みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
17.《ネタバレ》 渋谷の猥雑なラブホテル街の中に新しく出来たミニシアターシネコン。旧作とも知らずどんな映画かも判らず、ただ「時間が合う映画がこれだけ」という理由で入り、始まったのは関西弁炸裂のシネスコアニメでした。自由な(ハチャメチャな)表現でパワフルに突き抜ける世界、溢れかえる映像の波は猥雑で、舞台の大阪という街によく似合っていて、たちまちのうちに映画の中に惹きこまれました。映画がどこへ向うのか、何を言おうというのかも全く見えてこなくて、だけど、破天荒な展開に次はどうなる?って常にワクワク。今田耕司という人にまんまシンクロしているような西の面白さ、理想のヒロイン像からぐりぐりんと遠く離れてヘンなクサみを放つみょんとヤンの魅力もあって、これってもしかして大傑作?と思いました。残念ながら、鯨の腹の中を舞台に移して以降、物語もその場に定住してしまう状態で失速してしまい、観念的なオチへ至ったので褪めてしまった感があります。クライマックスの怒涛の疾走も、かつての『うる星やつら』や『クレしん』の『オトナ帝国』のしんのすけ階段上がり、『カスカベボーイズ』のカスカベ防衛隊疾走のノリで斬新な高揚感!とまではいきませんでしたし。それでも、こういう挑戦的で挑発的なアニメを見ると、まだまだ日本のアニメもやりますのう、と思いますね。神様のシークエンスがなんつーか、古川タク、九里洋二、木下連三あたりを思い出させて懐かしい感じもあって味わいありました。2006年の、明日はワールドカップの決勝、って日に見たのは(ちょうどこの映画でのキーになる日)、何か運命的なものがあるのかも。ないか。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-07-09 22:06:49) 16.イマジネーションの塊で押し通すアニメ。下ネタがかなりキツイが、結構笑えて楽しめる。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-04-29 23:24:17) 15.《ネタバレ》 人間の想像力・表現力ってほんと限界がない。ベッドシーンでさえ、あの楽しさ・開放感・美しさ。。吉本芸人の安ーい声に序盤は萎えかけたものの、現実味を与えるという意味においては適役。3人の理想と現実の夢想、姉が殻を破るシークエンス、一瞬映るグッさんのヅラ、牛乳エピソード、タイムボーイの時間が戻るところ。チラ見させるギャグは冴え渡り、音楽は作品と一体となり、脇役に至るまでキャラ設定が秀逸。ダサいくらいにポジティブで、格好悪いくらいに単純に突っ走る。面白く生きるってきっとそういうこと。人生の儚さ・虚しさを吹き飛ばそう吹き飛ばそう、前進しよう前進しようと抗うこのファンタジーを完璧に映像化したスタッフにただただ感謝。 【stroheim】さん [DVD(邦画)] 10点(2006-04-15 14:33:53) 14.《ネタバレ》 20分位の短編映画にできるんじゃない?と観賞直後は思っていましたが、マインドゲームが入っているレンタル袋に何故か吸い寄せられて、もう一度見てしまいました。みょんちゃん可愛いなー、西はあほだなー、と見ているうちに、脱出シーンでは手に汗握るのでした。これほど脱出してやる!って本気な気持ちが伝わってくる映画もないと思います。ホントに一生懸命ですよ。ということで何だかこの映画、好きになってしまいました 【サイレン】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-04-14 09:28:41) 13.「東京ゴッドファーザー」で日本のアニメーションの進化や可能性について嫌ほど思い知らされたが、「MIND GAME」は更に上を行ったといった感じ。大体、このマニアックな作品を映像化するってだけで勇気いりますよ。個人的にはロビン西氏のファンである私ではありますが、この作品にゃ正直何の期待もしてませんでした。しかし、なんじゃこりゃ!?精神世界の表現をここまでブッ飛ばした感覚で突き進むセンスには、驚愕。滅茶苦茶ポップやん!音楽もプロデューサー渡辺信一郎、そしてボアダムスの小林氏による天才的な疾走感!堪らぬ!すげ! テーマもやさしく、暖かい。なんか観た後に希望すら涌いてくるね。最高でした。アニメを普段見ない人、なおかつポップな世界観に理解のある人は必見かも。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 10点(2006-03-09 08:18:32) 12.面白くありませんでした。全てがハチャメチャな感じで自分にはついていけず苦痛でした。平均点さげて申し訳ないです。 【やっぱトラボルタでしょう】さん [DVD(字幕)] 0点(2006-03-06 18:39:30) 11.生きるってすばらしいんだな。恥ずかしげもなく観終わった後、そう言いたくなる作品。特に西の言葉が今田の関西弁と相まって、心に響く。映像のフラッシュバックのようにいろんな記憶が頭をよぎる。とことん前向きに生きることがまず一歩。次はとことん自分を肯定する。開き直りじゃなく、そこにいる自分を好きになること。最後に自分の生き方を受け入れる。かっこいい人生訓とか、もっともらしい教訓だとか、そんなものより何百倍も強い気持ちが、きっと自分の中に湧いてくるはず。そこまで行けるかどうかわからないけど、なんかやってみようって気にさせてくれる。早速、やってみる(単純なんです。わたし 【まこと】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-25 20:14:26) 10.「すべては自分の脳みそが作り上げた幻想にすぎない」。そこを出発点に、ぶっとんだお話が繰り広げられます。 この点数を付けた理由は、はっきり言って単純に「ひいき」でしかないです。それ以外になんの理由もありません。好きなんですよ。大阪弁とか吉本とか、センスのいい映像もそうやしテーマもそう。ぜんぶが自分のなかにパシーっときてるんです。なんかもう、いろいろ言葉で飾っても足りんくらいに。いままで観た映画のなかでいちばん好きかもしれません。きっと監督は才能のない俺のかわりにこの作品を作ってくれたんでしょう。もしくは、俺のために作ってくれたんでしょう。そう思える作品って、なかなかございませんよ。そもそもこんなレビューを他人に読ませようってこと自体が間違ってるんです。でもそれでも俺はええんやー! 冷静に観ると、短編を映像のアイデアで無理矢理に引き延ばしているようなところが見受けられて、やや冗長です。中盤のテンポも決して良いとは言えません。そのへんが減点ポイント。たぶん過大評価してるんでしょうが、それは自覚してます。でもいいんです。「恋は盲目」って言うじゃーありませんかー。「いまの俺は、こんな子が大好きですー!」っていう、ただそれが分かってもらえたらいいです。 というわけで、9点です。これだけ言って10点をつけない理由は、前述の通り。ま、そのへんはご愛敬ということで。デキのわるい子のほうがかわいいですよね。価値観変えたい方はぜひ観てください。 【追記】あ、ちなみに俺も、ラジオ持ってまーす。 【708】さん [DVD(吹替)] 9点(2005-11-13 01:53:29) 9.予告編を見る限りだと「一体どーいうストーリーなんだ?」と、思ったら、こういうことね。意外と鯨の腹の中が長かったです。個人的にはもうちょっとキャラたちに暴れてほしかったな。けどなかなか面白かったです。冒頭(?)で主人公が撃たれる場面はなかなか斬新で衝撃を受けました(笑) 牛乳ネタもいいネ。 【ゆうろう】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-07-21 14:55:31) 8.面白いですが、後半はちょっとしつこい感じもしました。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-24 17:29:50) 7.いいセンスですっ!見ていて入り込むしハイセンスなアニメーションに感動ですっ!!しかも深かった。でもちょと難しいような所もありますけど、後味も良かったと思う。 ストーリーがそこまでいいとか、内容に魅せられてしまうってほどではなかったのですが、なんといってもハイセンスで弾けているので、見て行くうちに魅了されるんで是非体験してほしいです。あまりアニメーション映画を見ない自分ですが、魅了される物はありました。 【Ⅴ.I.ッKU-S】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-16 00:51:41) 6.面白いと言えば、面白い..ただ、マニアックな作品であることは..間違いないでしょう~ 作画の斬新さも目を引きますね~ 監督の才能を感じます... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-19 16:53:52) 5.言葉で表すのは難しいけれど、とにかく、鳥肌ものの斬新な映像世界が心地いい気分にしてくれる。生きていればきっといいことがあるさというメッセージが泣ける。 【シェリー・ジェリー】さん 9点(2005-03-22 13:36:02) 4.2004“大作アニメ公開ラッシュ”年度に、スタジオ4℃が「俺達も負けてなるか」と製作・公開した、日陰のミニシアター系アニメーション映画。(↓)下の皆さんの評価は比較的高い様ですが、私的には今一つの印象。最初、製作者は短編のつもりだったらしいんですけど、確かにこの中身は短編にこそ最適な内容です。この手の作品には、目くるめくイマジネーションの洪水を期待する訳ですが、1時間43分は長過ぎた(この半分以下で良い)。映画のエピソード的には「ヤクザの一件」と「鯨の腹中サヴァイヴァル」の二つしかないので、一つ一つのシチュエーションが凄く冗長。これでは観てる内に、だんだんと飽きてくる。ラストの「登場人物全員の生い立ちフラッシュ・バック」位の勢いが、映画全編に欲しかった所です。残念、5点献上。 【sayzin】さん 5点(2005-01-19 00:18:00) 3.実写の使い方、表現の仕方など映像的に見るべきところは多数ある映画なのだが、 ダラダラと映像を垂れ流しすぎで正直退屈。 序盤の会話はとてもいい雰囲気だったので期待してたのだが… 映像的に加速してても脚本が急激に減速、カーチェイス以降は楽しめなかった。 映像クリップとして見るべき映画なのか? 問題は多々あるがアニメの可能性を感じた一本。見ておいて損はないと思う。 【ふくちゃん】さん 5点(2005-01-04 19:49:10) 2.アニメの映像パワー、ど派手な音楽、吉本声優陣の関西弁で見る者を圧倒してくるのですが、どう表現したらいいのか、困った困ったこまどり姉妹、てなとこです。ホット!ホット!な展開にフォー!気がつきゃ映画はゲームセットで、しまったしまった島倉千代子。うーん、チューイングボーン! 【彦馬】さん 4点(2004-10-05 00:25:47) 1.西の方から想像以上のスピードで舞い落ちた、現代版『素晴らしき哉、人生!」。人生が楽しいのではなく、人生を楽しいと思うから楽しいのだ。だったら目をキラキラ輝かせて、自力で死ぬまで生き抜いてやるぜ。 【紅蓮天国】さん 6点(2004-09-05 17:31:40)
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