みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
11.若き日のスポックとカークは元よりおなじみのメンバーそしてエンタープライズ号、 そのすべてが輝いていた時代を描いた意欲的な作品です。 TV版のファンの方が思わずニヤリとする台詞回しやエピソードが随所に散りばめられていますが、 それはスタートレックをまったく知らない人が見ると「気が付かない程度の飾りつけ」であり、 違和感も無く非常に良くできた構成です。 SFというよりはヒューマンドラマの色合いが濃いですが、ストーリーの完成度も高く、キャスティングも良く、 これだけで終わらせるにはもったいないと思わせる映画としてのクオリティがあり、 見る者が続編への期待感を募らせる完成度です。 SFとしては突っ込みどころが満載ですが「そんな細かいことはいいじゃない」と、 古き良き時代のSFの王道を行く内容で、小難しいことは何もありませんので万人にお勧めできます。 できるならば迫力のある戦闘シーンを堪能する為に、両手にポップコーンとコーラを持って映画館で見てください! 【はいぷ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-07 01:19:48) 10.《ネタバレ》 すごく面白かったです。シリーズ再出発にふさわしい内容だったと思います。 シリーズものの欠点である「一見さん、お断り」の構成ではなく、主人公のカーク艦長や生い立ち、その他の主要人物との出会いも分かりやすく描かれているので、初めて見る方でも話に入りやすいのではないでしょうか。 オマケではない「オリジナル"スポック"」の登場も嬉しかったですし、その落ち着いた存在感もストーリーをギュッと締めていて良い感じでした。 好みを言えば、ロミュランの艦長との最後の交信が「少し軽すぎたのかな?」という気はしますが、全編を通して子気味の良い軽快な映画でした。 出来ればこの機会に日本のファンが増えてくれないかなぁ…と期待してしまう出来なので、興味のある方はぜひ! 【liverpool】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-14 13:00:45) 9.《ネタバレ》 本シリーズは全くの未見だったため、本作を鑑賞する前に1と2をとりあえずチェックして本作に臨んだ。その予習があまりにハマったため、多少オマケをしたいところ。 「コバヤシ丸」テストのエピソードは、2を観ていないと深く楽しむことはできまい。未来のスポックが若いカークに出会った際に語ったセリフ「これまでもそしてこれからも私は永遠にあなたの友人です」も2を観ていないと“深さ”が分からないだろう。 このシリーズを観ていない者も楽しめるように作ったらしいが、やっぱり往年のファンを喜ばせるような作りになっている。 たんなる前日譚だろうと思っていたら、見事に裏切ってくれたアイディアは評価できる。パラレルワールド化したことで、既定路線を交えながら、新たな世界観を構築できるメリットを生んだ。新シリーズは新たな解釈を加えていくことが、これによって可能となったといえる。 パラレルワールドというアイディアもそうだが、冒頭の壮絶なシーンに対して、感動的な“出産”を上手く絡めてくるなど、「1+1」が「3」にも「4」にもなることをエイブラムスはよく分かっているようだ。 ただし、違和感があったのは、肝心のスポックだろうか。 バルカン人は感情を抑制し、全てを論理で物事を考えることができるという設定の割には、あまりにもあらゆる“感情”に溢れていた。 彼からは「怒り」「悲しみ」「喜び」「愛情」「友情」といったものが伝わってくる。 もっとも、地球人とのハーフであり、母親と故郷を同時に失っているので冷静にいられるわけではないということは分かるが、序盤のカークとの確執などは感情的になりすぎているところがある。 未来のスポックが語っていたように論理的に考え過ぎることは正しいことではなく、感情的になること自体はもちろん悪いことではないが、地球人らしい感情の表し方に終始しており、バルカン人らしさが上手く活かされていなかったような気がする。 カークとスポックがいい対比関係にはなっているものの、ややステレオタイプ的なところがある点が気になるところだった。 全体的にも、単なるSFアクションに展開しすぎるところが見られるが、最後の「新世界を探索し、新しい文明、生命体を求めて、人類未踏の世界へ」といった類のセリフを聞くと興奮が高まり、やはり低い点数は付けられない。 新シリーズへの期待感はいっそう高まってくる。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-14 03:18:50)(良:2票) 8.《ネタバレ》 ちと不快に感じる人もいるでしょうが本音書きます。『スター・トレック』が日本ではいまいちメジャーになれないでいるのは70年代終わりから80年代にかけて発生した、ギョーカイ人を中心とした日本のトレッキーの排他的選民意識に原因があったんじゃないでしょうかねぇ。マニア間で一見さんお断りワールドを形成しててね、アメリカみたいなオープンさが皆無だった感じで、だから今もってみんな濃い連中の「目」を気にして『スター・トレック』に対する自分のこれまでのスタンスを表明してから語らにゃならないとゆー狭っ苦しい状況が続いてるよーな気がしてならんのですよ。そんな大層なモンか?コレ。ギャー!おもしれー!でいいじゃん。さて、この映画、前日譚だとばっかり思ってたら実は完全に新作だったという事にめちゃくちゃ驚きました。若い日のカークやスポックの話じゃ、みーんな死なないのが判ってる世界でサスペンスもへったくれもないじゃん、と思っていたら、そうではないと。何も確定しない新しい世界の物語、ワクワクしました。クライマックスに颯爽と現れるエンタープライズ号の勇姿なんざ、思わず声が出そうになりました。『スター・トレック』にきっちり敬意を払いつつ、新しい次元の『スター・トレック』を構築してみせる意気込み、その娯楽映画魂に感服。ただ、『スター・トレック』のベタなお約束、転送による危機回避とか宇宙人がみんなアメリカ人とか、そういうノリは昔からそう好きではないのでこの点数がせいぜい。って、『スター・トレック』のアイディンティティそのものを批判しちゃ元も子もないですか。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-13 19:48:16)(良:1票) 7.《ネタバレ》 SFモノは一昔前の映画評論などでは「時間があれば観てもいいんでは?そこそこの娯楽作だよ」な~んて感じにいい加減に評されたものでした。一人前の映画作品扱いされていなかった、そういう時代もあったな。このスタートレック、そういうSF=子供向け扱いの時代からの題材。時は流れ、カーク船長は代替わり、マッコイも。スポックだけどうにか登場してくれたのですが、実に月日の流れは早いものと実感させられました。そういう現実の月日の流れと、映画の過去、未来とが、なんとなく重なり合うイメージで作られているところがいいいですね。映像は綺麗で迫力がありました。宇宙ものの映像は、私が思うに、「構造物や現象の巨大さ、スケールを大きくみせる点」がポイントなのですが、そういう意味で、よく出来ていました。 【小鮒】さん [試写会(字幕)] 8点(2009-06-11 23:53:45) 6.《ネタバレ》 全編通してだれる所がなく最後まで非常に楽しめた。無鉄砲で傍若無人、無闇に争いばかり起こすカーク。でも時間を追うごとに明らかになる常識に囚われない発想と冷静な判断力・統率力。何事にも冷静に対応し、論理的・合理的に考え行動するスポック。でも時間を追うごとに明らかになる秘めたる感情・情熱。完璧に対照的な彼らのコンビは、だんだんと感じてくる2人の魅力も然ることながら、彼らの飛びぬけた才能が渾然一体となり、新しいシリーズにとっても最強のコンビであると感じた。ただ、カークやスポックの人となり紹介が大雑把で、ストーリー展開にご都合主義的なところがあり、ツッコミどころ満載で今ひとつのめり込めなかったのが残念。でも、未来のスポックをストーリーに取り込むことで既存のシリーズから独立したストーリー展開も見込める。さらにエンタープライズの主要なブリッジクルーたちが心地よいキャラクターの持ち主ばかりで、続編に大期待。(絶対あるよね!) 【しぇんみん】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-11 21:50:55) 5.《ネタバレ》 気分爽快な娯楽作。 製作陣・キャスト共に楽しそうに演じているのが心地よい。「アメリカの文化」とまで言われている作品を新たな視点で作成するのは相当なプレッシャーが有っただろうに、逆にそれを力に変えている様だ。 Dr.マッコイがはまり役、まさかあのLOTRの人とは! スポックとウフーラが恋仲なのも新鮮で有りだと思う。さて、本作で旧作との線引きは完了した。次回作、期待してます!! 【たくわん】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-08 12:31:08) 4.《ネタバレ》 宇宙オペラものとしては十分合格でしょう。とにかくデザインが美しいですね。敵役ロミシュラン人の宇宙船の造形がよかった。ただ船内はゴミ捨て場みたいだったが。ブラックホール爆弾で星が消滅するというスケールの大きさにびっくり。CGには魅せられました。未来人からの攻撃というタイムトラベルものでもある。それでいて物語の中心はカークとスポックの成長物語プラス友情物語。恋愛もあり。詰め込むだけ詰め込んで、うまくまとめたと思います。気になったところ。少年カークはぶっとびすぎ。お母さんはどうなったの?試験問題はズルしたの?未来のスポックはどうしてあそこにいたのかな?偶然すぎる。ミシュラン人はスキンヘッドにタトゥーつけただけなのが悲しかった。彼たちは星を消滅させられて、復讐に25年間も待っていたんだよな。考えさせられます。 【よしのぶ】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-06 01:22:06) 3.《ネタバレ》 トレッキーではない私にもかなりおもしろかったが、原作に詳しければより楽しめただろうと思われる部分が多数あり、それがちと口惜しい。そんなふうに思えるほど楽しい映画。 カークが不正に乗船した際のエピソードには爆笑したし、ドリル沿いに宇宙から垂直落下するシーンはなかなかの迫力だ。フェンシングだのスポック掴みだのでにんまりしたし、すべてのエピソードがそつがなく続く。だいたいどいつもこいつも「一見似ているようで微妙に似ていない」はどういうわけか。パラレルワールドなのでそうしたのだとしたら、何ちう芸の細かさか。 ラスボスは弱すぎ。しかしワールドだけでなく時間にもずれがあると判明した段階で、物語は添え物となり、ツッコミを入れるのは野暮となった。あっさり終わらすのもありだろう。 ラストは無鉄砲さという白人の生来の資質を肯定してカークが無事キャプテンの座に着く。ユダヤ的なものを代表するスポックや、黄色人やロシアや黒人はその部下である。ちと穿てばこの映画は、あきらかに都合のよい新生・再出発の物語だ。でも楽しいからそんなことは気にしないんだ。 ところでドクター・マッコイの眉のひそめかたは悪ノリのネタとしか思えないのだが、もし続編が作られるとして、ずっとあのままいくのかね。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-03 07:55:08) 2.個人的にはチェコフが最高。“ミスターカトウ”だけがなんかアジア人というだけで似てもないし個性がなく残念であった。 あと、映画の構成としてはこれでいいのかもしれないが、映画冒頭にテーマ曲はちょっとほしかった。 【とと】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-06-01 23:57:03) 1.《ネタバレ》 おもしろかったです。カークとスポックの人物描写も丁寧に描かれていたし映像も素晴らしかったですね。それとアメパイシリーズでアホな役柄を演じていたジョン・チョーが大活躍していて嬉しかったです。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-05-31 20:16:27)
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