みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
12.《ネタバレ》 見る前は暗号解読ミステリーなのかな?とかそんな感じにお気楽に見られる作品だと思って体を楽にして見ていたら全く想像と違う物語だった。まさかこんな事が起きていたとは。 極秘の任務によって、そして時代によって翻弄されてしまった、しかし幾万の人間を救った天才の悲しき物語だ。 彼に降りかかるいくつもの悲劇が見てる僕も胸が苦しくなり、やるせない思いがこちらにも伝わってくる。 異端と呼ばれ、普通の人間に虐げられてきた人間によって今の僕、そして社会があるのだと思い知らされます 【えすえふ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-12-27 16:42:13) 11.《ネタバレ》 とってもいい内容だった。題材も素晴らしいし、役者陣の演技、そして演出も満足いくものだった。事実に基づくだけあって、解読しました大円団ですにはならなくてそこからまた人々の生死も自分の采配の下になる苦悩と同時に秘密を守らなくてはいけない困難、また仲間のなかにスパイが泳がされていた衝撃とか、よくできてます。主演のカンバーバッチキーラナイトレイとも賞獲り候補に挙がるのは当然の素晴らしさでした。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-11-14 16:12:39) 10.これは面白いかった。実話ベースということで、こんなことが実際にあったということに驚かされた。主人公のアランは天才的な頭脳の持ち主だけど、他人の心や空気が読めない嫌われ者。でも、魅力的で面白い。自分のまわりにも似たような人がいるが、そいつももしかして天才なのだろうか?ゲイではないと思うが。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-10-20 19:04:44) 9.本作品はエニグマやアラン・チューリングの人生をモチーフにした暗号解読機作製に関するドラマの体裁をとっておきながら、本質的には「価値を誰が判断できるのか」そして「誰の判断が正しいのか」という問題を投げかけてくる作品であると感じました。 セクシャリティに関する善悪の判断の正しさ、救うべき人命とそうでない人命を選別する正しさ。いずれの判断も絶対的な「正しさ」は存在し得ないのでしょう。それでも人間の価値判断によって罪悪が規定され、感情によって誤った判断をし続ける。これに対して機械(エニグマや解読機)の判断には主観はなくブレもない。本作はそうした人間の不確かな「正しさ」の基準によって翻弄された天才の姿が時にコミカルに、また悲哀に満ちて描かれていました。 それでも結末に希望を見出すとすれば、現代という時代が過去の判断の過ちを認め、多様性を包摂する社会へと変わりつつあるように描かれていることではないでしょうか。人間は間違える。それでも、人間は捨てたものじゃないよ、といったメッセージを私は読み取りました。味わい深く素敵な作品でした 【もっこり八兵衛】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-06-10 22:41:57) 8.《ネタバレ》 戦争映画をこれまでとはちがった角度からとらえられており、新鮮だった。ひとりの天才が戦争を勝利に導いたということが、今になってようやく公にされて、第二次大戦が情報戦だったといわれる詳細がよく理解できた。解読したことが相手にばれないように苦慮しながら戦況を有利に誘導してゆく頭脳戦が、実話なだけに真に迫っていた。ひとりの天才数学者が世界を動かすことができるということが驚きでもある。そして、今も彼の数学がパソコンに活かされている。ひとりの人間としての側面からも描かれており、今の時代に生まれていたらと悔やまれる。 【観覧車】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-05-05 10:40:05) 7.「実話に基づいた話」として始まる映画はこれまで数多く観てきましたが、どれも観た後の印象は、「こんなことがあったのね、ふーん」か、「実話ベースだとやっぱり地味」のどちらかでした。この映画は、「これが事実ならスゴイ!」と素直に思えたし、2013年まで極秘だったことがよりその印象を強めていると思います。今年に入って観た映画の中では今のところ間違いなく1番です。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-04-02 23:30:28) 6.2015.03/23 鑑賞。久し振りの映画館鑑賞。暗号解読後の重要な問題点に気付かず自身の能力を知る。でもこの後がもっと上手く脚本出来なかったのだろうか?結局この後の展開が弱く尻すぼみになったことが残念。でも多いに楽しめた。 2017.06/04 2回目BS鑑賞。GOOD 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-23 07:58:09) 5.カンバーバッチとナイトレイの演技がとても光ってました。さすがオスカー候補。映画はユーモアも絡めてテンポよく見られます。映画の出来が良かったのはもちろんですが、歴史的な事実が明かされていくのを目の当たりにするのは、結構衝撃的でした。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-20 23:49:40) 4.面白かった。 天才数学者がエニグマに挑むという話の中に、彼の抱えた葛藤と、残した偉業、戦争の残酷さも描かれた秀作だと思います。 友達におやすみを言う目の潤いにホモを予感しました。 【東京ロッキー】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-19 18:18:23) 3.《ネタバレ》 アラン・チューリングという人物も知らないし作品の情報もあまり入れずに観たが面白かった。 エニグマの解読にここまでの苦労があったとは…、そして解読するためにチューリングが作り上げたあのマシン。まるでコンピュータだと思っていたらやっぱりそれの原型だったんですな。しかし、そのマシンに「クリストファー」と初恋の人の名前をつけるのは怪奇映画みたいな話。まあ「モンスター」と言われたのは作った本人だったが。 解読に成功してもそれでめでたしとはいかない。解読した情報の取捨選択、情よりも効率や効果を優先しなければならないところがつらい。MI6が二重スパイと知りながら泳がせていたことも驚いた。戦争とは情報戦なのだ。 しかしこの映画で印象的なのは孤独だった彼が同じ目的の仲間と出会い心を通わせても、結局孤独のまま死んでいったところだろうか。同性愛者にはあまりにも生きづらい時代。戦争という時代によって功労者にもなった彼が結局時代に殺されていく。なんともやるせない。 ベネディクト・カンバーバッチやキーラ・ナイトレイの演技も良いが、マーク・ストロングの渋い雰囲気も良い。エニグマ解読と平行して学生時代や戦後の話が何度も挟みこまれるが混乱もせず良い効果を出せていたと思う。娯楽映画としても伝記映画としても秀作な一本だ。 (それにしても公開館数の少なさはどうにかならなかったのだろうか。アカデミー賞効果で増えるかと期待したが、結局地方に住んでいる自分はいつもの3倍の時間がかかる映画館へ行くハメになった。近所の映画館がアカデミー賞受賞作を一本もやる予定がないことに絶望している昨今である。) 【⑨】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-15 14:42:35)(良:1票) 2.《ネタバレ》 カンバーバッチのいつもの馬面が更にも増してゲイっぽい印象だったので、秘密を明かされた時も驚きはしませんでした。脇を固めるキーラやマシューも素敵で、真面目な作風に好感を持てる映画でした。 【DAIMETAL】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-14 23:53:42) 1.《ネタバレ》 中盤のエニグマの暗号解読までは、変人主人公が周りの人間に誤解を与えながらも最後は共に力を合わせ・・・・・と良くある展開。 だが、暗号解読後(物語的に中盤以降)もそれで『はい!ハッピーエンド!』とはならず、色々と戦争に勝つべく思考をめぐらせるのだが、それが頭の良い主人公だからこその非情な決断だが、愛する女性や友が出来たことにより人間らしくなった彼にとってもそれは辛い選択であり、『すまない』と言う言葉に胸が痛くなった。 その後も人間らしくなっていく彼に反応するように辛い事件が次々起こり、本編と同時進行していた「学生時代」と「戦後」の彼の結末も明らかになり切なさがMAXに。 総評 今回の出来事に関して、彼の功績や単純に人間らしくなれたと言う部分だけ見ればプラスになったが、それと同等かひょっとしたらそれ以上の悲劇が降りかかってしまった。 と言った感じの、なんとなくキカイダーのラストに投げかけられた問いに似た印象を受けた。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-13 19:26:51)
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