みんなのシネマレビュー |
|
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想(8点検索)】
9.泣ける映画かと思って見ましたが、泣けませんでした。 これが現実に起こった事ならば、あまりに重過ぎます。つらすぎます…。韓国映画に脱帽。 それにしてもこんなにも女性の出番が少ない映画も珍しいのでは? This is 「男映画」。 【tonao】さん [映画館(字幕)] 8点(2004-10-16 23:36:30) 8.ちょっと古くさいけど、描いている物語の、ここまでやるか!という説得力。 【SUM】さん 8点(2004-07-29 17:25:11) 7.「死刑囚には同情しない」という向きがあるようだが、主人公は真っ当に生きようと就職活動をしたが全て断られ、結局悪の道に進むしかなかったのだし、そもそも彼の犯した罪からして殺人未遂でしかなく、重罪とはいえ連座制とかいうわけのわからんシロモノがなければ到底死刑になるような罪ではあるまい。また、死に際に「次に生まれてくる時は金持ちになって生まれてこよう」という訓練兵がいることを考えれば、他の訓練兵にしても事情は主人公と大同小異と推測できる。そういう彼らに対して「死刑囚だから死んで当然」と言い放てる人がいるのは、結局ここ日本という国では、社会的・経済的弱者のことなどもはや想像の域を超えた他人事になってしまったからと言えるのかも知れない。「同情しない派」にとっては、死刑囚になるような人間は全て猟奇連続殺人犯のサイコ野郎で、当時まだ貧しかった韓国のように貧困や無知ゆえに犯罪を犯す者がいたなど思いもしないのだろう。しかし、少しでもそのような視点を持ち合わせていれば、彼らが生まれながらの極悪人というよりも、むしろ上手く生きることが出来なかった人間・不器用な人間と感じられ、急速に我々に親しい存在となるはずだ。そして反対に、そんな彼らの弱みにつけこんで殺人マシーンに仕立て上げた権力者達のほうが死刑囚としてふさわしいのではないか、とも考えるはずだ。しかし、現実には兵達は抹殺され、権力者達は生き延びる。この悲惨な事件(というか映画)の肝はまさにそこにあると私は思う。我々が憎むべきなのは個々の人間よりもそういう社会の矛盾ではあるまいか。そしてそこに普遍性があるからこそ、三十余年経った今でもこの事件の顛末が我々の心を打つのではあるまいか。 【veryautumn】さん 8点(2004-07-04 22:32:26)(良:5票) 6.心に刻まれる作品でした。本編中の、韓国の人は理解できているだろうと思われる韓国史の素養が、理解してなかったところがあったのが悔まれました。ソル・ギョングはほんとすごい役者ですね。時間が進むにつれて変化していく演技には圧倒されました!! 【axion】さん 8点(2004-07-01 02:32:24) 5.上映時間2時間半ほどあったんですね。見事に画面に引き込まれて、短く感じました。実際の実尾島は、それこそ笑顔すら許されない場所だったのでしょうが、映画ではところどころエンターテイメントが入っていて見る者を飽きさせません。韓国映画は、この点ではハリウッドに勝るとも劣らないですし、邦画と比べしまっては失礼な域まで達しています。 最後に、ソル・ギョングはまさにカメレオン俳優であるし、アン・ソンギはやはり最高の俳優だと思いました。しばらく、韓国映画から目が離せない! 【T橋.COM】さん 8点(2004-06-24 00:12:02) 4.母の写真、飴、血文字、いろいろ見せ所が鏤められていて、ちゃんとエンターテイメントしている。メンフィスベルやプライベートライアンと同じように、ある任務を遂行するために組まれたチームの話だが、前記の2作よりもキャラクターがよく描かれていて感情移入しやすい。完全に日本映画は韓国に水をあけられた。 【カタログ】さん 8点(2004-06-20 17:26:02) 3.《ネタバレ》 犯した罪は決して消えるものでもなく、シルミドに行く前に彼らがやったことは肯定できるものではない。それでも反乱の直後に一人が口走った「自分の墓標に、自分の名前を書けないってことだろ!?」という言葉が彼らの気持ちを象徴している。許されない罪で刑務所送りになった犯罪者達、そんな彼らでも自分の存在した証を残し、自分は自分として生き、死にたかったのだ。最初は刑を免れるための行動であったが、それがやがて、彼ら自身の存在の意味そのものになっていく。北の首領を暗殺して栄光を手に入れる、そんなことよりも、刑の執行により一度は存在を消されかけた彼らはこの任務の遂行に自分達の存在の証という悲願を立てた。共産ゲリラのレッテルを貼られようとも、バスの中に血染めの名前を残した彼らの行動からは、自分の存在意義を確認し、かの国に生きていた証を残したいという、悲惨なまでに切ない気持ちが伝わって来た。犯した罪は、犯した罪。しかしたとえ罪人としてであれ、彼らの存在が世に公的に認められることを願ってやまない。……蛇足だが、音楽が「ザ・ロック」にとても似ていた気が…。 【six-coin】さん 8点(2004-06-13 03:44:31) 2.《ネタバレ》 まずこれが歴史的事実であるという点で韓国内では爆発的ヒットとなりましたが、それは歴史の闇まで「聞けば反応できる」だけの準備が国民にあるからだと思います。 朝鮮と韓国ってどう違うの?とか、「ハングル語」などという呼び方をしているようなレベル(低いと言ってるのではありませんよ)だと、うまく鑑賞出来ないかも知れません。 朝鮮戦争で特需もあった日本だけに、隣国の分断の歴史にはもっと関心を持たねばならないと改めて感じます。 下でも仰っているかたが見えますように、少しでも事前学習は必要かと。 映画「シルミド」には原作やエピソードが存在しますが、それを脚色してなお新事実が出て来ているそうです。 失踪者が特殊部隊として訓練された事実、チェ隊長も実在した人物、チョ軍曹は存命中、失踪者家族が遺骨の返還を求めている現状、脱出したバスの運転手、証言している人質たち、またシルミ島脱出時、最初の戦闘で生き残った教官側の兵士の証言と、まだまだ暗部に光が当たりそうです。 北朝鮮潜入の任務は南北統一の機運が高まったことにより闇に葬られたのですが、訓練兵たちは韓国大統領官邸「青瓦台」に向かう事で、自分達のレベルをアピールし名を残したかったのでしょう。 射殺、自決、そして生存兵も死刑になったものの引き続き真実を究明し、いつか完全なノンフィクションでリメイクしてもらいたい作品でした。ラストサムライで消化不良だった方々もある程度納得されるかも知れません。 意外に館内にすすり泣く人が多かったので8点献上! 【白狼】さん 8点(2004-06-07 19:16:09) 1.《ネタバレ》 かなり見応えありました・・スゴイです。衝撃を受けました。前売券を買い、ハリキって正解。ココの部分に対してのみですが、人物描写は不足していたように感じて、感情移入がハンパになってしまいましたが指導兵vs訓練兵のトコが心痛いです。結構お互いに友情とかもできていたのでしょうから・・ワンツーマンですからね。女性を粗雑に扱うシーンはただただ立腹です。ただ、ちょっと観づらかったのが帽子をかぶっていたり、短髪、みんな軍服だったのでちょっと人違いしそうなイキヲイでした。それとベンガル似の人がいました。 【Urabe】さん 8点(2004-06-07 12:05:28)
【点数情報】
【その他点数情報】
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS