みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
12.長い。ひたすら長い。もっとコンパクトにしたら点は高かったはず、所々おもしろいと思うけど、大屋の奥さんとニイチャンの話も正直いらなかったんでは?話があっちこっち行ってて、なんだかな。でも、桜は来年咲けるから散れるっていうセリフはかなりGOOD!最後の笑みも、えっ?終わらせられるのか?って思ってたので、綺麗にまとめた感じ。言いたいことは分かるんだけどねぇ 【マキーナ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-10 16:36:42) 11.なるほど、黒澤の『どん底』の落語版と見ればいいわけだ。たしかに、望遠レンズによる詰まった画面、文句ない凝った美術セット、それから衣装、と見どころはあるわけだが、いかんせん人物の彫りが浅くて、彫りの浅い現代人のドラマにしかみえない。俳優陣の大半が、深みのある時代劇セットの美術に負けてしまっている。これならむしろ現代劇でもよかったんじゃないだろうか。美術賞だけなら10点。 【goro】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-03-01 21:29:52) 10.『普通』という印象でした。前半から中盤までも淡々としていて、いまひとつのめりこめませんでした。ただラストは痛快でした。まあ全体的に盛り上がりに欠けるちょっと眠くなるような作品でした… 【mako】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-18 23:05:52) 9.《ネタバレ》 赤穂浪士を絡め、敵の家庭環境を強引に描写し、伏線と思わせる部分もかなりあざといものだったのでこれを最後にどう料理していくのだろうと期待した。結果、かなりの消化不良を起こしてしまった。作品の生命線たる「生きたい侍の仇討ち回避」が余りに説得力がない。2時間をとても長く感じさせることとなった。ただ、最後の笑顔は良かったし、黒澤の「どん底」を思わせる美術部門と違和感を与えない見事な照明部門は秀逸。 【monteprince】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-02-04 01:42:26) 8.《ネタバレ》 コメディ色たっぷりの現代的時代劇。現代感覚とはいえ、思ったよりは普通に時代劇していた印象。人の描き方も中々いいし、話の流れにも無理は感じません。期待値が高かったため、自分的には物足りなさが勝ってしまったけど、センスさえ合えばかなりツボにはまりそうな映画です。ただ、最期の笑顔はちょっと演出としてわざとらし過ぎかな。もっと本当に微かな微笑ならOKなんですが。 【MARK25】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-01-26 22:14:06) 7.《ネタバレ》 メリハリがなくただボーット見るような映画でした 【伊藤さたけ】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-01-20 10:42:57) 6.「誰も知らない」の是枝監督が時代劇ということで果たしてどんな作品になるかと思ったら・・・すごく面白いというわけではありませんが、全編、ほのぼのとした雰囲気の作品でした。岡田君の演技もそんなに悪くないし、宮沢りえの存在感は素晴らしいし、脇もなかなかの名優そろいでした。長屋のリアリティはさすがドキュメンタリー出身の監督ですね。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-06 19:37:03) 5.時代劇してる作品。 【michell】さん [映画館(邦画)] 6点(2006-07-05 21:22:37) 4.《ネタバレ》 自分は時代劇にはあまり詳しくありませんが。。。 観終わって、ぬるいというかピリッとしない印象を受けました。 自分には展開がことごとく読めてしまい、驚きがほとんどありませんでした。 また、笑うべきところであまり笑えませんでした(ギャグがすべった感があった)。 淡々としているのはいいんですが、メリハリがあまり感じられませんでした。 時代劇には立ち回りがつきものだと思っていましたが、この映画では全くといって良いほどそれがありませんでした。 多分、意図的に取り除かれてたのだと思いますが。 それが、全体を通して山場がないような印象になってしまった一因なのかなとも思いました。 ここまで否定しておいて言うのもなんですが、そこまで悪い作品ではないと思います(^_^;) 【さっく】さん [映画館(邦画)] 4点(2006-06-25 01:52:23) 3.貧乏長屋の生活感と着物の質感、これだけですっかり虜になりました。時代劇となっても死から始まり生を描く是枝ワールドを遺憾なく見せ付けてくれました。仇討ちという復讐は新たな復讐を生む、復讐の連鎖の先には何もないって事ですよ。死んだ人間に忠義立てして武士としての体裁に拘るよりも、今を生きる身近な人間を守ることの方がどれだけ大変で難しいことか、活きるってそういうことなんだよね。 【亜流派 十五郎】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-06-23 22:50:54) 2.《ネタバレ》 黒澤明監督の『どん底』を彷彿とされる貧乏長屋(崩れた建物、ケチな大家、そこに暮らすダメ人間達…)で繰り広げられる痛快時代劇。とはいえ『どん底』のどん底感はなく、仇討ちの話なのにあまり悲壮感もないのだが、だからといって決してつまらなくはないです。当時の武家社会の風紀を考えると宗左衛門はヘタレと言われても仕方がないですが、そこを敢えて現代的な解釈で仇討ちの是非を問うようなつくりになっているのがいい感じです(安易な反戦メッセージっぽくないのも◎)。個人的には、最近の邦画の中ではかなり手応えがある作品でした。 【とかげ12号】さん [映画館(吹替)] 8点(2006-06-10 17:11:58) 1.「時代劇」は数多く観てきたが、これほどに“おもしろい”時代劇はなかなか無いと思う。貧乏長屋を舞台にした人情劇。そこに住む人々の、何気なくもあらゆる意味で“雑多”な生き様が、笑えて、泣ける。 「仇討ち」が賞賛された時代、しかしそれは同時に、「武士」という生き方自体に“疑問”が生まれ始め、見直され始めた時代だったのだと思う。そんな中において、「仇討ち」という行為の是非をある面では滑稽に、そしてある面では真摯に描き上げたユーモラスかつドラマ性に溢れた“新しい時代劇”の姿がここにあると思う。 武士道の美談として語られる「赤穂浪士」にしたって、実情がどうだったかなんて本当は誰も分かるハズはない。もしかしたらこの映画は、「武士」という時代そのものの人間性をリアルに切り取ったドキュメンタリーなのかもしれない。そう考えると、是枝監督初のストーリー映画である今作も、実に彼らしい映画だと思えてくる。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-06-07 17:33:53)
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