みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
7.とにかくベニチオ・デル・トロの演技が見ものでした。すごい渋いですねぇ。そしてエミリーブラントもきれいですねぇ。終始、眉間にしわを寄せていますがそんな表情もとても魅力的です。個人的に彼女が満面の笑みを浮かべるところも見てみたいです。って、映画のレビューになっていないですが、物語も終始緊張感があってよいです。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-10-01 11:09:57) 6.《ネタバレ》 ベニチオ・デル・トロの圧倒的存在感。彼独特のキャラクターはこういう映画にとても良く合う。見事でしたデルトロ流石でしたデルトロ。 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-09-16 10:11:34) 5.《ネタバレ》 余計なドンパチを排した上での緊張感ある映像が良かった。女主人公がそれほど活躍できないところもリアリティあり。最後デルトロが親分(?)家族を。。。賛否両論あると思うが、怒りの連鎖とはこういうことだということを描きたかったのでしょうかね。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-09-02 23:09:37) 4.《ネタバレ》 どこで生まれ育つかによって人生は決まるんだなと、そういうことを考えてしまった。ラストのサッカー少年の眼差しを見て、彼もまた、父親の仇を討つためにデル・トロの首を狙うのかと思い、悲しくなった。彼が警察官になるのか、それともカルテルのもとで働くのか、あるいはそのどちらにも属さずに生きるのか。いかなる立場になったとしても、彼が復讐のために何でもするような人間になることに変わりはないという予感がした。その少年の父親はあるカルテルから買収されていたし、デル・トロも元検察官だったので、麻薬がどうこうじゃなくて、ただ生き残るために、もしくは復讐のために、一人一人がもはや機能していない法や秩序を破っているように見えた。 度々映し出されるフアレスの住宅街や砂漠のショットの広大なスケールから、麻薬戦争の底の知れない規模の大きさを感じた。 【Y-300】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-02 09:35:43) 3.《ネタバレ》 高空から撮られた地表や街並みのショットが、ただそれだけで静かな不穏と緊迫を醸し出す。 スコープサイズの画面に美しく広がる地平線と独特の雲とトワイライトは、血生臭いドラマと対照を為す形で印象深い情景を見せつけてくる。 銀行の監視カメラ映像、暗視スコープ映像など、様々な媒体の挿入も効果的に決まっている上に、環境音に似せたBGMも画面から浮く事がない。 中盤のバーでのジョン・バーンサルや、ベッド脇に置かれた札束バンド、そしてラストのベランダで銃を持つエミリー・ブラントなど、フォーカスを巧妙に外すことで逆にそのぼやけた対象を強く意識させ観客に注視を促すという、サスペンスと情感の演出にもついつい乗せられてしまう。 べニチオ・デル・トロ自身の佇まいもさながら、特に後半の彼が凄みを増していくのは、暗闇と影を相乗的に活かした撮影にも拠るところも大だろう。 レースカーテンの揺れる奥に佇むデル・トロ。彼の表情に落ちる陰影の黒味は彼の内面を見事に具象化している。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2016-04-25 23:25:50) 2.ものすごく濃密な映画でした。ストーリーは平凡なのに、この緊張感と重厚感はすごいです。演出と演技のたまものでしょう。音楽もすごく効果的でした。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-22 22:34:31) 1.《ネタバレ》 乾いた映像と重厚なサウンドによる緊張感が全編にみなぎる。特に、前半のフアレス往復シーンは圧倒的。麻薬絡みの捜査にエミリー・ブラントが加わって鍛えられる映画かと思っていたが、そうではない。主人公はジョシュ・ブローリンをリーダーとして展開されるカルテル弱体化作戦に付いていくだけ。理由は後半で明かされるが、主人公の傍観者としての視点は麻薬闘争の陰湿さと恐ろしさを観客に問題提起しやすくしている。そして、なんといっても映画の核はベニチオ・デル・トロ。終盤まで彼の目的と正体は明かされないが、その不気味さ、威圧感、哀愁、そして一瞬だけ見せる優しさはスクリーンにいるだけで惹きつけられる。久々の重要ロールで、デル・トロの存在感が際立つ。社会問題を下地にエンターテイメント性もたっぷりの良作だ。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-04-10 12:41:33)(良:2票)
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