモーションや表情がちょうどいい心地良さなんですよね。マリオネットががちゃがちゃ動いてるような硬さも、アメリカのトゥーンにありがちな極端な表情の付け方もなくて。デザインもクセがあるのになじめます、って感じですし。ピクサーのセンスの前では、毎回細かい事なんてどうでもよくなっちゃうなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 18:19:42)(良:1票) 7.《ネタバレ》 3D CGの基本は、表現しようとする対象物や現象を、まず観察して、観察して、観察したおすこと。でも、それをただリアルに再現するだけでは、生のキュウリをかじっているようなもの。そうやって手に入れた素材を如何に料理するかがクリエイターという名のシェフの腕の見せ所な訳です。私がPixerというレストランに繰り返し通うのは、その味付けが私の舌にとても心地よいから。ラストシーン、暖かく家庭的でこじんまりしたレミーのレストランで、幸せそうにラタトゥーユを食べるイーゴに自分の姿が重なりました。 【OKKO】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 11:41:29)(良:1票) 6.《ネタバレ》 リングイニが「目的のないダメ男」との批判があるようなので、ちょっと擁護したいと思うのですが、彼は元々コックになりたかったわけではなく(本人がそう言っている)、序盤にスープの味付けをしていたのは、誤ってこぼしてしまったのを隠すため。彼がそもそもこの店を訪れたのは、母親の紹介状があったからで、料理がしたかったからではない。とにかく職にありつく必要があったのだろう。身寄りもなく才能もない彼にとって、職を得るのは大変なことで、要するに生活がかかっているのだ。コックだのウェイターだのと選り好みをしていられる立場ではない(当然クビは何としても免れたい)。また、コレットがレミーの存在を知ってからも「ダメ男」リングイニと付き合っている件だが(つまり彼には料理の才能がないと知った)、リングイニの長所は、レミーをパートナーとして選んだことだろう。彼はいち早くレミーの才能を見出し、たとえネズミであっても、友人として迎え入れた。それは、「誰でも料理を作れる」というグストーのモットーであり、グストーに師事するコレットにとっては、リングイ二を好きになる充分な理由になるのではないか?リングイ二は確かにちょっと頼りなくだらしのない男だが、ネズミを殺すこともできない優しさを持っている。レミーがグストーの遺言状をシェフの手から取り返したのは、誰のためだろうか?友人であるリングイ二のためではないか?リングイ二はレミーに操られているだけのように見えて、実は二人(?)は運命共同体、どちらかをなくしては成立し得ない存在となっている。つまり、リングイ二は充分魅力的な人物として描かれており、リングイ二あってこその「レミーのおいしいレストラン」なのだ。しかし、この作品で最も素晴らしいのは、何と言ってもフルCGで描かれた映像スペクタクルだろう。レミーの表情、仕草、体毛の質感は勿論のこと、ネズミの視点で描かれたアクション、息を呑むパリの夜景、涎が出るほど美味しそうな料理の数々。まさに「眼福」と言いたい。 【フライボーイ】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-08-09 08:38:10)(良:2票) 5.私は料理が全く出来ません。 なので、ネズミでも良いのでレミーがいたらどんなに助かるだろうと思います 【taron】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-08-06 23:08:38)(笑:1票) 4.《ネタバレ》 ★1週間経っても頭に残ってる映画は久しぶり。ってんでレビュー変えます(笑)★残念だったのは、言うほど料理が美味しそうに見えなかったこと。ぼくにとって今まで観た映画の料理で一番おいしそうなのは、同じくディズニーの「わんわん物語」でレディとトランプが一緒に食べてるあのスパゲッティ。★要は料理ってシチュエーションですから。いかに高級なフレンチだろうとアレを超えるのは難しいぞ。★もうひとつは、なんでガーシュウィン(パリのアメリカ人)使わないの?予告では使ってたのに。ピクサーって結構こういう「ハズシ」やるからなあ・・・★お気に入りのシーンは、やっぱり最初のほう、レミーがパリの下水道から屋根の上まで駆け上るとこ。BGMかっこよすぎ!ぞくぞくしますね。ブラッド・バードはホントにこういう細かい演出がうまい。あと昼間のパリの街並み。実写というよりは、(写実)絵画的な美しさ、すごいよ。★しかし今回も思うけど、宣伝で「奇跡」だ「感動」だとか連呼するのって違うくないかなあ。基本設定からオチまで全部コメディでしょ?原語の公式サイトでも、「№1コメディ」って言ってるし。★確かにコメディとして見れないと、例えば状況に流されてるだけのリングイニって許せないんですよね。なんか志とか見せろよ!とか。でも彼最初だって別に料理したくてスープに手を加えたわけじゃなかったんですよね。ぼくとしては、あのユルイ性格でいいじゃん、と甘い。★イーゴの名台詞は、もちろんフランス料理界への皮肉だけじゃなく、クリエイション全般における、めったにない製作者側からの一撃。ネズミの料理人という難しい挑戦とともに、心して受け止めようと思う。★なんだかんだ言ってもこの映画の魅力はレミーというキャラですね。リアルなネズミの動きとデフォルメされた人間っぽい仕草や喜怒哀楽の表情のブレンドが絶妙。そして家族の無理解や人間の迫害にもめげず、夢に向けて頑張る姿勢、見習いたいです。★そういえばウチにも以前飼ってないネズミがいました。3匹くらい素手で捕まえたことあります。もちろん皆昇天してしまいました。ごめんよ。今度捕まえたら、料理と引き換えに逃がしてあげるから(笑)。 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-01 00:45:42) 3.《ネタバレ》 大人が観てこそ楽しめる、とても上質な映画です。ピクサーなので、CGの質は言わずもがな。巷に溢れ返るCGに飽き飽きしている目にも、ピクサーのCGにはハッとさせられます。ストーリーに多少のアラはありますが、鑑賞後は「良い映画を観た」という満足感に包まれました。料理評論家の評論内容が素晴らしい。創作において重要視すべきなのは一にも二にも作品で、制作者が誰であれ(たとえねずみであっても!)創作物の評価はそれに左右されるべきではない。「『戦争』の反対は『平和』ではなく『創造』だ」というような言葉をきいたことがあるが、何かを好きだという想いや、何かを共に創るという行為は、国家や民族の軋轢をも超える力があるに違いない。…そんな制作者の切実な願いが込められているように思えて、なんだか胸が熱くなった。 【アル】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-07-31 02:27:56) 2.映画を見終えたとき時の感想は「素直に面白い映画だった」でした。 ミッキーはマウスなのにこちらの主役レミーはラットなのでぜんぜんキュートではありません。同じネズミでも「トムとジェリー」が好きな人には違和感なく楽しめると思います。その不潔そうなネズミと高級フランス料理の意外な組み合わせによるドタバタ劇は期待通りの面白さでした!またディズニーらしい心温まるストーリーや最新CGの綺麗さ(食事がおいしそう!)と迫力は、映画は最高の娯楽だと改めて気付かせてくれます。でも逆に期待以上といえるところはあまりなく、雑さの目立つ、都合よく進みすぎるストーリーにはいまいち乗れませんでした。また内容も子供向けとも大人向けとも少々どっち着かずな感じです。少々気に入らない点はありましたが、大人から子供まで安心してお勧めできる良い娯楽作品だと思います。 【ろいぶきゃなん】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-27 21:32:51)(良:2票) 1.《ネタバレ》 面白かった! ときに身を乗り出し、ときにのけ反り、大笑いしながら観ました。「モンスターズ・インク」や「ファインディング・ニモ」とはちょっと路線が違う感じで、少々こども向きでない点もあるけれど、たいへんによいできです。私の小さな子供は日本語字幕を読めませんが、英語版を別の試写会で先に鑑賞していて(英語ももちろんわからない)、面白かったと身振り手振り付きで興奮して語ってくれました。映像の力、美しさの勝利だと思います。 【ジャッカルの目】さん [試写会(吹替)] 8点(2007-07-12 23:07:04)
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