みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
5.犬と猫が喧嘩するところがありましたが、べつに犬と猫の喧嘩のシーンというのでなく、役者が演技している傍らで喧嘩をしているわけなんですが、当然犬と猫は喧嘩をしなさいという支持のもと喧嘩をしているわけではなく、勝手に喧嘩をしているのだと思うのだが、こういう動物の使い方は好きだ。この犬と猫がいたるところでいい味を出している。クストリッツァの作品を被う突き抜けた陽気さのひとつの小道具として動物は欠かせないものとなっているが、この作品もまた効果的に機能しているように思う。そしてその「陽気さ」に常にまとわり付く「戦争」が『アンダーグラウンド』のように「陽気さ」をただの陽気さではなく悲しみを内包した深みのある陽気さへと昇華する。ただし、やっぱり長い。エピソードがあっちいきこっちいきして、しかもその一つ一つが長い。この監督のどの作品にも感じるのだが、いらないエピソードが多すぎる。尺を半分くらいにしてくれたら傑作だと思う。かもしれない。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-02-02 12:52:26) 4.《ネタバレ》 菩提樹の木を3人で揺りかごでニコニコと見守るシーン、息子を抱きながら去っていく救急車をチラ見するシーンなどが良かった。動物をうまく使っていい雰囲気がでてたと思う。ただ難点は前の人が書いてるようにちょっと長いことかな。 【srprayer】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-08-29 21:10:59) 3.結構悲惨な背景なのに、とてものんびりしてて、バンバン空襲されてるのに、全然怯まないし、戦争のニュースをみても「嘘うそ」とか言ってしまえるところとか結構人間ってしぶといかも・・・って思った。何気なく小さいミラクルがいろいろなところにあって、だからといって現実離れしてるわけでもなく、あたたかいし、かわいかった。猫も犬もロバも全部よかった。 【さら】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-07-10 16:30:24) 2.《ネタバレ》 ロバに尽きますねこの作品は。もうロバに始まりロバに終わる・・・そんな感じです。この作品の見所の一つは、様々な動物たちの素晴らしい演技?です。 しかし、民族紛争、息子が捕虜の身、奥さん駆け落ち、捕虜の女性との恋・・・・・とよくよく考えると非常に悲惨な状況なのに、それほど暗さが無いのもすごいですね。(音楽とユーモアと動物たちが掻き消してくれてるような気がしました。)約2時間半の作品にも関わらず長さを感じさせないのはさすがクストリッツァ監督!と感じました。 「この戦争は我々の戦争ではない」このセリフが非常に重いですね・・・・・。 【TM】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-16 21:09:45) 1.《ネタバレ》 減点は、やはり長すぎるってことです。たしかにディテールを見せないと理解しがたいでしょう、ヨーロッパ人以外には。でも、そこを映像だけで簡潔に表現してほしかった。それさえ除けば素晴らしい作品だと思います。なによりも主人公が「鉄ちゃん」が嵩じて鉄道技師になっちゃった人物ってのが最高。そしてその鉄道で自殺をしようとするエンディング寸前までの持って行きかた。相手のことがどんどん好きになっていくんだけど、自分の中にある別の感情がつい爆発して怒り狂ってしまうところ。人間ってものをつぶさに観察してないとこんな映画つくれません。ラブストーリーとしても秀逸です。前半の妻の入院でのストレッチャーシーンが、後半につながってるってのがミソです。たぶんDVD買うでしょうね。バズーカ?(ロケットランチャー?)逆向きにぶっ放す男が、命中した瞬間にドアーズの「ジ・エンド」歌い出したときには大笑いしてしまいました。ロバもよかったけど、猫が最高。 【shintax】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-04 21:16:23)
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