みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
6.《ネタバレ》 何かプロットが前回のイングロと似てるなあって思いました。 差別を受けた主人公が復讐を企てるが、敵がキレ者でなかなかうまく事が運ばず、でも最後にドカーン!!とブッ殺しまくる!! という事で、僕は前回のイングロの方が衝撃がすごくて、これは3部作にせよ、似てるのうって思ってしまいました。 でも始まりで流れる音楽から何かもう異様にテンションが高揚しましたっ!! いわゆる会話での緊張感が今回もやっぱりすごい。見てるこっちがもじもじしながら手汗ベチョベチョになる感じ笑。 個人的には、タランティーノ率いる鉱山の従業員を騙してブッ殺した後、白馬に乗って復讐へ行く…、彼は再び「unchained」となり、復讐しに行くのだった…!! これでエンドロールでも十分だったと思いますけどね。その後物語として、しっかりみんなブッ殺しちゃうのかー、って思いました。ある種ハッピーエンドですよね。 とてもハラハラドキドキして楽しめたのですが、さすがに「長い!」と思ってしまったので…。8点でフィニッシュです。 【TK of the World】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-23 23:48:19) 5.《ネタバレ》 ロバート・リチャードソンによる、ライトの強弱を極端につけた メリハリのある画面が西部劇によくはまっている。 会食シーンの張りつめた緊張感も、このライティングあってのものと云っていい。 松明の並ぶ夜襲場面の斜面のスケール感や、 バウンティ・ハンター:ジェイミー・フォックスの初仕事となる場面の 崖上からの俯瞰ショット。 または玄関口を見下ろすレオナルド・ディカプリオ邸の広間など、 高低を活かした空間処理が随所でドラマティックな効果をあげている。 ポイントを押さえた高速度撮影ショットのケレン味も、アップとロングの配分も、 作品トータルのドラマツルギーも、ジャンルのルールに忠実すぎるほど忠実であり、 その安定感こそ逆に不満要素かも知れない。 イーストウッド後では、本来タメとなるべきヒーロー&ヒロインの身体的被虐シーンも まるで物足りなく映ってしまう。 逆に、フォックスとクリストフ・ヴァルツが作中で二重の芝居を貫くために ポーカーフェイスを己に課す、その冷静を装う表情と内なる怒りのせめぎ合いが呼び込む 映画のエモーションこそ強烈だ。 上に並べた映画テクニックの巧さより何より、そこが本作の要だ。 あくまでクールな素振りと表情のまま、臨界点を超え 復讐のアクションに突入していく二人の姿に揺さぶられる。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2013-03-23 23:19:00) 4.《ネタバレ》 奴隷制に踏み込んで尚且つ、面白い復讐劇に仕立てられてしびれました。敵が外道であればあるほどに、最後には最高のカタルシスが待っているのです。 【leo】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-11 21:58:30) 3.《ネタバレ》 これはもう一度見たら評価変わるかも。Drシュルツが、ハープ止めろと怒ったところ、ディカプリオの握手を頑なに拒んで最後我慢できずにぶっ放したところ、これが奴隷制に対する怒り、嫌悪を募らせた果てになせる技、と、私は上映中にピンと来ることが出来なかったので(この辺もう少し分かり易くてもよかったんじゃないかな)、もしかしたら同じように何故と感じている人もいるかもしれません。言われてみれば、ああそうかーなんですが、何も前情報いれずに(南北戦争とかそういう歴史事情以外で)見に行った感想としてここがちょっとひっかかかった。賞金稼ぎのシュルツがそういう正義みたいな感情に目覚めたっていうはっきりとしたくだりは無かったことありません?多分二度目見たら、ヴァルツの表情仕草とかにその辺語られているんだろうなと思いました。 あと、小ネタとしては、ディカプリオの部下が、「レオ」って呼んでくれ、って言ったのはやっぱディカプリオとかけてるのかな。パンフでタランティーノがルイ14世のイメージって言ってるのは、仮面の男が念頭にあるのかな、とか気になりました。三銃士関連の話を語るのは、ヴァルツもリシュリューやった関係とかかな(ちなみにタランティーノが選ぶ2011年度ベストの11位にダヴィンチの飛行船が入ってた(笑)。一番笑ったのは、タランティーノ本人のご出演と、派手に散って行ったところでしょうか。泣きそうになったのは、シュルツの髪撫でてジャンゴが出撃するところ。ディカプリオとヴァルツがいなくなると画面が寂しくなったよ、この華やかさは飛び散る血と弾薬、爆発でも覆せなかったです。 【みことtea】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-04 18:59:44)(良:1票) 2.《ネタバレ》 なんか、こういう映画って本当にいいよね。楽しい楽しい映画。 ヴァルツのキャラは、タランティーノらしいね。 確信をストレートに言わずに外堀を少しずつ埋めていくタイプ。優雅に。このいやらしい感じは前作に続きヴァルツがぴったりだな。 ディカプリオは最初の表情が最高すぎて、それ以外の演技がかすんでしまった笑 サミュエルは、何かしゃべるたびに劇場は爆笑。サミュって凄いよな。笑いのセンスというか、しゃべり方のセンスというか。特に怒ってるときが白眉。あ、わかった!声が面白いんだ! KKK団のシーンて、ダウンタウン以降の日本のコントっぽいよね。ああ、頭巾作るひともいるんだよな~っていう。 プロット的には、演技がバレる理由は他になかったのかな。ドイツ語もうちょい生かせなかったかなあ。 タランティーノが終盤で出てきた理由は、一番おいしいあの死に方の為だけ。 ずるいなあ。 【kosuke】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-03 13:01:05) 1.《ネタバレ》 タランティーノ讃歌や罵倒、挙げ足とりは他のかたにまかせて、枝葉末節のみ愛でます。神は細部に宿るから。ドイツ語、フランス語の織り交ぜかたが良い。イングロに続きクリストフ・ヴァルツ大活躍ですね。彼が喋るとブルームヒルダがちゃんとブリュンヒルデに聞こえちゃうから最高。最初の馬車を挽く馬や最後に裸馬でジャンゴを載せる馬、たぶん乗馬用のハノーバー種だと思うんだけどきちんと馴致・調教されてて素晴らしい。シュルツ、キャンディどっちも死ぬんならもっと派手にしたほうがよかったんじゃないかな。そのかわりにタラちゃん本人は力一杯派手な爆死だったね。総じて銃弾はいっぱい身体にあたって肉がちぎれたりしてたんだけど、あんまりバラバラにはならなかったのはちょっと肩すかし。そうそう、相変わらず使用曲は最高です。ジム・クロウチはベストな選曲。秀逸だったのはリッチー・ヘイヴンス“Freedom”、たぶんWoodstockバージョンだと思うけどあのタイミングはベスト。意外に観客席が静かだったんだよね、かなり笑えるとこ多かったんだけど… 間違いなく上映中にもう1回観ます。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-03-01 15:13:24)
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